解剖学からみた施術のコツ ――目次――人体の構成は、施術の構成要素人体の区分は、施術の組み立て骨格系皮膚骨格筋系神経系循環血管系―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――まとめ――【人体の構成は、施術の構成要素】 ・構造改善は、良好な組織へ改善(物質代謝エネルギー代謝活性で基礎体力向上) ・機能改善は、生理的不完全改善(回復力+発達力を維持向上させ日常生活向上) ・代謝改善は、体内利用障害改善(良好な消化吸収分解↣全身循環↣取り込み排泄) 1. 細胞 施術ポイント→親子の施術は施術のヒント(両者の施術内容相違+既往歴等による比較が改善個所発見↣次の施術展開へ) 施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環は血圧が無いのでゆっくり移動↣停滞し易い↣施術圧で毛細管へ圧入↣浮腫改善) 2. 組織 施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体反作用とのバランスが重要)」 施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体中心に考え施術する事が鍵)」 3. 器官 施術ポイント(器 官)→末梢器官が正常に機能しなければ正しい神経伝達も正常に機能しない。 施術ポイント(関 節)→脊柱を中心軸とした体重支持関節改善の基本は姿勢反射。この全身改善が整体施術 4. 系統 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、個体バランス改善で生理的活性) 5. 個体 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(人体背部主体の施術+骨盤療法+姿勢反射) 施術ポイント→個人(1人1人異なる人体&症状。人体&症状は施術中に変化もする) 施術ポイント→人間(全人的医療。患者さんの立場に立った医療。無理しない施術は、合理的施術) 【人体の区分は、施術の組み立て】 境界線⇔境界帯:施術部位は、様々な境界線に囲まれる範囲(その連続が人体) 境界線⇔境界帯:境界線には幅があり、境界帯は微妙な施術範囲(その境界帯を仮定する施術者解釈) 境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位⇔無痛部位。 境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位直接的施術? 境界線⇔境界帯:例えば、境界帯の多少痛い部位施術で疼痛軽減。疼痛範囲を狭めていく間接的施術? 境界線⇔境界帯:例えば、強度疼痛の場合は施術しない?無痛部位から過緊張の皮膚骨格筋を緩める? 1. 上半身⇔下半身 上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁 上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部 2. 左半身⇔右半身 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左右の繰返しは自律神経反射療法)」 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(上下の繰返しは縦軸バランス改善)」 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(足の長さ改善は神経系⇔縦軸改善)」 3. 胴体⇔頭首手足/体幹⇔体肢/(体格) 施術ポイント→胴体⇔頭首手足の施術繰返しで両者を無理なく改善 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体 4. 軸骨格⇔付属骨格 施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」椎間関節⇔仙腸関節連結連動 【骨格系】 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(術前術後の機能をどこまで改善出来るのか?)」 a 骨盤の問題点&注意点 問題点:仙骨は沈む傾向にある 問題点:小野寺臀部点 注意点:副仙腸関節の形成 注意点:施術による骨盤の歪み b 施術は、弱くなっている患部に対して行われる為「弱い関節の改善」 施術ポイント→全ての関節の基本的機能は「平面関節のベアリング効果(すべりころがる)」 施術ポイント→全ての関節の基本的運動は「ゆっくり静かに穏やかに微妙な運動から開始」 c 骨格系の改善は「自動調節」 施術は「弱刺激」から開始しますので「骨格系の改善は、神経系⇔骨格筋系の受動運動(良好な指向性を持った自動調節による良好変化→姿勢反射施術応用)」です。