西伊豆の海

8月17日 今日ぼくは家族と一緒に西伊豆の海に海水浴に行きました。
こんなことをHPのネタにしても私の文章力もないので小学生の絵日記みたいにな
ってしまいそうなのですが、けっこう色々なハプニングがあったので古羅正家の海
水浴の一日を掲載することにしました。

巳之助の好きな某海水浴場は、巳之助の家から250キロほど離れれていますが
17日の午前零時過ぎ出発すると5時ごろ到着しました。
去年までは有料の20台ほどの駐車場しかなかったのですが、今年は、15台ほど
の無料駐車場が増設されていてそこに駐車することが出来ました。
朝8時ごろから海に入ってみると水温は、.低いが、透明度が高く足元をルリスズメ
ダイやベラが泳いでいるのがよく見えます。
少し沖まで泳いでいくとチョウチョウ魚やカワハギ、スズメダイ等たくさんの魚を見る事が
出きるので、子供たちと一緒にみて楽しみました。
そしてしばらく海水浴を楽しみましたが、妻はあまり海に入らないでパラソルの下で
寝てばかりいたので無理やりに誘って魚の多い少し沖のポイントまで一緒に泳いで
連れて行きました。
ポイントまで行くとすぐ、妻は足元の岩についていたウニを踏んでかかとにウニの棘
を刺してしまいました。
無理に沖に連れて行った私は責任を感じながらとげを取ろうとしますが取れません。
浜に上がってとげを取ろうとしても取れず、妻は痛がっています。
その様子を見た下の子供は、お母さんを心配して泣き出すし、妻は、
「私は最初から悪い予感がしてたんだ」
と、暗にわたしが誘ったことが悪いと言うようなことを言うし、険悪な雰囲気のまま予定
より早く荷物を片付け帰ることにしました。


駐車場で車に荷物を積み込み終わった頃、同じ駐車場にいた二人青年に
「車のバッテリーが上がってしまったのでエンジンをかけるのを手伝ってもらえませんか」
と、頼まれました。
車を見てみると確かにバッテリーが上がっているが、ブースターケーブルは誰も持って
なさそうだし、AT車なので押しがけをするわけにも行きません。
しょうがないのでわたしの車のバッテリーを外してあがったバッテリーの近くに置き車
載ジャッキのクランク棒をケーブル代わりにしてバッテリー同士の端子をつなぎエンジ
ンを始動する事が出来ました。
このときの私はさっきの出来事で緊張感が高まった状態にあったので体がてきぱきと動き
、自分で言うのも変だが、なかなか手際よく作業出来たと思いました。
再び帰ろうとするとさっきの青年が
「これお礼ですけど」
と言って3千円を私に渡そうとしました。
「いえ、そんな、いいんですよ、たいしたことじゃないし」
「ほんの気持ちですから受け取ってください」
「そうですか、ありがとうございます」
こんなやりとりの後、青年から3千円を頂きました。
そしてその後車の中で
「なんか凄く得しちゃった気分だね。これも私がウニに刺されたおかげだね」
と妻が笑いながらいいました。
「まっすぐ帰るには早し3千円もあるから御殿場のプレミアムアウトレットに寄って行こうか」
と、いう訳で帰りにアウトレットで買い物をすることになりました。
そして青年のお陰でさっきの険悪な雰囲気から一転、楽しい雰囲気になっていました。


御殿場プレミアムアウトレットは、予定になかったことなので下調べしていませんでした。
場所も御殿場インターのすぐ近くと言うことしか知らなかったのでインターの近くにまでい
って空き地に
車を止めていたタクシーの運転手に場所を尋ねると
「この近くだけど駐車場まで行く道が渋滞してるから車をここに止めてタクシーで行ったら?」
と言われましたけどタクシー代ももったいないので断りました。
車に戻ってそのことを妻に話して今回は行くのをやめようかと話していたところさっきの
運転手が来て
「もし良かったらタクシーの後を付いて来れば裏道を通って近くの駐車場まで連れて
ってやるよ」
と言いました。
「ありがとうございます。お願いします。」
と私。
と言うわけで、渋滞した道を通らずに臨時第一駐車場というプレミアムアウトレットと高速
をはさんで反対
側の駐車場まで連れて行ってもらいました。
親切な運転手さんありがとうございます。
アウトレットにつくと妻は買い物モードに入ったらしくウニの棘が刺さったままとは思えな
いほどのスピードで歩き、商品を手に取り、また戻して、更に次の商品を手にとります。
でもなかなか買いません。
やっと買い物が終わった頃には、子供はビーチサンダルで靴擦れを起こしてました。
やっぱりアウトレットでの買い物は履き慣れた靴でと言うのが確認できたところで終わりです。


海の写真は次のページです。