2008年12月の甲状腺医療情報の掲示板


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わっちさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月31日(水)23時38分29秒   

    状況が大変よくわかりました。血液検査では明らかな異常はないようですから、良性腫瘍か悪性腫瘍かの細胞診の結果待ち、ということですね。私がわっちさ んの立場だったら、細胞診の結果はそのまま伊藤病院でお願いし、細胞診の結果が出る時に伊藤病院まで足を運び、その際に「関西の病院にかかりたいので」と 伝えて、血液検査・エコー検査・細胞診の結果も含んだ「診療情報提供書」(紹介状)を記載して頂きます(宛先は未定のまま)。その後、わっちさんが通院し やすい関西方面の甲状腺専門医のいる病院に受診する際に、その診療情報提供書を渡せばすべてが無駄にならなくてよいと思います。
 もし手術が必要な結果だったとして、わっちさんの状況が許せば、伊藤病院まで通院するのもよいでしょう。その場合、手術後の定期検査は関西方面の甲状腺 専門病院でお願いすると良いでしょう。   
 


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すいません!  投稿者:わっち  投稿日:2008年12月31日(水)22時04分40秒   

細胞検査士さんへのお返事です。

実際に今投稿した自分の文を見たら、改行めちゃくちゃですね。
読みづらいかもしれません。   
 

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細胞検査士様  投稿者:わっち  投稿日:2008年12月31日(水)22時00分12秒   

細胞検査士さんへのお返事です。

説明が足りなかったですね。
なのに、御丁寧に答えて頂きありがとうございます。
腫瘍と言われ、動揺していたので、本当にありがたいです。

順を追ってお話していきたいと思います。

初めて甲状腺の値について言われたのが約5年前。

その時は『少し低いけど、気にする程ではない』との事で、気にもとめませんでした。

ところが、その後うつ状態などが続いていたので、『もしかしたら甲状腺が原因かも』と、調べてみると、自分と重なる症状がかなり多かったのです。

それを機に、もう一度調べてもらおうと、まずは関西の総合病院の内科へ。

採血の結果『甲状腺の数値は正常だが、ホルモンを作る所の数値が低い。ちょっと分からないから、違う先生の時にもう一度来てください』と、言われました。
そのような事があり、ちょうど里帰りの予定があったので、どうせなら専門病院に行ってしまおうと、12月25日に伊藤病院へ初診で行きました。

採血とエコーの結果が、1月5日に出るとの事でしたが、1月4日には関西へ戻ってしまうため、なんとか12月29日にしてもらいました。

検査結果は『FT3とFT4は正常。TSHは低いが問題はない。HTgは60.3と高く、左側には3p以上の腫瘍があるため、良性か悪性かを細胞診断をし たい。』と言われました。

一応、2月に予約を取りました。

が、家族は『細胞診断ならば、関西でも変わりはないだろう』という意見です。
私としては、以前関西の病院で『分からない』と言われたりしたので、不安があるのです。

腫瘍と言われ、慎重になっている部分もあるかもしれません。
細胞診断まではせめて伊藤病院に行きたい気持ちがあります。
細胞検査士様の御意見を参考にして、大学病院の甲状腺専門の科も調べてみようと思います。


長文を読んで頂き、ありがとうございます。
分かりづらかったら、ごめんなさい。   
 

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わっちさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月31日(水)17時46分36秒   

    状況がよくわからないのですが、関西方面から関東方面への里帰り中に伊藤病院で初診されたのでしょうか? その里帰りはどのくらいの期間で、次はいつ関 西方面へ戻られるのでしょうか?
 細胞診の結果だけならば、郵送してもらえるか伊藤病院に尋ねてみてはいかがでしょうか。甲状腺疾患は経過の長い場合がおおいですから、関西方面に生活の 拠点があるのでしたら、わざわざ伊藤病院に通院するのは大変でしょうし、お勧めしません。地元の病院で不安があるようでしたら、最寄の大学病院クラスの甲 状腺専門医に診てもらうことをお勧めします。あまり助言にはなっていないと思いますが、「それでも伊藤病院がいい」というお気持ちが強いならば、遠距離通 院を覚悟の上で通院されたほうがいいでしょう。   
 

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細胞検査士様  投稿者:わっち  投稿日:2008年12月31日(水)05時12分20秒   

   里帰り中に、伊藤病院でエコーと血液検査をしたところ、
左側に3p以上の腫瘍が見つかりました。
細胞診断をする事になりましたが、今の生活の拠点が関西なので、細胞診断だけに伊藤病院に行くか、地元の病院に行くかを迷っています。
地元病院では、なんとなく不安があります。
助言をお願いします!   
 

