2006年3月の甲状腺医療情報の掲示板


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コー太郎さんへ 投稿者:ゆりっぺ  投稿日: 3月31日(金)23時44分24秒

はじめてお邪魔します、ゆりっぺと言います。半年ほど前からこの掲示板を参考にさせていただいておりました。現在細胞検査士様の投稿に登場した、K大学病 院に通っています。

昨年6月と9月に乳頭がんの亜全摘出手術をし、今は数ヶ月に一回の定期検査を受けております。私は女性の担当医にかかっていますが、甲状腺も担当してくだ さる医師は2人は確実に知っております。私は反回神経が人と違って特殊だったのですが、術中にそれを発見したにも関わらず傷けられることもなく手術を無事 終えてくださいました。初めての大きな病気でしたが、お医者様はとても気さくに話せる雰囲気で、質問もしやすかったです。もしこの大学病院に通われること になり、何か少しでもお力になれることがあればお伝えできればと思っております。お父様が早く良くなりますよう、お祈りしております。



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細胞検査士さまへ 投稿者:ふくろう  投稿日: 3月30日(木)11時20分26秒

細胞検査士さま、いつも親切に教えていただいて有難うございます。チロナミンとチラージンの違いを教えてください。わたしは2月16日に手術をして32日 入院していましたが、その間も退院後もチロナミンを朝と晩に1錠づつ一日に2錠のんでいます。シンチの検査を5月8日に受けます。その2週間前からはチロ ナミンの服用もやめるように言われています。甲状腺ホルモンの補充にみなさまはチラージンを服用されてますね。わたしは大騒ぎするくせに不勉強でした。な ぜわたしはチラージンではなくてチロナミンを服用するのだろう、72歳まで放置していた癌はいくら先生がとりきりましたとおっしゃっても予後は暗いのでは ないか、などと考えてしまいます。



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コー太郎さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月30日(木)00時06分5秒

 東京では伊藤病院や癌研病院が有名ですが、神奈川県では大学病院クラスも少なく、どこも似たり寄ったりではないかと思います。ご自宅が藤沢ということで あれば、小田急線で相模大野まで行き、そこからバスでK大学病院に行かれるのが近いような気がします。K大学病院には甲状腺専任の外科医が何名かおります ので、ひとつの候補として考えてみてはいかがでしょうか?
(立場上、特定の医師名をお示しすることが出来ず、申し訳ありません)



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Miloさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月29日(水)23時57分38秒

 はじめまして。こちらではいろいろ投稿させて頂きましたが、本来の掲示板の趣旨を逸脱するような行為をしているような気がしておりまして、実は随分悩ん でおりました。しかし当掲示板に投稿される実際の患者さまと接している中で、患者さま自身の病気に対してちゃんと(臨床医から)知らされていない方が少な くない、ということがよくわかりました。今の医療は「患者中心の医療」と叫ばれているにも関わらず、やはり現状は「医療者中心の医療」から脱却していない のではないか?と思い知るよい機会になりました。
 私の投稿する内容は、あくまでも医療界で一般的に言われていることですので、すべての患者さまに当てはまることでは決してありません。そのような内容で よければ、可能な限り患者さまの疑問質問にお答えしていければ、と思っております。なお、新設されました雑談掲示板への投稿内容に関しましては私の出番は ないと考えております。
 今後も当掲示板が少しでも多くの患者さまの”心のよりどころ”として発展していきますよう願っております。



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みおママさま、どうかよろしく 投稿者:ふくろう  投稿日: 3月28日(火)15時14分29秒

みおママさま、書き込み拝見しました。わかっていただけるかたがいらっしゃるということがとても励ましになります。自分に、なるようにしかならないよと言 い聞かせているのですが、思うように動けないで、すぐ息苦しくなると気が滅入ります。なんとか気力を保って、周りの人にいやな思いをさせないようにと思っ ているのですが。
みおママさまこれから手術なさるの、たいへんですね。気管切開といわれてるのですか。わたしは気がついたら気管切開されていて、それがどういうことかを身 をもって知りました。いちばんの問題は、息が苦しいことです。息子がチベット人になったつもりで、空気が少なくても馴れるようにすればいいというのです が、わたしはチベットに行ったけれど、高山病にはなりませんでしたので、この事態になかなか馴れにくいのです。あなたの手術が小さいリスクでうまく行きま すようにと願っています。みなさまに励まされるのが嬉しくて、家事はしなくてもパソコンに向かっているのです。



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御願い致します。 投稿者:コー太郎  投稿日: 3月28日(火)11時49分21秒

はじめまして。宜しく御願い致します。
昨日、58歳の父が甲状腺癌と宣告されました。
二ヶ月前ぐらいから声がかすれ始め 一時期は聞き取るのがやっとでしたが 今はかなり出るようになりました。
私たち、家族は 治ってきた!!と思ってた矢先の宣告でした。
そこで、お聞きしたいのですが、神奈川県で甲状腺治療(手術)の名医(病院)をご存知なかた教えて頂けないでしょうか?
現在、鎌倉にある総合病院に通院しております。
私たち、家族の住まいは藤沢市です。宜しく御願いいたします。




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御願い致します。 投稿者:コー太郎  投稿日: 3月28日(火)11時48分42秒

はじめまして。宜しく御願い致します。
昨日、58歳の父が甲状腺癌と宣告されました。
二ヶ月前ぐらいから声がかすれ始め 一時期は聞き取るのがやっとでしたが 今はかなり出るようになりました。
私たち、家族は 治ってきた!!と思ってた矢先の宣告でした。
そこで、お聞きしたいのですが、神奈川県で甲状腺治療(手術)の名医(病院)をご存知なかた教えて頂けないでしょうか?
現在、鎌倉にある総合病院に通院しております。
私たち、家族の住まいは藤沢市です。宜しく御願いいたします。
教えて



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ふくろう様 投稿者:みおママ  投稿日: 3月28日(火)10時26分8秒

術後初の外来診察、お疲れさまでした!ふくろう様の入院中、ずっと読ませていただいてました。久しぶりの書き込みに嬉しくなって、初めてお邪魔させていた だきます。
私は半年前の手術で左の反回神経が麻痺しています。最近になってやっと誤嚥がなくなって、声も出やすくなってきました。精神的に普通に戻ったのが1番大き いかもいれません。でも仕事も家事もまだ休んでます^^;ふくろう様は退院後まだ1週間。こうして書き込みされているだけでもすごいと思います。どうぞ、 ゆっくりのんびり過ごしてください。
私は残った反回神経にも1.5pの腫瘍が残っています。再手術で気管切開と言われているのでふくろう様の辛さも人事ではありません。少しでも楽になります ようにお祈りしてますね。




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モコさま、あられさま、マミさま、早速有難うございます。 投稿者:ふくろう  投稿日: 3月27日(月)19時32分48秒

モコさま、あられさま、マミさま、早速お返事いただいて、有難うございます。とても参考になりました。今日は退院後、はじめての外来診察に行ってきまし た。最初の社会参加というわけで、疲れました。レチナのバルブを一日はめているのにもやっと馴れてきましたが、(夜ははずしている)朝バルブをはめた時 は、息苦しくてブーブーと野獣が唸るみたいな息遣いで、自分でもおかしくなります。これは数ヶ月単位でないと結果が出ないと言われています。プールは無理 かなあと思って、ゴーグルや水着を片付けてしまいました。咽喉に穴が開いていてもできる事を考えようかな。それとも最低限の家事だけやって静かになにもし ないで暮らそうかななんて考えています。この掲示板のおかげで、心強く、すぐに返事がいただけ感謝しています。



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ふくろう様 投稿者:マミ  投稿日: 3月27日(月)17時56分31秒

気管切開をした仲間のマミです。

私も退院時、喉に穴が開いたままの状態でカニューレを入れてました。「両声帯麻痺」との事でした。
カニューレを外すためには声門を拡げる必要があり、そのための手術を1年の間に4回ほどしました。何回も手術することになったのは、声と呼吸の兼ね合いを みながらの手術だからです。声門を広くすればするほど呼吸は楽になるけれども声が漏れてしまうから少しずつ拡げた訳です。1度目、2度目と手術しても呼吸 が楽にならなかった時はどうなるのかしら?と思ってましたが、4度目にしてやっと呼吸は楽に出来るようになりました。以後日常生活に支障はありませんが、 階段の上りや早足はきついです。声に関しては「は、ひ、ふ、へ、ほ」が多少漏れてしまいます。

ふくろう様のご心配は痛いほど分かります。術前とは程遠い状態に戸惑いますよね。私も当時仕事も辞めざるを得なくなったり、人との会話に支障が出たりと随 分気落ちしました。でも人間ってその状況に適応するものです。今では友達との食事会やプールでのウォーキング等々楽しんでます。焦らずしっかり養生して下 さいね♪






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ふくろう様 投稿者:あられ  投稿日: 3月27日(月)13時55分29秒

 ふくろう様、私も同じような症状だったのかな?気管切開で軟骨移殖し、カニューレ、ティチューブ、レティナと1年来ます。気管狭窄でレティナはいつ外せ るかまだ分かりません。咽る、誤嚥、痰と忙しい毎日を過ごしています。私は穴に栓をして口、鼻呼吸が上手く出来るようになったら穴をふさいでいただける事 になっています。



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ふくろう様 投稿者:モコ  投稿日: 3月27日(月)04時46分57秒

残念という気がしないのは・・・というふくろうさまの書き込みを見て、実は私も今はそういう心境です!ほとんど毎日、仕事や、趣味や、友人と会ったりで出 かけていた私は、最近、ゆっくり休養しなくては・・・と思うようになりました!乳癌や、甲状腺癌の術後は、以前と全く同じ生活をしていたのですが、最近、 顔面神経麻痺になってからは、精神的には、やれると思っても、体がついて行かない事を知りました!今はなるべくゆっくりと休む時間を作るように心がけてい ます!
ふくろう様の体力が、一日も早く回復されますように!!



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雑談掲示板の新設について 投稿者:Milo  投稿日: 3月26日(日)23時36分59秒

管理人のMiloです。

本日より、別に「甲状腺の雑談掲示板」を新設いたしました。

新設掲示板には、その名前の通り患者さん同士の雑談を、またこちらの掲示板は「甲状腺の医療情報掲示板」として、最近のこの掲示板の流れに沿って、医療情 報を交えた情報交換ができればと思っております。

こちらの掲示板は「細胞検査士さん」あっての内容です。細胞検査士さんには今までご挨拶もできずにご無礼しておりましたが、時間の許す限り患者様の疑問に 答えて頂ければ皆様喜ばれるかと思いますので、今後ともご協力お願いいたします。



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退院して一週間です 投稿者:ふくろう  投稿日: 3月26日(日)15時51分33秒

有明の病院から退院して一週間になります。甲状腺癌の診断・入院・手術と皆様の励ましをいただきありがとうございました。わたしは知らないで長年放置して いたので、癌をとりきるのに大手術となり、気管切開されて、退院するときも咽喉に穴があいていてレチナをはめています。反回神経も片一方しか残っていませ ん。それも削ったので辛うじて残っているみたいです。食事は自分の分は自分で作っていますが、レチナのせいで動くと息苦しく、声はひどい嗄れ声です。今ま で体力には自信があったので、一ヶ月を経ての落差に戸惑っています。主人が買い物、皿洗いといやな顔しないで、やってくれるので有難いと思っています。い つまでこんなに息苦しい状態が続くのかと思って悲観しています。どなたか気管切開のその後についてご存知の方があったら教えてください。
帰ってみたら、家の庭にはパンジーが満開でした。ゆっくり、のんびり生きて帰れただけでも良かったと思って暮らしていくようにします。いままでの集りのお 誘いには大病のあとですので養生していますと返事を出すのですが、残念と言う気がしないのは、まだ病人で体力がないせいなのかそれとも人生観が変わったか らなのかなどと考えています。



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細胞検査士さまへ 投稿者:ねこやなぎ  投稿日: 3月23日(木)20時03分27秒

お返事、ありがとうございます。
私の場合は、良性の腫瘍と橋本病の両方ということで、橋本病による甲状腺の腫れではないようで、お薬なども処方していただいていません。
「治療が必要な段階ではない」とおっしゃっていました。
これからの経過観察ということのようです。

ただ、いろいろなサイトで甲状腺腫瘍の事を調べてみましたら(細胞検査士さまもおっしゃっていましたが)、良性でも大きい場合は手術を勧められることが多 いとのことでしたのに、先生はそのことは一切おっしゃいませんでしたので、心のどこかで「それで本当にいいのかな?」という不安があるのも確かです。
私が最初に「手術はしたくありません」といってしまったので、「結果は良性でしたので、心配いりません」という一言だけだったのかな、とか考えてみたり。
本来ならば手術をしたほうが良いのか、あるいはこれからの経過観察で、もっと大きくなって来たら手術ということになるのか等、次に検査に行った時にお聞き してみます。
定期検査も正しく受けるようにします。
アドバイス、とても参考になりました。
ありがとうございました。




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沢山のアドバイスありがとうございます 投稿者:おたま  投稿日: 3月23日(木)11時18分52秒

沢山のアドバイスありがとうございます、誰もが人とは良好な関係を築けたらいいと願いながらも、ほんの少しの言葉が足らないばかりに大きな誤解を招いてし まったり、失言をきっかけに関係が崩れてしまったりするので、言葉は言霊だって意を聞いた事がありますが、言葉には気をつけなきゃいけませんね、昔から口 数が少なく叉人間と係わる事を極端に避けて来た私のいけない部分があのようなカキコで出てしまい、読む方の配慮に欠けてしまった事をすごくすごく反省して おります、細胞検査士さんの日頃から専門用語なのにわかりやすく説明してくれる心遣いやお医者さんに接する時のアドバイス、ちゃたさんのお医者さんに接す る時のちゃめっけたっぷりな対応の仕方などとても参考になります、私もお医者さんのプライドを無視したり軽んじたりしたいなどとは思っていません、できれ ば良好な関係でいたいのです、それにはこちらの努力も必要だし歩み寄る気持ちもすごく大切なんだと思いました、マムさんの誰に対しても優しい気遣い、とて もありがたいです。
あまり、甲状腺とは関係無い話題が続いたので、私はこのへんで失礼します、本当にすみませんでした、そして病気と戦っておられる皆様が元気になりますよ う。



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ありがとうございます。 投稿者:かすれ声  投稿日: 3月23日(木)01時13分32秒

マムさま 有難うございます。他人でありながら、他人ではないようなー、家族の親身さとは違う、何か温かいものを感じます。本当に有難うございます。この病にならな ければ、マムさまとの掲示板での出会いも無かった訳ですから、本当に感謝です。約一年半前の術後、苦しかった時期をここで助けていただき、今回も励まして いただけるなんて、ホントにうれしい限りです。花の生命力に負けず、頑張ります。いろいろありますが、それでもまだ生きています。一生懸命生きないといけ ませんね。ありがとうございました!