この良好な指向性を持った姿勢反射により日常生活動作で身体が改善されるQOLとなる様です 【皮膚】 施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚↣骨格筋↣骨関節」 施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(衣服を触れた時、施術動作を一旦止めるとソフトタッチ)」 施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(疼痛が強い場合、衣服↣皮膚表面の間をゆっくり静かに穏やかに)」 【骨格筋系】 施術ポイント→「末梢器官(末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない)」 施術ポイント→「末梢器官(良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す)」 施術ポイント→「施術方法(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系改善が生理的バランス改善)」 施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸の上から下への効果⇔下から上への複合的な効果)」 ――考察:受動的療法⇔能動的療法―― ――考察:柔軟体操の基本は、大腿内転筋―― 【神経系】 施術ポイント→「神経反射の応用(①姿勢反射②交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射③足の長さの診断)」 施術ポイント→「神経反射の応用(①骨格筋凝り改善が神経系自動調節に新しいバランス情報を提供する)」 施術ポイント→「神経反射の応用(①運動器系の歪み改善を神経系自動調節に委ねる)」 施術ポイント→「神経反射の応用(②左右上下の繰返し施術は自律神経反射+脊柱歪み調節)」 施術ポイント→「神経反射の応用(③左右差のある神経反応を整える↣筋トーヌスバランスの安定?)」 @交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は、左右上下繰返しの刺激でどの様な反応になるのか?という事も考えられ、左右上下の繰返しで左右差が解消されると交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は人体が常時生理的不安定状態にある証明になるかもしれません。 【循環血管系】 施術ポイント→動静脈圧迫法(血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入) 施術ポイント→動静脈圧迫法(腹大動静脈圧迫法↣腹部罨法で脈診。15秒で脈拍数。1分で不整脈の診断) 施術ポイント→動静脈圧迫法(大腿動静脈圧迫法↣伏臥位両側大腿部同時圧迫。解放時下半身血流変化を感じなければ大腿動脈血流が悪い?) 施術ポイント→動静脈圧迫法(膝下指圧で組織間液減少、起立で動脈血が重力+動脈圧で一気に流入。同時に全身の血行改善) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――本文――[まえがき] 解剖学は、肉眼的視点&顕微鏡的視点から解釈されますが「整体は肉眼的視点が中心」となります。そして医学からみた施術のコツは、臨床から問い掛けられる課題を医学書の基本的項目と照らし合わせ「施術を最小単位である細胞から考え、解剖学⇔施術の関係(人体名称⇔施術のコツ)」を記載してみました。生理学的内容も多々含まれる為、解剖生理学的と考えて頂ければ幸いです。 【人体の構成は、施術の構成要素】 人体は「良好な細胞↔組織↔器官↔系統↔個体という様々な構成段階別の構造&機能&代謝(物質代謝⇔エネルギー代謝/化学⇔物理)」により成り立っています。 ・構造改善は、良好な組織へ改善(物質代謝エネルギー代謝活性で基礎体力向上) ・機能改善は、生理的不完全改善(回復力+発達力を維持向上させ日常生活向上) ・代謝改善は、体内利用障害改善(良好な消化吸収分解↣全身循環↣取り込み排泄) I. 細胞 細 胞:人体を構成する最小単位。人体の細胞外液中で生存出来る最小単位。細胞内液⇔細胞外液の代謝が行われます 細胞外液:多細胞生物は、細胞外液が発達し心臓血管リンパ管という管内循環⇔細胞間質を流れる管外循環が行われます 細胞間質:細胞同士の接着物質「膠原線維&細網線維&弾性繊維&硬質(骨)軟質(ヒアルロン酸)」「細胞+細胞間質が組織」 施術ポイント→親子の施術は施術のヒント(両者の施術内容相違+既往歴等による比較が改善個所発見↣次の施術展開へ) 施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環は血圧が無いのでゆっくり移動↣停滞し易い↣施術圧で毛細管へ圧入↣浮腫改善) 施術ポイント→多細胞生物(膝下浮腫↣膝下L字構造は歩行機能。改善出来ない場合は足底筋ヒラメ筋への指圧浮腫改善) 施術ポイント→多細胞生物(背中浮腫↣本来は太陽光で温め発汗する?重力+作業で浮腫+凝りの合併は改善すべき病態) II. 組織 組織:「細胞+成分」細胞分泌物放出+必要成分固定。その違いにより特徴が異なります。 組織:「上皮組織(皮膚等)」「筋組織(骨格筋等)」「神経組織(神経)」「結合組織(骨&血液等)」 組織:「硬組織↔軟組織」@硬組織は骨。軟組織は骨以外全ての組織。骨病変は必ず軟組織に問題有! 組織:「硬組織↔軟組織」@施 術は、軟組織の生理的活性(骨格筋凝り改善は組織改善↣良好状態に戻る弾性力回復) 組織:「硬組織↔軟組織」@施 術は、軟組織の生理的活性(悪い組織は悪い状態に戻る力も強い↣継続施術の必要性) 施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体反作用とのバランスが重要)」 施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体中心に考え施術する事が鍵)」 施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、指圧。