2009年07月の甲状腺医療情報の掲示板


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乳頭がんについて。 投稿者:JUN  投稿日:2009年 7月28日(火)15時26分55秒 
 
   こんにちは 初めまして。
甲状腺がんについて調べているうちに、こちらのサイトに出会い
皆様の書き込みを拝読し、お勉強させていただいております。
私事でお尋ねしたいことがあり、是非よきアドバイスを頂戴致したく
初めて書き込みさせて頂きます。宜しくお願いします。

今年に入り某有名専門病院にて、乳頭がん7mm(右側)との診断を受け
手術を勧められています。しかし私自身怖いというのと、
いまいち理解できていない部分があり、手術を躊躇している状況です。

その理由として、
@血液検査は陰性で全くの異常なし。
A微小乳頭がんに関しては、大きくならない可能性、または稀に消滅する
可能性もあるので、経過観察をすることもある、という病院もある。
B何より、私自身は元気一杯で、自他共に認める驚異的自己回復力を
維持している為、術後の後遺症や体力低下などの方がとても心配・不安です。

というような理由から、できることなら経過観察をしたいと
いうのが私自身の現在の希望です。

しかし、告知から2ヶ月後に再度エコー検査をしましたら
がんが3mm大きくなっており1cmに、担当の先生がおっしゃるには、
私のがん細胞は「あまりいい顔をしてないんだよね。」
とおっしゃっていたのです。先生のそのようなお言葉からしますと、
乳頭がんと一言で言っても、またいくつかに分類されるのでしょうか?
乳頭がんの成長は遅いようですが、私の場合少し早い気がしています。
私自身甲状腺がん以外では、健康体のつもりでいますが、
これはまさか、他の部分からの転移?なんてことは考えられますか?

某がん専門病院でも見て頂こうかとも考えているのですが、
必ず紹介状が必要となりますよね?現在の病院は有名専門病院な上に、
担当の先生が、物凄く親身に診察に当たって下さるとてもいい先生なだけに、
他の病院でも診ていただきたい、ということはお伝えしずらく、前に進みません。
ちなみに現在は、細胞針検査までで、その他の詳しい検査はしていません。
このまま先生を信頼して、手術を受ける決心をするべきなのでしょうか?
他の病院でも、1度診て頂きたい気もしているのですが・・・。

あと最近少し気になっていることがあるのですが、
風邪でもないのに、右側の扁桃腺にぶつぶつ、その辺一体が少し腫れ、
またのどを覗き込んでみると、正面に縦長の腫れなどが出てきており、
常に右側だけ、腫れているような違和感と乾燥(お水を飲んでも治りません。)
今までにない不快感があります。
ちなみに、食べ物が通りづらいということはありません。
これは乳頭がんとの関係性は考えられますか?

長文になりましたが、どうぞよきアドバイスをお願い致します。   
 


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細胞検査士様へ 投稿者:あさがお  投稿日:2009年 7月24日(金)23時48分20秒 

お忙しい中、お返事をありがとうございます。
お陰様で、頑張って先生と会話することができました。
先日、担当医の診察がありました。皮膚がカブレやすいので、手術延期の相談をしましたら、エコーの映像を見ながら声を出して笑われ、「今なら取る自信があ るけど、延期したら今ほど自信を持って、取れると言えるか分からない。今は、骨にくっついていないけど、くっついたら…。多分、延期しても大丈夫だと思う けど…」とおっしゃいました。
また、「術後の生活が心配で、もう暫く薬要らずの体で子育てをしたい」という気持ちも伝えてみましたら、「薬を飲むっていうのは、ご飯を食べるのと一緒 (爆笑)。いつ手術したって今と変わりない(爆笑)。手術の翌日から働こうと思えば働ける。チューブを付けてるだけのこと(爆笑)。」という返答でした。
結局、手術延期はしませんでした。
今回は、診察に夫も同席し、夫の方から副甲状腺が残る可能性を伺いましたら、「残る可能性は8割。あなたの場合、真ん中に腫瘤があるから、まだ比較的残し やすいけれど、見つかりにくい人もいる。」との返答。前回は、私ぐらいの年齢の人のは見つかりにくいと言われ、ショックで担当医の手術が怖くてたまらな かったのですが、今回は、幾分か安心しました。可能性としての話なので、自分が少数派に入るかもしれませんが。
高らかと笑われたり、手術の翌日からでも働けると断言されたりするのには抵抗もありますし、院内で人気の先生の手術は半年待ちだったとの過去の情報に対 し、担当医は、9月以降、手術の空きが沢山あるのも気になるのですが、今、他によく知った先生がいる訳ではないので、即、担当医の変更依頼することはでき ませんでした。
受付で聞けば、術後3回程度、手術の担当医に診てもらった後、担当医を変更する方も沢山いて、術後ずっとのお付き合いと考えなくても良いようですので、ど うしてもの場合は、そうさせて頂きます。
近々、院内で、おしゃべり会(病院で患者さんたちが集まってお話しする会)があるそうですので参加して色々伺って参ります。
安心して手術が受けられるよう努力します。
不安で一杯で、滅入っていた私に適切な助言をありがとうございました。   
 

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細胞検査士様へ 投稿者:ほのぼの  投稿日:2009年 7月24日(金)09時03分40秒  

