2007年11月の甲状腺医療情報の掲示板


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切除した方が良いのでしょうか? 投稿者:KANA  投稿日:11月28日(水)11時16分42秒

はじめまして。24歳会社員の女性です。
左の甲状腺のしこりに気がつき表参道の専門医で2週間前にエコーと血液検査を受けました。昨日検査結果を聞きに行ったところ、「ろ胞性腫瘍」が疑われるた めドップラー検査と細胞診をすることになりました。前者は即日で検査し、後者の予約は2月です。
先生のお話だと、検査をしてみないと良性か悪性か判断できない、また、良性の場合でも稀に診断の難しい「ろ胞癌」のことがあるということでした。
良性と言われても癌のリスクが残るということだったら、今のうちに取ってしまった方が良いのではないかと考えています。腫瘍は3×2センチと小さいもので はないので、先生もそのことは示唆されていました。
治療方法の相談は検査結果が出てからという感じでしたし、ドップラー検査の時間が迫っていて詳しいことを聞きそびれてしまったので、質問させていただきた く、こちらを利用いたしました。
甲状腺の左半分を全部取るには、手術や入院の期間は普通どのくらいになるのでしょうか?リハビリや傷など、普通の状態に戻るにはどのくらい時間がかかりま すか?声が変わってしまうなどの後遺症や他に何かリスクはありますか?
主治医に聞くのが一番だと思いますが、次回は検査の1週間後に結果を聞きに行くときなので2月中旬になってしまいます。どっちみち切除するつもりならば細 胞診を受ける必要もないかもしれないので、リスクよりもメリットが大きければ取る方向で検査の前に相談に行こうと思うので、教えていただければ幸甚です。
よろしくお願いいたします。



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たかさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月25日(日)22時53分34秒

 主診断としては高分化型乳頭癌ですが、dedifferentiationは未分化や低分化への脱分化と解釈するよりも、「一部に高分化型ではない部分 がある」と解釈すべきで、全体としては高分化型に違いはありませんので安心してください。
もし不安が消えないようでしたら、病理組織標本を外部の医療機関へ送って(他施設の病理医の)意見を請うことを担当医へ申し出てみてはいかがでしょうか。 この場合はセカンドオピニオンというよりは、コンサルテーションに該当すると思われます。



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細胞検査士様 ありがとうございます  投稿者:たか  投稿日:11月25日(日)20時10分48秒

細胞検査士様、お返事ありがとうございます。細胞検査士様のアドバイスで気が楽になると同時にわかりやすい説明に感謝するばかりです。あまり気にしすぎか と自分でも思うのですが、実はお医者さんに見せていただいた病理診断報告書の病理診断の欄には
Papillary carcinoma, well differentiated (dedifferentiation(+))
Metastatic Papillary carcinoma,lymph nodes
とありました。dedifferentiation(+)とは調べてみると脱分化のことのようで(もし間違っていたらすみません)、確定診断にもやはり脱 分化の部分があると記載されているのではないかと心配しています。あまり気にするほどの記入ではないのでしょうか。




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I病院に行ってきました 投稿者:がっちゃん  投稿日:11月25日(日)14時38分27秒

お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

皆さまにいただいた情報のおかげで3時間待ちでしたがずーっと病院にいなくてもいいので、お散歩を楽しみました。
通院も楽しまなくちゃですね!!

さてさて、診察でしたがとっても丁寧に説明をしていただきました。
I病院でも、細胞診&CTをとることになりました。。。
しかし 予約は年明け。。。しょうがないですね。。。
『MRIのコピーと紹介状、エコー、触診で良性でも手術をすすめる』との診断でした。
細胞診&CTの検査結果後にきちんと診断をします。とのことですが。。。

なぜ手術をすすめるのか、傷のこと、結婚、妊娠を含めて丁寧にわかりやすく説明をうけました。
私の場合、大きさよりも腫瘍の場所がよくないようで全摘の可能性が高いそうです。
チラージンの服用は免れないですが、少しでも甲状腺を残せるように検査をしましょうとおっしゃっていました。
こんなに丁寧な診察なら3時間待ちに納得です!!
帰ってから質問したいことも思いついたので次回忘れずにメモしていきます。

