F6A SOHC 12バルブ エンジン ヘッドOH等
平成4年式、6万qほど走行したスズキキャリイ、信号待ちでアイドリング中に突然エンストして始動不能に。
タイミングベルトが切れているようなのでヘッドOHも行うことにした。
マニホールド部、タイミングベルトカバーを外す。 右、タイミングベルト取り付け。
min mi
クランクシャフトフロントオイルシールからオイル漏れ、ウォーターポンプからの水漏れを確認。、右はオイルシール、ウオーターポンプ交換後。
古いウォーターポンプを取り外し接合面をオイルストーンで清掃する。クランクシャフトオイルシールはラジオドライバーでこじり取る
![]()
カムシャフト周りには大量のスラッジが溜まっていた。またクランクシャフトオイルシールからもオイル漏れが。右は組み付け時。
エキゾーストマニホールドごとヘッドを降ろす。 右は清掃後。
バルブとヘッドがぶつかった形跡は無く、バルブステムも曲がっていないようだ。
バルブコンプレッサーがないのでホームセンターで千円で買ったクランプに16mmの水道パイプを加工したものをかませてコッタピンを外した。取り付け時も同じ。
バルブステムオイルシールから漏れたオイルによってバルブにはカーボンが蓄積していた。更にカーボンがバルブフェースに噛み込んで当たり面が荒れている。
右側はカーボン清掃後。
バルブすりあわせを行う ガソリンを燃焼室に入れてバルブの気密を確認する
バルブステムオイルシールを交換する
バルブスプリング、ロッカーアーム、カムシャフトを取り付ける カムシャフトを取り付けてバルブクリアランスを確認する。
ロッカーアーム、カムシャフトを取り外してからヘッドをブロックにのせる。新しいカムシャフトオイルシールを取り付ける。