Bai Chay Bridge
世界遺産 ベトナムのハロン湾に架かる斜張橋の景観照明です。ハロン湾は観光地でもあり、マングローブの原生林が残る場所でもあるため、景観照明を行うにあたっては、最小限の光で最大限の効果を出せるように照明計画を行いました。
照明要素は橋脚の力強さと八角形断面を持つ主塔の鉛直ライン、スレンダーな桁の水平ラインなどの橋梁が持つ構造の力強さと美しさを強調するデザインとなっています。
3色のケーブルの色彩は夜間でも美しく表現できるように高演色のセラミックメタルハライドランプを使用し、低ワットでもきめ細やかに照明することによってスケール感を表現することが出来ました。照明プログラムを導入し、時間帯で変化させることで、より観光客にも楽しめる照明演出としています。