   お忙しい中、お早いお返事ありがとうございます。

色々、自分なりに調べていたら、EBVは長引く熱が続きそうなのに、私は年明け早々、子供達がノロウイルスに感染直後、1日だけ38℃位の熱を出したっき りだったので、どうも違うような気がしていて、小さい頃から、蚊に刺されると刺された箇所が腫れて熱を持っていたもので“慢性活動性EBウイルス感染症” が気にかかり、予後不良の病気、とか、難病という言葉に心配しておりましたが、細胞検査士さんが仰る様に、心配していてもしょうがないですよね。

父親が悪性肉腫、父方の叔母達が糖尿病に胃癌、息子が真珠腫性中耳炎・・・等など、あまり良くない病気が身内に多数いるもので、ついついいらぬ事ばかりを 心配してしまって。

2ヶ月後の検査まで、あまり考えないようにして待っていたいと思います。
ありがとうございました。   
 

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ほのぼのさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月23日(木)22時48分14秒 
 
    EBウィルス(EBV)は様々な腫瘍と関連があることで知られています。感染するのは珍しくありませんが、その中でほんの一握りの方が癌を発症すること があります。その中のひとつが「悪性リンパ腫」です。投稿を拝見する限りでは、今回の病院で通院を続けるのがベストと思います。わざわざ大学病院へ足を運 ぶ必要は現在のところありません。万が一、将来に悪性リンパ腫を発症した場合は、大学病院への紹介状を書いてもらうことも候補となりますが、現時点では行 く必要は感じません。
 なおEBウィルスに感染して悪性リンパ腫になる方は非常にごく少数ですし、悪性リンパ腫以外にも胃癌など様々な癌の報告もされていますが、いずれにせ よ、表現が悪いですが心配するだけ無駄です。   
 

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細胞検査士様へ 投稿者:ほのぼの  投稿日:2009年 7月23日(木)09時40分4秒 
 
   こんにちは、7/10に橋本病と首のしこりについて質問させて頂いた、ほのぼのです。

細胞検査士様からお返事を頂き、早速、甲状腺を診て貰っている病院とは別の、血液内科のある病院へ、甲状腺の採血結果の紙を持って行って来ました。
しこりについては、頸部以外に、足の付け根にもしこりが出来ているとの事で「悪いものではなさそうだけど、橋本病もあるみたいだから、一応血液検査をしま しょう。」と言われ、一週間後に結果を聞きに行って来ました。
検査結果は、
「今現在は悪い状態ではなさそうです。
しこりの原因は、EBVによるものだと思われます。
EBVは普通、小さい頃に知らぬ間に感染し、20歳頃までにはほとんどの人に抗体が出来るのですが、ほのぼのさんには、IgG抗体はあるけど、EBNA抗 体がありませんでした。
この結果から考えると、最近、初感染をして、これからEBNA抗体が出来てくるものと考えられますが、37歳という年齢、結婚して子供も居ると言う事から 考えても、今まで感染しなかったと言うのはとても珍しい。
ごくごく稀に、抗体を持てない身体の人も居るので、もしかしたら、ほのぼのさんもそのタイプなのかも・・・そうなると、後々悪性リンパ腫等を引き起こす可 能性が高いんだよね。
2ヶ月後には、抗体が出来て居ることを信じて、2ヵ月後にもう一度検査してみましょう。」
との事、今は抗体が出来るのを祈るしかないと言われ、不安な毎日です。

EBウイルスとは橋本病とも関係しているものなのでしょうか?
2ヶ月もの間、何もしないで過ごしていて大丈夫なものなのでしょうか?
私が調べた限りでは、近所で血液内科のある病院は、今行った病院の他には、大学病院しか無い様なのですが、紹介状なしでも早めに大学病院にも行ってみた方 が良いでしょうか?

カルテに、“膠原病”や“悪性リンパ腫”の文字が書いてあり、先生は「病気を調べる為に書いてあるだけだから心配しないで。」とは言って下さったものの、 やっぱり心配です。

甲状腺の掲示板に、この様な質問は論外なのかもしれませんが、教えて頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。   
 

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細胞検査士様へ 投稿者:ママちゃん  投稿日:2009年 7月22日(水)20時08分52秒 
 
   お忙しい中、お返事ありがとうございました。いつも分かりやすい説明で感謝しています。
私の主治医は「7ミリの頚部リンパ節は、細胞診しなくても悪性!!」「チラージンを増やしたので小さくなる可能性もある」と言っていました。「悪性なのに 小さくなるのか?」というのが本音です。今は3ヶ月おきにエコー検査を受けていますが、今後も主治医と良く相談しながら経過観察していきますね。ありがと うございました。
★この掲示板をご覧の皆さまへ★
私は去年突然の乳がん・甲状腺がん告知を受け、手術しました。
どうして私が?しかも二つも?この世に神様はいないのか・・・と暗い毎日でしたが、同室の20〜30歳代の若い人達が頑張っている姿をみて本当に勇気づけ られました。(乳がんは放っておくと死に直結するので本当に怖いです)
幸い甲状腺がんは進行が遅く、主治医も「甲状腺がんで死ぬことはないから!」と言っています。私も甲状腺がんだけだったら良かった・・・・・・と言っても 始まらない。
とにかく頑張りましょうね。元気に楽しく過ごして天寿をまっとうしましょう!絶対大丈夫!!!
(ごめんなさい。自分に言い聞かせてます。)   
 

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細胞検査士さま 投稿者:もん  投稿日:2009年 7月22日(水)15時50分48秒 
 
   ご回答ありがとうございました!
その様にいたしまうs!
わからない事ばかりだったので、とても助かりました。
本当にありがとうございました!   
 

