ジュリアン・シモンズ選

サンデー・タイムズ・ベスト99

The Sunday Times 100 Best Crime Stories
Selected by Julian Symons in 1957-58


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 イギリスの週刊誌《サンデー・タイムズ》紙が英米伊の推理作家・評論家・愛好家の十五人に依頼して傑作を推薦してもらい、それにもとづいてジュリアン・シモンズが選定したもの。1959年の発表。投票結果がどの程度活かされているのか不明だが、全体にシモンズの趣味によっているとみて差し支えないだろう。

 中島河太郎『推理小説ノート』(現代教養文庫/1960)や九鬼紫郎『探偵小説百科』(金園社/1975)などで紹介されたときはジャンル分けがなく、通しナンバーもいくつか違っている。今回は The Armchair Detective Book of Lists 2nd edition (1995), by Kate Stine によった。

 リストはジャンル分けごとに、出版年順に並んでいる。ジャンル分けのやり方でシモンズの考えがわかって面白い。発表年の記載が初刊年と違うのは、おそらく英国での出版年と思われる。当リストでは判るかぎり初刊年を記入し、シモンズのリストの記載は注記として入れておいた。

 こうしてリストをみると、我が国のミステリの翻訳は実に熱心なもので、未訳はほとんど例外に属することがわかる。最近になってシャーロット・アームストロングの『ノックは無用』やジョン・フランクリン・バーディンの『悪魔に食われろ青尾蠅』が翻訳されたのも、感慨深いものがある。

 なお、このリストは日本では従来「サンデー・タイムズ・ベスト99」と云われてきたので、今回もそう記したが、前記の資料によるとベスト100となっている。抜けていたのはアーネスト・レイモンドの We, the Accused (1935)。どうしてそうなったのか、よくわからない。


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