組織間液移動で垂直圧の親指は奥へ移動する)」 施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、組織間液移動で組織間液の静脈系毛細管圧入となる)」 施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、組織間液の静脈系毛細管圧入で施術部位は細くなる)」 III. 器官 施術ポイント(器 官)→末梢器官が正常に機能しなければ正しい神経伝達も正常に機能しない。 施術ポイント(深 度)→施術部位の深さは?良好反応を起こさせる施術法選択。しかし実際の施術効果は? 施術ポイント(皮 膚)→真皮層の自律神経&血管は重要。前腕部皮膚伸展法等斜め圧は圧受容器に効果的? 施術ポイント(骨格筋)→自律神経反射⇔姿勢反射。凝り改善で神経伝達を正しく繁栄して人体を良好変化! 施術ポイント(関 節)→姿勢反射の骨格筋系バランス自動調節が良好作用する様に。日常動作も良好変化! 施術ポイント(関 節)→脊柱を中心軸とした体重支持関節改善の基本は姿勢反射。この全身改善が整体施術 IV. 系統 系統:個体の生命活動を支える連結連動 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、個体バランス改善で生理的活性) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、全身的改善で体調を良くする事) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、連結連動の相乗効果で健康向上) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、連結連動は左右上下の機能改善) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、相乗効果は過緊張+凝り+バランス+自律神経反射の改善) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、相乗効果は自覚症状+他覚症状+生理的不完全状態の改善) V. 個体 施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環圧力活性/管内循環⇔管外循環の活性化) 施術ポイント→脊椎動物(滑らかな脊椎連結連動改善は体重支持生理的活動活性化) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(脊柱直立の神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系) 施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(人体背部主体の施術+骨盤療法+姿勢反射) 施術ポイント→ヒト(座位起立歩行で機能的骨盤だが疲労してしまう脊柱骨盤下肢) 施術ポイント→ヒト(頭脳労働+手作業で目+上半身は疲労。体重支持疲労も波及) 施術ポイント→個人(1人1人異なる人体&症状。人体&症状は施術中に変化もする) 施術ポイント→人間(全人的医療。患者さんの立場に立った医療。無理しない施術は、合理的施術) 【人体の区分は、施術の組み立て】 境界線⇔境界帯:施術部位は、様々な境界線に囲まれる範囲(その連続が人体) 境界線⇔境界帯:境界線には幅があり、境界帯は微妙な施術範囲(その境界帯を仮定する施術者解釈) 境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位⇔無痛部位。 境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位直接的施術? 境界線⇔境界帯:例えば、境界帯の多少痛い部位施術で疼痛軽減。疼痛範囲を狭めていく間接的施術? 境界線⇔境界帯:例えば、強度疼痛の場合は施術しない?無痛部位から過緊張の皮膚骨格筋を緩める? 人体は、2つに分ける事により様々な解釈が出来る様です。 I. 上半身⇔下半身 上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁 上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部 @その他「上半身上部⇔上半身下部」「上半身下部⇔下半身上部」「下半身上部⇔下半身下部」など @その他「筋走行から考えた下半身」腸腰筋は胸椎12番腰椎に付着なのでそこから下部を下半身 @その他「筋走行から考えた骨盤部」上記から骨盤療法範囲は腰椎~骨盤部~大腿部としています II. 左半身⇔右半身 左半身⇔右半身の境界:『脊柱』(中枢神経保護⇔末梢神経網を連結連動。骨格系⇔神経系⇔皮膚骨格筋系) 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(安定性⇔不安定性の動的平衡状態)」 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左半身右半身の比較&左右差改善)」 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左右の繰返しは自律神経反射療法)」 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(上下の繰返しは縦軸バランス改善)」 施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(足の長さ改善は神経系⇔縦軸改善)」 III. 体⇔頭首手足/体幹⇔体肢/(体格) 施術ポイント→胴体背面施術は、頭首手足へ弛緩効果波及、その逆もある。