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ママちゃんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月21日(火)21時51分26秒 
 
    手術後まもなく・大きさが7ミリ程度・1年以上の経過観察で大きさが変わらない、という状況は、「転移したリンパ節」ではなく「手術で使用した糸に対す る異物反応」の可能性を最も考えます。7ミリ大の頚部リンパ節と思われているものは、手術で切開した皮膚に比較的近い部分ではないでしょうか?
 7ミリですと小さいので細胞診の対象にはなりづらいと思います。今後も経過観察を続けていき、「糸に対する異物反応」であれば徐々に小さくなっていくは ずです(完全にはなくなりませんが)。一方、癌の転移であれば、徐々に大きくなっていくのが通常ですから、半年スパンで経過観察を続けるのがよいと思いま す。1センチを超えてくるようですと、外科的切除の対象となると思います。   
 

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細胞検査士様へ 投稿者:ママちゃん  投稿日:2009年 7月20日(月)20時30分35秒 
 
   いつもこの掲示板に励まされ、日々生活している46歳主婦です。ありがとうございます。
去年2月に乳癌&甲状腺乳頭癌の手術(同時に二つ・涙)を受け、甲状腺左葉摘出とリンパ郭清しました。(リンパ節に12個転移)
その後4ヶ月経過後、頚部リンパ節に7ミリのものが2個あり、一年以上ずっと経過観察をしています。主治医はこのまま様子を見て大きくなったり、増えたり したら手術をすると言っています。小さいため細胞診をしていませんが、このままずっと経過観察しても大丈夫でしょうか?肺に転移する可能性はありますか? (チラージンを75服用しています。)過去の掲示板を見ると手術が主体・・・とかかれています。大きさがどのくらいになったら手術の対象になりますか?お 忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。   
 

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細胞検査士 様へ 投稿者:ゆかりん  投稿日:2009年 7月19日(日)08時54分55秒 
 
   細胞検査士さま、わかりやすいご説明ありがとうございました

今、診てくださっている総合病院の内分泌内科の先生もこちらからする質問に対しては親切に対応していただけるのですが私自身、納得出来ないという気持ちも あり甲状腺専門病院へのセカンドオピニオンをするべきなのかと悩んでおりました。
細胞検査士さまのご説明を読ませていただき気持ちも決まりましたので近々、甲状腺専門病院へ行ってまいります

ご心配ご丁寧なお返事ありがとうございました 
 

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もんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月18日(土)21時37分53秒 
 
    先生とのやりとりは、普通だと思います。原因や病名は、細胞診の結果が出てから話があるのが普通だと思います。次回再診日に医師から細胞診の結果や、今 回のリンパ節の腫れについて話があるはずです。もし言われないまま診察が終わるようなら、「前回の結果について教えてください」とハッキリ言いましょう。 もし癌であれば、必ず本人もしくはご家族に説明があります。   
 


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ゆかりんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月18日(土)21時32分42秒 
 
    サイログロブリンは甲状腺の濾胞上皮細胞という細胞内に存在するタンパク質で、この濾胞上皮細胞が壊れるような疾患のときに血液中に放出されて、血液検 査でサイログロブリンが上昇してきます。なおサイログロブリンが高いから特定の疾患が推定できる、ということはありません。現在のところ甲状腺に疾患があ る、と判断されるだけです。一方、マイクロゾームテストは甲状腺に対する自己免疫疾患が存在するときに上昇すると言われています。橋本病だけでなく、バセ ドウ病やその他の疾患でも上昇します。
 ゆえに、サイログロブリンとマイクロゾームテストだけで「橋本病」と推定することはできません。あくまでも抗サイログロブリン抗体(TgAb)などの代 表的なデータで証明することが重要です。甲状腺専門医に受診することが可能ならば、是非受診してください。   
 

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あさがおさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月18日(土)21時23分58秒 
 
    医師も人間です。ホームページに載せる際は「建前」で、実際に患者さんを目の前にすると「本音」が出てくる、という医師もいるでしょう。あさがおさんの 担当医がどうかは分かりませんが、いずれにせよ今の担当医とはウマが合わないようなので、とりあえず同じ病院の別の医師に変えてもらってはいかがでしょう か? 今の担当医は病院側に決められたようなので、今度は自分で決めてみましょう。
 あさがおさんの場合は手術が半年後に延びても、状況的にはそれほど影響はないと考えますが保証はできません。半年延びても後悔しない、とご自身で誓うこ とも必要です。
 テープ等のアフターケアに関することは、医師よりも看護師に尋ねるのがよいと思います。またはネットで同じ病気を克服した方に相談するのがよいと思いま す。   
 

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プラハさんへ 投稿者:はり  投稿日:2009年 7月17日(金)23時45分16秒 
 