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おたまさんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月22日(水)23時56分18秒

実は私も誤診が2度ありました。1度目は脳腫瘍で脳内出血を起こしているのに風邪と低血圧と言われ数日放置、2度目は盲腸を自律神経失調症と言われ1日放 置されました。その後しばらくはおたまさんのように不信感でいっぱいになりました。でもどんなに医者に対して不信感を持ったとしても病気を持っている以上 は医者にお世話にならなければならないわけです。それならやっぱり担当医とは良い関係を保ちたいと希望しますよね。私の現在の担当医はストレートな物の言 い方をされるので最初は泣いたこともありました。なので「そんな言い方しんといて!先生ストレート過ぎるねん!怖いやん!」と言ってみました。人によって 傷つく度合いも違うのかな?とも思うんです。だから「私はその程度でもダメなのよ!」って感じで。そしたら次からは「この人怖がりやしなぁ」などと少しず つ言葉を選んでくれるようになりました。これはもう性格もあると思うんですよね。反対に主治医の暴言に対しても「あぁこれは本心じゃないな」というのもわ かってきましたし。それなのに私は自分の病気のことで頭がいっぱいになってしまい、先生に対して(先生が年下だからって)偉そうに発言していないだろう か?言い方を誤ってないだろうか?振り返ればめっちゃ不安になります。慣れって怖いですよね。。医者だって、医者じゃなくたって、偉そうに言われたり、プ ライドを傷つけられる発言をされるとムッとしますもんね。chiiさん同様どんな人に対しても気をつけなければ。。

おたまさんは今は良い先生に出会えたようで良かったですね。聞きたいことは頑張って聞いてくださいね。でないとストレスがたまっちゃいますよ。聞きにくい 場合は「私はあまり考えてなかったのですが家族がそのあたりを聞いてこいと言いまして・・」と家族のせいにしちゃうとか。で、聞きそびれて次回まで待てな い場合はここでみなさんに助けていただくわけですσ(^_^;

私も日々再発におびえていますが、ここで勇気をいただいています。同じ病気を持った者同士、励まし支えあえればいいな、と切に願います。そしてそんな機会 を与えてくださっているミロさんに感謝感謝です(^∧^)

余談ですが盲腸のオペでオペ室に入った時に、前日誤診した医師が執刀医だと知った時には怖さのあまり麻酔の前に気を失ってしまいました〜(m~-~)m



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医師のプライド 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月22日(水)22時45分12秒

 私は業務上、毎日何人もの医師と一緒に仕事をしていますが、多かれ少なかれ医師にはプライドがあります。私も細胞検査士のひとりですが、自分の仕事には プライドを持って細胞学的診断を行なっています。100%正しい診断が出来ているとは思いませんが、プライドがあるからこそ自分が作成した診断報告書にサ インが出来るのです。細胞診という業務は、スライドガラスに塗られた細胞が、悪性細胞であるのか良性細胞であるのかを自分の経験を基に評価する仕事です が、100人の細胞検査士がみて100人とも「癌細胞」と判定できる細胞もあれば、「悪性」「良性」と正反対の意見が交叉する難しい細胞も少なくありませ ん。子宮や乳腺に比べると甲状腺は難しい細胞が出現する頻度が高い領域です。それは「濾胞性腫瘍」という概念があるためです。濾胞性腫瘍は手術にて摘出し て病理組織学的に検索しないと濾胞癌(悪性)か濾胞腺腫(良性)かが判定できないからです。はっきり言ってしまうと、細胞診で乳頭癌・未分化癌・髄様癌の 所見がなく、腫瘍性病変を疑われた場合、濾胞癌50%:濾胞腺腫50%の確率であると言えます。実際にあった症例を紹介しますと、エコーやCTなどの画像 検査では浸潤や転移がなかったため良性の「濾胞腺腫」とされ、手術にて摘出した甲状腺の病理組織検査でも「濾胞腺腫」と診断されたにもかかわらず、数年後 に頸部リンパ節に転移していることが判明し、転移性甲状腺癌と診断された・・・実は摘出した甲状腺腫瘍は「濾胞腺腫」ではなく「濾胞癌」だった、という症 例です。これは決して珍しいものではありません。現在の「濾胞癌」の定義が、被膜浸潤しているものや血管浸潤を起こしているものなど、病理医が見つけられ たか見つけられなかったか、もしくは病理組織標本に「癌」を示す所見がたまたま含まれていなかったか、等で良性か悪性かが決まるという世界なのです。それ なのに手術をする前から「良性です」と診断すること自体が、本来は間違っているのです。
 おたまさんの投稿にもあるように、データ重視で患者の話を聞かない医師、自信過剰で重大な兆候を見過ごしている医師、自分の治療方針にケチを付けられる と急に冷たい態度をとる医師、セカンドオピニオンを申し出た瞬間に「勝手にしろ」とそっぽを向く医師、教授になりたくて診療よりも実験・論文書きに一生懸 命になる医師、ゴルフの予定があるからとさっさと診療を切り上げる医師・・・私は今まで何人もの「医療に携わってほしくない医師」を見たり聞いたりしてき ました。私がこの掲示板に投稿するきっかけとなった私の後輩ですが、彼女も14歳の時に受けた甲状腺亜全摘手術時に反回神経を麻痺させられて、挙句の果て に術後に再発の兆候(サイログロブリン高値)があるにもかかわらず担当医(当時、甲状腺手術の権威と言われていた医師)から「大丈夫、大丈夫、オレに任せ ておけ」と言われて安心してしまい、7年経った昨年に頸部リンパ節に乳頭癌がゴロゴロ再発してしまった一人です。医療の現実を知っている私としては、おた まさんのような患者さまは氷山の一角だと思っています。実際には世の中にもっともっと不幸な経験をしてきた患者さまがいらっしゃると確信しています。
 本来の医療の理想は、患者さまは医師のプライドなど無視し、ご自身の不調を訴えて納得できるまで説明を受け、ご自身で治療方針を決定して不満がある場合 には第三者の医師を紹介してもらう・・・となるのでしょうが、現実は医師のプライドが大きな壁になっているために理想の医療を受けられる患者さまは非常に 少ないと思います。そこで、医師にはプライドがあることがわかっている訳ですから、医師と良い関係を保っていくためにはプライドを『必要以上に』傷つけな いように、しかし身体の不調はちゃんと訴え、その治療が必要な理由・不要な理由を聞き、検査結果など貰えるものは貰う、などはご自身の状態を理解するため に必要なことですし、医師のプライドを傷つけることにはなりませんから、遠慮しなくてかまいません。医師はコンピュータやロボットではありません。感情を 持ったひとりの人間です。医師から冷たい態度を向けられたとしても治療や手術はしてもらえるでしょうし、セカンドオピニオンを申し出れば手続きをしてもら えるでしょう。その結果、「身体」は治るかもしれませんが、「心のしこり」は一生消えないと思います。そのような医師とは縁がなかったと見切り、ご自身と 波長の合う医師を1日でも早く見つけて治療を再開することが最善と思います。



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ねこやなぎさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月22日(水)20時45分51秒

 甲状腺の腫れの原因が橋本病だとしたら、手術の適応にはなりません。橋本病は甲状腺濾胞上皮細胞が徐々に破壊されていく病気で、血中の甲状腺ホルモン量 が低下していきます。結果、下垂体からはTSHが多量に分泌され、橋本病に侵されていない正常甲状腺組織が過剰に刺激されて細胞が増殖します。これを反応 性過形成などと呼び、非腫瘍性の甲状腺腫に分類されます。もし橋本病による腫れでしたら、チラージン等の服用療法で腫れが引いてくることが期待されますの で、外科的切除の対象にはならないのです。
 しかし良性腫瘍と橋本病が共存している場合は、チラージン等を服用しても完全には腫れが引くことはなく、経過観察することになるでしょう。あくまでも 「腫瘍」は非可逆的なものですから、定期検査は正しく受けてください。


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おたま様、モコ様、かすれ声様 投稿者:マム  投稿日: 3月22日(水)18時34分22秒

おたま様
病気になっての不安な思いは皆同じです。多少の不快な思いも皆経験されていると思います。いくらたくさんの症例をみているお医者様であってもそれは他人の 身体なので(ちょっと言葉が悪いかな)、自分の身体が発する声はきちんんと伝えるなければいけないですよね。聞きたいことをメモして診察を受けるのはとて もよいことです。私もそうしています。現在はお医者様との関係が良好なご様子なので、ホッとしています。

モコ様
いつもありがとうございます。ハスキーな声も変声期後の自分の声と思っています。モコ様がどこかで頑張っていてくれると思うと元気になれます。モコ様もお 大事にネ。

かすれ声様
花を買ってきました!花を!濃いピンクのバーベナを3株。たくさん蕾が付いたのを選んできましたからね。せっせと世話をするので、元気になって戻ってきて 下さい。

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ドキッとさせてごめんなさい 投稿者:おたま  投稿日: 3月21日(火)23時38分19秒

chii 様
私の暴言でドキッとさせてしまってすみませんでした、深く反省しております
時々ここの掲示板をのぞいていました、そこで医者のプライドを傷つけぬようにとのカキコが頻繁にあり、過去に自分も医者に気を使いすぎて積極的に自分の病 についての疑問を聞いたりしづらかった事があり、医者が問題無いと言うのならどんなに不快な症状があっても気のせいでやりすごした方がおたがい丸く治まる のかな、などと思っていた事が多々ありました、身内にも医者の誤診で手後れ寸前なんて事もあったのでお医者さんに対しての不信感が増幅してました、全ての お医者さんがそういうわけじゃないのですが、データばかり診て患者を診ないお医者さんもいらっしゃって、疑問を質問してみると不機嫌になってしまう医者も いて、医者ってそんなに偉いの?との疑問もフツフツと沸き上がって来まして、私の個人的な不満を吐き出してしまいました、本当にごめんなさいです。
今は信頼できるお医者さんに出会う事ができました、口下手なので質問したい事は紙に書いて診察の日にもって行ってます、担当の先生は丁寧に説明してくれま す、体調の方も調子いいです、信頼できる先生に巡り会うためには自分の足で探す努力も必要だなと痛感しました。



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細胞検査士様 投稿者:つん  投稿日: 3月21日(火)23時10分37秒

つんです。丁寧な回答を本当にありがとうございました。私も姉と一緒に他の手術をする際の発見だから「ある意味ラッキーだよ」なんて母に言って、看護師で ありながら気づかなかった自分の責任を隠そうとしていた情けない自分に怒り、ここしばらく辛い日々を送っていました。私のおかしな様子に旦那が気付いて、 旦那に励まされて、思う存分泣かせて貰いました。そして細胞検査士さんのありがたい回答に励まされて、気持ちがすごく前向きです。母に怖くない癌であるこ とを伝えて安心させたいです。
母はとても元気があって、覇気があって・・・それが今回のことで急に元気が無くなって本当に心配していました。でも、こちらでこうしてアドバイスを頂い て、ほんとうに助けられました。これからが大変になるとお思います。またいろんな質問をお願いすることとなりますが、よろしくお願いします。ありがとうご ざいました。



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おたまさま。 投稿者:chii  投稿日: 3月21日(火)18時29分22秒

私も今までの人生の中で、プライドの高い医師に嫌な思いさせられたこともあるのでお気持ちは分かります。大変でしたね、今は体調のほうは大丈夫ですか?
私が今回掛かっている外科の医師も内科の医師も私にとっては信頼のできる医師たちです。私がどんな質問をしても一瞬「え?」と言う顔をしながらも納得行く まで説明して下さる様な先生たちです。だから私も横柄にならずに相手の立場を考えて質問しなければいけないことを再確認というか、改めて念頭に置かないと いけないと思ったのです。医師に対してだけでなくどんな人に対しても同じことが言えますよね。
私もGoiterさまと同じ気持ちです。読んだときにドキッとしましたから・・・。



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>それでも言いたい 投稿者:Goiter  投稿日: 3月21日(火)16時33分53秒

掲示板に書くなら、やはりマナーを持って書いてほしいと思うのです。ここは甲状腺に病を持ち、さらに癒されない気持ちを持った人の集まりです。怒りも分り ますが、読み手に不快感を持たすような文章は慎むべきでしょう。

でも、今回のはあなたの真意が伝わりましたよ。



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Goiter様 それでも言いたい 投稿者:おたま  投稿日: 3月21日(火)11時56分26秒

ここで医者の事をああだこうだとカキコするのは確かにスレ違いなのですが、それでも言わせてくれ!私は医者のプライドを尊重したばっかりにずっと良性だと 言う言葉を信じて4年間も同じ先生にかかっておりました、しかし年月を重ねるごとに体調がなんだか変になって来るし、その事を担当医に言っても、気のせい だとかストレスでもあるんじゃないの?とか言ってまともに聞いてもらえなかった、先生の事を気遣って別の病院へ行く事もためらっておりましたよ、しかしど うにもこうにも体調がすぐれず、担当医にセカンドオピニオンを申し出たところ、露骨に嫌な顔されこちらは心臓が止まるかと思うほど罪悪感にさいなまれまし た、結局後味悪い空気の中紹介状を書いてもらい別病院で検査してもらったところ悪性でした、手術して検査した結果も悪性でした、医者には嫌な思い出がある ので、ついあのようなカキコになってしまい、一生懸命医療にとりくんでる方々にとって不快なカキコをしてしまい、申し訳ありませんでした。



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マム様 投稿者:モコ  投稿日: 3月21日(火)04時22分34秒

良かったですネ〜!ボイストレーニングがちゃんと結果を出してくれたのですね!言語聴覚士の先生のもとで、努力され、出なかった声が次第に出るようになら れて、その指導は頼もしい限りですね!私もとてもうれしくなりました!その宿題が楽しみですらあった・・・との言葉にどんどんと声を取り戻されていく様子 が感じられ、その実感があるからこそ頑張れますよね!!私も右の声帯が頑張ってくれてるのだなぁ・・と思うといじらしくもあり、感謝、感謝です!信頼でき る担当の先生ともめぐり合えて、マムさん本当に良かったですね!!



