ブレーキOH BMW E36 Z3

部品調達

今回はフロントリヤキャリパーのシールキットとフロントリヤのホースを交換する。
アルミ製のマスターシリンダーとリヤインナーホースについては次回に行うことにする。
キャリーパーシールキットとブレーキホースはアメリカの部品屋サイトから注文することにした。
日本車の場合にはフロント左右がひとつのセットになっているのに対してBMWのそれはキャリパーひとつ分づつ注文できるらしい。
つまりBMWの場合にはフロントふたつ、リヤふたつを注文して1台分のシールキットを注文したことになる・・・ はずだった。

いずれにせよ部品を細かい単位で発注出来るのはDIY派には嬉しいことである。
また部品の値段も日本と比べて安い。
例えば部品屋サイトには純正部品の品番定価、と販売価格が書いてあるがそれによると、
34211158883
2kits per car
lucas girling
brake caliper repair kit rear left/right

$35.75   純正品定価
$8.04    販売価格

一番下の$8.04が販売価格でフロント、リヤともほぼ同じ値段だった。
更にフロントリヤのブレーキホース合計4本を購入し部品代合計$72.86
これに$30弱の送料を加えて支払い合計$100位になった。

届いた部品を見るとホースの材質や金具の形状など多少純正部品とは異なる部分があることがわかった。
材質は取り替えようとする純正部品は古いせいもあると思うが堅くてあまり曲がらないのに対して交換部品の方は国産車の部品とほぼ同じ柔らかさだった。
シールキットはフロントについては問題なかったがリヤの部品はひとつのパッケージに左右分のシールが入っていた。
つまり部品が1セット余ってしまった訳だが、これが私の発注ミスなのか部品屋の間違いなのかはわからない。
ちなみにフロントの部品はateでこちらも価格は$8位だったがひとつのパッケージにキャリパーひとつ分の部品が入っており部品が余ることはなかった。

作業

ブレーキキャリパーを取り外したらエアーガンを使ってピストンを押し出す。
古いシールを取り外しキャリパー内部、ピストンの錆びなどの状態を点検する。
キャリパーとピストンを洗浄しラバーグリスを塗布した新しいシールを取り付ける。
OHしたキャリパーに新しいブレーキホースを仮付けしたところ。ついでに以前購入しておいたブレーキパットを取り付ける。
パットの裏とキャリパー、キャリア、ピストンとの当たり面にはディスクブレーキグリースを塗布する。
キャリパーを取り付けたらブレーキホースを本締めする。ホースとパイプの接合部はフレアナットレンチを使用する。
フロントキャリパーの構造も同じ