直線上に配置
中学校生徒意見発表
第20回 平成15年度
ルネこだいら

中学校生徒意見発表者

○交流事業に参加して      小平第一中学校  糟谷 豪
○人と人とのふれあいと優しさ 小平第一中学校 滝本 祥子
○相手をよく知ることの大切さ 小平第二中学校 中川 友理
○地球環境保護          小平第二中学校 成田愛美
○言葉               小平第三中学校 吉田ちひろ
○幸せ               小平第四中学校 林 明日香
○合唱のすばらしさ      小平第五中学校 白川 まどか
○友達について         小平第六中学校 川路真知子
○現実と理想の学校制度     小平第六中学校 清水里佳
○戦争について              上水中学校 中崎 聡
○今、私達に必要なものとは何か? 
「二人一人が自覚すること」    花小金井南中学校 仲 健



地球環境保護

小平第二中学校一年
成田愛美


私は六年生のとき小平市の姉妹都市北海道小平町へ行き、小平町の人たちと交流をし、ふだん体験できないようなさまざまな体験をしました。その中の一つ、ホームステイでは、小平町のある家に二泊とまらせてもらい、その家族の方々とも交流ができました。ホームステイをした家の方々は、心優しく温かい人たちでした。私は泊まらせてもらった家の友達と特に仲良くなり、交歓交流が終わって、もうすぐ一年半になる今でも文通を続けています。文通を続けていると、小平町の生活や学校のことなどが少しずつわかってきました。

例えば・小平町は夏休みが短く冬休みは長い。そして小平町など
寒い地方では、冬、体育でスキーをやっているなどです。このよう
に手紙を通して互いの土地のことをもっと良くわかることができま
した。そして、小平町へ行き、みんなで交流する楽しさ、大切さも
知りました。交流することによって互いに楽しめ、仲が深まり、互
いの土地のことが分かり、自然にふれあうこともでき、心豊かな生
活をして、ふだんできないいろいろなことが学べました。

交流以外に目を向けてみると、小平町は空気が澄んでいて、自然
に恵まれている。それに海の水もきれいで、小平市とくらべると自
然がすごく豊かだと思います。まるで小平市が注意をうけているよ
うな気がしてしまいました。それは、北海道と東京の違いや、人口
や交通量の違いが関係しているかもしれません。でも、小平市も空
気や川の中をきれいにできると思います。私達一人一人が少しずつ
努力すれば、小平市もきっときれいになってくれると思っています。
そして、私達は風力発電も見学に行きました。発電機はすごく大
きくて、数えきれないほどで、風が良くふく丘にあります。風を利
用して発電し、エネルギーを作ります。これが自然を利用した発電
です。自然を使った発電は、エネルギーを使わないで発電できるの
で省エネにもなるし、地球環境にもいいということです。このよう
に自然の力を生かしていき、エネルギーのむだ使いを少なくしてい
きたいです。
このことから、私は地球環境の保護について深く考えるようにな
りました。私にできることでいえば、読みあきた本やマンガなどは
売る。カン、ビンなどはリサイクルをして、余計な物はなるべく
買わないようにし、ゴミをなるべく減らすことです。しかし、でき
ていないこともいくつかあります。嫌いな食べ物は残してしまった
り、遊びあきた物は放っておいてしまうことなどです。このできな
いことをできるように努力する。そしてできていることを続けてい
くようにして、より良い環境を作っていきたいと思っています。
私は六年生のとき、この発電機をみてから、これからの地球環境
保護について考えるようになりました。ふだん何気なくふいている
風でさえ、発電に使われ、地球のためになっているのです。それに
私は、小平町に行って交流することの楽しさ、大切さも学んだけれ
ど、こういう地球環境についてもたくさん学んだと思っています。
地球はみんなのものなのだから、世界中の人たち、一人一人が
「これ以上環境を悪くしない」ということを自覚して生きて行くことが
必要だと思いました。

直線上に配置