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結果が出ました 投稿者:ねこやなぎ  投稿日: 3月21日(火)02時00分5秒

1ヶ月ほど前に、甲状腺腫瘍のことでご相談させていただきましたねこやなぎです。
その節はいろいろと教えていただきまして、ありがとうございました。
あの後、さらにCT撮影と細胞診をしていただきまして、「良性なので心配要らない」との診断を頂きました。
腫瘍自体は4×6センチと大きいのですが、特に手術を勧められることもなく、ほっとしています。
声を使う仕事のこともありますので、手術をしなくてすむのはありがたいのですが、「本当にそれでいいのかな」という不安も逆にないわけでもなく、もっと ちゃんと聞いてくればよかったと思ってみたりしています。
ただ、症状がないものの橋本病でもあることがわかり、また2ヵ月後に血液検査をしていただくことになっていますので、その時にもう一度確かめてみようと 思っています。
その場ですぐにあれこれ質問を思いつけばよいのに、いざとなるとなかなか難しいですね。

まずはご報告とお礼まで。
治療中の皆様の順調な回復を願っております。
ありがとうございました。





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反回神経麻痺 ボイストレーニングその後 投稿者:マム  投稿日: 3月20日(月)23時58分8秒

先週1ヶ月のボイストレーニングの日程を終了しました。
その後声の精密検査(初回に受けたものと同じ)をして先生の診察となりました。
嬉しいことに声の精密検査もトレーニングの成果がでていました!
その上、麻痺によって声帯の隙間が開いていたものが閉じるようになっていました。
元気な右声帯が頑張ってくれていました。先生からのアドバイスは「たくさんおしゃべりしてね。歌もたくさん歌ってね。」だけです。あとは時々声帯の状態を 診察すればいいようです。

この1ヶ月毎回言語聴覚士の先生から宿題をもらって、毎日発声練習に励みました。
最初はでない声も次第にでるようになり、その宿題が楽しみですらありました。
一昨年の12月に甲状腺の手術をしてからこんなに自分の声がよくでるようになるとは思いませんでした。自分の身体にここまで適応能力があるなんて。もちろ ん手術前の声に戻ったわけではありませんが、不自由さは激減しました。声帯の手術も時間をかけてゆっくり考えることにします。







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おたまさん 投稿者:Goiter  投稿日: 3月20日(月)22時43分42秒

>スレ違いごめん

最初からそう思うなら、書かないことです。それがマナーです。



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医者のプライドなんてクソだよクソ 投稿者:おたま  投稿日: 3月20日(月)16時57分49秒

よく、ここの掲示板で医者のプライドを傷つけないように細心の注意をはらって質問・・みたいなカキコがあるけど、医者ってそんなに偉いの?
医者はよく患者のプライドを平気で傷つけたりするけど、それは許されて、患者が医者のプライドを傷つけないようにって、笑わせるんじゃないよ、ここ最近の ヤブ医者の多さって患者が医者を甘やかすから、どんどんつけあがって、医学の勉強もおこたるようになるんじゃないの? スレ違いごめん!



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細胞検査士さま 投稿者:chii  投稿日: 3月20日(月)12時43分32秒

いつもありがとうございます。
色々説明不足で申し訳ありません。実は内科の先生もその大学病院出身で、甲状腺の異常を見つけて外科の先生を紹介してくださり、今回のことも外科の先生に 伝えておくから・・と言ってくれています。私としては、夏には放射線治療も控えているので外科とも今までどうりつながりをつけておきたいし・・このまま内 科中心で行ってしまうことが少し不安でした。内科は月1で必ず受診するのでホルモンバランスの調整は内科医に任せて大丈夫ですね。細胞検査士さまのアドバ イスを頭に医師のプライドを傷付ける発言には十分気をつけようと思います。無知がゆえに失礼なことを言ってしまっていると思いますので。
エストラダームの件も親切丁寧にありがとうございます。今のところ更年期の症状ほ治まっていますが来週婦人科受診して来ます。




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つんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月19日(日)23時55分58秒

 甲状腺および肺の異常は偶然見つかったくらいですから、毎日一緒に過ごされていて気付かなくても不思議ではありません(同業者の私が言うことでもないの ですが・・・)。それよりも偶然見つかったことを喜ぶべきと思います。肺の影が原発性肺癌だとしても、腫瘍のサイズが小さいので肺の部分切除の手術をお受 けになれば(リンパ節転移がないことが前提ですが)ほぼ完治されるでしょうし、甲状腺癌の転移であれば原発性肺癌よりもはるかに予後は良いです。
 肺の影が甲状腺癌の転移だとしたら、まずは甲状腺を全摘し、その後にヨード131シンチを行い、ヨードの取り込み具合がよければ内照射治療を行い、悪け れば外科的に肺の部分切除を行うと思います。年齢が高めなので、恐らく後者の治療方針が一般的かもしれませんが、担当医の治療方針次第でしょう。ちなみに 私の施設では1センチ未満の小さな転移性肺癌の場合は、胸腔鏡下肺部分切除術が一般的で、切除する肺の大きさも長径で3〜5センチくらいですので、術後の 回復も非常に早いです。いずれにせよ、投稿を拝見する限り末期の状態とは程遠いと思いますので、ご家族一丸となってお母様を不安にさせないようにし、積極 的に治療すれば「死」とは無縁の状態であることを理解して頂くことが肝要と思います。



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chiiさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月19日(日)23時37分1秒

 大学病院の外科と個人病院の内科を二重受診すること自体は大きな問題はありませんが、投稿を拝見する限り、あちら立てればこちら立たず、といったような 非常に難しい判断を迫られているような気がします。確かに内分泌内科のほうが甲状腺ホルモンの状態を判断する知識に優れていますので、内分泌内科で経過観 察するほうが絶対にいいと思います。ですので、ここは正直に大学病院の外科の担当医に「別件で内科にかかっており、偶然専門が内分泌内科ということもある し、二重受診するのも楽ではないので、別件で通院する必要があることもあり、この際内科でのフォローアップに切り替えたい」旨を申し出て、必要に応じて紹 介状を書いてもらうことが(個人的には)いいかなぁと思います。医者もプライドがありますので、「あっちの先生のほうが・・・」とか「あっちの病院のほう が検査結果が早く出るから・・・」等を言うのは絶対マズイので、あくまでも「私個人の都合で」という点を強調すればプライドを傷つけずに済むと思います。 外科の先生には、「フォローアップの過程において、再び外科的な治療が必要になった場合は是非よろしくお願い致します」旨の一言を付け加えると尚いいかも しれません。しかし、本件に関しましてはchiiさん自身でよく考え、判断を下してほしいと思います。
 エストラダームはエストロゲンという女性ホルモンの製剤で、ご存知の通りエストロゲンは子宮内膜や乳腺を刺激するホルモンです。この分野は我々細胞検査 士にとっては専門分野ですので、詳しく説明すると文字制限をはるかに越えてしまうので控えますが、エストロゲン製剤は子宮筋腫や乳癌の危険性を高くするこ とがありますが、実際にはその危険性よりも更年期障害の改善のほうがはるかに有用なので、婦人科的にちゃんと定期検査をお受けになっていれば大丈夫です。 更年期障害は一時的な症状なので、長期的に使用する訳ではありませんから、それほど心配する必要はありません。



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お返事ありがとうございました。 投稿者:つん  投稿日: 3月19日(日)23時19分44秒

大変詳しく書いていただいて、ありがとうございました。実は私は看護師です。育児中で現場を離れていたとは言え、毎日一緒に過ごしている母の異常に気づけ なかった自分を責めています。なので、何が何でも私の娘や息子ともっと長い時間過して欲しいんです。肺の件ですが、検査となれば細胞検査士さんの仰るとお り頑張って受けさせます。肺の影が原発ではなく転移であったとしたら、治療によって消えることもあるんでしょうか?甲状腺のほうはオペで切除して肺は放射 線などで治療すれば、もっともっと長く生きることも可能なものでしょうか?



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さくらさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月19日(日)23時06分10秒

 残っているほうの左葉ですが、腫瘍があるということと、サイログロブリンが400以上とのことですのでもちろん正常ではありません。正常ではない甲状腺 からは正常ではない甲状腺ホルモンが産生されている可能性が高いので、血液検査をして甲状腺ホルモンの状態を調べ、必要に応じてホルモン剤の服用を指導さ れるのが一般的かと思います。
 右葉が乳頭癌でしたから、左葉の状態が気になるところです。エコー検査ではあきらかな腫瘤を認めたのでしょうか? 来週の細胞診の結果次第で再手術にな る可能性もあります。もし悪性を疑う細胞が認められたなら、残存甲状腺摘出術を勧められると思います。今後転移を起こした場合ですが、頸部リンパ節に転移 したとすれば、該当するリンパ節を(その都度)切除する手術を受けることになります。1回だけ手術して完治してしまう患者さまもいらっしゃれば、毎年のよ うに頸部リンパ節切除術をお受けになっている患者さまもいらっしゃいます。また、肺のCTなどで肺に異常陰影が見つかり、肺転移が疑われた場合はヨード 131内照射治療を行うことになります(残ったほうの甲状腺を切除していることが前提ですが)。今後の治療方針は患者さまの状態や担当医の治療方針によっ て十人十色の方法となりますので、担当医とよく相談し、もし納得できないようでしたらセカンドオピニオンをお受けになることも必要かと思います。



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つんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月19日(日)22時48分41秒

 一番気になったのは肺の影のことですが、つんさんのお母様の場合、もちろん甲状腺癌の転移も考えられますが、原発性肺癌の可能性も否定できないと思いま す。というのは甲状腺癌の転移であれば、「1つの影」よりも肺全体にうすい影がでる「びまん性異常陰影」のパターンをとることが多いからです。肺から発生 した原発性肺癌であれば、通常は1つの異常陰影です。もし原発性肺癌だとしても、5ミリ〜1センチのサイズでしたら初期の肺癌といえますが、いずれにせよ 確定診断をするための検査および治療は早めに実施したほうがいいと思います。検査まであと1週間ということですが、極めてタチの悪い未分化癌でない限り、 大丈夫です。なお、肺の異常陰影の精密検査を必要とする場合、気管支擦過細胞診もしくは経気管支肺生検という検査を行う可能性があります。これはかなり苦 痛を伴う検査ですが、確定診断を行う上で非常に有用な方法ですので、もし担当医からこの検査を勧められたら積極的にお受けになることを希望致します。
 検査の結果、甲状腺癌の肺転移だとしても決して「末期」というわけではありません。もちろん、ステージWに分類されるために「相当進行した状態」となり ますが、呼吸が苦しいとか転移による痛みがひどい、などの症状がない限り、末期とは言えませんから大丈夫です。しかしいくら乳頭癌が一般的に予後が良いと 言われていても、CTやエコー検査での甲状腺腫瘍の状態や、細胞診もしくは針生検の結果によっては予後の悪いタイプかもしれませんので、ちゃんと検査をお 受けになることをお勧めします。



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こんにちは 投稿者:chii  投稿日: 3月19日(日)17時35分40秒

術後3ヶ月目でチラージンの量を増やして(チラージン50・2錠→2.5錠)10日になります。すぐに効き目が出ないと言うものの全く変化がないので毎日 辛いです。先日別件で掛かっている内科の先生に(専門は内分泌)「ホルモンのバランスを見て薬の調節をするのは自分のほうが専門だからこれからはこちらで やるように。。」と言われました。手術をしていただいた先生は外科の乳腺、甲状腺の専門の先生です。ただ大学病院なので、この前も書きましたが検査結果が 出て薬の処方が次の診察日(1ヵ月後)になってしまうより、内科は個人病院なので検査から処方がスムーズにできる(1週間)・・と言うことです。病院に よってはその日に検査結果が出てそれに合わせて薬も処方されるのでしょうが私が通っている大学病院は検査結果がすぐに出ないんですよね・・・それも??? 何ですが。内科には定期的に通院しているので内科医の指示どうりにしたほうがいいのか、でも外科にも掛かるわけだから・・どうしたらいいのか悩んでいま す。
あと、甲状腺とは全く関係無いのですが・・。1年前に卵巣膿腫、子宮筋腫で全摘しました。その後更年期の症状が出たのでエストラダームと言うホルモンの貼 り薬を使っています。この薬を長期に使うと乳がんになる可能性が高くなると聞きました。手術後1年が経つので婦人科を受診する予定ですが、ちょうど薬がな くなったので1週間ほど薬を使用していません。こちらもホルモンが足りない状態で甲状腺ホルモンも調節がうまくいっていないし・・・で漠然と不安になって います。
いつもうまく説明ができないのですが、よろしくお願いします。



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細胞検査士様 投稿者:さくら  投稿日: 3月19日(日)17時29分55秒

こんにちは。
先日相談にのって頂き、早速内分泌科に行って来ました。
血液検査、エコーの検査をしました。
エコーでは左葉の腫瘍は、良性悪性どちらとも言えなく、これから大きくならないか経過を見ていくそうです。
血液検査では、サイログロブリンが400以上有り、これも今のところ何とも言えないそうです。数値が増えていくと癌の可能性があり、また手術になるそうで す。
来週細胞診があります。
1年以上経っても、傷の痛みや痒みが残っているのに、これからとても不安です。
今までの外科の先生は、乳頭癌はおとなしい癌で、あまり心配する事はないと言われ、血液検査でも、詳しい検査をされませんでした。
これから転移となると、また治療などあるのでしょうか。
宜しくお願いします。



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細胞検査士様 投稿者:つん  投稿日: 3月19日(日)12時08分59秒

はじめまして。毎日不安な日々をすごしています。母(62歳)のことですが、白内障の手術をするに当り術前検査をいたしました。その際に甲状腺の異常と肺 に影が発見されました。甲状腺のエコーと針で一部を採取する検査の予約をして帰ってきました。色々調べていくうちにこちらの掲示板にたどり着きました。ま だ検査前ですが甲状腺癌が肺に転移したのではないかと考えています。はっきりとではありませんが先生にそのようなことを言われました。「転移」と言う言葉 で「末期」と言う言葉を連想し、本当に落ち込んでいます。乳頭がんであれば予後が良いような事がかかれてありますが、一般的に転移が見られた場合どうなん でしょうか?転移自体は5ミリ〜1センチ程度のものが1個です。(現在わかっているもので)また、大きい病院なので検査までがあと1週間もあります。そん なに時間を置いても大丈夫なんでしょうか?お忙しいと思いますがどうぞよろしくお願いします。



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細胞検査士様 投稿者:クロ助  投稿日: 3月19日(日)10時36分29秒

細胞検査士様、朝早くからご丁寧なご説明、本当にありがとうございました。今から思えば、細胞診の前に行ったエコー検査で何の異常も認められず、念の為に と行った細胞診でいきなりクラス5といわれ、乳頭癌と診断され、そして今回の状況を迎えていまして本当に滅入っていました。細胞検査士様の温かいお言葉と ご親切なご説明、本当に心にしみました。ありがとうございました。また状況に変化があればご相談することもあるかと思いますが、どうかよろしくお願いいた します。




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クロ助さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月19日(日)09時51分43秒

