OBD2とは

OBDシステムとは On-Board Diagnostic systemの略でアホの国土交通省によると高度な車載式故障診断装置である。
具体的には運転席近くに16ピンの標準診断コネクターを設け、通信プロトコルを標準化したものである。
これによって従来は各社独自の診断機や修理情報が必要だったものを汎用の診断機での故障診断を可能とした。
つまり自己診断装置の物理的(コネクター)電気的(通信プロトコル)な標準規格であり使用過程にある自動車の排出ガス浄化装置の機能点検を容易にしている。
1996年以降アメリカで販売される新車に義務付けられ今に至る。


通信プロトコルは ISOがクライスラーや欧州車、日本車の一部。 KWP2000
            PWMがフォードとその系列
            VPWがゼネラルモータース
更に次世代プロトコルといわれるCANと現在のところ5つのプロトコルが存在するがそれぞれすべてのプロトコルに対応する汎用診断機やツールも普及しつつある。
上記以外にもメーカー独自のプロトコルは存在するが、それらはOBD2プロトコルとして認められていない。                     
その機能は基本的には車載コンピュータが記憶していたセンサーの異常をコード化して読み取るものであるが、異常コードと異常個所を英語表記する診断機も多い。
更にセンサーからのデータを数値化して表示したりグラフ化、必要な情報を計算して表示するなどのソフトを含む機器がある。

Home