胴体⇔頭首手足の施術繰返しで両者を無理なく改善 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「脊柱平面関節の連動軸は頭手足の回転運動を更に大きくしている物理的中心体」 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「骨格筋が頭部頸椎+鎖骨肩甲骨上肢+寛骨下肢に付着して胴体は機能的立方体」 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は頭蓋骨&顔面骨迄付着。胴体を基準に考えれば頭も運動器末端」 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。胴体の骨格筋は前腕骨&下腿骨迄付着」 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。指趾の骨格筋は上肢骨&大腿骨迄付着」 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。肘は、上腕骨⇔前腕骨の影響を受ける」 胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。膝は、大腿骨⇔下腿骨の影響を受ける」 胴体⇔頭首手足:(手足)物理的機能的中心体「手足は球関節である肩関節&股関節が胴体との境界部だが脊柱連結連動が基本」 胴体⇔頭首手足:(手足)物理的機能的中心体「手足の球関節である肩関節&股関節改善は平面関節連結連動+骨格筋バランス」 体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)上肢境界は「肩関節(肩甲骨)」下肢境界は「股関節(骨盤)」 体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)下肢境界腹側は鼠径部。下肢境界背側は臀部を含む説を選択 体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は非常に硬くヒポクラテスが注目していた骨 体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は胴体の脊柱両端を構造上強固にしている? 体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は構造上強固。軟組織も硬くなり易い問題? 体 格 :生理的活動による身体発達は栄養摂取+栄養体内利用+エネルギー代謝利用(施術は利用障害改善) 体 格 :「肩幅&骨盤幅」例えば、肩幅が狭い痩せ型は、気胸を発症し易いタイプが含まれます 体 格 :「肩幅&骨盤幅」例えば、骨盤には狭骨盤があり、安全な妊娠出産を考慮する様です 体 格 :「肩幅&骨盤幅」例えば、骨盤診断上、骨盤が開いているという状態もある様です ――考察―― 肩幅が狭い痩せ型は、個性とも言えますが、それには気胸を発症し易い体形等も含まれ「子供の頃からの生理的活性」の必要性を感じます。一般的には子供だから大丈夫と考える傾向がありますが、病気とは言えない健康状態の子供も多い様です。人体の生理的活動には「回復力⇔維持力⇔発達力」がありますが、それには個人差があり「改善出来ない生理的不完全を持ち続けている状態」があります。その改善には「受動的療法」が基本となり「鍛錬を受け入れ向上する人体の良好な指向性を回復して生理的発達を活性化」致します。 骨盤が開いているという状態は「伏臥位時、床に接する骨盤前面(左右の腸骨稜の上前腸骨棘上部)」に両手4本指を引っかけて「両手が開く様になるのか?床面に対して垂直に近くなるのか?」で判断されます。この開き具合は誰でも直ぐ分り“え~と”と考える事はなく、骨盤の開き具合に左右差がある場合では「右より左が開いている事が多い」という意見もありました。骨盤が開いているという状態は、施術をすれば直ぐに変化する事は無く、継続的施術により或る時骨盤が垂直になる変化が現れます。その為「骨盤が開いているという状態は無症状でも良い状態ではない」と解釈出来、この様な形態変化は「身体の良好状態が時間を掛けて自動調節する」様です。 IV. 軸骨格⇔付属骨格 軸骨格 :「頭蓋骨+脊柱+肋骨+胸骨」 軸骨格 :「軸骨格⇔付属骨格の境界は平面関節」(軸骨格は平面関節の集合体) 付属骨格:「上肢骨は、鎖骨+肩甲骨+上腕骨+前腕骨+手根骨+中手骨+指骨」 付属骨格:「下肢骨は、寛骨 +大腿骨+下腿骨+足根骨*中足骨+趾骨」 施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」椎間関節⇔仙腸関節連結連動 施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」適切な施術による生理的活性 施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」回復力&適応力&向上性促進 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、身体脱力+気持ちもリラックスで回復力向上です 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、身体過緊張改善+疲労回復+凝り改善+循環改善 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、自律神経反射施術応用が基本。