 実際の細胞診標本を見ていないので何とも言えませんが、細胞診にて乳頭癌と髄様癌を間違えるというのはちょっと考えられません。細胞像が全然違います し、それに術前にカルシトニンの測定は行なっていないのでしょうか? もし術前にカルシトニンの測定を行なっていれば血液検査にて髄様癌の推定は可能だっ たはずです。なお、病名が変更されたという訳ではなく、術前の細胞診はあくまでも「検査」で、(結果的に間違っていたとしても)病名を「推定」するだけの 使命です。手術にて摘出した甲状腺腫瘍を病理組織学的に調べた結果が「病理組織診断」となり、最終的な診断名として確定するので、クロ助さんの奥様の診断 名は「甲状腺髄様癌」となります。
 ご存知の通り、髄様癌は多発性に発生することがありますので、亜全摘だけですと残ったほうの甲状腺に再発する可能性がゼロではありません。手術にて摘出 した甲状腺左葉にみられた腫瘍は1つだけだったのでしょうか? もし1つだけの単発腫瘍であれば、残ったほうの甲状腺に再発する可能性はずっと低くなりま すが、左葉に複数個の腫瘍が発生していたのであれば再発する可能性が高いです。細胞診にて最初から髄様癌と報告されていたとしたら、ひょっとしたら甲状腺 全摘術に変更されていたかもしれません。ちなみに遺伝性の髄様癌は甲状腺全体に腫瘍が同時多発的に発生することが多いですが、近親に甲状腺疾患の方がい らっしゃらないとのことですので、非遺伝性の髄様癌の可能性が高いです。もし遺伝性の髄様癌だとしたら、他の臓器にもいろいろ異常が見つかることがありま すので、全身検索が必要になる場合もあります。遺伝性か否かは遺伝子検査で簡単にわかりますから、心配でしたらお受けになることをお勧めします。なおリン パ節への転移がなかったことは不幸中の幸いですし、今後転移を起こす可能性もずっと低いと考えます。
 結果的に甲状腺亜全摘となった訳ですから、残った甲状腺への再発の可能性がゼロではありませんので、今後の経過観察方法としては血液検査にてカルシトニ ン値が正常範囲よりも超えてこないことを重点的にチェックし、万一カルシトニン値が高値となったならば残った側の甲状腺での再発や肺などへの転移の可能性 を視野に入れた精密検査を行なうことになると思います。今後しばらくは血液検査で甲状腺ホルモンの動態やカルシウム調節機能の状態およびカルシトニンの推 移を注意深く見守り、必要に応じて甲状腺ホルモン剤やカルシウム剤の服用を指導されるかもしれません。しかし投稿を拝見する限り、再発・転移の可能性は非 常に低いと思われますので、奥様をいたわりつつ夫婦二人三脚で楽しく生活していくことを心掛けていけばまず大丈夫でしょう。



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細胞検査士様 投稿者:クロ助  投稿日: 3月19日(日)02時28分49秒

はじめまして。細胞検査士様にぜひお伺いしたいことがあります。実は私ではなく妻(55)のことですが、今年の2月に細胞検査で甲状腺乳頭癌の診断を受 け、同13日に手術し左半分を取りました。同時にリンパの郭清もしました。手術はうまくいき、手術直後に先生は目で見る限りリンパ節への転移はなさそうで すとおっしゃり、事実、1ヶ月後の生検の結果でも20個取ったリンパ節の転移はゼロでした。ただ、病名が乳頭癌から髄様癌へと変更され大変戸惑っておりま す。こんなことってあるのでしょうか?私が心配するのは乳頭癌の手術でされた処置がそのまま髄様癌の処置に置きかえられるのか、ということです。今後の予 定としては1ヶ月ごとの血液検査で様子を見て行こうとのことでした(場合によってはホルモン剤の投与もあります、とのこと)。予後のことも含めていろいろ といろいろと食い下がるわたしに先生はやさしく「この病気は手術で一旦治ったと思ってください。これからのことは私たちに任せて。何かあったらきちんと説 明致しますから」とおっしゃってくださいましたが心配でなりません。なお妻の近親に甲状線をわずらった者はいません。大変お忙しいとは思いますがアドバイ スよろしくお願い致します。



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ふ〜こさんへ 投稿者:チャーリー  投稿日: 3月18日(土)23時54分28秒

ふ〜こさん、こんばんは。そのように医者に言われたら迷ってしまいますね。
お気持ちお察しいたします。私も1年になりますが、医者からははっきり言われました。
でも仕事の関係で手術を2ヶ月待ってもらいました。のんびりしてるのかな。
亜全摘でチラージンを毎日飲む習慣ができただけで何も変わらないような気がします。
でも今冬は10年ぶりくらいで風邪をひきました。ちょっと気にしました。

私の病院は検査といっても触診とMRIと血液検査だけで、後からはがきで異常なしと書いてくるだけです。皆さんは書かれている数値なんかちっとも教えてく れません。
もっとも私は聞きもしませんが・・・。でも信頼はしています。
ふ〜こさんも早く気分的にすっきりできるといいですね。2月に返事書きそびれました。
すみません。



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細胞検査士様へ 投稿者:マリー  投稿日: 3月18日(土)11時43分15秒

そうなんですね・・・さすがにビールで薬を飲んだことはありませんが、
夕食+ビール⇒水で薬を飲む⇒ビール⇒ビール・・・・の生活ですので、胃の中は同じ様な感じになっちゃってるんでしょうね・・・やっぱりアルコールの少な い生活を心掛けないとって事ですね。
出来るのかな・・・とりあえずガンバってみます!!
でも食べ物は、あんまり私には関係ないんですね。わかりました。

お忙しいでしょうにわざわざお返事いただいてどうも有難うございました。
なんだか心配&疑問な事が一つずつ減っていって本当に嬉しいです。




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手術をするか迷っています。 投稿者:ふーこ  投稿日: 3月18日(土)03時43分39秒

PATCTで右甲状腺に集積があり、細胞検査の結果も癌の疑いが高いと結果が出ました。でも断定はされなくて、手術して細胞を取らないと確定できないとの 事。7ミリの大きさで、他にも数個あるので、手術の場合は全摘出となるようです。半年前と大きさは変わってないので、次の検査なら3ヶ月以上先でいいとの こと。手術を希望されるなら、また来てくださいと。進行は遅いので、またリスクも伴うのでどうするかは、本人次第ですと、なんか突き放された感じで本当に どうしたらいいか悩んでいます。今、声がかれています、風邪の後3週間がたつのですが、甲状腺がんとの関係もあるのでしょうか? 全摘出で精神的不安から すくわれるものの甲状腺機能を失うこと、みなさんはいつ、どう決断されたのかアドバイスいただけませんか? 



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Pledgeさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月17日(金)23時06分39秒

 親指が手の内側に引っ張られたように指が固まってしまった、という状況を拝見する限り、「拘縮」に相当する症状が考えられ、テタニーとしても矛盾しない 所見と思われます。なるべく早急に内分泌代謝内科を受診することをお勧めします。
 また、甲状腺癌の術後フォローにおいて、ヨード131投与後の全身スキャン検査は、私が知る限りよく行われる検査のひとつと思っております。



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マリーさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月17日(金)22時52分39秒

 甲状腺にとって昆布がいい、と言われているのは、昆布には多くのヨードが含まれているからですが、これは甲状腺ホルモンを作るのにヨードが必要不可欠な ためです。ヨードは体内で唯一、甲状腺だけが使う元素ですので、甲状腺を全摘された患者さまにとってはヨードはほとんど必要ないことになります。ですの で、マリーさんは意識して昆布をたくさん摂取する必要はありません。その代わり、ちゃんとチラージン等の甲状腺ホルモン剤は服用してくださいね。
 我々の立場上、薬をビールで飲んで「大丈夫」などとは口が裂けても言えません。飲み薬というのは通常、約100ccの「水」と一緒に服用した場合に効果 を発揮するように調製されています。薬は、腸管からの「吸収」、肝臓での「解毒」、腎臓からの「排泄」などの要因により薬理作用がコントロールされていま す(例えば、チラージン50mgを1日2錠服用すれば血中の甲状腺ホルモン量が保たれる、など)。そこで、水の代わりにビールで薬を服用したとすると、 「吸収」「解毒」「排泄」のバランスが崩れ、通常よりも吸収力が高まったり解毒力が弱まったりして甲状腺機能亢進症の状態になってしまうかもしれません し、逆に吸収力が弱まったり解毒力が高まったりして甲状腺機能低下症の状態になってしまうかもしれません(実際のところはわかりませんが・・・)。究極の 答えとしては、「薬を飲むだけ まし」となるんでしょうかね・・・。
 副甲状腺も全摘されている場合、カルシウムの摂取にも気を付けたいところですが、必要以上なカルシウムの摂取は控えたほうがいいと思います。もちろん、 魚や牛乳を積極的にとることは大切ですが、それに加えて市販のサプリを飲むことはお勧めできません。また、カルシウムの吸収を阻害する食べ物としては、緑 茶(鉄やカルシウムなどの元素がお茶の成分と結合してしまい、体内への吸収が低下する)や多量の食物繊維(食物繊維は体外へ排泄する作用を促進するので、 カルシウムまで一緒に排泄を促進してしまう)などがあります。緑茶と一緒にカルシウム剤を飲むことを避けたり、野菜をたくさん食べた後にカルシウム剤を飲 むことを避けたり、といったことが代表的ですが、あまり神経質になる必要はないと思います。



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細胞検査士さんへ 投稿者:Pledge  投稿日: 3月17日(金)22時45分1秒

 何度か肺のCTもしたことがありますが、そのときも異常は見つかっておりません。血液検査では異常値が出ているのに、その数値の出所が分からないという のは何とも気味が悪いです。もちろんまだ探していない場所も残っているのですが。やはり全身シンチで全身を隈なく調べたほうがいいのでしょうか?主治医に 聞いたところ、全身シンチは甲状腺癌の経過観察にはあまり用いないと言われたのですが・・。セカンドオピニオンのことも、今まで考えたことは無かったので すが、検討してみようと思います。
 カルシウムのことですが、今朝起床したら指が少し固まっていました。正確に言うと、親指が手の内側へ引っ張られたような状態です。これもカルシウム不足 からくるテタニー症状なのでしょうか?最近はあまりこういうことは無かったので焦りました。前日の夕食はカルシウムたっぷりの食事だったのですが・・・。 内分泌代謝内科ですか、一度受診してみようと思います。
細胞検査士さん、お忙しい中本当にありがとうございました。



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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月17日(金)19時11分0秒

小さくなることはゼロに近いのですか(V_V;)残念。。でもこれ以上大きくならなければしばらく経過観察?という道もあるかも?ですよね?

T3と新陳代謝の件、納得致しました。必死で運動しても隣(で自転車を漕いでる)人ほどカロリーを消費しない空しさはありますが今後も地道に頑張ります (V_V;)

また5月の診察後に報告させていただきます。いつも丁寧に回答していただきありがとうございます。これからも宜しくお願い致します(^ー^)



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真理子さま 投稿者:マリー  投稿日: 3月17日(金)19時04分27秒

お返事ありがとうございます(*^v^*)
もしかしたら偶然のタイミングなのかもしれませんが【厄】ってホントに怖いですね(TT_TT)
でも、真理子さんは今元気に生活していらっしゃる様で良かったです!!
私も励みになりました。

なんだか病院は、『無事に手術が終わったよ』の後は、その後の生活や薬や症状の説明をあまりしてくれない(もしかして聞いてても理解出来ないだけ??)気 がして不安が募っていたのですが
ここの掲示板の皆さんは、優しく&ちゃんと答えをくれるので、お蔭様でかなり心配事が減りました。本当にこの掲示板に出会えてよかったです。
     (会社か携帯でここを見るのがすっかり日課になっちゃいました。)
これからもどうぞ宜しくお願いします。




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細胞検査士さま 投稿者:マリー  投稿日: 3月17日(金)18時36分58秒

細胞検査士様
お返事ありがとうございました。
症状を見ていると、やっぱり薬が多かった様な感じですね・・・
次の受診まで2ヶ月待たないで早めに病院へ行って良かったです。体も楽になった気がします。

ちなみに、ちゃたさんへのお返事の中の昆布などのお話ですが、
私の様に甲状腺&副甲状腺を全摘した場合はどうなんでしょうか?
その他にも例えば、カルシウムの為に小魚とかの様に食べたほうがいい食べ物や、逆に控えた方がいい食べ物はあるんですか?
あと・・・今更なんですが、実はかなり【ビール大好き】な人なのですが、飲んでる途中に薬を飲んでも大丈夫なんですよね・・・ 
一応薬剤師さんに聞いたら呆れながら『薬をのまないよりはいい』と言われましたが・・・(^^;)
お忙しいのに何回もすみませんが、宜しくお願いします。



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マリーさんへ 投稿者:真理子  投稿日: 3月16日(木)22時10分58秒

厄年ってあるのかな〜?私も後厄に流産しかけ2週間入院し早産しかけ2ヶ月入院・・やっと無事出産し退院したその週にガン告知されすさまじい1年間でし た。後になってドドドッーっと来ました(-_-メ)今の所穏やかな日々を過ごしている・・・かな?
マリーさんも前厄で厄を落としたと思って前向きに頑張りましょうね(^_-)私は前向きに頑張れるようになったのはこの掲示板のおかげです。またまたこの 掲示板のおかげでマリーさんとも知り合えたことだし(~o~)これからも宜しくお願いします。



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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月16日(木)22時08分59秒

 ごく初期のうちに癌細胞が消失する可能性はありますが、残念ながらエコー検査でみつかる程度まで大きくなった転移リンパ節が今後小さくなる可能性はゼロ に近いです。しかし、TSHが正常範囲まで低下したら、転移リンパ節が今以上に大きくならない可能性はあります。
 細胞診の業務を行う際に、その患者さまの血液検査結果を参照するとしたら、T3はあまり参考にしないと思います(^~;
 橋本病は甲状腺ホルモン量が低下する病気ですので、当然新陳代謝の低下が起こります。ですので消費カロリーが減少していても不思議ではありません。私個 人的には痩せた女性よりもふくよかな女性のほうがいいと思いますが・・・



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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月16日(木)21時47分20秒

早速の回答ありがとうございます。やはりTSHが刺激して大きくなったのかもですね。納得しました(・_・;)

たびたび無知な質問ですいませんが、一度大きくなった癌は小さくなりませんか?大きくなったものは(TSHの数値が下がっても)現状維持はしても小さくは ならないのでしょうか?

T3/T4は通常セットとのことですが、必ずしも測定しなくても良いものであればこのままでよろしいでしょうか?検査士さんなら「T3もやってほしい」と 言われますか?