全摘と聞いて落ち込みましたが、チラージンでコントロールすれば妊娠もできると聞いたので元気をだしたいです。
前回はひとりで診察をうけたのですが 家族にも説明をしてもらえるそうなので次回は母と一緒にいこうと思います。
カレは一緒に行っていたのですが、女性の多さにびっくりして近くで待っていました(笑)
みなさまのおかげで一歩を踏み出すことができました。
本当にありがとうございました。



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細胞検査士様 ありがとうございます 投稿者:yume  投稿日:11月25日(日)07時16分36秒

お返事ありがとうございました。
甲状腺機能数値は今覚えていないのですが、『リンパ節転移を繰り返しているうちはあまり心配しなくても大丈夫です』のお言葉に少し安心しました
これからも いろいろと相談させてくださいね 



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☆さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月24日(土)14時40分26秒

 当方はメルカゾールについての知識がありません。ぜひ、近所の薬局の薬剤師等に相談してみてください。申し訳ありません m(__)m



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  投稿者:☆  投稿日:11月24日(土)10時40分41秒

ご回答は、して頂けないでしょうか??(/_;)



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細胞検査士様へ 投稿者:つばさ  投稿日:11月24日(土)00時13分29秒

詳しい回答ありがとうございました。
来週には細胞診の結果も出ますので、今後のことも含めて本人が納得する形で医師と相談しながら話を進めていきたいと思います。
お忙しいところありがとうございました。



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yumeさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月23日(金)20時49分1秒

 術後の最も基本的な治療法は、チラーヂン服用によるTSH抑制療法です。しかしご主人の場合はTSH抑制療法にもかかわらず、再発を繰り返しているとの ことですが、血液検査で甲状腺機能検査(F-T3, F-T4, TSH)は異常ないのでしょうか? もし甲状腺機能検査が正常であれば、今後も「リンパ節転移が確認できたら、その都度手術にて摘出していく」治療法を継 続していくことになります。
 手術のメドですが、担当医の判断によってピンキリですが、1cmを超える大きさになると転移か否かが画像や細胞診でわかるようになりますので、1cm以 上の腫れがひとつの目安と考えていいのではないでしょうか。一般的に乳頭癌は成長はゆっくりですが、あくまでも一般的であって、少数の患者さまは成長が著 しく早いことがあります。しかし、リンパ節転移を繰り返しているうちはあまり心配しなくても大丈夫です。肺や肝臓や骨などへの遠隔転移は危険なサインで す。
 なお、肺門リンパ節周囲にPET陽性所見があるとのことですが、肺門リンパ節は頚部リンパ節と同様の手術法では摘出できませんので、今後の治療方針につ いては担当医とよく相談してみてください。



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細胞検査士様 投稿者:yume  投稿日:11月23日(金)09時39分32秒

こんなに迅速にお返事をいただけて、ありがとうございました。勇気をもってここに書き込みさせてもらってよかったです。お忙しい中、みなさんに丁寧なアド バイスをされてることに頭が下がります。これからもよろしくお願いいたします。
主治医は様子見が多く、後手後手の対策のような気がしていたので不安でしょうがありませんでした。術後も毎回「きれいに採れましたよ」と言われてたので再 発の時はショックでした。2回目の手術後はTHS抑制療法(チラージン3.5錠)で成長を抑えていくという方針でした。 手術のメドとしてはどの程度大き くなってからと考えた方がいいでしょうか?
あるからには急いだ方がいいでしょうか?乳頭癌は成長がゆっくりだと聞いていたのですが(主治医はこれを強調されます)、主人の場合あまりに早いような気 がしています。



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サプリメントについて 投稿者:☆  投稿日:11月23日(金)08時04分29秒

ダイエット系サプリを飲みたいのですが、現在、甲状腺でメルカゾールを服用しております。
合わせて飲んでも大丈夫でしょうか??

