ヘイクラフト−クイーン編

The Haycraft-Queen Definitive Library of Detective-Crime-Mystery Fiction


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 このリストはハワード・ヘイクラフトが『娯楽としての殺人』(1941)に「一読者のえらんだ探偵小説『路標(コーナーストーン)』リスト」として挙げた作品に、エラリー・クイーンが全面的に増補し(1951年に発表)、さらにヘイクラフトとクイーンの共同で1948年から52年までのものを増補したものである。最終増補版はハーバード・ブリーン編の The Mystery Writers Handbook(1956)の第27章に掲載された。*印がついているのが、クイーンの追加作品。(乱歩の『海外探偵小説作家と作品』にはいくつかミスがあるのを訂正した)

 乱歩の『海外探偵小説作家と作品』にも掲載されているが、今回は The Armchair Detective Book of Lists 2nd edition (1995), by Kate Stine によった。乱歩が引用したものにはない簡単なコメントがついている。☆以下の文章がそれ。★以下は、わたしの注記である。

 基本的に一作家一作としているが、ミステリ史的に重要なものについては、同じ作家の作品でも複数作が選ばれている。おおよそ作品の発表年順に挙げられ、同一作家は最初の作品の箇所にまとめられている。この掲載の仕方をみてもわかるように、ミステリの歴史が俯瞰できるようなリストになっていて、取り上げられた作品も「名作」というよりは歴史的な価値の方を重要視しているようである。まさに《路標的リスト》といえよう。

 そんな理由で、各作家の選定作はほとんどがデビュー作になっている。それでは傑作集にならないじゃないか、と誰しも思うらしく、江戸川乱歩はヘイクラフトの『娯楽としての殺人』版をもとに作品を入れ替えて「ポーより現代までの路標的名作90冊」を選定しなおした。


以下は最終増補分での追加


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