余談ではありますが、先日からリハビリに行った際にダイエット用の(?)自転車が置いてあるのでチャレンジしています。すると30分で40Kcalくらい しか消費せずに先生にビックリされてしまいました(普通の人の半分だと言われました)。新陳代謝が悪いのは橋本病も関係しているのでしょうか?どうりでな かなか痩せれないような(・_・;)



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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月16日(木)21時26分50秒

 TSHが高値になったせいで、転移していた微小癌細胞の増殖が活性化されて、頸部リンパ節が腫れてきた可能性は非常に高いです。投稿を拝見する限り、 TSHはかなり下がってきており、次回再診時にはもっと下がっていると思います。甲状腺ホルモンが少なくなるとTSHはあっという間に上昇してしまいます が、甲状腺ホルモンが正常値まで回復したとしてもTSHの戻りはかなり遅いです。ちゃたさんのTSHの変動をみる限り、チラージン増量の効果は確実に出て いると思いますよ。
 T3の正式名称はトリヨードチロニン(トリヨードサイロニン)ですが、化学式においてヨードが3つ(トリ)結合しているのでこの名がついています。T3 は速効性は高いのですが持続性がなく、一方、T4は速効性はないものの持続性があります。T3はT4よりも量が少なく、TSHへの影響も少ないので必ずし も測定しなくてもよいと担当医が判断したのではないでしょうか? 通常はT3/T4はセットだと思いますが・・・。
 TSHを変動させる要因は甲状腺ホルモンだけですので、自然食品で甲状腺ホルモンを摂取することはほとんど期待できず、やはりチラージン等の薬剤に頼ら ざるを得ないのが現状だと思います。自然食品といえば昆布などのヨード(ヨウ素)を多く摂取したくなるところですが、橋本病の患者さまにとって、ヨードを 過剰摂取することにより橋本病を悪化させることが知られています。橋本病が悪化してしまうと甲状腺濾胞上皮細胞の破壊が進むことになり、甲状腺ホルモン量 の低下につながり、結果的にはTSHの上昇を招いてしまいますのでご注意ください。



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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月16日(木)20時20分49秒

いつもすいません。ここ最近の投稿を見ていて不安になりましたので教えてください。
私はPledgeさんとは反対でTSHが高いのです。先日の診察時に主治医が「チラージンを増量しようかと思うのだけど、T4は安定しているから悩んでい る」と言われました。7月の採血の結果を9月に確認し、チラージンを25→50にしたので「11月からチラージンの効果が出てきているのかもしれないな」 という感じでした。TSHが高値なせいで残っていた癌細胞が大きくなってしまったのでしょうか?
3月の数値は術後の数値です。数値が上がっている7月にちょうどエコーで腫大が確認されました。あと私はT4は毎診察時に検査していますがT3というのは ちっともしていません(T3って別名はありますか?)。良いのでしょうか?

結局今回はチラージンは50のまま様子を見ることになりましたが、自然食品や何か自分でTSHのみを下げることは不可能なのでしょうか?

         3月  5月  7月  9月  11月 1月

FreeT4(1.0-1.8)  1.4  2.1  0.6  0.7  1.6  1.6
TSH(0.27-4.20)  3.7  0.66  63.64 90.25  5.22  4.54
チラージン    25   25   25   50   50   50

お忙しいところ申し訳ございませんが宜しくお願い致します。



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マリーさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月16日(木)19時46分18秒

 甲状腺機能亢進症の患者さまが訴える症状として多いのは、頻脈や動悸・息切れなどの不整脈です。もともと甲状腺ホルモンは細胞活動を活性化させる作用が あります。また、心臓の細胞(心筋細胞)や刺激伝導系(心拍をコントロールする独立した神経系)には甲状腺ホルモンに対して過剰に反応するレセプターがあ り、血中の甲状腺ホルモン量が多いと心臓の働きが高まることが知られています。つまり、甲状腺機能亢進症の患者さまでは、血中の甲状腺ホルモン量が非常に 多い状態ですので、心臓の働きが異常に活発になってしまいます。わかりやすく例えると、夜寝ているときであっても、心臓は全身運動しているのと同じ状態と いうことになります。
 チラージンの服用量が多すぎるとTSHの分泌が抑えられることになり、乳頭癌や濾胞癌の細胞へ対する刺激は少なくていいのですが、その代わり甲状腺機能 亢進症に似た状態になってしまいますので危険です。つまりチラージンの服用量は、多すぎても少なすぎても駄目なので、血液検査を行って血中の甲状腺ホルモ ン値が正常範囲内に収まるように、チラージンの量を増減していくのです。薬の効果は患者さまによって差がありますので、同じ量を服用していても、マリーさ んは血液検査で甲状腺ホルモン値が高値になってしまっても、他の患者さまは低値になってしまうことも珍しくありません。これは体質のちがいですから、マ リーさんの適量がみつかるまでがんばってください。
 逆にチラージンの服用量が少なすぎる場合、血中の甲状腺ホルモン量が少なくなるわけですから、TSHが過剰に分泌されて癌細胞をいたずらに刺激してしま う原因となります。つまり、再発・転移のリスクを増大させることになってしまいます。また、甲状腺機能低下症の状態に近くなるわけですから、だるい、やる 気が起こらない、いつも眠い、冷え症などの症状が出てきます。



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細胞検査士さま 投稿者:マリー  投稿日: 3月16日(木)18時24分48秒

細胞検査士さま

すみません。またまた教えて頂けませんか?
前にも質問してお答えいただいたのですが、
術後しばらくしてから心臓がドキドキするようになっていましたが、最近少し回数が多くなってきたので2ヵ月後の検診が待てなくて先日病院に行ってきまし た。
血液検査の結果、すぐにわかったのはカルシウムで、値は正常との事でした。(良かったです)
甲状腺ホルモンは、検査に日数がかかると言われてまだ結果が出ていないのですが、
  『心臓がひどいのであれば、ホルモンが多すぎたのかなぁ・・・
   じゃあ、薬を少し減らしてみましょう』との事でした。
その際、不整脈がでているとわかりましたが、薬を減らした(1日チラージンS50×4個⇒3個)後に心電図をとってみたら正常との事でした。
まだ、ホルモン値の結果がわかってないのですが、(なのに、薬を減らしたの??)
  薬が多すぎるとその様な症状がでるんでしょうか?
  逆に、少なかったらどうなるんですか?
基本的な事かもしれませんが、教えて頂けませんか?
お忙しいところ申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い致します。



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細胞検査士さま 投稿者:梅  投稿日: 3月16日(木)09時43分57秒

イロイロありがとうございました。m(_ _)m
検査士さまのアドバイスで不安な気持ちをずいぶんと落にさせていただきました。
三ヶ月間なるべく甲状腺のことは忘れて春を満喫して 静かにその時を待つことにします。またお尋ねすることも、その節はまた宜しくお願いいたします。
こちらの掲示板の頑張ってられる皆さまにも勇気をいただき感謝しています。
手術になることになっても頑張ろうという気持ちになっています。
徐々にですが!(=xェx=)



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Pledgeさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月15日(水)22時29分52秒

 甲状腺癌で全摘された患者さまは、もちろんTSHは低いほうがよいのです。TSHは再発の指標になるわけではありません。いろいろな条件が重なった場 合、TSHが再発の手がかりになることがある、という程度です。それよりもサイログロブリンが3桁というのは、やはり理解できません。
 サイログロブリンが上昇する場合ですが、頸部リンパ節の再発ではサイログロブリンが3桁まで上昇することは考えられません。やはり遠隔転移を考えます。 転移先としては第一に肺、次に骨、次に肝臓が多いと思います。肺は胸部単純X線撮影だけでしょうか? CTは実施しましたでしょうか? 肝臓への転移はエ コー検査ですぐにわかりますが、骨への転移はシンチ検査をしても検出されないことがあります。個人的には、ヨード131内照射治療を施行して、サイログロ ブリンがどのように変化するかを知りたいです。
 カルシウムに関してですが、今の担当医にとっては日常生活に支障がなければ大丈夫と判断しているようですが、もし可能ならば内分泌代謝内科で受診するこ とをおすすめします。外科や耳鼻科は専門ではありませんので、専門内科を受診して相談してほしいと思います。
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梅さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月15日(水)22時06分4秒

 頸部リンパ節は甲状腺を中心に上下左右に多数(全部数えるとしたら数百個くらい)存在しています。また頸部リンパ節は、皮膚から触ってわかる場所にもあ りますが、ほとんどは首の筋肉の奥に位置するため、転移により頸部リンパ節が2センチ程度に腫れても、皮膚から触ってわからないこともあります。鎖骨と鎖 骨の間近くに1本だけとの事ですが、エコーガイド下にて別のしこりを刺したのかもしれませんし、別の場所からそのしこりを刺したのかもしれませんが、 ちょっとわかりません。
 甲状腺髄様癌の一部は遺伝性と言われていますが、その他の甲状腺癌では遺伝性は否定されています。お母様が飲み薬で腺腫が無くなったということですが、 それは「甲状腺腫」のことだと思います。甲状腺腫と甲状腺腺腫とは異なり、前者は非腫瘍性、後者は良性腫瘍で、腫瘍性の甲状腺腺腫は薬で消えることはほと んどありません。
 セカンドオピニオンは、梅さんに下された診断や今後の治療方針に対して、梅さん自身が納得できない場合が対象です。3ヶ月後の甲状腺の変化を知ることも 大切ですので、まずは3ヵ月後の再診の結果を待つのがベストと思います。



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細胞検査士さんへ 投稿者:Pledge  投稿日: 3月14日(火)23時40分12秒

細胞検査士さん、お忙しい中丁寧に説明してくださり、ありがとうございます。その内容にちょっとショックを受けました。
TSHが低いことは血液検査の結果で分かっていましたが、そのことが再発・転移を示すかもしれないということは初めて知りました。主治医からも異常低値な どと聞いたことがなく、逆に低く抑えられているので大丈夫なのだと思っていました。今まで何年もの間、サイログロブリン高値・TSH低値を放置してきたの ですが、大丈夫なのでしょうか・・・?また、頚部の再発が無く、肺も異常無しだとすると、全身シンチで発見される他の部位とはどこなのでしょうか?度々の 質問で申し訳ありません。
カルシウムについてですが、もう随分前になりますが乳酸カルシウムの服用量は減りました。量を増やしても数値が変わらなかったからです。それだけ吸収率が 悪いということでしょうか。今のところテタニー症状などもなく、日常生活に支障が出ているわけではないので、増やさないようです。ただ私としては、今現在 だけでなく将来の支障についても考えてしまいます。色々カルシウムに関する本を読んでいると、カルシウム不足は骨粗鬆症を含め様々な病気と関連があるよう なので、今何も症状がなくても安心できません。かと言って、吸収率が悪いのですからどうすることも出来ないわけですが・・・。



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真理子さまへ 投稿者:マリー  投稿日: 3月14日(火)18時25分29秒

ありがとうございました。
先週末に祖母が亡くなり、少しへこんでいたのですが、久しぶりにこちらの掲示板を見て
『一緒にがんばりましょうね』との言葉がとっても嬉しかったです。
おばあちゃんにも最後まで私の病気の事を大変心配させてしまいましたが、術後も2ヶ月経ち
私の元気な姿を確認して、安心して亡くなったのかな・・・と思ってます。

でも、厄年ってホントにあるんですかねぇ?(現在前厄です)
去年の11月友達が骨折で長期入院、
   12月私:甲状腺癌発覚&友達:ギックリ腰&祖母:入院
今年の1月私:手術&友達:骨折
   2月叔母:ケガ
   3月祖母死去・・・・  忙しかったなぁ(・_・;)
その他にもたくさんの出来事が起こりました。やっぱり【厄】??

なんだか、愚痴みたいなひとり言になってしまいましたが、
          これからもどうぞ宜しくお願いいたします(*^-^*)



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細胞検査士さまへ 投稿者:さくら  投稿日: 3月14日(火)10時13分13秒

色々わかり易くアドバイス頂き有難うございます。
やっぱり癌の事が気がかりだったので、安心しました。
早速内分泌代謝内科に行きます。
この掲示板を読むと、参考になり、少し元気が出てきました。
またわからない事がありましたら、相談に参りますので宜しくお願いします。




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Goiterさまへ 投稿者:べりー  投稿日: 3月14日(火)10時00分7秒

アドバイス有難うございます。
私の耳鼻科の主治医は、専門以外のことには無知(とまではいかないですが)な部分が多く、
薬の飲み合わせなどもこちらで調べて指摘すると「へー。そうなんだー?」と感心されてしまうくらいです(薬剤師に話したら笑われました!)。
内科の内分泌科ですね、是非、行ってみます、有難うございました!!



