総目次・索引(WEB版)


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海外ミステリ作家 備忘事典


はじめに

 雑誌「ヒッチコックマガジン」は宝石社から1959年から1963年まで、二冊の増刊を含めて全50号が発行された。

 「アルフレッッド・ヒッチコックス・ミステリ・マガジン(AHMM)」の日本版として出発した海外ミステリ専門誌であるが、編集長の中原弓彦(小林信彦)の趣味もあって、映画やパロディのページが多い都会的に洗練された娯楽雑誌のイメージがあった。創刊号の編集後記で中原弓彦は以下のように宣言している。

 「この日本版は本国版の中から面白い作品をえらんで毎号約十篇のせていくわけですが、私は、このマガジンを、一部の推理小説マニアだけの雑誌にはしたくなく、広く都会的趣味の方方に喜ばれるような娯楽雑誌にしたいと考えたので、思いきって、真中にかなりの量のオアソビの頁をもうけたわけです。」

 ただ、「拳銃(ガン)特集号」が販売的に成功を収めたため、途中からオアソビよりも「拳銃(ガン)」が中心になっていく。

 中原(小林)が宝石社を去ったあと、数号出して、ヒッチコック・マガジンは休刊になった。中原の目から見たこの当りの事情は、氏の長篇『夢の砦』にくわしく描かれている。

 この【ヒッチコックマガジン総目次・索引(WEB版)】はヒッチコックマガジン誌に掲載された海外翻訳作品のみならず、日本人作家の小説、エッセイや評論の類いの検索を簡易にすることを目的に作成された。

 同種のものに鈴木清一氏が1981年に作成された「ヒッチコック・マガジン総目録」(私家版)がある。しかし、同書が現在容易に入手できないこともあり、改めてWEB版を作成することもあながち無意味ではあるまいと考えた。もちろん、WEB版の作成にあたっては、小説・エッセイ類の情報入力はすべて原本から新たに行った。

 今回はそれに加え、「関連記事」の項目を付け加えた。これは読物・書評などの中で取り上げられた著者名の索引である。ただし、ミステリ作家名に絞り、ある程度くわしく語られているものに限った。ミステリ作家以外ではヒッチコックのみ例外として取り上げた。単に名前や著書が挙げられているだけのものは省略したが、このあたり、どこまで取り上げたかはかなり恣意的である。完璧にはほど遠いが、しかし、経験から言っても、このような情報が全くないよりは多少でもあったほうが、雑誌の記事の検索が格段にはかどると思う。

 一方、映画・音楽関係の記事は、補助的な索引情報をほとんど省いた。とくに、ジャズの新譜情報を探したいときは、鈴木清一氏の「ヒッチコック・マガジン総目録」の方がずっと役立つと思う。編者の趣味も問題もあり、ご勘弁頂きたい。

 なお、この【ヒッチコックマガジン総目次・索引(WEB版)】の内容に間違い等を見つけられた方は、御一報くだされば助かります。

(2001年6月4日/森下祐行・記)

 この【ヒッチコックマガジン総目次・索引(WEB版)】を作成にあたり、木村二郎氏、森英俊氏、日下三蔵氏よりいくつかの不明点のご教示を得ました。この場をかりて感謝の意を表します。

(2002年1月10日/森下祐行・記)


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