ヨルダン

「中東和平」の流れの中で、OLPに続いて、ヨルダンもイスラエルとの「和平合意」を結んだ。その結果、国境のヨルダン川を渡ってイスラエルからの観光客がヨルダンに雪崩れ込んできた。「人々の交流の促進」と言えば聞こえはいいが、その逆はない。つまり物価高のイスラエル観光が出来るヨルダン人などそれほどいないからだ。文字通りで言えば、交流ではなく一方通行ではなかろうか。私には日本とアジアの関係が二重写しに見えた。

ヨルダンを代表するペトラ遺跡。エル・カズネ
イスラエル人観光客に土産物を売る少女。遺跡の入場料は彼女の利益の何十倍
観光バスで大挙して訪れるイスラエル観光客にアラブのコーヒーを売る青年
イスラエルからの観光客の一団には観光警察がガードしていた
アラブ人の土産物はイスラエル=「パレスチナ」にも勿論あるからあまり 売れない イスラエルとヨルダンを「ヨルダン川西岸」を通らずに新しく 国境が開いた