体幹バランス改善 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(可動域範囲内の僅かな弛緩運動) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(日常動作が楽になる機能的改善) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(球関節改善は平面関節+骨格筋) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」 五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は仰臥位施術が中心) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は烏口突起周囲圧迫) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は肩掌圧+腕の運動) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節は日常動作で体重負荷大) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節痛改善は伏臥位施術中心) 施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節痛改善は脊柱~骨盤療法) ――思い出話:肩甲骨&烏口突起―― 私が開業する前、御世話になっていた整体組織の講習会で、大学教授と会長との間で意見が食い違った一場面がありました。大学教授は腕の運動には肩甲骨の回転があり中心は肩甲骨中心部という意見に対して会長は烏口突起を中心に動くという意見でした。その時の私は二人の意見が違っているとしか思えませんでしたが、五十肩施術に肩関節可動域検査応用など工夫している内に二人の意見は双方正しく論点の違いという事に気が付きました(前提条件が曖昧な状態での食い違い)。大学教授の意見は「起立状態+肘関節伸展+腕を真上に挙上する為には肩甲骨中心部を軸に肩甲骨が回転を起こす」という事ではないか?と考えられ、施術者である会長は「仰臥位で肩関節周囲の施術」を行った場合「仰臥位による肩甲骨圧迫固定(この時肩甲骨は人体↔床の間にあり見えない)」があり、その時目の前にあるのは「胸鎖関節&肩鎖関節&烏口突起&肩関節」で、施術上手首を持つ時&腕を動かそうとした時、様々な角度に腕は動かされ「烏口突起周囲の骨格筋付着部に動きを感じる」と考えてみました。 @肩関節可動域検査施術応用は「仰臥位+烏口突起周囲掌圧+無痛範囲内での手首を持ち動かす肩関節受動的運動療法)」 @肩関節可動域検査施術応用は「仰臥位+烏口突起周囲掌圧(無痛範囲内僅かな腕の動きは平面関節である肩鎖関節運動療法)」 【骨格系】 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(術前術後の機能をどこまで改善出来るのか?)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(炎症が起こり易い関節の改善は患部関節負荷を除外)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(軟組織改善は骨格系支持組織。弱った骨格系を改善)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(循環改善+自律神経バランス改善+骨格筋凝り改善)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(辛い症状改善&日常生活動作改善&生活の質の向上)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱が中心軸の骨格系⇔皮膚骨格筋系⇔神経系改善)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節の合理的体重支持が鍵)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は骨格筋系の改善)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は自律神経系改善)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は股関節にも効果)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(軸骨格+付属骨格で形成される仙腸関節は骨盤形成)」 施術ポイント→「保存療法&機能的改善(骨盤療法は軸骨格を下から改善して全身的効果波及)」 A) 骨盤の問題点&注意点 問題点:仙骨は沈む傾向にある(改善方法は寛骨を押し下げる/体重圧+筋肉の凝り等で仙骨が寛骨に食い込む) 問題点:小野寺臀部点(改善方法は臀筋の指圧マッサージ/内臓疲労&体重支持疲労&運動疲労等で臀筋は凝る) 注意点:副仙腸関節の形成(老化すると本来の関節以外の関節形成もあり腸骨⇔肋骨12番との関節形成もある) 注意点:施術による骨盤の歪み(施術圧で人体は歪む→施術圧は元に戻る耐久力範囲内→組織弾力性が基礎) 注意点:施術による骨盤の歪み(骨盤のシーソー現象→伏臥位で坐骨を下へ押せば骨盤上部の腰椎は上がる) B) 施術は、弱くなっている患部に対して行われる為「弱い関節の改善」 施術ポイント→全ての関節の基本的機能は「平面関節のベアリング効果(すべりころがる)」 施術ポイント→全ての関節の基本的運動は「ゆっくり静かに穏やかに微妙な運動から開始」 施術ポイント→(手首から先の改善)骨格系施術第一選択「手根骨」 施術ポイント→(足首から先の改善)骨格系施術第一選択「足根骨」 施術ポイント→手根骨&足根骨の平面関節は、肘先端圧の重量でプレス。