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細胞検査士様  投稿者:miki  投稿日:2008年12月28日(日)22時25分8秒   
 
    ありがとうございました。自分の病気についてしっかりと把握することは、大切ですね。ネットで色々調べても、いまいちピンとこなくて・・・細胞検査士様 の言葉は大変参考になりますし、納得できます。これからも、私たちの頼れる強い味方でいて下さい。
 また、何科に受診すればいいのか聞き忘れたぁ〜なんて思っていましたら、しっかり教えて下さって感謝です。
 今年も、あと少しで終わりですね。管理人様、細胞検査士様、をはじめ、ここに来ている皆様・・・体に気をつけて・・・良いお年を迎えられますように ☆☆☆(*^^)v   
 

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mikiさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月27日(土)22時19分29秒   

    「結節性甲状腺腫は、良性腫瘍」は誤りですし、病院によって違うということはありません。「腫瘍」は生物学的に細胞増殖の制御ができなくなった病変を指 します。「甲状腺腫」は非腫瘍性の増殖性病変であり、「甲状腺腺腫」は良性腫瘍です。しかしパンフレットは一般の方を対象とした内容ですので、決して間 違った表現ではないと考えます。もし正確に表現するならば、「結節性甲状腺腫は、良性病変」ですね。
 ちなみに、肺尖部にできる肺癌は「腺癌」がほとんどですが、腺癌はタバコとの因果関係はありません。タバコと相関があるのは扁平上皮癌と小細胞癌です。 来年受診されるとのことですが、「悪性腫瘍を否定してもらう」心づもりで受診されますと幸いです。
 また、あちこちのリンパ節が腫れているとのことでしたが、それらが数日〜数週間で腫れが消えたとしたら、悪性(悪性リンパ腫)の可能性は否定して大丈夫 です。風邪などの一時的な炎症反応と思われます。もし腫れが引かないようでしたら、迷わず血液内科などの専門内科を受診することを希望します。
 どんなに優れた技術をもってしても、エコー検査では甲状腺疾患の正確な判断ができませんので、検査するたびに言うことが異なっても、それは仕方ないこと です。「悪いものではない」という極論は同じな訳ですから、心配せずに経過観察を続けていきましょう。   
 

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細胞検査士様  投稿者:miki  投稿日:2008年12月23日(火)22時34分13秒   

    大変解りやすいご回答を頂けて感謝してます。私の中でモヤモヤとして、すっきりしなかったので・・・やはり勇気を出して受診したほうがいいですね。どう も症状を言うのが最初の総合病院でトラウマというか・・・喉のつかえ感を訴えても「そんなはずはない」と言われたりして。
 右のそけい部のしこりは、先月の甲状腺専門病院の受診の時に話したら「ああ、これなら僕も持っているよ」で、終わってしまいました。この時は首の異常は なかったので。
 自分の体のことは自分がわかるし、体の中の異変を感じて自分の心に正直に行動することは大切ですね。
喫煙歴のある私としては、肺がんかも?なんて考えてしまいましたが。これを機会に禁煙できれば・・・(^^ゞ
 細胞検査士様のお言葉に背中を押してもらえて、来年になると思いますが受診してきます。
私の通院している病院の小冊子には「結節性甲状腺腫は、良性腫瘍」と、ありましたが・・・病院によって違うんでしょうか?ちなみに手術した右甲状腺には2 個中1個は26o大で手術の対象でした。首にも1個小さいものがありました。
 現在エコーで左に写る物も「これは腫瘍ではないからね」→1年後には「この腫瘍は悪いものではないからね」に変わっていて、先生も忙しいとは思うんです が言うことが違ってくると疑問を感じてしまいます。   
 

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mikiさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月23日(火)16時10分56秒   

    「結節性甲状腺腫」は腫瘍性の病気ではないので、良性腫瘍でもなければ悪性腫瘍でもありません。非腫瘍性の増殖性病変の中で代表的な疾患です。もちろ ん、非腫瘍性疾患や良性腫瘍ではリンパ節郭清は行ないませんが、手術中に悪性か良性か非腫瘍性か、判断できなかったのでリンパ節郭清を行なったのでしょ う。
 結節性甲状腺腫は、その名の通り、結節状に増殖性病変が発生(時に多発)する疾患ですので、恐らく左側の甲状腺にあるしこりも同じものの可能性が高いで すが、甲状腺癌との共存の可能性も否定できませんので、いずれにせよ経過観察は必要です。なお「結節性」というのは「つぶつぶ状」というニュアンスで、必 ずしも「硬い」ものを指すわけではありません。硬いものを指す場合は「硬結(こうけつ)」という単語を用います。
 肺尖部の異常陰影ですが、いろいろな病気が考えられるので、これも経過観察が必要です。最も疑われるのは結核でしょうか。他には硬化性血管腫や、もちろ ん肺癌も視野に入れなければなりません。この場合の肺癌は、甲状腺の転移ではなく原発性肺癌(腺癌)のことです。肺腺癌は女性に非常に多い癌ですので、癌 を否定する検査を受けることも必要になります。なお甲状腺の腫瘍が肺尖部の陰影として写る、という疑問に関しては100%あり得ません。なぜなら解剖学的 に位置(高さ)が全く異なるからです。可能性としてならば、左側の鎖骨上窩リンパ節が腫れていて、それが肺尖部の異常陰影に見えることは考えられます。こ の場合、左側の鎖骨上窩リンパ節に転移を起こしやすい大腸癌や胃癌などを精査する必要があります。
 また、右そけい部のしこり、右首のしこりなどを考慮すると、悪性リンパ腫の存在も考えなければなりません。右の顎下腺が腫れているようですが、顎下リン パ節が腫れているのかもしれません。
 いずれにせよ、投稿を拝見する限り、明らかな異常を示唆していますので、甲状腺の専門病院ではなく、大学病院や総合病院クラスの大きな施設で精査しても らうことを希望します。リンパ節が腫れるのは癌だけではなく、感染症などでも腫れますので、健康診断のつもりで是非受診することをお勧めします。    
 

