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治水・利水・ダム問題コーナー

宮地 良彦 委員長への FAX
2001.8.17

 このFAX内容は、検討委員会が設置する各流域の「部会」のあり方について、検討委員会最後の現地調査となった諏訪において参加した委員で話し合いがもたれ、その出された意見に基づいて私が「素案」を作成し、8月20日開催される検討委員会に「委員長案」として提出することになっており、その「素案」を宮地委員長に送ったところ一部訂正して欲しい旨の依頼がありました。
 そして、宮地委員長の意向を生かし「素案」を一部訂正した文書とともに、今後の部会設置等のあり方について私の考えを宮地委員長にFAXでお送りしたものです。
 しかし、8月19日の前日になって宮地委員長から電話があり「一部委員からクレームが付いたので、あの素案は委員長案ではなく、竹内私案にして欲しい。」というのです。後で調査すると諏訪の話し合いの席にいなかった五十嵐委員が強く幹事会に抗議をし、20日の委員会に「五十嵐案」も出したいとのことでした。その後、このFAXの文書は事務局を通じて宮地委員長に送付したため、知事から経過説明を求められた事務局が公開したとのことですので、私も、こうして公開することにしたものです。

 先日は、早速にご連絡を賜りありがとうございました。
 直ぐにご連絡をしなければならないのに、今年は父の新盆などで落ち着かず、今日になりましたことお
詫び申し上げます。

 さて、ご指摘の点について、以下の通りまとめてみました。

★部会の設置(素案)について

◯委員会と部会との関係

  委員会は部会と平行して開催し、各部会の進行状況を把握し、課題を整理するとともに、委員
 会における委員のいろいろな見解を部会に伝えて、相互の意見の流通を図る。  
 と訂正致します。

◯特別委員の選考基準

 公募による特別委員の選考をスムーズに行う事は、対外的にも絶対に必要なことだと思います。
 先生ご指摘の二段構えでなく検討委員が一括して選考する方法は良いと思いますが、次の例の
 様に、部会で選考した方が早い場合もあります。ご検討下さい。

 1、委員会全体で選考する場合。
   その場合、20日の委員会で「部会の設置について」(素案)を確認した上で、「公募委員
  募集要項」も委員長案として示し、次回の委員会の日程を決めた上で、それまでに公募を終
  了する様にするのが一番近道だと思います。(約1ヶ月の期間)
    この場合、次回の検討委員会の議題は「部会での検討課題」「公募委員の人選」となります。
      この場合、公募委員の人選には対象者数が多い分だけ時間がかかります。
    また、知事が任命する部会で必要とする学識経験者(特別委員)も、次回、検討委員会の
  日時を決めることによって、それまでに任命しなければならないことになり、スムーズに作
  業が進むと思います。

 2、部会に所属する委員及び特別委員で公募者を選考する場合。
      この場合も、20日の日に「公募委員募集要項」を確認し、当日決まる部会長を中心に各
  部会の開催日時を決め、それまでに公募の実施と公募以外の特別委員を知事に任命してもら
  い、第1回の部会(準備会・豊科の例と同じ)で公募委員を確定し、次回、部会開催日時を
  確定する。(約1ヶ月)
      この場合、検討委員会は次回開催日時を決めて「部会での検討課題」を整理する。

 以上、2つの例の考え方を想定して見ました。
 ただ、「部会の設置について」(素案)の表現は、諏訪での懇談のおりに浜県議から出された意
 見で、もう一度、私から真意を確認しましたが、「流域に身近な部会で公募委員を選考するのが
 分かりやすい」とのことでした。しかし、浜県議からは一任するとの意見も頂きました。
 素案の表現は、そのままにしておいて、委員会でご意見を頂いてはどうでしょうか。

 上記の1、2、いずれの場合でも「公募委員募集要項」は必要となりますが、20日の確認の
 方法として、委員長案を出して確認する方法と、「部会の設置について」(素案)により、事務
 局に一任して公募を開始することを確認する方法があると思います。
 念のために、豊科町の例を参考に「要綱」を作成し、後で委員長にお送りします。

◆9河川への部会の設置について

 「9河川全部ではなく、緊急度の高い、いくつかの河川にまず部会を設置して、そこで今後の
 モデルとなるような論議をしてはどうか。」ということですが、私は、予算や工事の進捗度、緊
 急度があっても、どの河川も地元にとっては早く結論を出して欲しいという気持ちは同じであ
 り、各差は付けられないと思います。課題は早く9河川に早く「部会」を設置して、検討する
 ことによって、流域の住民や市町村も含めて、「早く結論が出るか」「時間が掛かるか」流域の
 皆さんが自覚するのであり、検討委員会に外野から様々な意見があっても気にする必要はない
 と思います。9全ての河川に部会を設置した結果、早く検討が終わる河川もあるかも知れませ
 んし、思ったより時間のかかる河川もあるかも知れません。
  ただ、検討委員会としては、今の段階では緊急度の高いところも早くやれという意見も尊重し、
 9河川全部に部会を設置するにあたり、「部会の設置について」(素案)の「部会の運営 2」
 にあるように、「部会でり検討にあたっては、業者への補償問題や・・・・・・出来るだけ速や
 かな検討に努力すること。」を対外的にも確認しておけば良いのではないでしょうか。

■知事への要請について

 20日に「部会の設置について」(素案)や、今後の部会設置や検討委員会の日程等について確認した
内容について、速やかに検討委員会の考え方を知事に要請する必要があります。
 そうでないと、特別委員の任命など部会の設置が前には進みません。事務局と相談の上、早期の日程
調整などのご検討をお願い致します。

 以上、勝手に先生に向かって失礼かとは思いますが、私の考えを申し上げました。
 何か他に「部会の設置について」(素案)について訂正する個所がありましたら、ご連絡下さい。
 20日の日の委員会がスムーズに進みますよう、頑張りたいと思います。


追 伸
 私の本、お読み頂きありがとうございました。
 学者の方に読んで頂けるとは光栄ですし、一方で未熟で素人の私としては怖くもあります。
 個々の問題についても、ご指導頂ければ幸いです。

                                平成13年8月17日
                                                            竹内 久幸

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