平面関節の凹凸を平らにする様に 施術ポイント→椎骨⇔仙腸関節には肘は使用せず他の施術方法。しかし首肩の骨格筋には肘圧を使用します 施術ポイント→肩関節施術第一選択は、仰臥位+烏口突起掌圧+手首を持ち肘関節屈曲で無痛範囲内の受動運動 施術ポイント→股関節施術第一選択は、伏臥位+仙腸関節施術+足首を持ち膝関節屈曲で無痛範囲内の受動運動 施術ポイント→肩関節&股関節の施術は微妙に違う。肩関節は無痛施術後に肩関節可動域検査で無痛可動域拡大 施術ポイント→肩関節&股関節の施術は微妙に違う。股関節は仙腸関節無痛施術。日常動作で運動痛改善を確認 C) 骨格系の改善は「自動調節」 施術は「弱刺激」から開始しますので「骨格系の改善は、神経系⇔骨格筋系の受動運動(良好な指向性を持った自動調節による良好変化→姿勢反射施術応用)」です。この良好な指向性を持った姿勢反射により日常生活動作で身体が改善されるQOLとなる様です 【皮膚】 施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚↣骨格筋↣骨関節」 施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=圧覚?血管?自律神経?↣骨格筋?↣骨関節?」 施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚表面?真皮層?脂肪層?」 施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服↣皮膚表面↣真皮層↣脂肪層↣骨格筋上層↣中層↣下層↣骨膜」 施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(衣服を触れた時、施術動作を一旦止めるとソフトタッチ)」 施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(疼痛が強い場合、衣服↣皮膚表面の間をゆっくり静かに穏やかに)」 @「前腕部皮膚伸展法(伏臥位&腕水平位より挙上&掌を床に付け前腕を強めに施術者掌で手首の方へ擦る)」 @「前腕部皮膚伸展法(適応症状は、意識がはっきりしない&目がぼーっとする&字を読む気力が無いなど)」 @「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣圧覚への斜め圧は引き違い作用で効果がある?)」 @「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣痛覚への斜め圧は引き違い作用で効果がある?)」 @「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣圧覚への斜め圧は引き違い作用で少し痛い程度)」 @「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣筋紡錘への斜め圧は引き違い作用で皮膚⇔筋肉)」 @「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、静脈逆流圧で動静脈吻合開通?↣皮静脈の無い手の甲部に皮静脈形成)」 @「皮膚伸展型指圧(側臥位で背中の親指斜め圧を滑らす事は、背筋凹凸変化全体像把握+親指角度で様々な施術)」 @「皮膚伸展型指圧(側臥位で背中の親指斜め圧を滑らす事は、浮腫改善、皮膚温上昇、凝り改善、自律神経回復)」 ――考察:「接触圧(触覚?)」師匠の指圧&腹部マッサージ―― 上記内容は、施術圧力の深度&角度について記載しましたが、師匠の指圧&腹部マッサージは圧力を感じる事は無く「接触」でした。私の前腕肘近く(腕三里)への指圧は、真綿のタッチングorティッシュペーパーがフワッと被さる感じで「ずいぶん張っているな」と言われた約10秒後にハッカが流れる様にスーッという感じとなりました。腹部マッサージでは「私の腹部マッサージの施術方法は独特なんだ」という解説後、同様の感覚で行われ、或る部位に掌が止まった後、固い腸内溶物がグググッと動かされ、掌はそれを追う様に角度を変えましたが、押している感覚はありませんでした。たまたま私の人体がこの様な反応を起こす状態であったのかもしれませんが、私は足元にも及ばないので「衣服」から理屈で考えてみました。 【骨格筋系】 施術ポイント→「末梢器官(末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない)」 施術ポイント→「末梢器官(良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す)」 施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は良好な脊柱の中心軸を形成する)」 施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は体重圧⇔体重支持の作用反作用)」 施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は骨格筋系⇔骨格系との連結連動)」 施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は運動器系⇔神経系との連結連動)」 施術ポイント→「施術方法(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系改善が生理的バランス改善)」 施術ポイント→「施術方法(患部の施術を充分に行う一般施術+左右上下の繰返し施術)」 施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸作用反作用改善は上部から改善?