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翻訳ミステリ総目録 1916-2005

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翻訳ミステリ総目録について

 

 この【翻訳ミステリ総目録 1916-2005】は1916年からから2005年12月31日までに日本で著書として出版された海外ミステリとその周辺作品を網羅することをめざして作成された。

 1978年からのデータは、《ミステリマガジ》の「翻訳ミステリ回顧/総目録」および《EQ》(2000年以降は《ジャーロ》)の「チェックリスト」に掲載されたリストをまとめ、これに1984年1月から1988年8月の間は谷口俊彦氏の翻訳推理小説専門の情報誌「Emperor's Monthly」(私家版)で確認し、さらに1992年以降についてはミステリ愛好団体SRの会が毎年のベスト選びの候補作を載せる《SRマンスリー》の「年刊作品リスト」でチェックした。

 今回、これに戦前から1970年代までの翻訳ミステリのデータを付け加えるにあたり、以下の資料をもとにまとめた。また長篇にかぎっては、主要ミステリ雑誌に掲載されたものも含めた。

 つまり、これら翻訳ミステリ書誌をまとめたもの、二次資料の集大成である。完璧にはほど遠いが、この時期の翻訳ミステリの概略は確認できると思う。

 上記に挙げた資料のほか、作品の原題、シリーズ・キャラクター、各叢書類についての作品目録や発行年を確認するのに、各文庫の解説目録等とともに、おもに以下の資料やWebサイトを参照した。感謝の意をこめて、ここに挙げさせていただく。

 また、《EQ》《SRマンスリー》等をお貸しいただいた横井司、山本広喜、星野欧児、小林文庫オーナーの各氏にも、この場をかりて感謝の意を表します。

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 ここで1916年からはじめた理由を述べておきたい。

 まず、明治期の翻案小説は別ジャンルと考え、本目録の対象外とした。

 雑誌《幻影城》の創刊号から連載された島崎博の「目で見る探偵小説五十年」によれば、原作者名と訳者名をはっきり表示した最初の翻訳探偵小説叢書は大正七年(1918年)の《近代世界快著叢書》だという。江戸川乱歩の『幻影城』の付録資料「探偵小説叢書目録」も、この叢書からはじまっている。ただし、それ以前にも、ドイルやルブランの名前が載っている翻訳書は出ている。ドイルの邦訳リストは、ちくま文庫の『注釈版シャーロック・ホームズ全集10』の巻末にある新井清司編「日本におけるコナン・ドイル、シャーロック・ホームズ書誌」をはじめとして多くの研究があるため(ようするに、これに踏み込むと際限なくなるため)、はなはだいいかげんではあるが、本目録は「目で見る探偵小説五十年」に記述されていたルブランの『変装紳士』(大正五年/1916年)からまとめることにした。ただし、ポー、ドイル、ルブランの翻訳リストは、それだけで一冊の本となるような内容であり、研究対象なので、主要なものだけ挙げている。

 本来、この種のリファレンスの最もむずかしい点は、どこまでを「ミステリ」または「ミステリ周辺書」とするのか、という点だが、このリストではその部分を編者が判断するのを放棄し、上記の各資料、主にミステリマガジンの「翻訳ミステリ回顧」に依存した。「ミステリ」と「周辺書」の区別もそうである。したがって、編者の意見では「ミステリ」とは思えない作品(怪奇幻想小説や純粋な海洋冒険小説など)もリストアップされていることをお断りしておく。なお、周辺作品でシリーズ作品が一度でもリストアップされた場合は、なるべく他の作品も挙げるようにしたが、当然ながら遺漏もあると思われる。

 また、初期のEQチェック・リストでは、ジュヴナイル・ミステリも取り上げられていた。残念ながら途中からなくなったが、この分野をまとめた資料は非常に乏しいため、不完全ながら今回あえて掲載した(1983年から1988年のジュヴナイルについては、Emperor's Monthly に負うところが多い)。したがって、ジュヴナイルについては、1916年から2005年の図書のほんの一部であることを念頭において利用していただきたい。

 このリストは「翻訳ミステリ」とその周辺書のリストであるため、ミステリ作家のミステリ以外の著作は、上記資料に挙げられているものを除いて、基本的にリストアップされていないので、注意していただきたい。同様に海外ミステリ専門の叢書でない場合(例えばハヤカワ文庫NVや創元推理文庫のファンタジー部門など)、その叢書のすべての作品がリストアップされているわけではない。また、国内作家による著作は「海外ミステリの関連本」としてのみリストアップされている。

 各著作の原本チェックも、ほとんど行っていない。そのため、判型など勘違いしている場合も多いと思われる。なんともオソマツな話で、そのつもりで利用していただければ幸いである。

 なお、この【翻訳ミステリ総目録 1916-2005】の内容に記載漏れ、記入ミス等を見つけられた方は、御一報くだされば助かります。

(2006年8月25日/森下祐行・記)


海外作家簡易事典について

 

 この事典は、海外ミステリ作家について簡易なデータを得ることを目的として作成しました。いってみればことわざや漢字の《ど忘れ事典》のようなものです。

 したがって、各作家については簡易な説明をあげるにとどめました。詳しい説明は下記の各種リファレンス、作家事典などを参照して下さい。どの作家がどのリファレンスに記載されているかがわかるようになっています。いくつかの代表的なリファレンス類の総合索引としても使用出来ると思います。

 もともとこの事典は【EQ総目次・索引】のための作家覚書として作成したものをもとにして、さらに以下の要領で増補しました。

(2006年8月25日/森下祐行・記)


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