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Family Line


19世紀の終わりに、オーストラリアのブルース・ロウという人物が考えた牝系の分類方法。
イギリスのダービー・オークス・セントレジャーの勝ち馬の牝系をゼネラルスタッドブックの第1巻まで遡り、
勝ち馬を多く出している牝系から順にNo.1〜No.43迄に分類したもの。(現在では増えてます)
現在では形骸化して、単に系統分類の為のものとなってます。
そしてゼネラルスタッドブックに遡れない馬が北米やオセアニアに沢山居るという事(イギリスは当初否定的)で、
アメリカンファミリー・コロニアルファミリーが登場しました。

馬名が1段ずれる事で1代経ている事を表します。
(概観図のページは線で結ばれていても直仔同士とは限りません)
日本で供用された馬はカタカナ若しくは漢字で表記してます。
馬名の前にある『*』は外国産、『○』はサラ系、『●』は軽半種、『(アア)』はアングロアラブ、
『(アラ)』はアラブ、『(トロ)』はトロッター、『(中半)』は中半血種をあらわします。
またカタカナ若しくは漢字の後ろに英字表記されてるものは、外国での馬名登録(遠征での馬名登録は除く)された事のある馬です。
生年の後にある『 c 』は牡馬を、『 g 』は騸馬を、表記が無いものは牝馬をあらわします。
当サイトに掲載されている馬と重賞勝ち馬の母系を辿り、牝祖とされる馬までを掲載してます。

スペースの問題上、GI・JpnI・JGIは『 G1 』、GII・JpnII・JGIIは『 G2 』、GIII・JpnIII・JGIIIは『 G3 』と表記します。

British Racing Families
牝系がイギリスのゼネラルスタッドブック第1巻に遡れる系統です。

British Racing Families (Half Bread)
イギリスの半血種の系統です。

American Racing Families
アメリカ在来種に遡る系統です。

Colonial Racing Families
オセアニア在来種に遡る系統です。

Other Racing Families
アルゼンチン、ポーランド、ウルグアイ在来種に遡る系統です。

Ntb
日本にいるファミリーナンバーの付かない馬達の系統図です。
日本の競馬黎明期には血統書という概念が希薄だった為、明らかにサラブレッドなのに血統書が無い等の理由で、
サラブレッドと認められない馬をサラ系と呼びます。
その他、他系種との交配によりサラブレッドではないという事でサラ系と呼ばれる馬も居ます。
プラス日本競馬を彩る、アラブやその他の系統図です。


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