   退院後初めての夜はさぞかし不安だったでしょうね。。でも何もなくて良かったですね。
私も入院中はテタニー発作が起こった際は、Caの静脈注射をすぐにしてもらえたため良かったのですが、退院後になったらどうしようかと思っていました。退 院する際に、テタニーが起こった時に近くの病院で同じ処置を受けられるように紹介状はもらえました。幸いにも紹介状は使うことはなかったのですが。
現在は、入院中に起こった全身が金縛りにあったように硬直していく発作まではいきませんが、疲れが溜まった際には全身(特に手足)に重りをつけたようなだ るさや手の硬直は起こります。また、就寝中に何度もこむら返りに襲われることもあります。プラハさんは退院されたばかりでこういった話を聞くと不安に思わ れるかもしれませんが、私の場合Ca剤を摂っていても吸収が悪いようなので、みんなにこういったことが起こるというわけではないと思います。なので、血液 検査をしてもらってしっかり経過を追ってもらえばいいと思いますよ。

お体を大事になさってくださいね。   
 

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首のしこりについて 投稿者:もん  投稿日:2009年 7月17日(金)14時40分57秒 
 
   はじめまして。気になるので、ちょっとカキコさせてくださいm( _ _ )m
昨日、1ヶ月前から気になっていた、左エラ?下に出来たしこりがあるため、病院へ行きました。(右にもかなり小さいしこり有)どの科を受けていいのか病院 に確認して、「耳鼻咽頭科」を受診しました。先生は「たぶんリンパの腫れだと思うのだけれど・・・エコー検査してみましょう」といいました。血液検査の 後、エコー検査しました。エコーの先生が「これだね」としこりを診て「何か大きい病気したことある?」と聞いてきたのでないと答えました。
それから、再度耳鼻咽頭科へ戻りました。その際も病名とか原因とかはハッキリ言わず、「大丈夫だと思うけど、念の為、細胞検査してみましょう」との事。翌 日やって、結果待ちです。
細胞検査も早い方がいい・・とかも言われず、たまたま、次の日が空いてたので決めました。こういう先生とのやりとりって、普通ですか?原因とか病名とかっ て自分から聞かないと曖昧な感じで終わるんですかね・・・?結果聞きに行った時、聞いてみようと決めてるのですが・・・。別に癌だから何も言わないとか じゃないですよね?   
 

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はりさんへ 投稿者:プラハ  投稿日:2009年 7月16日(木)08時44分42秒 
 
   そうですか、はりさんもテタニー発作が起きたんですね。

またたく間に全身に広がる痺れと硬直、両手の指先は拳骨を握った状態で開かなくなり、足の指もこむら返しが起きた時のようにつれてしまいました。
顔面も硬直したことにより唇も動かせなくなり、何より怖かったのは肺と気道が硬直し酸素を取り込むのが困難になったことです。

痺れの順序は手指→足先→ふくらはぎ→顔面→その後一気にどわ〜っと全身!!でした。
最後のほうは痺れなどという生易しいものでなく、体中の血液が沸騰して爆発しそうな感じ?でした。あと肺のあたりが「固まる!」って思いました。
振り向いたら石になる・・・あのメドューサになったような気分でした。本当に怖かったです。

昨夜は退院後初めての夜でしたので、発作が起きたらどうしようと不安でしたが
ほどなく眠りに落ち、深く熟睡できたせいか今朝は絶好調です。

乳酸カルシウムとアルファロールを一日3回、チラージンを一日2錠と処方されています。
次回の検診は一週間後で、血液検査の結果で薬の量を加減してゆく予定だそうです。
医師からは指のしびれが出たら即座にカルシウム&アルファロールを飲むようにと言われましたが、内服薬は効果が出るまで1時間程度かかるので効いてくる間 は不安です。

内服が始まり、血中にカルシウムの蓄積がされてきているので、術後3日目に起きたような、重篤な発作はまず起きないでしょうと医師からは言われています。    
 

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プラハさんへ 投稿者:はり  投稿日:2009年 7月16日(木)00時00分51秒 
 
   私も全摘後にテタニー発作が起こりました。手足から硬直して体幹部へ広がり、胸部が圧迫されるような感じで呼吸もしづらい状態になりました。ナースコール を押そうにも手が動かず、どうしようかと思ったのを覚えています。私も、術前の説明では「手や口の周りが痺れる」といった簡単な説明は受けたのは記憶して いますが、それ以上の説明はなかったと思います。そのため、硬直し始めた時は何が起こったのか分かりませんでした。
以前、テタニー発作を起こす人は数%と少ないということを何かで読んだ記憶があるのですが、そういったことも関係しているのでしょうか。。。それでもプラ ハさんの仰るように、重篤な状態にもなりうるということを説明してほしいですね。
プラハさんは現在もテタニー発作が起こることはありますか?   
 

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テタニー発作について 投稿者:プラハ  投稿日:2009年 7月15日(水)22時43分47秒 
 
   いつも適格な助言をありがとうございます。

雑談コーナーにも書き込みをさせていただいたのですが、全摘手術後3日目にテタニー発作に襲われ、気道圧迫による呼吸衣困難に陥り本当にこのまま死んでし まうという恐怖を味わいました。
病院では術前・術後を通してテタニー発作の重篤な症状については全く説明はなく、「手足に痺れを感じたら言って下さいね〜」と看護婦さんから軽く言われて いたくらいだったので
私もあまり深刻には考えずに2日目の夜をやり過ごし、3日目の早朝に発作に襲われました。

ここで質問なのですが、テタニー発作についての説明は患者に対してはしないものなのでしょうか?テタニーの重篤な症状に陥ると気道を圧迫して窒息死するこ ともある、と事前に説明を受けていたら、3日目の恐怖体験(もしくは本当に死亡?)を回避できたのではないかと感じています。

テタニー発作で患者さんが死亡する症例は時としてあることなのでしょうか?   
 