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細胞検査士様  投稿者:miki  投稿日:2008年12月22日(月)22時40分25秒   

   はじめまして。2004年に右甲状腺切除、右リンパ郭清術を行いました。総合病院の甲状腺外来で術前は、エコーと造影CT検査で悪性の可能性は高いと言わ れました。その時の説明で、「良性なら甲状腺のみの切除、悪性ならリンパ郭清する」と言われました。術後、良性と言われましたが、1週間目の外来受診でも らった診断書には「甲状腺腫瘍」としか書かれてなく、次回の通院はないと言われました。
 半年は、こんなものかなぁ?と思ってましたが、職場の人の紹介で甲状腺専門の個人病院に行き、術中病理検査のコピーを見せました。そこでは、「結節性甲 状腺腫、橋本病」という診断を受けました。手術後の説明では、中が水のようだったと言われてます。
 今の病院ではチラージン50mg2錠朝・夕でしたが、現在は朝1錠です。通院・血液検査は3か月→4か月になり、エコーは、1年に1回行っています。 左にも腫瘍がありますがまだ6oと小さいので経過観察中です。(術後から他人からもわかる腫れがあります)
 長くなりましたが、今回、健康診断で「胸部レントゲン検査:左肺尖部異常陰影あり、経過観察」と書いてありました。ネットで調べると、肺尖部は鎖骨など で隠れて判りにくいとありましたが、甲状腺の腫瘍が写っていると考えてもいいのでしょうか?再検査の必要はないのでしょうか?母親が3年前に「胸腺がん」 で亡くなりましたので、心配なんです。
 良性腫瘍でも、リンパ郭清は行うのでしょうか?結節って硬いんじゃないですか?
右そけい部に1p大の硬いしこりがあり、右の顎下線が左に比べて大きく、右首に1p以下の移動するグリグリが触れます。これは、心配ないでしょうか?
 お忙しいとは思いますが、細胞検査士様の考えをお聞かせいただけたらと思い、投稿しました。ここでは、みなさん主治医からの説明が不足している方が多い ですね(@_@;)私も、いざ、主治医を前にすると何も言えなくなる人です。(^^ゞ 
 

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細胞検査士 様  投稿者:ポラリス  投稿日:2008年12月21日(日)10時02分29秒   

   大変よく理解することができました。

細胞検査士様のように、詳細に御説明をいただくと、素人の私にとってすべてにうなずくように解釈することがてきました。

「なぜ」という気持ちが不安を重ねていって、精神的にも病んでしまっている自分を改め、今後は勇気を持って、わからない部分については先生にお尋ねするこ とを心して、今後の治療に邁進していきたいと思っております。

本当にありがとうございました。   
 


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ポラリスさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月20日(土)23時22分58秒   

   内照射治療後の判定について、
(1)血液検査にてサイログロブリンが検出される
    =体内に癌細胞が残存している
    =再度の内照射治療が必要
    =治癒には至っていない
(2)血液検査にてサイログロブリンが検出されなくなった
    =体内に癌細胞の残存が確認できない
    =当分、内照射治療は必要ない
    =治癒と判断
と解釈されます。

さらに(1)の場合で、内照射治療後のシンチ検査にて、
(A)肺や骨などに局所的な集積がみられる
    =転移した部分が明らかにある
    =MRIなどの画像検査で転移の様子をみる
(B)局所的な集積はみられない
    =RIの取り込みが悪いタイプと判定
と思われますが、(B)のケースでも画像検査を行なっても不思議ではありません。

なぜMRIの必要性があるのかは、担当医に真意を確かめないと判りませんし、上記も推測の域を出ません。医師に不信感を抱く気持ちも良くわかりますが、 「なぜMRIが必要なのか?」「なぜ再度の内照射治療が必要なのか」を医師に積極的に聞く姿勢も必要です。患者側から質問がなければ、医師は自分の信念に 基づいて治療方針を進めていくでしょうから、詳細な理由等を伝えきれていないのだと思います。   
 

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細胞検査士さま  投稿者:くみ  投稿日:2008年12月16日(火)22時58分12秒   

   早速のご回答ありがとうございます
以前「超音波検査はしないのですか?」と主治医にうかがったところ
「まぁそのうちやりますよ」と答えられたのですがそれっきりで
いつなのかなぁ。。。と心の中で毎回思っておりました
次回再度聞いてみます

いつもご丁寧な説明をありがとうございます
感謝しております   
 

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細胞検査士 様  投稿者:ポラリス  投稿日:2008年12月16日(火)22時21分41秒   