【成分】
●コレウスフォルスコリエキス含有食品
●コレウスフォルスコリエキス粉末(デキストリン)
●乳糖●αリポ酸●ケツメイシ末●陳皮末●あまちゃずる末●菊花末●酵母(クロム含有)●ラクトフェリン(乳由来)●大豆培地鞠菌●ドロマイト(Ca・ Mg含有ミネラル素材)
●酵母(亜鉛含有)●酵母(マンガン含有)●海藻●結晶セルロース●ショ糖エステル●ヒドロキシプロセルロース●微粒二酸化ケイ素
●ナイアシン●ビタミンB6●ビタミンB12●焼成Ca
●カフェイン


です。ちなみにメルカゾールは一日1錠です。




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yumeさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月23日(金)00時39分25秒

 男性で、しかも52歳とのことですので、乳頭癌の中では予後ファクターの悪い条件が重なっています。内照射治療が効果なしとのことで、今後は外科的に転 移リンパ節を手術で切除していく、という対処療法的な治療しか選択肢にないのが現状と思います。残念ながら内照射治療よりも有効な治療法は現時点ではあり ません。
 なお「何回もの手術でも取りきれていない」というのは誤解であり、既にご主人のリンパ節には、数的にはごく少数ながらあちこちに乳頭癌が転移していて、 次から次へと大きく成長していくために、「取りきれていない」と誤解してしまうのです。ですので、手術の仕方に問題がある訳ではありませんので、今の担当 医を信頼して「転移リンパ節が大きく成長したら、その都度切除する」という治療方針でフォローしていくのがベストと考えます。



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細胞検査士 様 投稿者:びじゅ  投稿日:11月23日(金)00時34分35秒

お忙しいところ、ご回答頂きましてありがとうございました。

「針」と「診」に気づいていなかったなんて・・・お恥ずかしいです。

今は 信じて定期的に検査をして様子をみていこうと思います。

ありがとうございました。




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たかさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月23日(金)00時27分10秒

 最終的な診断が高分化型乳頭癌とのことで、一安心ですね。紡錘形細胞が認められたとのことですが、炎症などの後に細胞が再生する時などに紡錘形細胞が出 現することがあります。これを再生性変化といい、腫瘍とはまったく別の状態です。再生性変化は、高分化型であろうと低分化型であろうと、起こりえます。な お、病理診断を進める過程において、診断が二転三転することは珍しくありません。難しい症例ほどその傾向が強く、また同じ施設の病理医であっても、A医師 は「悪性」、B医師は「良性」と判断が真っ二つに分かれることもあります。しかし、最終的に病理診断書として臨床に報告する際には、最終的に確定した病理 診断名が記載されますので、まず大丈夫です。
 担当医の仰るように、高分化型の乳頭癌として術後フォローを続けていけば、健常者と変わらない予後を過ごすことが可能ですので、医師が指示するとおりに 定期検査はちゃんと受けてください。



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つばささんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月23日(金)00時16分24秒

 細胞診は形態学ですので、100%正確に診断できるという訳にはいきません。しかし細胞診で「悪性」と診断されたなら、99%以上の確率で悪性と考えて 大丈夫です。一方、細胞診で「異常なし」と診断されたとしても、「悪性ではない」とはなりません。というのは、細胞診の針先が悪性腫瘍に当たっていないか もしれませんし、例え悪性腫瘍に当たっていたとしても、その後の処理が不適切で悪性腫瘍が正しく判定できていない可能性が少なくないからです。しかし腫瘍 に針先が当たってさえいれば、ある程度の病変の推定は行なえます。
 癌の浸潤の程度によって反回神経が侵されていたりすると、手術時に反回神経を切断せざるを得ない場合があります。反回神経を切断すると、声帯が動かせな くなるために声を出すことが困難になります。さらに声帯が気道をふさいでしまって呼吸が出来なくなってしまったり誤飲を誘発することになります。今現在は あまり症状は多くなくても、手術後は様々な症状が出てくる可能性がありますので、術後管理にはご家族で十分気をつけてください。



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びじゅさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月23日(金)00時04分56秒