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ゆみさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月13日(月)22時53分38秒

 甲状腺を全摘し、その後の定期検査でサイログロブリンが測定感度以下、ということですが、まず橋本病抗体(抗サイログロブリン抗体)が検出されていない かどうかをチェックする必要があります。もし抗サイログロブリン抗体が検出されていないのであれば、ゆみさんは乳頭癌の再発・転移の可能性は限りなくゼロ に近いと言えます。あくまでもTSHの異常低値は再発を”推測する手掛かり”のひとつであって、決してTSHが再発の目印になる訳ではありません。
 ご存知と思いますが、ちゃんとチラージンを服用して血中のT3/T4が十分量あると、脳下垂体からのTSHの分泌が抑えられるので、T3/T4とTSH は反比例することになります。TSHは乳頭癌細胞や濾胞癌細胞を刺激してしまうので、本来はTSH値は低いほうがよい訳です。ですので、毎日服用している チラージンは甲状腺ホルモンを供給する目的のほかに、TSHの分泌を抑えるという重要な目的もあるので、指示されたとおりに服用する必要があるのです(多 少の飲み忘れであれば問題ありません)。
 TSHが再発の”手掛かり”になる場合というのは、例えば乳頭癌により甲状腺を全摘してチラージンを長年服用していて、その間のT3/T4の変動がほと んどなかったのに、数年後に突然低値に推移してしまった場合などです。
 繰り返しになりますが、ゆみさんの場合は抗サイログロブリン抗体が検出されていないのであれば、サイログロブリンが測定感度以下・血中甲状腺ホルモン量 が十分量ある・TSHが低値という現在の状況を100人の医師がみたとしたら、100人全員が「ベストコンディション」と答えるはずです。



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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月13日(月)21時22分4秒

「担当医のつむじを曲げては関係悪化に繋がってしまうので、プライドを傷つけるような無理な質問は避けたほうがいいかもしれません」という検査士さんのお 言葉を重々受け止めております。何回かの投稿でお察しかもしれませんが、わりと思ったことはズケズケと聞いてしまいます(V_V;) 主治医とは年齢も同 じくらいで話しやすいというのもあるのですが「先生が異動してもついて行くから最後まで面倒みてね」と言うと「ついてくるの?じゃあ(コソコソと)○○病 院に行くかもしれないけどついてくる?」と誘ってくれていますので、何とか今のところ良い関係が築けているのではないか?と勝手に思っています。でもやっ ぱり言葉には注意しないとダメですね。気をつけます(V_V;)

橋本病は確定しているようです。前回の手術で半分甲状腺を残しているのにもかかわらず術後すぐからチラージンを服用しています(現在1日50mg)。

腫瘍については触診では柔らかいようで、形については特に何も言われていません。

この病気で即『死』に繋がることはないとはわかっていても、何度も手術したくないので予防的なことも含めて極力治療回数を少なくしたいのですが。。

実は私は母子家庭で子供を2人抱えて生活しています。何度も入退院を繰り返す=職を失う可能性があります。癌保険にも入ってなかったし、病気のこと・経済 的なこととダブルで悩みの種となっております(V_V;)すいません愚痴です。

検査士さんのご助言通りに、とりあえず5月まで待ってみます。それまでに小さくなってくれればいいんですけど(往生際が悪いです(V_V;)。。



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細胞検査士さまへ 投稿者:梅  投稿日: 3月13日(月)17時14分26秒

検査士さま 先日は分りやすくご説明をいただきましてありがとうございました。
三ヶ月を待って大きくなっていれば手術もやむを得ずですが、大きくならなくても白黒の判断材料にはならないと云うこで、よく考えてみます。
いまひとつお尋ねしたいのですが細胞診のとき穿刺がしこり場所ではなく、しこりから1センチくらい下の鎖骨と鎖骨の間近くに一本だけだったことが気になっ ています。その様な場所でも?
甲状腺は遺伝的なことも?母がやはり61歳のとき外見は(大きさ)私のような症状で大学病院にかかり、一年以上の飲み薬で腺腫が無くなったと言っていま す。今そのような治療はないのでしょうか? セカンドオピニオンの必要性はないでしょうか?
イロイロ申し訳ありません。よろしくお願い致します。



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TSHについて 投稿者:ゆみ  投稿日: 3月13日(月)16時31分48秒

細胞検査士さま 先日の書き込みを読んで心配になり質問させていただきます。(TSHが異常低値という事実から、甲状腺癌再発を推測する手掛かりになり得 ます。というのは、チラージン等の甲状腺ホルモン剤を服用していることに加え、甲状腺癌も多少ながら甲状腺ホルモンを産生するために、血中甲状腺ホルモン 値が上昇し、結果的にTSHの分泌が抑えられて異常低値になることがあるからです。) ということですが、私は3年前に乳頭がんで全摘し、チラージンを毎 日2錠と3錠交互に飲んでいます。(多少飲み忘れ等ありますが)3ヶ月くらいごとに血液検査をしていますが、T3.T4が少しずつ上がっています。 反対 にTSHが少しずつ下がっていて昨年は0.6だったのが、0.16、0.06、感度以下になっています。 サイログロブリンはすべて感度以下です。 この ような場合は何が考えられますか? よろしくお願いします。



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べりー さんへ 投稿者:Goiter  投稿日: 3月13日(月)11時15分19秒

血液検査データーの管理で、どの診療科が良いかですが、べりーさんの場合耳鼻科で手術を受けられたのでしたら、術後管理の一環としては同じ先生に診ても らったほうが良いと思いますよ。その先生がホルモンのコントロールなどがうまくできないのなら、また血液データの管理ができないのなら、(あまりそういう 事ははないと思いますが)、同じ病院の内分泌内科に回してもらうなどお願いしても良いとは思います。





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ふくろうさま 投稿者:あおい2  投稿日: 3月13日(月)08時27分42秒

今週退院されるのですね。おめでとうございます。
もうすぐ桜の季節ですね。今日は寒いそうですがいい季節になりました。
家に帰られたらのんびりお過ごしくださいね・・・。(主婦はなかなかそれはできないかもしれませんが・・・)    (「あおい」さまがいらっしゃったの で「あおい2」にしました)









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3ヶ月検診 投稿者:chii  投稿日: 3月13日(月)01時32分43秒

術後3ヶ月の検診行ってきました。
手足の冷えと痺れは、ホルモン値が最低ラインギリギリだったということで、チラージンを増やすことになりました。細胞検査士さまが言われたように、暖かく なれば多少は改善されるようです。ありがとうございました。
今回は血液検査もなく触診だけでした。
変な話・・ちょっと物足りない感じの診察でした。血液検査や触診で異常がなければこんなものなんでしょうか?ありがたいことなんですよね。次回4月下旬で す。薬を忘れずに飲むこと・・ですね。






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さくらさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月12日(日)23時37分45秒

 例えば消化器の癌が甲状腺へ転移するなどの転移性甲状腺癌は極めてまれです。髄様癌や未分化癌よりも症例数が少ないと思います。細胞診にて転移性甲状腺 癌を疑われたとの事ですが、恐らく分化の悪い乳頭癌を消化器等からの転移性腺癌と判断したのだと思います(誤診ではありません)。術前と術後の細胞が違う ということは、検体の取り違え以外にはあり得ませんし、細胞診は甲状腺を刺した針先の組織像のみしか反映しないという欠点がありますので、術後の病理組織 検査での診断名がさくらさんの診断名になります。今後もその点に関しては心配する必要はないと考えます。
 甲状腺ホルモンの数値が悪くなっているとのことですが、血液検査によるF-T3, F-T4, TSHの甲状腺機能評価が重要で、甲状腺機能が低下しているようであれば脱力感や疲労感は説明がつきますので早急にホルモン剤を服用したほうがいいと思い ます。甲状腺ホルモン剤であるチラージンSに関しては、例え20歳代から服用を始めて一生飲み続けることになったとしても問題のない薬剤です。甲状腺機能 低下症を放置しておくほうがよほど危険と思います。乳頭癌で手術をした患者さまに対して、”今後の診察は希望のときだけ来てほしい”というフォローアップ 方法は今まで聞いたことがありません。しかし担当医から言われたことも事実でしょうから、もし今現在も倦怠感や疲労感などの甲状腺機能低下症が原因と思わ れる自覚症状があるようでしたら、1日でも早く内分泌代謝内科を訪れることを強く希望します。



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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月12日(日)23時18分48秒

 1cmの頸部リンパ節の腫れがもし乳頭癌の転移だとしたら、ヨード131のアイソトープ治療による効果はあまり期待できません。というのは頸部リンパ節 転移に対してのアイソトープ治療効果はあまり期待できないのです。一方、肺転移への治療効果は多くの場合有効です。しかし肺CTにて異常陰影が確認できな ければ肺転移を心配する必要はないでしょう。担当医のつむじを曲げては関係悪化に繋がってしまうので、プライドを傷つけるような無理な質問は避けたほうが いいかもしれません。
 ちゃたさんは確実に「橋本病」と診断されているのでしょうか? エコー所見や血液検査にてほとんどの場合は診断がつきますが、もし橋本病だとしたら今後 も甲状腺機能が徐々に低下していくことになり、甲状腺ホルモン剤を服用していく必要が生じる可能性があります。そういう意味では、次の手術では転移を疑う リンパ節だけでなく残存甲状腺も摘出して、エコー検査やCT検査でのフォローアップを続けていくのが最善なのかもしれません。
 今1cmのリンパ節の腫れが次回5月の検診時にどうなっているのか、で転移か否か推測が出来るかもしれません。ちなみに、リンパ節の腫れが1cmもあれ ば、そのリンパ節の縦/横比で転移か否か推測できると思うのですが・・・。というのは腫れたリンパ節が扁平な形にちかいほど転移の可能性は低く、球形に近 いほど転移を疑います。とりあえず5月まで待ってみるのがベストのような気がします。



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はじめまして 投稿者:さくら  投稿日: 3月12日(日)17時16分3秒

昨年2月に乳頭癌で手術しました。甲状腺が腫れていると言われ、細胞診をしたところ、腺癌(低分化形腺癌)が出ました。もともと甲状腺にいる細胞ではなく (特に消化器系)、あまり宜しくないもので全身の検査をしましたが、結局出てきませんでした。
でも手術を進められ手術しました。右葉とリンパ節を切除し、左葉にも腫瘍があるが、良性と言う事で残す事ができました。リンパ節の転移はありませんでし た。
血液検査などホルモンの状態はよかったのですが、去年の10月頃より、急にホルモンの数値が悪くなり、次回また悪くなるようだったら、薬を飲むように言わ れました。
何ともいえない脱力感、疲れで、自分の身体ではないような感じで、今までこのような事は無かったです。先生は、もし薬を飲むようになったら、ずっと飲む事 になるので、あまり早くからは進められないといわれました。
また術前と術後の細胞が違う事はよくないので、1年後検査などをしました。結果は異常なしです。その後医師の態度が変わり、今後診察は希望の時に来てくだ さいといわれ、戸惑っています。また他の治療もしているので、そちらを先に直すように言われました。
やっぱり、癌の事、残った甲状腺の事、ホルモンの数値の事などです。
このような状態でも診察は希望の時だけでよいでしょうか。
今後罹るとしたら、外科より内科の方がよろしいのでしょうか。
ご意見をお聞かせ願えたらと思っております。





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細胞検査士さまへ 投稿者:未緒  投稿日: 3月12日(日)12時35分42秒

丁寧なご回答ありがとうございました。
私が受けた病院は県では最高峰の大学病院です。
おっしゃるように、術中迅速病理診断(というのですね)を行なう、ときいておりました。
それでも判別がつかなかったから、全摘した、という説明でした。
ただ、術前はエコー、CTとも良性に思えるがガン細胞が出ましたのでまずガンでしょう、
とも言われていました。
私が今残念に思うのは最初内科診察、細胞診も内科の医師で、それから外科にいき
外科の先生に細胞診をしていただいていれば違ったのかも?ということです。
いろいろとショックな点が残りますが…次回の外来で主治医にいろいろきいてみたいと
思います。ありがとうございました。




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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月12日(日)09時52分24秒

私も自分が甲状腺乳頭癌ということが判明して以来いろんなサイトで勉強してきましたし、もし再発したならば、検査士さんのおっしゃる「残存甲状腺摘除術+ 頸部リンパ節郭清術を行い、その後にヨード131内照射治療を施行する」という治療方針が最善と思っていました。前回の診察時に主治医に確認したところ同 じ意見だったので安心していたのですが、再度「では次回の手術は残存甲状腺も取って・・」と医師に確認したところ「サイログロブリン値が・・」と言われて しまい頭が真っ白になってしまいました。主治医は「もし肺に転移するようなことがあった場合はアイソトープをやってみるけど期待は出来ない」という感じで した。では「サイログロブリン値で取り込み度がわかるのであれば橋本病の人はみんな期待出来ないのか?」というのをその時に聞けば良かったのですが、頭
が真っ白で聞き損ねてしまいました(T_T)

穿刺をしなかったのは場所的な問題もあったのでしょうけど、多分主治医の口ぶりでは『良性』とは思っていないようでした。それは前回郭清した範囲ギリギリ までに転移があったようで、今回はそのすぐ上に腫大が確認されたからのようでした。だから「穿刺して良性と出ても怪しい。それなら手術するという前提でも う少し大きくなってから穿刺しよう」ということか?というのが主治医との会話から感じられました。

セカンドオピニオンについては両親とも話し合ってみました。ただ今の主治医がセカンドオピニオンをした医師だったこともあり「何度も主治医が代わるの は・・」という気持ちもあります。やらなきゃいけないものならば積極的に治療していこうとは思っています。現在の主治医については聞きたいことも聞けてる し満足しています。ただ納得のいく治療を受けたいというのも本音です。この医師にお任せしよう、でも治療方針が納得出来ない・・って感じになってしまい頭 が真っ白になってしまいました。

でも検査士さんの意見を聞いて、背中を押してもらった気分です。次回の診察(5月)で今の主治医の治療方針をもう一度確認し、どうしても納得がいかないよ うならば思い切って二重受診も検討してみます。今から5月までの間にその病院探しをしてみます。現在1cmですけど間に合いますかね?

いつも丁寧に回答していただきありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。


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Pledgeさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月11日(土)22時44分0秒

 TSHの正常値は0.30〜4.00μIU/mlくらいですので、Pledgeさんの0.01μIU/mlというのは異常低値となります。つまり、 TSHによる甲状腺癌細胞への刺激がほとんどない状態で、サイログロブリンが400ng/mlということになります。TSHを再発の指標としているとの事 ですが、全く理解できません。TSHは血中の甲状腺ホルモン量により変動し、チラージン等の甲状腺ホルモン剤を1週間服用しないだけで(ヨード131の内 照射治療前は必ずホルモン剤の服用中止をします)TSHはあっという間に2〜3桁に上昇します。
 また、TSHが異常低値という事実から、甲状腺癌再発を推測する手掛かりになり得ます。というのは、チラージン等の甲状腺ホルモン剤を服用していること に加え、甲状腺癌も多少ながら甲状腺ホルモンを産生するために、血中甲状腺ホルモン値が上昇し、結果的にTSHの分泌が抑えられて異常低値になることがあ るからです。
 つまり、400ng/mlという異常高値のサイログロブリンと、0.01μIU/mlという異常低値のTSHの両面から、甲状腺癌再発・転移を強く疑い ます。なぜPledgeさんの担当医が再発を疑わないのか不自然でなりません。いちど、ヨード131シンチ検査を含めてセカンドオピニオンをお受けになっ たらいかがでしょうか??
 カルシウムの摂取に気をつけていらっしゃるようですが、カルシウムの吸収能力には個人差があり、血中カルシウム濃度が十分でないようでしたら、カルシウ ム剤の増量なども考慮に入れて担当医に申し出てみてはいかがでしょうか。なお、カルシウムの摂取方法だけではなく、カルシウムの吸収を阻害してしまう要素 にも気をつけてください。たとえば緑茶に含まれるタンニンはカルシウムや鉄分を吸着してしまい、いくらカルシウムをたくさん摂取しても体内へ吸収されませ ん。他にも食物繊維をとりすぎるとカルシウムなどの成分まで一緒に体外へ排泄されてしまい、やはり体内への吸収量が減ってしまいます。肩こりとカルシウム 不足は関連があるとされていますし、血中カルシウム濃度の低下は確実に骨粗鬆症の引き金になりますので、なるべく早く改善されることを希望します。



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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月11日(土)21時15分52秒