   早速にありがとうございます。

私の場合は、11月中旬にRIを用いた内照射治療を終えたところでございます。
そして、シンチレーションの結果から、先生から「また半年か1年後に内照射を受けるように」ということでした。
やはり、取り込みが見られるということは、まだ癌細胞が残存しているということで、再度という意味がよく理解することができました。
また、身内は私より3カ月早く(今年8月)にRIによる内照射治療を終えたところなのですが、私とは異なり、「MRIを受診するように」と言われていると いうことは、やはり取り込みが悪かったのか、その他に疑わしいところがあってのことなのでしょうか。
本人は、私と同じように、1年後にRI内照射の覚悟をしておりましたので、不信感を募らせております。
再度、よろしくお願いいたします。   
 

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くみさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月16日(火)22時17分48秒   

    サイログロブリンはあらゆる甲状腺疾患で上下変動しますから、あまりアテにはなりませんが、サイログロブリンの上限値(だいたい30以下)を超えてこな ければ、ひとまず大丈夫でしょう。もし上限値を超えてしまったとしても、直ちに癌の再発を考えるというわけでは決してありません。逆に、甲状腺癌が再発し ていても上限値を超えてこないこともあります。なお橋本病の場合は、F-T3やF-T4の値、TSHの値も重要な判断材料になりますので、担当医から特に 何も言われていないのであれば、橋本病は否定してよいのではないでしょうか。
 経過観察が6ヶ月毎というのは妥当なスパンと考えますが、頚部リンパ節や残存甲状腺をエコーでチェックするのは重要な経過観察法と思いますので、術後1 年半も経っているのに一度もエコーを受けていないというのは心配ですね。触診で異常がないので実施しないのだとは思いますが。。。
 もし肺に甲状腺癌が転移した場合、CTでも早期に写ってきますので、現時点では肺転移は否定できるのでしょう。しかし肺転移は遠隔転移(血行性転移)で あり、甲状腺乳頭癌が転移しやすいのは頚部リンパ節ですから(リンパ行性転移)、「肺のCTで異常がないから頚部リンパ節も大丈夫」というのは生物学的に 間違った解釈です。
 くみさんは手術時に頚部リンパ節転移があった訳ですから、なおさら頚部リンパ節転移の有無をエコーでチェックすべきと考えます。次回の再診日に「エコー でチェックしなくても大丈夫ですか?」と勇気を持って聞いてみましょう。
 なお45歳以上・頚部リンパ節転移あり・遠隔転移なし、ですとステージVです。   
 

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ポラリスさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月16日(火)21時52分41秒    
    「RIを受ける」というのは、どのような内容を指しておられますか? 「RI(放射性ヨード)を用いたアイソトープ検査」なのでしょうか? 「RIを用 いた内照射治療」なのでしょうか?
 甲状腺全摘後に、血液検査でサイログロブリンが検出されるようでしたら、体内に癌細胞が残存している可能性が高いので、RIによる内照射治療を行ないま す。内照射治療後、ある程度の期間をあけてから、RIによるアイソトープ検査を行なって内照射治療の効果をチェックすることがあります。アイソトープ検査 で再び放射性ヨードの取り込みが見られるようでしたら、完治していないと解釈されますので、再度、内照射治療を受けることになります。
 なお、内照射治療で用いるRIの量は、アイソトープ検査で用いるRIの量よりも桁違いに大量です。   
 

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細胞検査士さま  投稿者:くみ  投稿日:2008年12月16日(火)14時29分1秒   

   早速のご回答ありがとうございます。私の場合は(3)にあてはまると思います
さらにの質問で申し訳ございませんが・・・

片側摘出の場合サイログロブリンの値はあまりあてにならないと聞きますが・・・
術後の私のサイログロブリン値の変化・・・19.9→6.2→8.2→10.3
(抗サイログロブリン抗体(Tg-Ab)の検査結果はもらっていません)
サイログロブリン値がどのくらいに変化したら要注意なのでしょうか?

また各医療施設により検査等のスパンは様々だと思いますが
ステージV(←だと自分自身思っている、、、手術時49歳、腫瘍サイズ1〜2〜センチ、リンパ転移あり)
の私の経過観察において血液検査6ヶ月毎(術後2ヶ月から)、エコー検査1度もなし(現在術後1年5ヶ月)は心配です
肺に要観察箇所があったので単純胸部CT検査は2回行いましたが
エコー検査はCT検査をしているので不要ということなのでしょうか?