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細胞検査士さんへ 投稿者:ほのぼの  投稿日:2009年 7月14日(火)09時46分48秒 

細胞検査士さんへのお返事です。

お忙しい中、お返事を頂きありがとうございました。

甲状腺に関しては、TSHの値が下がってからも「橋本病だと思います」と言われていたので、???と思っていたのですが・・・あまり気にする必要もなさそ うで安心しました。
甲状腺が大きい事もあるので、3ヶ月後に受診して来ます。

首のしこりとサイログロブリンの数値とは関係ないのですか・・・
早めに血液内科のある病院を受診して来たいと思います。

本当にありがとうございました。   
 

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教えて下さい! 投稿者:ゆかりん  投稿日:2009年 7月14日(火)08時36分3秒 
 
   6月初旬に首にしこりがあることに気付き総合病院の内分泌内科を受診しましたエコーの結果か腫瘍があり採血の結果サイログロブリンが2588と高値の為、 穿刺吸引細胞診をしたところ腫瘍はクラスUで良性という結果でしたしかしサイログロブリンが高いのとマイクロゾームテストの数値が1600と高値なので将 来的に橋本病を発病するかもしれませんと言われました(ちなみにTSH、FT4ともに正常値でした)今現在、疲れやすくイライラしたり髪が抜けるのも多い ような気もするのですがサイログロブリンとマイクロゾームテストの数値が高いだけでは橋本病とは言い切れないのでしょうか?サイログロブリンとは蛋白質の 一種ということみたいですがマイクロゾームテストとはどのようなものなのでしょうか?甲状腺専門病院を受診したほうがいいのでしょうか?アドバイスよろし くお願いします 
 

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細胞検査士さんへ 投稿者:あさがお  投稿日:2009年 7月14日(火)01時52分27秒 

細胞検査士さんへのお返事です。

副甲状腺のお話、納得できました。
見ず知らずの私に、ご親切に丁寧に説明して下さってありがとうございます。
このHP掲示板にも感謝致しております。

こんなお話し伺うべきではないのでしょうが、申し訳ありません。
現在通う病院は、全国でも三本の指に入るほど有名な専門病院です。
HPには医師に不満のある場合は、医療相談室で相談し、相性の良い医師を探すことができると記載があります。
(実際、バセドウ病で受診された方は、最初に先生を決めるカウンセリングがあったそうです。私の場合は、カウンセリングはなく、手術の先生を紹介されまし たが。)
HPの内容を信じ、担当医の変更を希望しようかと思いました。でも、その後、担当の先生も気を悪くなさり、自分自身も辛い思いをする?と不安もありまし た。
けれど、質の高い病院ですし、そんな事はないのでは?という気もして迷っています。
例えば、他の先生(最初に診て頂き、今の担当医より上の役職の方で、「病気はあなたのせいじゃないですよ」など、親身になってお話下さる先生)の診察予約 を取って、セカンドオピニオンを頂き、手術のお願いをしても、快く受けて下さることはないのでしょうか?
元々、その上の役職の先生から振り分けられて、今の担当医が決まったのですが、それ故に、余計無理でしょうか?

入院中、子供を預けられるのは夫だけですし、地元には、扱ってくれる総合病院がなく、今の病院を紹介されました。距離も遠いとはいえ、通える範囲内の有名 病院です。

もし、病院内で担当医を変えて、自分が不利になるなら、自分の気持ちを変えるしか方法はない?と思い始めています。

ところで、例え、手術日が数ヶ月延びても、余命に殆ど影響ないとのことですが、半年先でも大丈夫でしょうか?
今、別のことも心配なのです。
私は多汗症です(冷房中なら汗も首には少ないですが、風が吹く程度では、首も汗ばんでいます)。
肌も弱く、採血後の脱脂綿を抑えるテープでも、絆創膏でもかぶれやすいです。
そんな私が夏場に手術を受けて大丈夫か気になり始めました。
手術の二日後に抜糸があると伺いましたが、その後の事はまだ分かりません。
もしテープを貼るなら、汗をかいていても大丈夫か?心配になってきたのです。
でも、担当の先生には、こういう細かい話は伺えません。
ここまで細かい話は、どちらの病院の外科の先生でも、伺えることは稀かもしれませんが。

お忙しい中、こんな質問まで申し訳ありません。
どうか教えて下さい。   
 


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ほのぼのさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月13日(月)20時46分58秒 
 
    「橋本病と断定する為の抗体が二つ共陰性だけど、TSHの数値が高めなので、多分橋本病でしょう」というのは、血液検査の解釈が矛盾するけれども、ほの ぼのさんの現在の症状も加味すると、「現状では橋本病を最も考える」という状況だったのだと思います。このような場合、間を空けて再検査するのが通常で、 実際、TSHは基準値に下がっているとのことで、橋本病は否定されたのではないでしょうか? 甲状腺が大きいことについては、引き続き経過観察で様子を見 ていくのが通常です。
 「サイログロブリンの数値が低いと、リンパの悪い病気ではないと言える」というのは大きな誤解であり、サイログロブリンと「リンパの悪い病気」= 「悪性リンパ腫」とは全く関係がなく、「甲状腺癌のリンパ節転移は否定的」という意味で言われたのでしょう。首のしこりが気になるようでしたら、まずは血 液内科を受診するのがいいでしょう。   
 

