こんにちは。門屋奈緒美です。 このメルマガの第29号で、アメリカのパスポート申請について書きましたね。 その翌週、アメリカ大使館に行って長男のパスポートを申請してきましたが、 この時、両親の身分証明として提出した私のパスポートをみた大使館の方に 「今、記録上あなたは不法滞在(overstay)の状態になっています。」と いわれました。(エイプリールフールじゃないですよ!) えぇぇぇぇー?!とビックリして話を聞くと、前回アメリカに行った際の 出入国記録カードの半券(出国の際に返却するべきもの)が、まだ私の パスポートについたままだったのです! 大使館の方に「ホームページに返却方法が載っているので、それに従って ご返却ください。」といわれました。 そこで今日の表現は、いつもと違って会話ではなく、返却のときに書いた 手紙からお届けします。 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ 今日の表現 set straight ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ Naomi Kadoya ○○○○○○ Kawasaki, Kanagawa ZIP-code JAPAN March 16, 2006 ACS - USCIS, SBU P.O. Box 7125 London, KY 40742-7125 USA To whom it may concern: At the American Embassy in Tokyo today, it was pointed out that I still have an "I-94W" form in my passport. It was probably in my passport because I checked in electronically at the airport and did not realize that I needed to do something with the form. The embassy employee informed me of the embassy website which has instructions for returning the form to set my record straight. Please find the I-94W form and the boarding pass for my return flight enclosed. Thank you very much in advance, (Signature) Naomi Kadoya Enclosures: I-94W form, boarding pass ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ 対訳 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ (住所と日付は略しますね。) 担当者様 本日アメリカ大使館にて、私の旅券に「I-94W」の用紙が添付されたままだとの 指摘を受けました。 それが私の旅券に付いたままになっているのは、恐らく空港で機械にて搭乗 手続きを行ったためで、私はその用紙について何かをするべきであったと いうことに気が付きませんでした。 大使館の職員が、私の記録を正すために書類を送り返す方法が掲載されている 大使館のウェブサイトを教えてくれました。 I-94W の用紙と、私の帰国便の搭乗券を同封いたします。 よろしくお願いいたします。 (署名) 門屋 奈緒美 同封物:I-94W 用紙、搭乗券 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ 今日の発音 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ set my record straight ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ 解説 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ ZIP-code は「郵便番号」ですね。他にも "postal code" という言い方も あります。 ところで、"ZIP" は "Zone Improvement Program" の略だそうです。 知らなかった! なんとなく、機械が "zip, zip" とジッパーを上げるような音を立てて郵便 番号を読み取っているのを想像していました。アハハ。 小学生のとき社会科見学で見た、郵便局の自動選別機の印象が強く残っていた のかな。。。 "P.O. Box" は "post-office box" の略で「私書箱」です。 "To whom it may concern" は「関係者各位」「担当者様」などの意味で、 相手の名前が分からないときに使えます。他に "Dear Sir or Madam" と いう書き方もありますね。 "point out" は「指摘する」という意味です。 "check in" は、「チェックインする」で日本語でもおなじみですね。 国際線はそれほどでもないけど、国内線は空港にダダーッと何十台も 自動チェックイン機が並んでいますよね。 "set straight" は「正す」「矯正する」などの意味があります。 "straight" は「まっすぐ」の意味もありますが「正しい」という 意味でも使われます。 よくドラマや会話で耳にするのは "Let me get this straight." 「はっきりさせよう」「話を整理しましょう」などの意味があります。 (言い方や状況によって、「この際はっきりさせておこうじゃねーか!」 みたいな意味にも「ちょっと複雑な話だったので、確認させてください。」 といった意味にもなります。) "Please find ○○ enclosed" は決まり文句ですね。「○○を同封します」 "boarding pass" は「搭乗券」ですね。 去年の搭乗券が未だにあって、本当に助かりました。パスポートを入れる 小さなバッグに一緒に入れたまま、整理もせずにしまいこんでいました。 ズボラな性格も、時には役立つのね! "Thank you very much in advance." は文字通り訳せば「前もって感謝します」 ですが、日本語では「よろしくお願いします」っといったところですよね。 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ ビザ免除プログラム ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ アメリカ大使館へ入るのには、身分証明書を提示し、持ち物検査や金属 探知機を通らなくちゃいけません。(飛行機に乗るときみたいに。) そのためなのか、私たちが大使館に行った日には、大使館の入り口から 歩道に長蛇の列が。。。(大使館に向かう歩道は、大使館利用者のみが 入れるみたいで、歩道の(←歩道の!)入り口に警察官が立っています!) ひぇぇー、これじゃあ大使館に入るためだけで1時間以上待たなくちゃ なんないよぉーと思っていたら、それはビザ申請のための列で、旅券の 申請は別の列だったので、5分ほど待つだけで入館できました。ホッ。 滞在期間が90日以下の商用、観光ならば、日本国籍の人はビザなしで アメリカに入国できますよね。 これはビザ免除プログラム(Visa Waiver Program)によるおかげです。 この "waiver" という言葉、野球が好きな人は「ウェーバー制」として 耳にしたことがあるのでは?「権利放棄」「免除」などの意味です。 アメリカにビザなしで行ったことのあるあなたは知っていると思いますが、 I-94W 出入国記録カードに必要事項を記入して入国しますよね。 (飛行機の中で渡される、薄緑色の用紙です。) 大使館のホームページに返却方法が書いてあるってことは、返し忘れる人が 結構いるって事ですよね。アメリカは入国審査はあるけれど、日本と違い 出国審査がないから、きっと返し忘れが起こるんですよね。。。 あなたは大丈夫? 返却方法 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ 編集後記 ◇◇--------------------------------------------------------------◇◇ 手紙の書き方って3つ様式があって、私が書いた手紙は「アメリカ式」。 タイプしやすいように、全部左端にそろえた書き方です。合理性重視。 書いたあとで「あっ、これメルマガのネタにしよう!」と思い、書式などに 間違いがないか確認すべく図書館で本を借りたら、ボールペンで書き込みが してあり、すっごくがっかり。。。 ビジネスレターを書く人なら、れっきとした大人だろうに。 私は図書館で借りて済ませましたが、お仕事で英語の手紙を書く人には 手元にあるといいかもしれませんね。 「英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方」 今日も読んでいただきありがとうございます。 素敵な週末をお過ごしください。 それでは、また来週お目にかかれることを楽しみにしています。 See you later, alligator! After a while, crocodile!
|
||||||||||||||||||
|
使える英語 □解除 http://www.mag2.com/m/0000166714.html □発行 門屋奈緒美 http://www.ne.jp/asahi/n/b/TE/ □連絡 sanji@me-three.com □このマガジンは「まぐまぐ!」から配信しています。 Copyright(C)2006 Naomi Kadoya All Rights Reserved. |
||||||||||||||||||