モンゴル人民共和国の宇宙天文切手 その4




ボストーク2号、3号と書かれていますが、ボストーク3号、4号が描かれているものと思われます。
ソ連によって1962年8月11日にアンドリアン・ニコラエフの乗った宇宙船ボストーク3号が、翌12日にはバベル・ポポビチが乗ったボストーク4号が打ち上げられました。両者は軌道上で5kmまで近づき、ソ連の打ち上げロケットの信頼性を証明し、8月15日に帰還回収されました。

書かれている文字
VOSTOK 2-3 12-15. VIII. 1962
10
MONGOLIA
ソ連によって1965年3月18日に打ち上げられた宇宙船ボスホート2号と、人類史上初の船外活動の様子が描かれています。
ボスホート2号は、パベル・ベリャーエフ大佐とアレクセイ・レオーノフ中佐の2人が搭乗し、レオーノフは、軌道1周後に酸素供給装置を背負いエアロックを通って船外に乗り出しました。

書かれている文字
VOSHOD 2 18-19. III. 1965
20
MONGOLIA
アメリカが1965年12月4日に打ち上げた宇宙船ジェミニ7号と同月15日に打ち上げたジェミニ6号がランデブー飛行をしている様子が描かれています。
ジェミニ6号と7号は30cmまで接近してランデブー飛行を成功させると共に、7号の宇宙飛行士フランクボーマンとジェームズ・ラベルは、当時の宇宙滞在最長記録13日18時間25分という記録を作りました。

書かれている文字
GEMINI 6-7 15-16. XII. 1965
30
MONGOLIA
ソ連が1969年1月14日に打ち上げた宇宙船ソユーズ4号と翌15日に打ち上げたソユーズ5号がドッキングして、宇宙飛行士が船外活動で宇宙船に乗り移る様子が描かれています。
ソユーズ5号は1月16日に4号とドッキングし、5号の宇宙飛行士フルノフとエリセーエフが4号に乗り移りました。

書かれている文字
SOYUZ 4-5 14-18. I. 1969
50
MONGOLIA
ソ連が1969年10月11日に打ち上げた宇宙船ソユーズ6号、翌12日に打ち上げたソユーズ7号、翌13日に打ち上げたソユーズ8号の3船がランデブー飛行をしている様子が描かれています。
この3船のランデブー飛行を成功させるために、ソユーズ6号と8号は雨の中で打ち上げられました。

書かれている文字
SOYUZ 6-7-8 11-13. X. 1969
60
MONGOLIA



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