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部位別特徴
 食肉小売品質基準 (農林水産省) の部位名に準拠


部位
特徴
ネック
クビ周辺の固い所。
ネック という部位名を表示して販売している小売店はまず無い。大半は加工食品の原料に使用されていること、小売店では部位名表示が必要とされない小間切れ等の商品に使用されていると推測される。
かた
 (カタ)
 (ウデ)
肉質はやや固いが味わいがある
濃厚な味わいがあるのに、比較的安価な部位。ブロック肉としては適さないが、薄くスライスすれば、炒めもの料理、煮込み料理に重宝する。ツウな人は肉の味わいを楽しめるこの部位をわざわざ選ぶ。地域や店によってはカタをウデと表記(表現)することもある。
→ 炒めもの料理、煮込み料理に!
→ すき焼きに!
かたロース
 (肩ロース)
 (クラシタ)
コクがあってやわらかい
「やわらかさ」と「肉自体の旨み」の両方の良いところを兼ね備えている。
煮込んでも固くなりにくいので、すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋物料理に。
野菜との相性もよく、価格も品質に対して手頃で、イチオシのおすすめ。
→ すき焼きにするなら、コレ!
リブロース
 (ロース)
特にやわらかくて上質な旨み
脂肪分が霜降り状に入ると舌触りも良く、評価が高くなる。
スライスしてすき焼きやしゃぶしゃぶに。
とにかくやわらかいお肉が食べたい方におすすめします。
→ しゃぶしゃぶにするなら、コレ!
サーロイン
しっかりした肉質とやわらかい食感
英名でロースのことをロインと呼ぶが、それに「サー」称号を与えるほどに素晴らしい肉質という意味のサーロインはステーキに特に向く。
以前は リブロース と サーロインを合わせてロースと呼んでいた。リブロースはかぶりのあるロースの助骨10本目よりも頭側。サーロインはかぶりの無くなるロースの助骨11本目よりも後ろ側。
→ ステーキにするなら、コレ!
バラ
脂肪分が多く濃厚な旨み
肉の旨みははっきり言って脂に凝縮されている。その醍醐味が満載のおすすめの部位。焼肉に特におすすめ。昔は安く手に入る部位であったが、近年は美味しい部位であるという評判が知れ渡ってしまったのか、価格はやや高目。
→ 網焼きの焼肉に!
→ 煮込み料理に!

一般的に 牛バラは 「前バラ」 と 「トモバラ」に区分される。
 更に、
 「前バラ」は、「ブリスケ」と「三角バラ」に分けられ、
 「トモバラ」は、「中バラ」と「外バラ」に分けられる。

 バラ  前バラ
(カタバラ、
ウデバラ)
トモバラ
前バラ ブリスケ
三角バラ
トモバラ 外バラ
中バラ
もも
 (内モモ)
 (シンタマ)
赤身たっぷりでジューシー
ここでは、内モモ・シンタマ(カメノコウ・マルシン・トモサンカク・マルカワ)のことを言う。
比較的安価な部位。ブロック肉は、ローストビーフにおすすめ。
水分含有量が多い為、鮮度劣化が早いのが短所であるが、調理の際に 加熱し過ぎなければ柔らかい食感を楽しむ事が出来る。
焼肉・ステーキの場合はあまり焼き過ぎない方が素材の味を楽しめる。
食感の柔らかさでは マルシン がいちばん柔らかい。
トモサンカクはモモ肉なのにサシが入る部位であり、上モモとして取り扱われる。
→ 脂身が苦手な方におすすめ!
そともも
 (外モモ)
脂身少なく、低価格
比較的安価な部位。煮込み過ぎるとパサつき固くなるのが難点。
食感は他の部位に比べるとあまり柔らかくはないので、薄目にスライスにする事が前提。
すき焼き・しゃぶしゃぶ・炒め物に。
タンパク質が豊富で、鉄分も多く 栄養価的に優れている。
外モモを更に分割すると ナカ肉・シキンボ(マクラ)・ハバキ と呼称する。
→ 脂身が少なく、味わいは万人向け。
ランプ
特にやわらかく上質なモモ肉
ランプとはモモ肉の一部である。牛肉の場合、モモ肉は、外モモ・ランプ・内モモ・シンタマと4つに区分されるが、ランプはヒレ肉に次ぐやわらかい部位。水分が比較的多く鮮度劣化が早いが、ステーキやタタキに特に適している。
(ランイチ・イチボ)
→ こだわりのローストビーフやタタキ、ステーキに!
ヒレ
きめ細かなやわらかい肉質
スジや脂肪がまったく入らない超高級部位。赤身のお肉なのに特にやわらかいのが特徴。価格はとても高い。生体で約500kgの牛から約2kgしか取れない為 価格は高価。
ヒレ肉の中でも いちばん中心部の部分を シャトーブリアンと呼び、超希少部位の扱いである。
→ ここぞという時のステーキに!
スネ
煮込み料理に
本格嗜好のあなたに! スジっぽくて固い部位なのだが、旨みは特にたっぷり濃厚。ひと手間かけて煮込めば今までの概念が吹き飛ぶほどに美味しいシチューやカレーが出来ます。(本気!) 比較的安価なので、時間と気持ちに余裕があればとってもおすすめの部位。ただし販売店によっては常に取り扱っていないこともあるので事前に注文しましょう。
→ シチューに!!