診察時になかなか医師に聞きたいことを訊ねられず
細胞検査士さまに頼ってばかりで申し訳ありませんm(__)m
お時間のあるときによろしくお願いいたします   
 

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細胞検査士 様  投稿者:ポラリス  投稿日:2008年12月16日(火)01時48分41秒   

   ありがとうございました。
そうなると、まだRIを受けている間は、骨や臓器、リンパへの転移はないと判断していいのでしょうか。

やはり、MRIを指摘されるというのは、治療ではなくて検査といことになるわけですから、また別の何かを調べる必要があるということなんですね。    
 

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みつばちさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月15日(月)22時03分40秒   

    術後にチラーヂンを服用すれば、血中の甲状腺ホルモン値は上昇し、TSHは抑制されます。しかし当然ですが、血中の甲状腺ホルモン量が過剰になるわけ で、つまり甲状腺機能亢進症の状態になってしまいます。要は、「TSHの抑制による効果」と「甲状腺機能亢進症のリスク」のバランスですので、みつばちさ んの全身状態を最も把握している現在の担当医と相談し、どこまでチラーヂンを服用することが可能か、相談してみてください。
 精神的に服用したい、と申し出れば聞き入れてくれると思いますが、甲状腺機能亢進症による影響の程度によっては拒否されるかもしれません。もしチラーヂ ンを服用するとなると、血液検査による甲状腺機能のモニターが重要となりますので、定期検査はちゃんと受けなければなりません。    
 

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ポラリスさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月15日(月)21時54分33秒    
    RIを恒常的に受ける理由は、恐らく、RIを受けているにも関わらず血液検査でサイログロブリンが検出されているのだと思います。つまり、体内のどこか に甲状腺癌(乳頭癌か濾胞癌)が残存していて、完治していない状態と判断されたのだと思います。
 さらにMRIを受けるということは、肺や骨などへの転移を疑っているのかもしれません。通常、RIを実施してその後のサイログロブリン値がゼロになれば 治癒したと判断しますが、RI後にサイログロブリン値が検出されれば、体内に残存している甲状腺癌細胞を探す必要があります。最も考えられるのはリンパ節 ですが、肺や骨も調べる必要があります。そのためにMRIを受けるように言われるのかもしれません。但し、前述は一般論であり、詳細は担当医に聞いてくだ さい。 
 

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細胞診断士さま  投稿者:みつばち  投稿日:2008年12月15日(月)21時47分47秒   

   はじめまして。みつばちと申します。

乳頭癌で大きさ的(10mm)には微小癌になるそうなのですが、甲状腺の丁度真ん中よりやや左よりに有り、気管?に近いらしく「場所が良くないので手術ま しょう。」と言われ12月8日に隈病院で左葉切除とリンパ郭清手術をうけました。
手術の後、主治医から目に見える転移はなかった。と教えて頂きホッとしたのですが、やはり見えない転移が残っていたら...と不安です。
術後の検診は1ヶ月後なのですが、そのときにTSH抑制療法を希望したいと思っています。

術前は FT4 1.03ng/dl TSH 0.728uIU/ml サイログロブリン 10.2ng/mL で、ホルモンバランス的には問題ないとのことでしたが(術後は未検査です)、TSH抑制療法をお願いする事は可能(おかしくない)でしょうか?
術後の検査結果によるとは思うのですが、チラーヂンを服用する事によって、マイナス面よりプラス面が少しでも多いのでしたら、精神の安心のためにお願いし てみようとおもうのですが、なかなか主治医の先生に気軽に聞けず...
細胞診断士さまのご意見を伺いたくご質問させて頂きました。
お忙しいのに申し訳ありませんが、ご回答頂けると嬉しいですm(__)m   
 


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くみさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月15日(月)21時42分47秒   

    片側の甲状腺のみ摘出した場合は、通常はチラーヂンを服用する必要はありません。あえて服用するということは、
(1)手術後の血液検査にて、甲状腺機能が予想以上に低下していたため、チラーヂンを服用して血中甲状腺ホルモン値を安定させるため。
(2)橋本病が共存しているため、ホルモン補充療法を行なう。
(3)乳頭癌や濾胞癌は、下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)により増殖が刺激されます。チラーヂンを服用すると、血中の甲状腺ホルモン値 が上昇し、結果的にTSHの分泌を抑えることができます。つまり、予防的にチラーヂンを服用して、残存しているかもしれない乳頭癌の増殖を抑えるため。
が考えられます。しばらく定期検査のたびに血液検査を実施し、甲状腺ホルモン値を測定すると思います。おそらく、徐々に服用量が減っていき、数ヶ月〜1年 程度で服用を中止することが出来るようになると思います。   
 

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黒猫さんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月15日(月)21時26分16秒   

    リンパ節転移が発見された時点で、「経過観察」と判断されること自体に疑問を感じます。経過観察中に転移が広がってしまうかもしれませんし、黒猫さん自 身が感じておられるように「転移はそのリンパ節だけなのか?」が疑問です。「生死に関わらなければよい」と発言することも疑問を感じます。
 しかし今回のようなケースではCTやMRIではなく、エコー検査を実施するのが妥当と考えます。例えば食道癌を疑うのであれば、いの一番に内視鏡検査で 食道を観察するはずです。ちなみに、甲状腺癌が食道へ転移(浸潤)するとしたら、それは未分化癌です。通常の乳頭癌では食道まで進展することはありませ ん。逆に、食道癌が甲状腺へ転移(浸潤)してくることはあります。
 CTやMRIは頚部の全体的な状態を観察したり、肺転移や骨転移などを見つけることが主な目的となるはずで、転移したリンパ節を探すのはかなり無理があ ります。
 「無駄な検査をしたくない」というお気持ちは十分良くわかりますが、医師の立場として、他の考えうる疾患を否定することも重要です。また全身状態や基礎 疾患を把握することも重要です。「後で後悔したくない」ということでしたら、癌センター(乳癌の手術をしたところ)を訪れ、事情を説明して頚部の状態およ び全身状態を調べていただくことをお勧めします。甲状腺専門病院は、甲状腺疾患を中心に考えがちなので、思わぬ疾患を見過ごす可能性も否定できません。    
 