 アイソトープの取りこみ能力に関しては、内照射治療の直前に行なうヨードシンチ検査である程度予測できるはずですが、取り込み能力が低いと推定されても 実際は内照射治療を施行することが多いのではないでしょうか。しかし放射性ヨードの取り込み能力は、実際に内照射治療をやってみなければわからず、ヨード 投与後の尿検査にて排泄される放射性ヨードの放射能レベルで測定されます。つまり、取り込み能力が高ければ高いほど体内にヨードが残存することになるた め、数日間にわたり放射性ヨードが少量ずつ排泄されることになります。一方、取り込み能力が低いと短時間のうちに大量の放射性ヨードが排泄されることにな ります。
 サイログロブリン値とアイソトープ取り込み能力との相関関係はないと思います。サイログロブリンは甲状腺濾胞上皮細胞の増殖性病変もしくは破壊性病変が あれば上昇してきます。つまりヨードの取り込みとは関係なく血中サイログロブリン値は変動するのです。ちなみに橋本病があると抗サイログロブリン抗体 (TgAb)が作られることが多く、血液検査にてサイログロブリン値を正しく反映してこないので、ちゃたさんの担当医の話を鵜呑みにしてしまうと、橋本病 の患者さまのほとんどはアイソトープの取り込みが期待できなくなることになってしまいます。担当医の仰っていることの意味が正直わかりません。
 私個人的な意見としてですが、橋本病を併発しているとのことですのでサイログロブリン値はアテになりませんので、今の病院で継続的に経過観察を続けてい くならば、腫大している頸部リンパ節が甲状腺癌の転移か否かは今後の経過観察により増大傾向があるかどうかで判断するしかなさそうです。動脈のすぐそばの リンパ節ということですが、腕のいい医師ならば問題なく穿刺細胞診を行なうはずです。ですので(セカンドオピニオンという訳ではなく、二重受診というニュ アンスで)個人的に他の病院で穿刺細胞診が出来るかどうか当たってみるのも一つの手かもしれません。もし穿刺細胞診にて乳頭癌の転移と診断されれば、以前 にも書き込みしたように残存甲状腺摘除術+頸部リンパ節郭清術を行い、その後にヨード131内照射治療を施行する、という前向きな治療を勧められるかもし れません。もちろん、残存している甲状腺を摘出する理由はヨード131内照射治療を行うためです。ちなみに内照射治療は決して楽な治療ではありませんが、 年齢が上がるにつれてヨード131の取り込み能力も比例して低下していく傾向にありますので、内照射治療を施行する時期も考慮にいれた上で今後の治療計画 を立てていくことが肝要と思います。



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未緒さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月11日(土)19時06分26秒

 「手術で切ってみれば・・・その場ですぐ検査をします。」という部分から判断すると、術中迅速病理診断を行なう予定だったと解釈できます。ちなみに当院 では、手術前に実施した穿刺細胞診の結果や画像診断にて悪性と確実に判定されなかった場合などは、手術中に摘出した甲状腺を病理検査室へ搬送し、甲状腺腫 瘍の一部を切除して液体窒素で急速凍結して病理組織標本を作製し、提出から30分以内に病理組織診断を行ないます(術中迅速病理診断)。もし未緒さんもそ のような過程を経ていれば、ひょっとしたら右葉切除だけで済んだかもしれません。
 ちなみに、乳頭癌と判断のつきにくい良性腫瘍というのは聞いたことがありません。濾胞性腫瘍であれば、濾胞癌か濾胞腺腫(良性腫瘍)かの判別は術中迅速 病理診断でも難しく、やはり手術で摘出した甲状腺腫瘍を2〜3週間ほどかけて病理組織検査を実施し、癌か良性腫瘍かの診断を待つことになります。
 結果的にみれば、手術前に言われていた「良性ならひとつとり、悪性なら全摘し、リンパ節もとります」の、いずれにも該当しない(手術中の判断)結果だっ たので、執刀医の判断により「良性か悪性か判別不可なので、甲状腺全摘・リンパ節郭清なし」という術式に変更されたのでしょう。このようなことが多々ある か否かはわかりませんが、執刀医のとった判断は決して間違っていないと考えます。投稿を拝見する限り「乳頭癌疑い」ということで、「癌です」と明言されて いないようですので、術中の判断により術式が変更され甲状腺を全摘されたことは残念な結果ではありますが、執刀医にとってみれば究極の選択だったのかもし れません。あまりお役に立てず申し訳ありません。



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Goiter さま CKの件  投稿者:べりー  投稿日: 3月11日(土)15時20分54秒

お返事有難うございます。大変・大変嬉しいです。
GOT、LDHともに正常値です。
CK高値は軽度とのアドバイスをいただき安心しました。
現在はチラージン2錠を毎朝服用しています。それでもやや甲状腺機能低下気味なので、
それでCKの値が上がるのかもしれませんね。
主治医は耳鼻科で、血液検査の項目についてわからない場合もあります。
たとえば、こういった検査の管理などをしてもらうとしたら、どの課がいいのでしょう?
仕事で青山に行く機会が多いので、いっそ、伊藤病院に行ってみようかな?なんてことも思います。



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マリーさんへ 投稿者:真理子  投稿日: 3月11日(土)00時12分12秒

はじめまして。毎回この掲示板を拝見している真理子と申します。私も過去の掲示板をご覧になられれば解りますが1年半前に髄様癌で右側摘出・リンパ郭清し ました。とても珍しいらしく私も大変辛い思いを経験しました。細胞検査士さんに色々お尋ねして今は何とか落着いて生活しております。とわ言え2ヶ月に一度 検査に行くのですが検査結果を聞く時は本当にドキドキと言うか憂鬱と言うか・・・怖いです。マリーさん・・私も同じ仲間です。これから一緒に頑張りましょ うね(^_-)



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遅くなりましたが、 投稿者:Pledge  投稿日: 3月10日(金)23時46分12秒

返信が遅くなり、申し訳ありません。細胞検査士さん、ありがとうございます。
先日の診察では頚部CTの結果は異常ありませんでした。半年前に撮影した胸部レントゲンも異常なしです。ということは、まだ検査したことのない骨に異常が あるのでしょうか・・。『癌細胞が肺や骨へ転移しており、TSHに刺激されて3桁まで上昇しているということです』とありますが、私の現在のTSHの値は 0.01なのですが、体のどこかに癌細胞があるとすればこの値は高くなるということですよね?主治医はサイログロブリンよりもTSHを再発の指標として見 ているようで、TSHが低く抑えられているのでサイログロブリン値が高くてもあまり気にしていないようです。私のこういう状態はどういうことが考えられま すでしょうか?
それとカルシウムについては、ワンアルファも服用しています。カルシウム値が低いと聞いてからは特に食事には気を遣うようにしています。カルシウムの吸収 に良いからと酢も積極的に摂取しています。それでも改善するどころか数値は減少しています・・。カルシウム不足と肩こりは関係がるということを本で読みま したが、私はひどい肩こりです。骨粗鬆症のことも気になりますし、この岩のような肩も何とかしたいです。



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梅さんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月10日(金)22時33分55秒

 甲状腺が腫れる病気としては、良性腫瘍・悪性腫瘍・甲状腺腫(非腫瘍性)がありますが、良性腫瘍と悪性腫瘍に関しては小さくなることはほとんどありませ ん。甲状腺腫も治療をしない限り小さくなることは少ないでしょう。しかしこれらの病態は3ヶ月のインターバルで大きくならない(大きさが変わらない)こと は多々ありますが、大きくならなかったからといって、悪性・良性・非腫瘍性の判断材料にはなりません。
 梅さんの投稿を拝見する限り、恐らく濾胞性腫瘍で、80%の確率で濾胞腺腫(良性腫瘍)ということでしょう。なお乳頭癌ならばほぼ確実に細胞診で診断が つきます。問題は濾胞腺腫か濾胞癌か、ですが、これは手術をして摘出した甲状腺を病理組織学的に観察しないと白黒つきませんので、現状では経過観察を行な うのが妥当と思います。なおサイログロブリンは高値(正常値は30以下)ですが、非腫瘍性でも800くらいまでは上昇することは珍しくありませんので、サ イログロブリン値から病気を推測することはできません。
 もし3ヶ月のインターバルで前回よりも大きくなっているとすれば、増殖が活発な腫瘍性病変ということになり、良性であっても悪性であっても手術を強く勧 められると思います。特に年輩の方は、タチの良い悪性腫瘍が極めてタチの悪い未分化癌に変異することがありますので、悪性腫瘍が疑われたのならば、状況が 許す限り手術を受けることをお勧めします。



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ふくろう様 投稿者:モコ  投稿日: 3月10日(金)22時11分45秒

もうすぐ退院!!おめでとうございます!ご主人様もその日を待ち望んでおられる事でしょう!やっぱり自宅はいいものです!私も1年前の退院後、帰っていつ もに場所に座った時、心からホッとし、安らぎを覚えました!温かな自分の居場所があるということはとても幸せな事だと思いました!ふくろう様もこれから、 ゆったりと、過ごされ、日一日と回復される事でしょう!これからも語り合いましょう〜!!



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ふくろうさんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月10日(金)20時43分31秒

退院おめでとうございます(^ー^)

私は退院して家の布団で寝た時に「やっぱり家がいい!」と強く実感しました(笑)
これから暖かくなりますので術後の傷跡には優しい季節です。ご無理なさらずにゆっくり静養してくださいね(^ー^)

私は下のカキコの通り、またまたこれから厳しい状況になりそうです。気持ちが負けそうになった時はまたここで愚痴らせていただくかもしれません。その時は お助けくださいませ(^∧^)



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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた  投稿日: 3月10日(金)20時27分45秒

ちゃたでございます。本日エコーに行ってきましたので報告と再質問をさせてください。(いつもすいません(>_<)

[今までの経緯]
2005/3月に甲状腺乳頭癌手術(左葉切除と左リンパ転移10カ所) → 2005/7月のエコーで1cmの左リンパ節腫大確認 → 2005/11月のエコーでも腫大の大きさ変化なし

[今回診察結果]
やはり腫大の大きさは変化なしでした。場所が前回郭清した範囲の少し上にあり、主治医曰く「元々そんなにたくさん転移してると思ってなくて、それでも多め に郭清したつもりだったが、そのすぐ上にもあったんだろう」とのことでした。穿刺については腫大が動脈のすぐ上に有り、リスクも高く「もし検査結果が良性 と出ても100%良性とは言い切れない。これ以上大きくなったら穿刺して手術」と言われ今日は穿刺していません。主治医は「次回エコーは半年後」と言われ ましたが「もっと早くしてくれ!」とお願いし、二ヶ月後にエコー時期の相談予定。

[質問]
橋本病を持っているためか(?)前回の手術前も今もサイログロブリン値は全く上がっていません。主治医は「サイログロブリン値が上がってこない人はアイソ トープの取り込みは期待できない」と。なので次回の手術も残っている右甲状腺に異常がなければそのまま置いておき、左リンパ郭清だけにするそうです。細胞 士さんのご意見を聞かせてください。

ある程度は覚悟していたもののやはりショックです(^_^; でもなっちゃったものは仕方ないし、手術しなきゃならないのなら、するしかないですね (^_^;



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風邪声 投稿者:ぽんぽこ  投稿日: 3月10日(金)20時16分34秒

声帯麻痺のぽんぽこです。
風邪ひいて二、三日マスクをしてました。
そうすると、変な声でも「風邪ですか、(ひどい声ですね。)お大事に」と相手が勝手に思ってくれるんですね。かすれ声になってからは、普段は知らない人と 話をすることをためらうようになってしまったのですが、風邪ひいたおかげで、逆に自由に話が出来る状態になった。皮肉な話ですが、ずっとマスクをしていた くなりました。



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>クレアチンキナ―ゼ 投稿者:Goiter  投稿日: 3月10日(金)18時25分4秒

CKはおっしゃる通り甲状腺機能低下で上昇します。べりーさんの場合もホルモンが低下と言うことなら、原因としてそうでしょうね。

しかし、通常AST(GOT),LDHとともに上がるのが普通です、べりーさんの場合どうですか?またチラージンなどホルモン補給で正常化すると思いま す。
CKは他の病気でも上がりますが、この点は主治医はチェックしていることと思います。意外にあるのは薬の副作用で上がることがあります。特にコレステロー ル低下剤です。ご注意ください。

>私の場合は高すぎのような気もするのですが

軽度の範囲だと思います。




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ふくろう様 投稿者:マム  投稿日: 3月10日(金)17時50分47秒

いよいよ退院ですか。おめでとうございます。
本当に自分の体が回復し始めるのは家に戻ってからですよ。
ゆっくりご自分のペースで体力を回復させていってください。
我が家のあの黄色と白のパンジーはしっかり根付いたようで、次々に花を咲かせています。
暖かくなる頃にはきっとふくろう様の体調も今よりよくなっていますよ!
また書き込みにきてくださいね。



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ふくろう様  投稿者:ラビ  投稿日: 3月10日(金)16時22分23秒

退院が決まってよかったですね!
病院内は暖かいから家に戻ると、とても寒く感じたり体力は落ちていましたが、我が家で自由に過ごせるのは何よりでした♪
ご家族に助けてもらいながら、ゆっくりゆっくり日常の生活に戻れますように!!