部位
特徴
ロース
やわらかで上質な旨み
スライスしてしゃぶしゃぶや生姜焼きに。
またトンカツと言えば一般的にはこのロース肉を使う。
夏場は冷しゃぶにおすすめ!
肩ロース
コクのある旨み
肉本来の旨みがあり、しかもやわらかい。
野菜との相性もよく、価格もそれなりに手頃で、イチオシのおすすめ。
肉の旨みにこだわりたいあなたへ!
モモ
赤身の多いお肉
比較的安価な部位。スライス肉は、野菜炒めなどの炒めもの料理に。
冬場は鍋物料理にも。
脂身が苦手な方におすすめ!
カタ
味わいがある
比較的安価な部位。スライス肉は、炒めもの料理や煮込み料理に重宝する。脂身がやや多いので敬遠する人も多いようだが、味わいがある部位である。
炒め物料理、煮込み料理、鍋物料理におすすめ!
バラ
脂肪分が多く濃厚な旨み
ブロック肉、スライス肉、両方にお勧めします。ブロック肉では焼豚・煮豚・角煮に。スライスでは炒めもの料理、鍋物料理、焼きそばや、お好み焼きにもおすすめ。
脂身が苦手でなければ、イチバンのおすすめ。
ヒレ
いちばんやわらかい肉質
キメ細かなやわらかな赤身の部位。一頭の豚肉から取れる量の割合が非常に少ないので稀少部位として価格はそれなりに高いが、価格分の損はさせません。
やっぱりやわらかくて美味しいのがヒレ肉です。
ヒレカツに。
スネ
(チマキ)
挽肉用!
こだわりのあなたに! とにかく固くて手間のかかる豚肉のスネをわざわざこだわって商品化している店なんてそうはありません。
だからこそあなたにはこだわって欲しいのです。
スネ肉を挽肉にして、手造りの餃子を作ったら、そりゃ旨いに決まってる。
餃子に!!



部位
特徴
モモ
ジューシーで旨みある部位
唐揚げ、チキンステーキ、煮物料理にもおすすめ。
ムネ
脂身が少なく淡泊な味わい。
煮込み料理にはパサつくため適さない。日本では需要と供給の都合上、安価である。ファーストフード店で人気のチキンナゲットの原料である。
ささみ
高タンパク低カロリー。
フライにすると美味しいほか、茶碗蒸しにも良い。上品で繊細な味。
手羽先
唐揚げに
名古屋の居酒屋メニューでは人気がある。コラーゲンたっぷり。
手羽中
フライドチキンに
手羽先を加工して作る。細い形状で食べやすい。チキンバー。
手羽元
フライドチキンや煮物にも
骨付き肉はやっぱり旨い。油で揚げても、また大根などと煮込んでも美味。クリスマスに骨付きモモのローストチキンを食べるより、現代はこれ!
血肝
煮物に
肝臓(レバー)のこと。心臓とくっついて販売されることも多い。牛豚に比べて臭みが少ないので扱いやすい。
砂肝
焼き物に
筋胃と呼ばれる胃の後方部分。鶏は歯がないのでここで食べ物をすり砕く。食感がコリコリして美味。焼鳥屋さんの定番メニュー。別名ずり。
焼き物に
カリカリになるまで焼いて食べると旨い。コラーゲンたっぷり。



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