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さとさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月15日(月)20時58分11秒   

    診療科が異なれば、治療方針が異なることはよくあります。ですので、私がどちらの治療法がよい、などと口を挟む余地がありません。それぞれの担当医に 「あちらの先生はこう言っていますが」と伝え、双方の担当医同士で治療方針を話し合ってもらうように掛け合ってください。患者が板ばさみ状態になってしま うと、一番損をするのは患者自身です。   
 

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細胞検査士 様  投稿者:ポラリス  投稿日:2008年12月15日(月)12時36分0秒   

   私は、昨年甲状腺がんを全敵手術いたしまして、現在2回のRIを終え、以後3カ月ごとの経過観察というところですが、実は身内がやはり甲状腺がんで、昨年 6月に全摘的手術をいたしております。
 今年8月、第2回目のRIを終え、その結果、先生から「来年MRIをしまうょう」と言われ、ほぼ私と同じ症状だったにもかかわらず、私の場合はまた1年 後ということで説明を受けております。
 それで、何が違うのかの先生のご説明もいただけず、来年1月まで不安の毎日を過ごさないといけない状態です。
 本当に漠然とした内容で大変申しわけないのですが、恒常的に受けるRIとMRIを受けなければならない違いに対してご助言をいただけたら幸いでございま す。
よろしくお願いいたします。   
 

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細胞検査士さま  投稿者:くみ  投稿日:2008年12月14日(日)12時19分56秒   

   いつもお疲れ様です
あらゆる質問にお答えくださっていていろいろと参考にさせていただいております
ありがとうございます

私は甲状腺乳頭癌で片側摘出手術をしました
術後チラーヂン50を毎朝2錠服用しております
そこで質問なのですが片側摘出をした場合チラーヂンを服用されない方も
いらっしゃいますが服用する場合としない場合、どういった状態で医師は決められるのか
ご存知でしたらぜひ教えていただきたいと思います

掲示板を開設していらっしゃるこちらの管理人Miloさまにもお礼申し上げます   
 

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細胞検査士様  投稿者:黒猫  投稿日:2008年12月13日(土)21時49分46秒   

   お忙しい中、ご回答頂き有難うございました。
細胞検査士様にご相談させて頂いたおかげで、かなり落ち着いて結果を待つことができました。
本当に感謝しております。

昨日、郵送にて細胞診の結果が届き、結果は残念ながら(悪性リンパ腫よりは良いのですが)「甲状腺乳頭癌からのリンパ節転移」ということでした。

そこで今、ネクストステップについて悩んでいます。

担当の先生からは、細胞検査時に「もしこれが癌でも、乳頭癌なら生き死にに関係するもんじゃないから、しばらくは経過観察しよう」と言われており、今回郵 送されてきた結果にも「次回6ヶ月後に診察を受けて下さい」と書いてあるのですが、この病院(甲状腺専門病院)ではエコー以外何も広範囲検査(CTや MRIなど)をしていないので、本当にこのリンパ節転移だけなのかを調べるべきでは、と考えています(食道などに転移がないか)。

ただ、この病院はあまりエコー以外の検査をせず、また(おそらく)MRIも持ってないので、以前乳癌の手術をして頂いた癌センターでひとまずは被爆のない MRIを受け、必要ならCTと思っているのですが、母は全身を見れるペットCTも検討しているようです。

一口にCT、MRIと言っても、機械によって性能の差がかなりあると思うので、一口には言えないと思うのですが、今回のケースではどのような検査を受ける べきでしょうか。
また、もし食道癌などを危惧しているなら、やはり胃カメラを受けた方が良いのでしょうか。
無駄な検査はしたくないのですが、後で後悔することにはなりたくないので、ぜひご意見を頂戴出来れば幸いです(もしご専門外ならば申し訳ございませ ん…)。
宜しくお願いいたします。   
 

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細胞検査技士様  投稿者:さと  投稿日:2008年12月12日(金)15時52分58秒   

   以前母親の乳頭癌について質問させていただいた さと です。
以前は丁寧に質問に答えていただきありがとうございました。母親も11月25日に無事に
手術を終えました。手術では甲状腺を全摘しましたが、食道や気管の湿潤したものは全て
取りきれなく、リンパ節の方は太い動脈や静脈にはさまれており取り除いた後のリスクを考えるとそちらも取れなかったというような結果でした。術前の細胞診 では乳頭癌と診断されていたのですが、リンパの方の具合は通常の乳頭癌のようではなかったとのことで、未分化である可能性もあると先生が話されておりまし た。その後私の方から病理検査後の話は聞いていません。今後の予定は、外部照射を30回受けてその後ヨード治療を受けることになっていました。
その後、今の病院に大学病院の先生(放射線科)が来るというので母は診察を受けるように言われ診察を受けました。そうしたところ、その大学病院の先生は 「なぜ、ヨード治療をしないのか?外部照射を受けると口内炎ができたり食事がとれなくなる」というのでした。
母は今の先生と大学病院の先生の話が違いすぎて戸惑いを感じています。
いったいこれからどうしたらよいのでしょうか?
外部照射を受けてからのヨードで良いのでしょうか?
すみませんがご意見をお願いいたします。   
 