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あさがおさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月13日(月)20時35分36秒 
 
    「あなたぐらいの年齢の場合、副甲状腺が見つかりにくい」と言った根拠がよくわかりませんが、その執刀医の経験的な感想なのかもしれません。副甲状腺の 自家移植は100%近く成功する、という保証は全くなく、仮に手術中に副甲状腺が見つかって自家移植できたとしても、ちゃんと機能する保証もありません。 そのようなリスクに対して発言したものと思います。もちろん、成功率は医師によって差があるのでしょうが、どの医師が成功率が高い、という情報はありませ ん。
 実際に手術してみなければわかりませんが、「まず大丈夫でしょう」と言われていながら自家移植に失敗することもありますし、「自家移植は難しいでしょ う」と言われていたにもかかわらず成功することもあります。つまり、手術件数の1〜2%は自家移植に失敗する、という危険性の説明を受けた、と理解してく ださい。それ以上の説明を求めても、不安が増すばかりでしょうし、担当医と気まずくなってもよくないので、1〜2%に入らないように祈るのみでしょう。
 抜糸に関わる担当医の発言ですが、「不愉快」と感じるならば、(状況が許す限り)今すぐに病院を変えることを強くお勧めします。担当医を変えるだけです と病院内で顔を合わせることにもなりますから、病院を変えるのがいいでしょう。たとえ手術日が数ヶ月のびたとしても、余命にはほとんど影響ないですから心 配無用です。それよりも、信頼できる医師にめぐり会えるよう、努力してください。信頼できる医師ならば、万が一自家移植に失敗したとしても後悔は少ないの ではないでしょうか。   
 

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KMさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月13日(月)20時20分28秒 
 
    甲状腺を全摘していればヨードを取り込む正常細胞は存在しないので、それほど気にする必要はありませんが、理論上、癌細胞がヨードを取り込むはずです。 しかし、日本で食事をする以上、ダシや調味料にもヨードは使われていますので、日常的に食事をする分には影響はないと考えます。海藻類ばかり過剰に摂取す ることは、甲状腺の有無に関わらず、よろしくないと思います。もしヨード制限が必要な時期になれば、担当医から然るべき指示があるので、その時までは普通 に日常生活を送って大丈夫でしょう。   
 

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キキさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月13日(月)20時14分58秒 
 
   薬局等の薬剤師さんに相談されるとよいでしょう。   
 

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オレンジさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月13日(月)20時11分40秒 
 
    「低分化癌」は近年新たに定義付けられた組織分類で、診断基準がまだ十分に浸透していないのが現状です。「最初の市立病院では低分化だと見ぬけなかっ た」のは経験した症例数がまだまだ少なくて、診断できなかったのでしょう。「見落とし」と考えるのは如何なものかと思います。結果論ですが、「最初の段階 で早くわかって」いても、変わらなかったでしょう。
 通常の抗癌剤が効かないのが甲状腺癌の特徴であり、放射性ヨードによる治療が効果なしとすれば、タチの悪い癌と判断されると思います。甲状腺癌が甲状腺 の外に浸潤してしまうと、それらを完全に切除することは難しいと思いますので、根治は期待できないと思います。声カレが日に日に進んでいるのは、癌細胞が 反回神経に浸潤して声帯の動きが悪くなっているからと考えられます。手術すれば、反回神経は切断することになると思います。
 順番を待つかどうか、ですが、医大ともなれば手術件数も多いでしょうし、難しい手術や重症症例も多いと思いますので、直接担当に現状を訴えて相談してく ださい。   
 

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これって橋本病ですか? 投稿者:ほのぼの  投稿日:2009年 7月10日(金)10時32分54秒 
 
   はじめまして、37歳,パート勤めの主婦です。
橋本病と首筋のしこりについて、気になることが有るので教えて頂きたいのですが。

今年のゴールデンウィークの前辺り、首にしこりが有るのを見つけ、喉の違和感もあったので、いつも行っている耳鼻科を受診しました。
鼻から内視鏡で診てもらったところ「しこりに関しては特別何も悪そうな物は見当たらない。喉の違和感は、軽い副鼻腔炎の症状があり、喉に鼻が落ちて行って る事が原因じゃないかな!?甲状腺も悪くなさそうだし・・・」との事で薬を飲んで様子を見る事に。
喉の違和感は多少良くなった感じは有ったのですが、やっぱり、しこりが気になり、甲状腺も専門としている病院で、乳癌検診を受けたついでに、甲状腺検診も してもらい

5/14採血結果
  TSH・・4.5(基準値 0.4〜4.0)
 FT4・・1.1( 〃 0.8〜1.9)
  FT3・・2.8( 〃 2.2〜4.1)

 Tg Ab・・0.3以下(基準値 0.3U/ml以下)
  TPO Ab・・0.3未満( 〃 0.3U/ml未満)
  サイログロブリン・・15.2( 〃 32.7ng/ml以下)

エコー診断で、甲状腺の大きさが2〜3倍の大きさがあり、甲状腺の右上に0.6mmのしこり、左首筋に大きい物で1.9mm程のしこり,他にもゴロゴ ロ、右首筋にも0.6mm程のしこりがゴロゴロと
症状的には、疲れ易さや、肌のかさつき、寒がり,低体温の様な症状があり、
橋本病と断定する為の抗体が二つ共陰性だけど、TSHの数値が高めなので、多分橋本病でしょう。との診断を受けました。

