私が愛した世界の女たち

vol.115 

上海 
日本人ホステス


 上海は風俗激戦区。そんな店のなかに「ホステスは全員日本人女性」の広告を出したラウンジがあった。店は高級クラブの内装だが照明が薄暗い。ママは漫才の今いくよくるよの太い方が着物を着ているような関西熟女。コテコテの大阪弁でまくしたてる。ガリガリのフロアーマネージャーはママさんの旦那のようだ。
 店には5人ほどの日本人ホステスがいた。20代の学生のような子もいれば30代までいる。
「うちは自由恋愛ですねん、もって帰ってもらろてもよろしいで」
 ママのかけ声だけが盛り上がっている。中国人ホステスは日本語は話せない。テーブルに座ると日本人ホステス3人が席に着いた。一番若いホステスは22歳で中国を長期旅行中に金がなくなくなり求人広告を見て応募した。30代のホステスはプライベートな話を嫌がった。もう1人の30代ホステスは控えめだが、あとで飲みに行きましょうと誘ってきた。
「女かってヤリたい時があります。この子らは異国の土地で彼氏もおらんとけなげに働いてるんやから、デートしたってや」
 ママはそう言い残して隣のテーブルに移った。そこで客の膝に乗り腰を振っている。一昔前のキャバレーのノリだ。誘ってきた女の子と店を出ることにした。上海ではこのような店ではボトルを入れて3人で500元(6500円ほど)である。しかし、ここでは1人1000元も支払わされた。
 誘ってきた日本人ホステスは美鈴と名乗った。源氏名だろう。彼女のアパートに行くことになった。1Kの小綺麗なマンション。家賃は約2万円。美鈴は31歳。職場結婚をしたあとすぐに離婚。上海はOL時代に一度訪れ気に入っていたという。
「経理だったので、全く違うことをしたかったの。上海は旅行で来るのと暮らすのは違うのよ」
 美鈴は昼間に広東語を習い夜は日本人相手のホステスになる。
「日本に戻りたくないわ。それに、ゆきずりの恋いが私の性に合っているみたい」
 ソファに座ると同時に彼女は積極的に求めてきた。いきなりジーンズを脱がされペニスをむしゃぶる美鈴。激しいフェラが続く。
「最近ぜんぜんセックスをしてないの」
 フェラを終えた美鈴は口元から唾液を垂らした。スカートを剥ぎ取りパンティーに手を入れる。バギナはすでにベトベトに濡れていた。おとなしそうな顔つきと違いカラダは淫ら。美鈴は下半身丸出しのままソファの上で騎乗位。イキそうなると「いっちゃダメ!」と本気で怒鳴られた。

(日刊スポーツ「世界の下半身」より)

 

私が愛した世界の女たちTOP