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りょうさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月10日(水)22時15分3秒   

    病院を変えることを希望しておられるようですが、もし深く悩んでいるのでしたら、今の病院には通院したまま、別の病院で(勝手に)診察をお受けになって はいかがでしょうか? その場合、新しい病院では今までの事情を説明し、セカンドオピニオン的な目的で受診している旨を伝えると良いと思います。もし新し い病院でも同様な診察結果ならば、最初の病院で通院を続けても良いと思いますし、新しい病院へ切り替えてしまっても良いと思います。もし新しい病院のほう が自分にとって「良い」と思うならば、今まで通っていた病院の診療窓口(外来窓口)に電話し、「都合により別の病院に通院することになったので、次回予約 を取り消したい」旨の一報を入れておけば大丈夫でしょう。   
 

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黒猫さんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月10日(水)22時07分11秒   

    頚部リンパ節への転移が甲状腺癌でなかったとしたら・・・次に最も考えられる悪性腫瘍は「悪性リンパ腫」でしょうか。他には肺癌の転移、喉頭癌の転移、 歯肉癌の転移、などが考えられますが、どれも可能性としては低いです。「どの程度か?」と聞かれても難しいのですが、「ゼロではない」とお答えしておきま す。
 「今は見つかっていない何らかの癌」と心配しておられるようですが、頚部リンパ節への転移が先に見つかって、元の癌組織がどこにあるのかわからない、と いうケースのほうが極めて少ないと思います。 
 

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細胞検査士様  投稿者:まっぷ  投稿日:2008年12月 9日(火)15時45分25秒   

   早速とありがとうございました。
ていねいで分かりやすい説明をいただき、とてもすっきりした気分です。
診察は明日になりました。
納得行くまで、お聞きしてから、決めたいと思います。   
 


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細胞検査士さま  投稿者:りょう  投稿日:2008年12月 9日(火)15時02分51秒   

   先月にご相談させていただいた頚部リンパのシコリですが・・・。
着実に育っております・・・。先月は米粒大で、どこにあるか分からなくなる大きさでしたが、今日は、はっきりとシコリが固く触れます。相変わらず痛みませ ん・・・。主治医も感染症によるリンパの腫れを期待していたようでしたが、大きくならないなら気にしなくて良いとの事でしたが、大きくなっているので。血 管が邪魔し、細胞診出来ないと言われましたが、どのような形で白黒つけるのでしょうか??
また、病院を変える場合、主治医に何と言えば快諾して頂けるのでしょうか?
患者として当然の権利とは言っても、なかなか言い出しにくいもので。。。   
 

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有難うございました  投稿者:黒猫  投稿日:2008年12月 9日(火)00時11分46秒   
 
   お忙しい中、さっそくお返事頂き有難うございます。
細胞検査士様の丁寧なご説明を拝見させて頂き、もし細胞診でとった細胞が癌細胞だった場合は、甲状腺癌の転移である確率が高いということがよく分かりまし た。

その上で(しつこいようで恐縮ですが)、これが乳癌、甲状腺癌以外の可能性はどの程度あるのでしょうか?
そして、その場合は細胞診で分かるのでしょうか。

と申しますのも、母は腫瘍のできやすい体質で、前述した乳癌、甲状腺癌(乳頭癌)に加えて大腸ポリープ(3A)、子宮内膜増殖症などの前癌状態のものや、 子宮ポリープ、子宮筋腫、のう胞(乳房)、甲状腺結節(2年前の手術時に2個摘出し、現在1個左側に見つかっております)なども既往症として持っており、 今は見つかっていない何らかの癌が他にある可能性もあるのではないか、と心配しております。

お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。   
 

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黒猫さんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月 8日(月)23時01分21秒   
 
    乳癌はリンパ節転移を起こしやすいですが、乳癌細胞が頚部リンパ節へ転移することは考えられません。リンパ組織は、ある程度守備範囲が決まっており、乳 腺のエリアにあるリンパ管が頚部まで走行しているということはありません。もし乳癌が転移すると仮定すると、頚部リンパ節ではなく、甲状腺自体(黒猫さん のお母さんの場合は、残っている左側甲状腺)に転移します。この場合は血行性転移、つまり乳癌細胞が血流に乗って遠方の甲状腺まで転移する方法で、遠隔転 移です。ちなみにDCISは乳管内に限局した乳癌であり、非浸潤癌に定義されるので、転移することはありません。
 もし頚部リンパ節に癌が転移しているのだとすれば、甲状腺癌由来と考えるのが自然です。それでも、もし確定診断を希望するならば、採取した細胞もしくは リンパ節を病理組織診断する際に免疫組織学的に解析してもらい、乳癌由来(ERやPgRを検出)の癌組織か、甲状腺癌由来(サイログロブリンを検出)の癌 組織かを鑑別することが可能です。
 また乳癌を手術した病院へ問い合わせ、乳癌の病理組織標本または細胞診標本を取り寄せることも必要になってくると思います。    
 