 ご質問の回答を致します。なお、「細胞針」ではなく「細胞診」です。
(1)石灰化は乳頭癌の特徴所見です。石灰化とは、顕微鏡で標本を観察した際に見られる、カルシウムが主成分の微小な石のことです。乳頭癌の時は高率に石 灰化が観察されますが、乳頭癌以外でも石灰化は観察されますので、「石灰化が見られる」=「乳頭癌」ではありませんので、あまり心配しないでください。
(2)細胞診の検査をする際は、医師が注射針を腫瘍に穿刺して細胞を採取するのですが、針先が悪性腫瘍に当たっていなければ、当然悪性との診断は出来ませ ん。また、甲状腺は細胞診での判定が難しい臓器のひとつで、乳頭癌は細胞診でも診断可能ですが、濾胞癌や濾胞腺腫は診断できません。ですので、細胞診の際 に針先が濾胞癌または濾胞腺腫に当たっていたとしても、診断は極めて困難といえます。また、もし悪性だったとしても、細胞が増えてくるという訳ではありま せん。



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にこさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月22日(木)23時46分27秒

 退院おめでとうございます。わざわざご報告頂きましてありがとうございました。予定よりも手術時間が長引いてしまったものの、輸血せずに無事終了して何 よりです。そして反回神経麻痺がなかったこと、副甲状腺の自家移植も行なえたようで、手術自体は大成功だったのではないでしょうか。
 今後はしばらく無理しないように養生し、第二の人生を楽しく歩んでください。改めておめでとうございます。
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ご意見お願いします 投稿者:yume  投稿日:11月22日(木)17時28分17秒

はじめまして。主人(52歳)のことでご相談したいと思います。昨年4月に甲状腺全摘出、左静脈、迷走神経の切断の手術をしました。ステージWの乳頭癌で す。今年4月に内照射をしましたが効かずチラージン停止により残っていた癌が大きくなったため、再手術をしました。2度目の内照射を10月に受けましたが 結果は前回と同じで今後の放射線治療はできなくなりました。現在頚部に5ケ、肺門部に一ケ所ペット検査で確認されてます。主治医は少し様子を見てからの手 術を考えているようですが、放射線治療の別病院のドクターは手術で丁寧にとっていくしかないと言われました。こんなに頻繁に手術をしてもいいものかどう か、何回もの手術でも取りきれてないことは手術の仕方も問題があるのか・・
医師との信頼もゆらぎそうです
手術以外にも何か他にできることはないでしょうか?
リンパ球バンクの免疫療法とか有効でしょうか?
ご意見がいただけたらと思います



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細胞検査士様 投稿者:たか  投稿日:11月20日(火)21時23分52秒

先日、低分化癌と診断を受け相談させていただいた者です。その節は貴重なご意見を頂きありがとうございました。その後、再度診察を受けに行くと、前の未分 化癌(前の診察では低分化癌と言われたのですが)との診断は間違いで実は高分化乳頭癌であったといわれました。脱分化と思われた場所は穿刺の炎症性変化で あろうとのことでした。主治医があれから前とは違う病理医の先生に確認したところ、上記の結果が出たといわれました。だからこれからは高分化癌としてフォ ローしていくとのことでした。それから色々考えていると、お世話になった病院の先生方を信用しなければと思うのですが、診断が二転三転したこともあって、 もしかしたら未分化癌や低分化癌、脱分化等の判断のほうが正しいということはないのかと心配になってきました。手術から1ヶ月たって出た低分化との診断 が、診る方によって高分化と変わることもあるのでしょうか。今からはもう高分化か低分化か未分化かを確認する方法はないのでしょうか。また高分化乳頭癌の 場合でも紡錘形細胞変化は起こることがあるのでしょうか。何かいいアドバイスがありましたら教えていただけませんでしょうか。どうかよろしくお願いいたし ます。



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はじめまして 投稿者:つばさ  投稿日:11月19日(月)15時20分17秒

初めて書き込みをさせて頂きます。
今日、母が、甲状腺癌と、診断されました。オペは、来月末です。腫瘍は、3〜4センチくらいでしょうとのこと。
ただ、今日細胞診をしたばかりで、結果は出ていません。(他は、レントゲンと、CTのみ)
オペ後は、浸潤がどこまで進んでいるかによって、声が出なくなる、ものが飲み込めなくなるとも言われました。
いまは、痛みもなく、声は、かなりかれていますが、悪性の物なのかどうか、その程度の検査で分かるものなのでしょうか?
分かる範囲でかまいませんから、教えてくださるとありがたいです。
宜しくお願い致します。