TSHの数値が6位になれば、ホルモン剤も飲んだ方がいいけど、まだ大丈夫そうなので2ヶ月後に又採血に来てみて下さいね。しこりに関しては、乳癌検診で も異常なしだし、サイログロブリンの値も高くないので、悪いものではなく、多分リンパ節でしょう。という様なの事を言われ、様子をみておりましたが、 1ヶ月位して、疲れ易さはあいからわず、手も浮腫んできた様な変な感覚、指先に痺れる様な感触があり、一応、甲状腺を診て貰った病院を再受診。

6/22採血の結果

 TSH・・2.8(基準値 0.4〜4.0)
 FT4・・1.2( 〃 0.8〜1.9)
  FT3・・2.9( 〃 2.2〜4.1)

  サイログロブリン・・10.8( 〃 32.7ng/ml以下)

と、何の治療もしてないのですが、TSHの値も基準値に下がっており、
手の痺れなんかは、一度整形外科を受診した方が良い、今度は3ヵ月後に採血を・・との事を言われ。

整形外科で、肩こり,肘の神経の圧迫からの痺れとの事で、現在はリハビリに通っているのですが、コリがほぐれて首筋が柔らかくなってきたら、それまでリン パだから気にしなくても大丈夫。と言われていた、しこりがまた気になり始めてしまって・・・

長文で分かりずらい文章になってしましましたが、

橋本病の抗体が陰性、TSHも基準値に下がってしまってるのに、甲状腺が大きいという事で橋本病なのでしょうか?
また、サイログロブリンの数値が低いと、リンパの悪い病気ではないと言えるのでしょうか?
まだ小さい子供も居るし、父親も癌(腹部悪性肉腫)で亡くなっているので、首筋のしこりが気になってしまいます。
他の病院でも診て貰うとすれば、血液内科の有る病院でいいのでしょうか?

どうか教えて下さい。宜しくお願いします。   
 

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教えて下さい 投稿者:あさがお  投稿日:2009年 7月10日(金)08時23分59秒 
編集済 
   はじめまして。36歳の主婦です。

喉仏の上の辺りに、クラスVの乳頭癌、大きさは1.7pが見つかり、
来月、左右の甲状腺全摘術・頸部リンパ節郭清術を受ける予定です。

2週間前、手術の担当医と初めて会い、
「あなたぐらいの年齢の場合、副甲状腺が見つかりにくい」と軽く言われました。

「もし見つかれば、埋め込みますが、機能するかは分かりません。
その場合、ビタミン剤を飲んでもらいます」と付け加えられましたが。

最善を尽くしますといった前向きな表現が一切ありませんでした。

以来、甲状腺全摘出だけでも、手術も術後も不安だったのに、
副甲状腺まで無くなるの?とずっと不安でたまらなくて、10日ほど経ってから、
思い切って病院に電話をし、師長さんに確認したら、
「副甲状腺機能を無くしてビタミン剤を飲んでいる患者さんは、こちらの病院では1〜2%」とのことでした。

主治医は、「あなたぐらいの年齢では見つけにくい」とおっしゃったので、
「見つからない可能性が高い」と私は解釈し、ずっとショックを受けていたのですが…。
そういう意味ではないのでしょうか?

それとも、1〜2%のビタミン剤を飲んでいる方は、
私ぐらいの年齢(36歳ぐらい)ということなのでしょうか?


手術までに、後一回だけ診察と検査の日があるのですが、
その日に先生と会話するのも、しづらくて…。

こちらを頼りに投稿しました。
どうか、宜しくお願いします。


後、個人的な問題だと思いますが、先生から、
「反回神経まで腫瘍がくっついていたら、神経も切り、繋ぎますけど、しゃがれ声になります。こんな声ですエ〜エ〜エ〜」と皮肉な笑顔で、先生に声真似をさ れ、とても不愉快でした。
「あなたの抜歯をしたら私は盆休みで、もういませんから、抜糸したその日に退院したかったらしてもいいですよ。」と皮肉そうに笑いながら言われましたが、
そういう事も事前に言うものなのでしょうか?

私には、その先生の感覚が分からないし、不安で余計に滅入っています。

病院のHPには患者が医者を選べるようには書かれているのですが、実際に変えてもらうのは失礼なことでしょうか?

先生を変えれば、副甲状腺を見つけてもらえる確立も高くなるでしょうか?

どうか教えて下さい。   
 

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ヨードの取りすぎは問題? 投稿者:KM  投稿日:2009年 7月 7日(火)23時03分53秒 
 
   乳頭がん(+肺転移)で先日甲状腺全摘しました。食事のことで相談です。アイソトープ治療の開始はまだ先なのですが、それまでの間、海草類等、ヨードの取 りすぎはよくないのでしょうか?何となく、ヨードを取りすぎると肺の転移細胞がそれを栄養に成長するような気がしてなりません。関係ないとは思うのです が、ご教授下されば幸いです。   
 

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ステロイド 投稿者:キキ  投稿日:2009年 7月 7日(火)20時19分0秒 
 
   甲状腺機能低下症の人がステロイド使うと副作用が出やすくなるみたいですが、甲状腺ホルモンがステロイドにどのように関与してるのでしょうか?  
 