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まっぷさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2008年12月 8日(月)22時50分39秒   
 
    放射線で25回も照射するとなると、放射性ヨードによるアイソトープ治療(内照射治療)ではなく、外から放射線を当てる「外照射治療」のことだと思いま す。質問のポイントは、
○放射線治療を行なう目的は何か?
○外照射による放射線治療なのか?
○25回行なうとのことだが、何日おきに照射するのか?
○通院で治療を行なうのか、入院で行なうのか?
○治療前にしなければならないこと・してはならないことは何か?
○治療中は声を出すことが出来るか否か?
○治療中の生活について気をつけることは何か?(外食事や出や旅行など)
○治療後の経過観察はどのように行なうのか?
こんな感じで如何でしょうか?   
 

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細胞検査士様  投稿者:黒猫  投稿日:2008年12月 7日(日)23時28分0秒   
 
   はじめまして。
52歳の母のことで相談させていただきたく、投稿いたしました。

母は2004年4月に右胸の乳癌(2cmのDCIS)を摘出、2006年6月に別の病院で右側の甲状腺癌(乳癌からの転移ではない)を摘出しております。
最近、喉近辺の違和感(物の飲み込みにくさなど)を感じて甲状腺ガンの手術をした病院に行きエコーを撮ったところ、右側の手術した部位の上部のリンパに怪 しいものがある、ということで、同日細胞診を行い、現在結果待ち中です(2週間後に郵送で結果が送られてくる予定)。

そこでお伺いしたいのは、以下の2点です。

@万一この細胞診でリンパに癌があると分かった場合、その癌が甲状腺由来なのか、乳癌由来なのかというのが分かるものなのでしょうか。

もちろんカルテ上には、母が乳癌で手術していることは書かれていますが、手術を行った病院が異なるため、詳細なデータが共有されているとは思えず、それに よって、乳癌の手術を行った病院で再度細胞診などが必要とならないか、ということを心配しています。

Aもし@で分からないという場合、こちらから何らかのお願いをしてデータを取って頂くなり検体を共有して頂くなりして、再度細胞診をせずに乳癌の手術を 行った病院で検査して頂くことが可能なのでしょうか。

もし可能であれば、どのような手段をとれば宜しいでしょうか。

お忙しい中恐縮ですが、お答え頂けると幸いです。
宜しくお願いいたします。   
 

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細胞検査士様  投稿者:まっぷ  投稿日:2008年12月 7日(日)13時20分42秒   
 
   はじめまして
59歳の女性です。
10月29日に乳頭癌とリンパ腫摘出手術をしました。
甲状腺は左は全的、右が3分の1くらい残っています。

リンパ腫は乳頭がんからの転移で甲状腺癌の細胞が見つかったとのことです。
直径5センチ余、ちょうど鶏卵のようでかなり大きかったようです。
周辺にも細かいものがちらばっていて、それらを綺麗に取り除くために
筋肉や神経をかなり切ったとのことです。

後遺症として心配していた声に変化はありませんでしたが、
首の締め付け感はとても強いのが現状です。
毎週薬でのホルモンの様子をみてきましたが、どうにか安定して薬の量も決まりそうです。
3回目の診察で、そろそろストレッチをした方がよいと言われ
はじめた所、大分楽になってきてまだまだ強いのですが
将来に向けいくらか明るい気持ちを抱けるようになってきました。
(こちらのHPで、術後もっと早く始めればよかったことを知りました。)


前置きが長くなりました。
放射線治療について、知っておいた方がよいことを教えていただけるでしょうか。

10日の診察で、放射線を受ける日にち等を決めると言われております。
放射線の内容(ヨード等??)については何の話もありませんでしたが、
25回だそうです。
正直まだ、なぜ放射線なのかもよく把握しておりません。
当初、放射線という話は全く無かったのですが
当然のごとくにおっしゃる先生にとまどいを感じでおります。

10日が診察なのですが、きちんと質問できる自信がありません。
自分が把握しておいた方がよいことや、
質問のポイント等を教えていただけるとありがといのですが、
どうぞよろしくお願いいたします。 
 

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細胞検査士 様  投稿者:あや  投稿日:2008年12月 3日(水)23時02分53秒   

   先日母が診察に行ってきました。
妹も一緒に診察に行ったのですが、妹がみて小さくなっているとは感じず、医師には小さくなっていると感じたことは伝えなかったみたいです。
良性でも大きさからも手術は必要だと思ったのですが、良性だったらリンパ節郭清はしないですむかも?と考えていましたが、残念なことに勘違いだったみたい です。
細胞検査士様には、このような勘違いからくる質問にも丁寧に答えて頂いてありがとうございました!!
また質問させて頂くことがあるかもしれませんが、そのときは宜しくお願いします。
今回は本当にありがとうございました。   
 



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