EF5714号機
  直流電気機関車
          (国鉄)




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[1両所属]KATO社製)3069 「編 成」へ
JNR DC Electric Locomotive Type EF 57-14


 EF57形電気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が旅客列車牽引用に製造した直流電気機関車です。東海道本線で特急「つばめ」などを牽引して活躍、後に東北本線へと転じ、客車列車用の電気暖房装置を搭載し、急行列車「八甲田」「津軽」や普通列車の牽引に1977年(昭和52年)廃車となるまで活躍しました。
 
1940年(昭和15年)10月に登場した1号機は、既存の旅客列車用電気機関車EF56形の13号機として出場する予定でしたが、出力275kWの新開発強力型主電動機「MT38」を新たに搭載することになり、定格出力が1,350kWから1,650kWに強化されたことで、新形式に改められました。外観はEF56形後期形(8-12)に準じ、パンタグラフが中央に寄っていることで区別できます。
 
1941年(昭和16年)に2号機以降が登場しました。1943年(昭和18年)までに1号機を含めて15両が日立製作所、川崎重工業・川崎車輛で製造されました。1号機と2号機以降との最大の相違点は、前方に張り出したパンタグラフが特徴です。他にも車体の側面形状が変更されるなど、外見は1号機と大きく異なったものとなっています。




カプラー:ナックルカプラー付属



編 成


EF57-14

  

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