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細胞検査士様 投稿者:びじゅ  投稿日:11月18日(日)23時08分26秒

9月に大学病院での検査の結果2.5センチの腫瘍があり限りなく悪性に近いので早めに手術を..
との診断を受け、悪性の”可能性”では手術に踏み切れず皆様にご相談していたものです。
他の病院の意見も聞きたく、専門病院を受診していましたが、この度ようやく細胞針の結果が
でました。「エコーで診たとき多少いびつなところもあり、石灰化も何カ所かあったので細胞を
とってもらったが、良性でしょう。ただし細胞は腫瘍の一部しか取っていないので今後悪性に成る可能性も
ある」とのことでした。良性という言葉を聞けた事でとてもほっとしたのは事実ですが、少しわからない
こともありますので、教えて頂きたく書き込みさせて頂きました。
1 石灰化は乳頭癌の特徴とネットにでているのをみましたが、石灰化とはどのような状態ですか
  悪性の場合それが増えてくるのでしょうか

2 細胞針はかなり精度の高い検査と聞いていますが、腫瘍内にもし悪性の細胞があっても
  それがとれなければ悪性という診断はつかないのでしょうか
 (総合的に判断しているのだとは思いますが)
  もしも悪性の場合その細胞が増えてくるということですか?
変な事をきいているのかも知れませんが、自分の体の事なので知っておきたいと思いまして。
よろしくお願いいたします。 




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細胞検査士さま・みなさま 投稿者:にこ  投稿日:11月18日(日)16時11分9秒

ご無沙汰いたしております。にこです。退院いたしました。

以前の書き込みのエコー検査での大きさも可なり大きいものでしたが、実際は140X160とアメーバーのように手をつなぎ広がっておりました。当初3時間 の予定で始まったオペですが、結果的には7時間かかりました。担当医も経験の無いほどの大きい敵だったようです。亜全摘で副甲状腺も2つ程筋肉組織に埋め 込んでもらえました。
余りの長時間に一時は輸血も視野に入るほどでしたが幸いすることなく終えることになりました。

術後のお薬はチラーヂン50を2錠(朝食後)乳酸カルシュウム1g(毎食後)飲んでいます。本日術後10日ですが傷の痛みはほとんど無い。顎から首前部の 麻痺があることと、全身の虚脱感がひどい事。水物を今までのようには一気に飲み込むことが出来ない。
手仕事が細かくなると若干違和感がある状態です。
心配していましたサージカルテープですが術後4日には傷には何も張っていないのでストレスフリーです。(現在もテープ類は貼ってない)
声帯ですがオペが大掛かりだった割には翌日から声は出ています。ただ元のような張りのある声には時間がかかると言われました。(首の麻痺も同様)
内科医の方針通り経過観察にせずオペに踏み切って好かったと思います。胸郭を超えたものもある中最低限の傷で済んだのは幸いでした。これ以上広がっていた ら確実にもう一箇所傷が増えていましたと言われました。

塊が取れたからといってすぐに健康な状態になるわけではないので、あせらずに養生に励むつもりです。長い間悩み細胞検査士様、サイトの皆様のお力添えで踏 み切れた部分が大きかったです。
ここに深く感謝いたします。





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ぶどうさんへ 投稿者:ねこたん  投稿日:11月16日(金)07時51分19秒

お返事ありがとうございます。 ぶどうさんは経過観察中なんですね。
寒くなりましたにで、ぶどうさんも風邪には 気を付けて下さいね〜

確かに無意識に 首に力を入れてる気もします
少し 安心しました〜
ありがとうございます



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ねこたんさんへ 投稿者:ぶどう  投稿日:11月14日(水)18時25分42秒