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細胞検査士様へ 投稿者:オレンジ  投稿日:2009年 7月 7日(火)16時39分37秒 
 
   いつもお忙しいところお返事本当にありがとうございます。昨日癌センターに行って来たのですが、細胞検査士様の言うとおり、低分化のタイプが混ざっていた ようです。しかも、最初の市立病院では低分化だと見ぬけなかったのです。国立がんセンターで発覚しました。私は市立病院で何度も確認しましたが、ロホウ型 乳頭癌だと言われました。こんな見落としは、あることなのでしょうか??もし最初の段階で早くわかっていればもっと対処出来たのでは!?と困惑していま す。

また、大事な脳の血管に腫瘍がくっついている状態で、癌センターでは血管外科が居ないので手術不可だと言われ、血管外科の居る千葉医大に紹介されました。 そこならひょっとしたら手術が出来るかもしれない。だけど、低分化なので血管に浸潤したり、広がってしまうと手術が困難になったら大変だと言われ、半分パ ニックになってしまいました。アイソトープも低分化には効きにくいと言われました。抗がん剤は効く可能性あるのでしょうか??また、もし手術不可の場合、 何か他に処置方法はありますか??低分化だと根治は難しいのでしょうか??とりあえず今出来る事を精一杯やってあげたいのですが、手術も混んでいて順番待 ちだとその間にどんどん進んでしまうのでは!?と恐怖です。現に、声ガレも日に日に悪化しています。やはり、順番を待つしかないのでしょうか??質問だら けですみません。どうか、何卒よろしくお願い致します。   
 


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細胞検査士様 投稿者:きのこ  投稿日:2009年 7月 5日(日)23時25分7秒 
 
   丁寧なご回答をどうも有難うございます。非常に参考になりました。
いろいろと不安になってきていたところでしたので、疑問に思っていたことがはっきりしてほっとしました。
主治医に手術の副作用についても聞いてみます。   
 

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きのこさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月 5日(日)13時55分8秒 
 
    「高危険度」という定義自体が曖昧で、その担当医が今まで経験した患者さんの中ではタチが悪いケースに含まれる、と言う意味で使われたのかもしれませ ん。しかしリンパ節転移が数珠状に6cmも連なっていたとしたら、転移を活発に起こすタイプの癌と考え、「高危険度」と判断したのかもしれません。ちなみ に、45歳未満では遠隔転移がなければステージTと判断されますが、これは「危険度」をあらわしたものではなく、癌の進行具合を4段階であらわしたもので す。現在のところ、遠隔転移がない状態ですが、手術してもリンパ節転移を繰り返す可能性があるので、転移が明らかになり次第、外科的に切除することになる ので身体には負担が大きいと思います。決して怖いということではありません。
 頚部リンパ節を広範に切除すると、しばらくの間はリンパ浮腫の可能性があるでしょう。また切除する範囲が広ければ広いほど、手術副作用の危険性が高まる ことも否定できません。例えば反回神経麻痺や、首の筋肉がうまく動かなくなったりとか、ホルネル症候群になってしまったり、などです。浮腫の心配よりも手 術副作用について執刀医から説明を聞いておいたほうがいいかもしれません。   
 

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オレンジさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2009年 7月 5日(日)13時45分7秒 
 
    「大事な脳の神経」というのが反回神経のことだと思います。反回神経に癌が浸潤すれば反回神経麻痺の状態となり、「声枯れが急速に出て」きた原因と推測 できます。進行が早いタイプ、もしくは低分化な癌の可能性も否定できません。
 外部からの放射線照射は、他の臓器ほどの効果は期待できませんが、対処療法的な効果、つまり一時的に進行を遅らせる程度の作用はあるかもしれません。し かし「治療」という効果は期待できないと思います。
 声枯れの原因が、癌の反回神経浸潤による反回神経麻痺だとすれば、手術で癌を切除する際に反回神経も同時に摘出することになるので、手術後は一生声帯が 動くことはありません。しかし声帯は左右にひとつずつあるので、正常な側(=左側)の反回神経が支配する左側の声帯は正常に動きますから、声が全く出な い、ということはありません。麻痺した側の声帯の動きをカバーするように、正常な側の声帯が動くようになりますので、大丈夫でしょう。    
 

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質問させて下さい 投稿者:きのこ  投稿日:2009年 7月 3日(金)23時36分36秒 
 
   初めまして。掲示板を参考にさせて頂いております。主人(34歳)のことで質問させて下さい。
先日首の腫れに気付き、病院で血液検査・CT・エコー・細胞診を行った結果、乳頭癌と診断されました。CTを見る限り、肺への転移はないようです。甲状 腺、リンパの転移は右側のみということです。
何人かの先生に、リンパ節の腫れが大きいことを指摘されています。エコーで見たところ、リンパに数珠状に6cmほど癌が連なっていたそうです。あごのすぐ 下から続いています。甲状腺の癌自体は1.5cmほどです。浸潤については、腫瘍がよく動くからないと思う、とのことです。
先生には高危険度と言われましたが、本を読む限り30代では遠隔転移があるときのみ高危険度と書いてあります。リンパ節の転移がこのように大きい状態だ と、遠隔転移がなくても怖いものなのでしょうか。
また、手術は恐らく甲状腺全摘、リンパ節も広域にわたり郭清ということになると思いますが、広域の郭清による浮腫の心配はありますでしょうか。
宜しくお願い致します。 
 
 


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