下部から改善?)」 施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸の上から下への効果⇔下から上への複合的な効果)」 ――考察:―― 施術は、行えば行う程身体が真っ直ぐになる訳ではなく、施術により部分部分が様々な緩み方をする為、今迄のバランスが変化し、新しいバランス状態となる「一時的歪み(静的姿勢の歪み&動的姿勢の歪み/同時に症状部位移動&症状変化もある)」を出現させる様です。この現象は、あくまで「施術者判断(施術即診断⇔診断即施術)」であり、整ったと考えられる状態でも実際は完全に改善されていない状態と考えられます。この人体バランスを大別すると2種類に分けられ「常に安定⇔不安定を繰り返している身体バランスの動的平衡状態(一過性の歪みで直ぐ改善出来る歪み)」「身体に蓄積している潜在的歪み(椎間関節歪み&骨格筋の凝りが固定化された状態等で直ぐには改善出来ない歪み)」が組み合わさっていると思います。 特に脊柱バランスは「神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系の体重支持バランスの調和(部分⇔全体のバランス調和)」です。完全ではない人体バランスは「部分の歪みが全体バランスとして調和&安定&固定化(蓄積)される現象」が生じており、その原因が「骨を支持運動させる軟組織の歪んだ凝り状態」と考えられます。この歪んだ軟組織状態が、脊柱連結連動の良不良となり、その良不良の影響は「脊柱の上⇔下の波及」となりますが「人体全体的な組織改善は、長期的にみると下⇒上の波及」の様に思われ「頸椎上部&胸椎上部の改善が最終的に残る」様に思われます(構造上の問題点?頸椎7番は非常に硬い。その為に軟組織も非常に硬く固定化され易い?これが老化現象改善の難治性?正常範囲の活性力不完全?ここを組織的に改善出来れば身体全体的に回復力+維持力+向上力が良好になるのでは?)。 1. 歪みの静的姿勢は、脊柱湾曲or肩の位置が左右非対称になる等の「施術中の一時的歪み出現」がありますが、施術中の意識は脱力状態ですので「この現象は、骨格筋の凝り改善+筋トーヌスバランス変化による形態変化」と思われ、良好な形態変化には「良好な指向性を持った動き(動的平衡状態)」が必要となります。 「受動的療法(脱力状態で施術圧受容)」 「能動的療法(活動意識で筋収縮運動)」 両者には其々特徴的改善効果がありますが、整体施術は前者となり「骨格筋脱力伸展刺激による弾力性回復+脊柱を中心とした組織改善+自律神経回復(生理的活動改善活性化)」→「良好な体調+回復力向上+基礎的体力向上+基礎的体格形成」から「日常生活拡大&心身鍛練となる様々な活動拡大という施術効果」を目標と致します。中川整体では「左右上下の繰返し施術で神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系のバランス障害の原因を改善」しております。 2. 歪みの動的姿勢は「姿勢反射施術応用中、伏臥位施術⇔起立時の身体動作変化(一時的歪み動作/無意識に変化する身体の使い方/部分的骨格筋の動き方の変化)」として確認出来ます。 この現象は「人体背面からの視診」として「姿勢反射施術応用の作用」を確認している事になり、次の様に説明出来ると思います。 「施術 脱力状態」(均一に緩んでいない新しい骨格筋系バランスとなります) 「脊 柱 起 立」(神経系が新しいバランスに反応した新しい身体動作発生) 「新しい歪み形成」(脊柱を中心軸とした神経系⇔骨格筋系⇔骨格系バランス) 骨格系の歪みは「軸骨格が中心体」と考えられ、その「中心軸となる脊柱の歪み」は下記3種類に分けられると思います 「①脊柱歪み固定化(自ら動かす事が出来ない歪み)」 「②脊柱一次的歪み(施術中に伸ばす事が出来る歪み)」 「③脊柱一次的歪み(自ら歪みを整える事が出来る歪み)」 ――考察:受動的療法⇔能動的療法―― この様に人体は「動的平衡状態⇔形態変化という経過が生涯に渡り継続されます(①⇔②⇔③の形態変化)」ので「良好な指向性を持った動的平衡状態⇔形態変化が健康維持向上の課題」となります。施術は、この様な人体を基礎に行われますので「施術の課題は、一時的歪み凝りを改善する事/人体を良好変化へ導く事」。 即ち「変化し易い人体が、施術し易い人体」となります。 この問題は、足の長さの診断で現されます。 この問題は「日常生活疲労による腰部骨盤部骨格筋の凝りによる足の長さの変化が現れ難くなる事(良好変化出来ない)」ですが、更に「発達による骨格筋の凝り」も生じます。 a 成長期による骨格筋の発達は「未発達時に歪みが目立たなくても骨格筋が増殖増大」するに従い「身体の硬さも目立つ」様になり「子供達は、発達という形態変化が齎す動的平衡状態の不安定性の中で成長」する事になります(子供の施術は良好な心身の発達へ)。 b 鍛錬による骨格筋の発達は「運動の場合、最大筋力+瞬発力+持続力の強化発達による生理的活動低下(皮膚骨格筋の緊張&凝り&血行不良等)」が生じ「骨格筋が硬くなる為に良好変化が行われ難くなる現象/凝り+歪み+関節可動域制限」が発生する様です。 ① この問題の一因である「生理的活動低下による疲労回復力低下」は「神経疲労⇔骨格筋疲労」があり「疲労は神経疲労が先行する」と言われ「潜在的自律神経アンバランスを残さない事」が大切の様です。 ② この問題の一因である「発達による潜在的歪み増大」は「運動器系連結連動のアンバランス」があり「神経系アンバランス+骨格筋組織硬結歪み」が「身体軸である骨格系歪み運動」となる様です。 この「生理的活動低下の運動器系からの改善」は「能動的療法では柔軟体操が基本(骨格筋起始↔停止の長軸方向の伸展拡大刺激)」「受動的療法では施術圧刺激が基本(骨格筋横軸方向の圧迫伸展刺激)」と考えられ、関節可動域改善は施術でも柔軟性が現れる事もありますが、やはり骨格筋長軸方向伸展拡大刺激である柔軟体操が中心となります。この柔軟体操が充分に出来ない場合は「運動障害」を生じ易く、柔軟体操が出来ない場合は「サポーターor施術or柔軟性を引き出す筋トレ」と考えています。大切な事は「柔軟体操+体調の良い日常生活動作+基本的運動動作」が抵抗なく出来る状態にする事で「受動的療法⇔能動的療法が良好な骨格筋組織からの発達」となり「良好な指向性を維持した人体の鍛錬」になると思います。 柔軟性を引き出す筋トレは、強めの筋トレを1回2回行うと柔軟性が増す現象を利用する事となり、また骨格筋の凝りは、骨格筋スライドに合わせて骨格筋の凝りが伸びず、そのまま移動する現象もあり、この場合は凝りに支点&抵抗を掛けて動かすサポーターor施術圧刺激で改善する必要があります/サポーターの問題点は部分的に深い圧が掛からない事で深い圧が必要な場合は施術となります。 ――考察:柔軟体操の基本は、大腿内転筋―― 中川整体では「柔軟体操の基本(骨盤が中心となる上半身⇔下半身の連動)」として「座位開脚上半身前屈(大腿内転筋伸展+大腿後側筋伸展の柔軟体操)」を推奨しております。この柔軟体操は「下肢⇔骨盤を緩める効果」があり「上半身前屈(仙骨前傾↣恥骨坐骨後方移動)による大腿内後側筋の伸展抵抗の刺激が生理的活性」と考えられます。(柔軟性が高い方の場合は、柔軟性があれば良いというのではなく、更に角度を強くして伸展拡大刺激を生じさせる事で生理的活性となると思います/この柔軟体操で左右骨盤位置が歪む方は骨盤固定力が弱いと考えられます)。 この柔軟体操は、一般的に大腿内転筋伸展抵抗ですが「ハムストリングス改善(大腿後側筋)」も「座位開脚上半身前屈」で大腿内転筋を緩める事が優先される様に思います。それは「座位閉脚上半身前屈では大腿後側筋が伸びても大腿内転筋は伸びず改善出来ない部位が残る事」「仙骨前傾/恥骨坐骨後方移動が少ない事」が挙げられます。また人体の歪み方により伸展抵抗部位が異なる場合もある様です。「座位開脚上半身前屈で大腿後側伸展抵抗がある場合でも施術が進むと大腿内転筋伸展抵抗状態に変化する事」で「座位開脚上半身前屈では大腿内転筋伸展抵抗が良好状態」と考えました。 a 座位開脚上半身前屈は、一般に小学校入学頃より硬くなる様に思えます。 b 座位開脚上半身前屈(大腿内転筋伸展刺激?)で「五十肩様?肩関節可動域疼痛制限」が「無痛+可動域拡大」となる事もあります。肩関節可動域検査施術応用&肩関節周囲筋施術等行っても効果が無く、肩関節も含め全身状態をお聞きする為に起立して頂き(姿勢反射施術応用)施術後感覚の確認で全身状態は改善しているが肩関節に効果は無く、次に座位開脚上半身前屈を行い、肩関節状態をお聞きした所、肩関節可動域が広がっていた事がありました。(例えば、野球のバッティングで力んでいる場合、膝の力を抜けと指示すると力が抜けやすいという事と通じる事があるかもしれません) 【神経系】 人 体:神経系⇔器官 中枢神経:脊髄+脳 末梢神経:脳神経+脊髄神経+自律神経 施術ポイント→「神経反射の応用(①姿勢反射②交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射③足の長さの診断)」 施術ポイント→「神経反射の応用(①骨格筋凝り改善が神経系自動調節に新しいバランス情報を提供する)」 施術ポイント→「神経反射の応用(①運動器系の歪み改善を神経系自動調節に委ねる)」 施術ポイント→「神経反射の応用(②左右上下の繰返し施術は自律神経反射+脊柱歪み調節)」 施術ポイント→「神経反射の応用(③左右差のある神経反応を整える↣筋トーヌスバランスの安定?)」 @交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は、左右上下繰返しの刺激でどの様な反応になるのか?という事も考えられ、左右上下の繰返しで左右差が解消されると交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は人体が常時生理的不安定状態にある証明になるかもしれません。 【循環血管系】 施術ポイント→動静脈圧迫法(血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入) 施術ポイント→動静脈圧迫法(腹大動静脈圧迫法↣腹部罨法で脈診。15秒で脈拍数。1分で不整脈の診断) 施術ポイント→動静脈圧迫法(大腿動静脈圧迫法↣伏臥位両側大腿部同時圧迫。解放時下半身血流変化を感じなければ大腿動脈血流が悪い?) 施術ポイント→動静脈圧迫法(膝下指圧で組織間液減少、起立で動脈血が重力+動脈圧で一気に流入。同時に全身の血行改善) @上腕部で血圧測定する方法は、一時的に拍動停止するので動静脈圧迫法になっている。左右繰り返して血流改善。 [あとがき] 機能は構造を基に営まれ、構造は機能を基に形成されます。 施術は、この様な健康管理の補助であり「御自分ではなかなか手が届かない部分&行い難い部分」に「施術のポイント」があり、それが「人体背面の脊柱を中心軸とした神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系/手の届かない所に健康向上のツボ」となる様です。 |
---|