はじめまして。私も腺腫様甲状腺腫で経過観察中、ねこたんさんより大きい6センチです。
しかし、痛みはまったくありませんよ。人によって症状は違うと思うので一概にはいえませんが、ねこたんさんの首が痛いのは、別の原因か、あるいは甲状腺を 気にして無意識のうちに首に力を入れてしまっているか、どちらかなのでは?
わたしも病院での定期検査の前後などは、甲状腺が大きくなったような気がしたり、肩が凝ったり、首が締め付けられるように思ったり、食べ物がのどにつかえ るような感じがしたりしますが、他の忙しさで甲状腺のことを忘れていると、それらの症状はなくなります。
気にし過ぎなどと言われると、なにを〜!!と思ってしまうものですが、他に痛みの原因などない方がいいので、ねこたんさんもいちどだまされたと思って、首 の力を抜いて過ごしてみられたらどうでしょう。
これからの季節、体調にも留意し、安心して手術の日を迎えられますように!




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ありがとうございました 投稿者:kisa  投稿日:11月14日(水)08時52分5秒

 細胞検査士様の説明で不安が減り手術に臨めそうです。
早速の解答を頂いたのに、お礼が遅くなり申し訳ありません。




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不安がいっぱいです 投稿者:ねこたん  投稿日:11月13日(火)20時56分22秒

初めまして 腺腫様甲状腺腫で4p弱あります。来年手術が決まったのですが
首が痛くて痛くて 痛み止めを飲んでいます。 お医者様に話すと
痛みは出ないけどなぁ〜って 言われてしまいます。
みなさんは 首の痛みは ありますか?



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もぐもぐさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月12日(月)21時40分38秒

 胸水が溜まることにより肺が動ける場所が狭まってしまう=呼吸できる能力が低下するために、その刺激により咳が出る、と解釈してください。咳が出るから 胸水が溜まるのではありません。胸水は、胸部レントゲン撮影等で定期的に検査をし、必要に応じて胸水を抜く治療を受けていけば大丈夫でしょう。
 無理な姿勢で咳き込んだくらいでは病的骨折は起こりませんし、肋骨に転移したとしてもそう簡単には骨折しません。例えば大腿骨に転移をしている状態で、 ある日、転倒して脚を強打した場合などは骨折する可能性があります。そのような不注意に気をつけて生活していれば大丈夫ですし、骨シンチ検査等で転移があ るか否かはある程度わかります。今のところ転移は見つかっていないとのことですので、あまり心配しなくて大丈夫と思います。
 また、酸素ボンベが必要になるくらい呼吸機能が低下するのは相当進行した状態ですので、もしそうなったとしたら自由に外出するのは厳しいのではないで しょうか。当面は免疫機能を少しでもアップさせることを目標にして、無理のない程度に、出来る範囲のことで挑戦してみてはいかがでしょうか?



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細胞検査士さんへ(その2) 投稿者:もぐもぐ  投稿日:11月12日(月)01時05分43秒

 素朴な疑問なのですが、「水⇒セキ」と「セキ⇒水」のどちらなのでしょうか?
水を抜く治療は、チューブも注射も既に数回行ったのですが、上手く抜けないようです。(針を刺す場所がない?と云われています。)また、水が溜まりにくく する薬を体内に散布しましたが、余り効果は見られないようです。
 自分なりの解釈としては、今後は、病的骨折(無理な体勢で咳き込んでアバラを痛めること?)やカゼなどをひかないように注意して生活し、可能であれば民 間療法を試す。他への転移は今のところ見つかっていないのですが、肺へ転移した物が進行した場合には酸素ボンベを覚悟する。と、云ったところでしょうか?



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細胞検査士さんへ 投稿者:朋  投稿日:11月12日(月)00時11分57秒

ありがとうございました。
言い難いですが頑張ってみます。



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朋さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月10日(土)21時58分30秒

 甲状腺の手術に内視鏡手術は行なわれていますが、施設がかなり限られています。今の担当医には、なぜ自分が通常の手術を拒むのかをちゃんと説明してくだ さい。その上で、内視鏡手術を行なっている施設を紹介してもらってください。紹介先の病院の医師には何も失礼になることはないので大丈夫と思います。



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kisaさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月10日(土)21時31分28秒

