女たち

vol.258
 
東莞
AV見せるホステス

 東莞は広州と深センと香港の中間に在る。その地理的利便性で急激に発展した。農地は海外企業の工場建設地に変貌。台湾や香港系企業が運営しているパソコン部品は世界各地へ輸出されている。しかし、現地の中国人のパソコン普及率は上海などの大都市に比べるとかなり低い。
 ホテルの夜総会(ナイトクラブ)で台湾と香港の友人たちと飲んでいる。話題はインターネットである。
「中国大陸は広い。アメリカのようにネットが広がればいいのだが、ネットも共産党が政治利用しているから洗脳されちゃうよね。もっともエッチサイトだけは日本並みに自由だけど」
 台湾の友人についたホステスは湖南省出身。貧しい地域からの出稼ぎだ。
「わたしはパソコンをしたことがないの」
 若い小姐たちは政治にも無関心。
「台湾人は無理矢理お酒飲ませて私たちを潰すのよ。意地悪だわ。香港人はケチね」
 彼女たちは上海や北京の若者のようにインターネットで理由なき反日感情をは持っていない。
日本に興味があるのは日本人の支払いの良さだけである。
「だって、中国語が喋れない相手は面倒くさいし、日本のAVみたいなことを要求されるし」
 横に座ったホステスは日本人客から日本のAVを見せられたことがあるのだそうだ。
「ピンローを入れさせてくれたらチップくれるてゆうから、してやったの、壁(ビー)は感じないのよ。でも、ビデオの女優みたいに悶えてやったの」
 壁とは膣のことである。彼女たちのチップはショート800元、一晩だと1000元(15000円ほど)になる。しかし、この他にも帰りのタクシー代も加算される。中国、台湾、香港人価格のような訳にはいかない。とりあえずこの国生さゆり似の小姐を部屋に連れ帰った。
「ピンローやバイブ使用だと200元アップね。わたし持っているから」
 3000円アップで生AVショーである。小姐はシャワーを浴びたあと照明を落とし全裸になった。こちらはビールを持ってソファーに座り込む。小姐はベッドで股を広げた。薄い陰毛とスレンダーな足。小姐は持参したバイブをなめ回し唾液をたっぷり付けて壁にゆっくりとねじ込んだ。小さく思えたモーター音が部屋に響く。小姐のあえぎ声も比例するように大きくなる。演技であっても見ている方は興奮する。
「ねぇ、クリトリスにピンローを押しつけてよ」
 小姐の指示通り跪いて股間を見上げるようにピンローを押しつけた。ピンク色のクリトリスが膨らむとバイブに愛液がまとわりついてきた。本気なのか演技なのか分からない。
「それ」
 小姐の淫らな視線が勃起したペニスに注がれた。ゴムを装着して正常位で挿入。生AVショーがボディブローのように効いていてすぐに果てた。これが小姐の狙いであったのだ。不覚!(259へ)

specialthanks Joe

(日刊スポーツ「世界の下半身」より 写真提供by横山こうじ)  

 

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