 病理組織診断は、手術にて摘出した甲状腺に対して必ず行なわれます。可能性という意味では悪性も考えられますが、投稿を拝見する限り良性病変を最も考え ます。しかし、いずれにせよ摘出した甲状腺を病理学的に検査するまでは誰にもわかりません。なお、病理組織診断は、通常は2週間程度で結果は報告できます が、再診の都合上、「1ヵ月後に一緒に報告します」と担当医から言われるのが一般的と思います。
 手術に不安は付き物です。担当医の言葉を信じて、手術にのぞんでください。



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もぐもぐさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月10日(土)20時13分32秒

 今の段階で咳き込む原因は胸水が溜まっていることによると思います。胸に針を刺したりドレーンチューブを入れたりして、溜まった胸水を抜くことは治療法 として行なわれます。対処療法は、その時々に現れた重篤な症状に応じて適宜治療をしていくことなので、転移の状況に応じて手法は変わります。肺への転移が 進んでいくと呼吸効率が低下していくので、酸素マスク(自宅では酸素ボンベ)による呼吸維持が考えられます。骨へ転移した場合は特に対処療法はないのです が、病的骨折に注意しながら生活していくことになります。肝臓へ転移した場合は外科的な切除か可能なことがありますので、CTなどの定期検査を続けてくだ さい。脳へ転移した場合は転移した場所に応じて全身症状が現れてきます。例えば言語中枢へ転移した場合は会話が出来なくなります。また、癌が進行していく と免疫機能が極端に低下しますので、肺炎などの重篤な感染症にかかりやすくなります。これから冬に向けて、不要な外出を控えたり室内環境に気をつけたり等 を心掛けて下さい。
 しかしもともと甲状腺乳頭癌は進行がゆっくりですので、転移が急速に進むということはないと思います。癌と戦っている間に、医学的には根拠がないとされ ている民間療法に挑戦してみてはいかがでしょうか? 食べ物や温泉やヨガなど、体力のあるうちでないと出来ないことは早めに行なうことをお勧めします。少 しでも延命できれば、その間に有効な抗癌剤や最先端医療が確立するかもしれません。



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教えてください 投稿者:朋  投稿日:11月10日(土)10時31分51秒

 37歳女性、朋と申します。先日乳頭癌が見つかり来月手術予定です。ここで質問でなのですが乳頭癌は内視鏡手術が出来ますか? また、その場合他の病院 にいく事になるのですが
両方の病院の先生に失礼にならないようにするにはどうすればよいでしょうか?



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細胞検査士様へ 投稿者:kisa  投稿日:11月 9日(金)20時48分24秒

 はじめまして、32歳女性のkisaと言います。
 腺腫様甲状腺腫と言われ、10年前より甲状腺専門病院にて経過観察しておりました。徐々にサイズが大きくなり当初2cmだったものが現在は7cmとなっ たため手術を勧められ11月半ばに行うことが決まっております。
 手術説明の時にも「悪いものではありません」とはっきりと言われたので間違いないと思うのですが、掲示板を読んでいると術後に診断名が変更された場合も あるみたいで…。
 エコー上では右に一番大きい腫瘍があり左にも小さいものが数個あるとのことにて全摘との説明を受けています。細胞診は7年前に行ったのが最後で良性とあ りました。良性の手術でも病理組織診断は行うのですよね?一ヶ月程で判るのでしょうか。

 良性と説明されわかっていても、入院手術が近づいてきたため不安になってしまって。内科の医師とは長い付き合いだったのでコミュニケーションも取れてい たのですが、外科に紹介され初めての医師のため説明を聞くだけで終わってしまって中々自分の意見(しょうもないことなのですけれど)がしっかりと言えない ので余計に考え込んでしまっています。お願いいたします。




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細胞検査士さんへ 投稿者:もぐもぐ  投稿日:11月 9日(金)00時42分7秒

先ずなによりも、レスを頂けた事を心より感謝いたします。

しかし、やはり結果はそうですか。まるで主治医さんと私の会話をご覧になっていられたのでは?と思うほど、同じような説明を受けました。現在の症状は、 「時折激しく咳き込む」といったものなのですが、対処療法を選択した場合、今後、予測される症状はどのようなものがあるのでしょうか?
よろしくお願いします。



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もぐもぐさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月 8日(木)23時32分1秒

 甲状腺癌(乳頭癌)は、放射線治療や化学療法(抗癌剤)はほとんど効かない悪性腫瘍のひとつです。しかし他の臓器の癌よりも極めて予後が良いのは、増殖 速度が遅いこと、また放射性ヨードによる内照射治療が極めて効果的であること、の2点が挙げられます。
 しかし少数の症例において、ヨードをほとんど取り込まないタイプの乳頭癌が存在し、この場合は治療の選択肢がほとんどないことを意味します。放射線治療 や抗癌剤が全く効かない訳ではないので、癌の増殖速度を一時的に抑える効果はありますが、完治は期待できないでしょう。
 乳頭癌は遠隔転移として肺に転移しますが、この場合は両側の肺全体に小さな結節状に転移するのが通常のため、手術にて肺を切除することは不可能です。な ぜなら、両側の肺を全て摘出することはできないからです。肺転移を起こしてもヨードを取り込むタイプの乳頭癌であれば完治は期待できますが、ヨードを取り 込まないタイプの乳頭癌だと増殖を抑えることはできません。肺に水が溜まっているのは胸水貯留といって、タンパク質や電解質のバランスが崩れていて、状態 がかなり悪いこと(末期の状態)を示唆します。胸水が溜まると肺を圧迫するため、肺が呼吸できるスペースが少なくなってしまうために呼吸が苦しくなりま す。場合によっては酸素マスクが必要になることもあります。
 抗癌剤は身体の状態が悪い時には投与できません。というのは、相当な体力を奪ってしまうために、投与することにより起き上がることはもちろん、会話をす ることも出来なくなる可能性があります。なお遺伝子治療や免疫療法などの最先端医療は、甲状腺癌の分野ではまだ行なわれていないのが現状です。
 先述のリスクを承知の上で「ひょっとしたら効果があるかもしれない」という期待感を持って抗癌剤を投与するか、今後は疼痛コントロールを含めた対処療法 のみを受けて余生を共に過ごすか、専門の看護師に相談しながらご家族やご夫婦でよく話し合い、決断して頂きたいと考えます。



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けんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:11月 8日(木)22時57分38秒

 大きさが5センチもあるのでしたら手術を勧めるのが自然ですが、経過観察を強く希望するならば医師にその旨を伝えてください。最終的にはご自身の気持ち が尊重されますので、手術は避けられるでしょう。
 なお、良性の腫瘍が癌に変わるわけではなく、腫瘍が発生した時から癌の性格を持って増殖していくのが通常です。術前検査はあくまでも「検査」であり、甲 状腺腫瘍の確定診断は、あくまでも甲状腺腫瘍を摘出した後に行なわれる病理組織診断で決まります。ゆえに術前に良性という判断が下っていても、術後に悪性 と言われるケースは少なくありません。


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なす術は無いのでしょうか? 投稿者:もぐもぐ  投稿日:11月 7日(水)03時14分33秒

家内は現在42歳。29の時に甲状腺癌(乳頭癌)を発症して、全摘出と放射線治療を行いましたが、約2年後に肺への転移が発見されました。しかし、小さい ものが複数個ある為に手術は見送られ、ヨードの取込が悪い事から、アイソトープ治療も効果なし。・・・経過観察をしていました。最近になってセキが止まら ない事が多く、検査結果は、転移が進み肺に水が溜まっているのが原因。と、診断されました。そして、残される治療法は化学療法しかないが、効果の期待値は 非常に低い上に副作用が強いため、治療は行わずに残りの人生を・・・と、告げられました。未分化への変化はしていないようですが、他に治療法はないので しょうか? 時間が余りありません。是非、どなたかご教授をお願いいたします。



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OPしたほうがいいのか? 投稿者:けん  投稿日:11月 3日(土)07時07分19秒

本日、医者から、甲状腺線種で細胞診は2なので、良性だが、5センチあるので、OPしたほうがいいと、言われたのですが、まったく自覚症状ないので、でき たらしたくないんですが、経過観察はまずいですか?アイソトープ、血液検査、CT、細胞診で、良性の判断なら、癌にならないですよね?

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