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はじめまして 投稿者:未緒  投稿日: 3月10日(金)15時35分15秒

乳頭ガンの疑い、と言われてからこちらをのぞかせていただき、はじめてカキコミいたします。
私は右に4〜5cmの大きなこぶがあり、エコーでも良性のようだけど、血液検査でTGが高く
細胞診した結果陽性です、と言われました。
「手術で切ってみれば良性か悪性かみればわかるし、その場ですぐ検査をします。
良性ならひとつとり、悪性なら全摘し、リンパ節もとります」と言われていました。
結果、大きな腫瘍だがつるつるしているし、良性に思えるがはっきりそうと言い切れないので
全摘し、リンパ節は残したそうです。
乳頭ガンと判断のつきにくいなんとかいう良性腫瘍があり、これから病理に出して
2〜3週間かけて調べます、とのことでした。

良性なら切らなくてよかったはずだし、それでも私の場合は腫瘍が大きく器官を圧迫していたので
手術はやむをえなかったかもしれません。
が、ガンだと言われたのです。良性でも切る、というのとガンと言われたことは意味が違います。
どうしてこのようなことになったのでしょうか…
家族はガンじゃないならと喜んでいます。転移や再発がないですから。
でも私は良性で全摘って…10%くらいは腑に落ちないんです。

勇気を出してカキコミしましたが、意味不明な部分もあるかもしれません。
ご意見をいただけると嬉しいです。



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入院24日目です 投稿者:ふくろう  投稿日: 3月10日(金)15時15分39秒

有明の病院に入院中して24日目です。気管切開したので、のどにレチナをはめてボタンをはめたり、はずしたり。食事はおかゆと刻み食のおかずをまぜて食べ る。水やお茶はとろみをつけて飲む、という毎日です。主治医はのどのはれが完全にひくまでは、3ヶ月ぐらいかかるから、来週退院といわれました。家に帰っ ても食事のことを考えると、たいへんだなあとは思いますが、遠路通ってくる主人のことを考えると、退院したほうがいい名と思っています。はじめての長い病 院暮らしで、すっかり病人になって、体力もなくなりました。家に帰ったらゆっくり時間をかけて取り戻そうと思っています。応援してくださった掲示板のみな さま、ほんとに有難うございました。これからもよろしく。



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クレアチンキナ―ゼ 投稿者:べりー  投稿日: 3月 9日(木)23時09分29秒

久しぶりの発言です。

定期的な血液検査で、やや甲状腺低下気味ですが、まあまあの生活を送っています。
そこで、気になるのが、クレアチンキナ―ゼの値なのですが、毎回高値です。
甲状腺機能低下気味の場合、クレアチンキナーゼ(CK)が高くなるらしいのですが、
私の場合350〜400台です。
(通常・女子は44〜166。)
どの程度なら放置してもよい高値なのでしょうか?私の場合は高すぎのような気もするのですが、
どなたか詳しい方がいらしたらおしえていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。



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細胞検査士さま 投稿者:梅  投稿日: 3月 9日(木)10時33分55秒

お忙しいところ申し訳ありません!(61歳)少しお尋ねしたく書き込みをさせていただきました。
昨日 専門病院でエコー穿刺検査の結果を聞いてまいりました。80%くらいは良性。白黒つけたければ早いうちにも手術可能。細胞診も100%確実ではな し!大きさは左がウズラ卵大と右にも10ミリ弱の腫瘍がありサイログロブリンは441.7でした。
結局 緊張感もあり病名も聞けず、3ケ月後の検査で大きくなっていれば手術をというお話で帰宅してしまいました。心臓に副作用があるからと薬も処方されま せんでした。このままで腫瘍は小さくなるとか 大きくならないとかと云うことはあるのでしょうか? たんなる先延ばしなのではと疑心暗鬼になっています。 よろしくお願いします。



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あささんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 8日(水)20時48分40秒

 「医師との信頼関係」・・・まさに医療の核心をつく表現で、とても大切なことですよね。今までの医療は、手術方法も治療方針も何でも医師の言うがまま、 という雰囲気でしたが、インフォームド・コンセントという言葉にあるとおり、これからの医療は患者さまが病院・医師を選ぶ時代ですので、私も患者さまから 選ばれる病院づくりを目指してがんばりたいです。



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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 8日(水)20時41分17秒

 甲状腺の右側に癌が出来て、左側の頸部リンパ節へ転移することは珍しくありません。その場合、右側の頸部リンパ節へ転移していることが通常です。いきな り反対側の頸部リンパ節へ転移することはまずないでしょう。
 またリンパ節の大きさですが、あくまでも6ミリは「正常範囲内」ということであって、6ミリだから「正常(転移なし)」ということではありません。私の 経験上、甲状腺乳頭癌の場合、大きさが3ミリくらいしかなくても顕微鏡で観察すると乳頭癌細胞が転移している症例が少なくありません。
 リンパ節の大きさが1センチを超えるくらいにならないと、エコー検査で転移か否かの判別が出来ませんので、経過観察を続けていく過程において、前回に比 べて大きくなったか・変わらないか・小さくなったか、が非常に大切です。もちろん、大きくなったのならば転移を疑いますし、小さくなったのであれば腫瘍性 ではないと言えます。ですので、エコー検査や血液検査をちゃんと行ってもらえる病院にめぐり合えることを願っています
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別の病院へ行ってみました。 投稿者:あさ  投稿日: 3月 8日(水)08時26分32秒

細胞検査士さんの「心のしこり」という表現は、まさに私の気持ちを言い当ててくださって、とてもうれしく思いました。セカンドオピニオンを受けようと、別 の病院へ行きました。前の病院と同じ検査をし、手術を勧められました。結果としては同じだったのですが、担当医(すごい早口!)の説明が的確で安心感のも てる方だったので、「よし、ここにお任せしよう。」と決心できました。医師との信頼関係が持てるか否かということは、重要だなあと改めて思いました。




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ありがとうございます 投稿者:ぷく  投稿日: 3月 6日(月)15時47分23秒

おいちゃんさん、細胞検査士さん、お忙しいところありがとうございました。マリーさんに、力強い言葉と感じられた事、大変嬉しく思いました。
みなさんのわかりやすい説明に、大変助かっています。
おいちゃんさんとは同じで、サプリメント的な感じなんですね。そのせいか、最初からしびれは感じた事がありませんでした。ただ、肩が凝ると左側の腕がしび れてきます。
乳酸カルシウム服用が終了した頃「しびれたら、いつでもすぐ来て下さい」と前に言われていたので、行った所、むしろカルシウム値は高めで、肩凝りからくる ものだという事でした。
先生は、「肩をどうしてもかばってしまうんだよ」と言っていました。
意識せず普通に寝ていますが、正座して足が麻痺した時のような感じがたまにふとんの中であります。そのあと、ビリビリとしびれてきて、あとは自然とな くなります。
カルシウム値は高めなので、肩凝りからくるのかもしれませんね。
その他の症状としては、首の圧迫感と少しだけ痛いかな?といった感じです。疲れた時や食べ過ぎた時にグゥーとなりやすいかな?と思います。
来月検診ですが、前にも言った事なので特に言う必要はないのかな?と悩むところです。
みなさんは、こんな症状ありますでしょうか?
次回はリンパ節が腫れているのが1個あるようで、再度超音波検査します。どうだろうかな…。









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細胞検査士さま、 投稿者:chii  投稿日: 3月 6日(月)00時13分39秒

分かりやすい説明ありがとうございました。思い切って書き込んで良かったです。
術後、声の出辛さや首の痺れや締め付け感はあったものの割りと元気に過ごしていたのですが、この頃今までにない手足の冷えが気になって不安になっていまし た。まだ術後3ヶ月も経っていないのだから・・もっと気長に考えて行きたいと思います。ちなみに、病院は某有名J大学病院です。
耳鳴り・・甘く見てはいけませんね。早めに耳鼻科受診してみます。



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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう  投稿日: 3月 5日(日)23時25分26秒

細胞検査士さん、ありがとうございました。

受診の度に、聞きたいことを聞けずいつも「これで良いのかな?」という不安を抱いていたので、転院はいつも頭の中にありました。

今回のことで決心がつきました。自分の体のことなので自分で決めないといけませんから。。

あと、右側の甲状腺がんから左のリンパに転移することはあるのでしょうか?だとすれば、右側にも転移しているということになるんですか?
6ミリは正常範囲だと聞いて安心しました。




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やまとさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 5日(日)22時14分54秒

 やまとさんが感じてらっしゃる症状として、難聴と貧血がありますが、これらは症状が軽いとしても「なるべく早く治療」してほしい症状です。難聴にも程度 がありますが、放置すると聴力が元に戻らないこともありますし、貧血は一にも二にも放置厳禁です。いずれの症状も原因がさまざまで悪性腫瘍(脳腫瘍や胃 癌・大腸癌など)が潜んでいる可能性も少なくありませんので、甲状腺が原因か否かは血液検査(甲状腺機能ほか)を行わないと判別できません。バセドウ病や 橋本病は血液検査をすればほぼ診断できますので、やまとさんが普段感じていらっしゃる症状が甲状腺からくるものか否か明らかにするためにも、早めに病院を 訪れることを希望致します。あまりお役に立てず、申し訳ありません。



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かりん様 投稿者:モコ  投稿日: 3月 5日(日)21時21分40秒

ありがとうございます!実はドラッグストアーに行ったら、両タイプありますとのことで、アイテープの存在自体を今まで全く知らなかった私はとりあえず、両 方買ってきました。どこに塗ったら一番効果的か、・・・かりんさんの助言でよくわかりました!声を出すコツを少しでもつかまれたようで良かったです ね!!!



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Pledgeさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 5日(日)19時31分14秒

 一般的に、甲状腺が正常に機能している方のサイログロブリン値の正常範囲は「30ng/ml以下」です。担当医が仰った「甲状腺の跡」はサイロイドベッ ドのことで間違いないと思いますが、サイロイドベッドはごくわずかに残存した正常甲状腺組織を指しますので、サイログロブリンが検出されたとしても数 ng/ml(1桁前半)のはずです。ですので、400ng/mlという異常高値から判断して、サイロイドベッド由来のサイログロブリンではないことは確か です。一般的に、甲状腺を全摘したのにサイログロブリンが高い患者さまは、乳頭癌や濾胞癌の細胞が体内のどこかに残存していることを意味します。という か、甲状腺を全摘した患者さまにとってサイログロブリンは「腫瘍マーカー」として利用するのが通常です。なお例外的に卵巣甲状腺腫という病気があり、卵巣 に発生した良性腫瘍の成分の全てが甲状腺組織からなるという珍しい病気で、もし卵巣が腫れているようでしたらこの病気を疑うことも必要と思います。
 最も考えられるのは、癌細胞が肺や骨へ転移しており、TSHに刺激されて3桁まで上昇しているということです。ヨード131シンチや骨シンチなどを施行 する価値がありそうな気がします。
 また、カルシウム値が低い、とのことですが、乳酸カルシウム以外にアルファロール等のカルシウム吸収促進剤も服用していますでしょうか? いくらカルシ ウムを経口投与しても小腸からの吸収が少なければ、そのまま「便」として排泄されてしまいます。吸収率が悪いのは体質も重要なファクターのひとつと考えま すので、様々な薬剤を組み合わせて服用指導や栄養指導を受けることを希望します。ご存知と思いますが、血中カルシウム濃度が低下すると、体内の”最大のカ ルシウムバンク”である「骨」からカルシウムを放出し、血中カルシウム濃度を上昇させようとします。つまり、体内カルシウム供給源である「骨」はカルシウ ム含有量が徐々に低下してゆき、最終的に「骨粗鬆症」となってしまうのです。
 骨粗鬆症は、閉経を迎えた女性に発症するのが通常ですが、血中カルシウム濃度が低下している患者さまでは30歳台でも骨粗鬆症になってしまう方もいらっ しゃいますので、ご注意ください。その場合、病的骨折と言って、何かにつまずいて転倒した衝撃で骨折します。重篤な症状が出る骨としては大腿骨や脊椎骨が 挙げられます。大腿骨は足を支える頑丈な骨ですが、骨粗鬆症になると簡単に折れてしまい、その代用となる骨がありませんので、生涯つえが必要になる場合も あります。また、脊椎骨はいわゆる背骨で、これが折れる(というか潰れる)と、その中を走っている脊髄が損傷し、最悪の場合、半身不随になってしまいま す。脅かすわけではありませんが、若いうちに発症した骨粗鬆症は予後不良ですので、くれぐれもご注意ください。



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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 5日(日)19時01分14秒

 エコー検査で6ミリのリンパ節が見つかった、とのことですが、6ミリですと普通のリンパ節の大きさの範囲です。リンパ節は大小様々ですがアズキくらいの 大きさはありありですので、6ミリだと異常か否かの判別はほとんど不可能です。再発か否かは、やはりリンパ節の大きさが1cmを超えてきたり、穿刺細胞診 を行ったり、腫れたリンパ節が増えてきたり、血液検査でサイログロブリン値が上昇してきたり、などがないと判定できません。また、乳頭癌は転移したリンパ 節においても石灰化を起こしやすいので、エコー検査で石灰化の特徴所見がみられれば、たとえ腫れが小さくても転移の可能性が示唆できます。
 繰り返しになりますが、担当医は患者さまからの訴えがないと「疑問はないんだろう」と考え、その担当医の治療方針・経過観察方針で進めてしまいます。ま た、「癌があったのは右側だけど、右側のリンパ節はみてもらえないのか?」等、検査中に疑問に思ったことは、その場ですぐに訴えたほうがよいです。担当医 も超音波検査スタッフも人間ですから完璧ではないと思いますので、見過ごし・思い込みはゼロではないと考えてください。もし手術から現在に至るまでの経過 観察の方法に満足されないようでしたら、ぜひとも転院やセカンドオピニオンをお勧めします。やはりご自身が納得した上で経過観察も進めていかないと「後悔 先に立たず」です。



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ぷくさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 5日(日)18時42分36秒

 おいちゃんさんの投稿にもあるように、副甲状腺が機能しているにもかかわらずアルファロールを服用するように指導されているのは、カルシウムの吸収を少 しでも良くするようにという配慮からだと思います。そういう意味ではおいちゃんさんの仰る通りサプリメント的な感じの服用と思われます。ご存知と思います がアルファロールは、小腸からのカルシウムの吸収を良くし、血中カルシウム値を保持して骨密度の低下を防ぐ働きがあります。チラージンもアルファロールも 乳酸カルシウムも、風邪薬や痛み止めなどとは異なって薬理作用も穏やかで一生飲み続けてもほとんど害のない薬ですので、サプリメント的な感じで続けていく と気が楽と思います。ただし、指示された通りの服用量は守って下さい。薬の不服用はもちろんのこと、飲みすぎは心臓をはじめ重要な臓器への副作用のもとに なりますのでご注意ください。また、牛乳や魚を日常的に摂取するのは問題ありませんが、それに加えて市販のカルシウムのサプリメントを飲むのはやめたほう が良いでしょう。なお、カルシウム値が高いとやはりアルファロールの服用量を減らすか服用中止の指示が出るはずです。カルシウム値が高すぎると心臓に負担 をかけたり、腎臓結石の原因となったりしますので、ご自身の全身状態に関して、「いつもと違うな」と思ったら早めに担当医に相談されることを希望します。
 ぷくさんは42歳女性とのことですので、これから女性ホルモン活性がだんだん低下する、いわゆる更年期に向かっていく時期にあたります(世間一般的に は、ですよ!)。ご存知と思いますが、女性は閉経すると(更年期を迎えると)女性ホルモンがほとんど分泌されなくなり、骨密度が急速に低下することが知ら れています。そういう意味からアルファロールの服用を指示されたのだと思います。体重は直接的な関係はないと思います。やはり年齢や血液検査の結果が重要 なファクターになると思います。
 定期検診にいらっしゃるのを楽しみのひとつにして頂いているというのは、我々医療関係者にとっては大変喜ばしいことです。これからも是非よろしくお願い 致します。



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モコ様 投稿者:かりん  投稿日: 3月 5日(日)18時39分24秒

モコさん ☆
何度もごめんなさい。アイテープの件なのですが、私も最初はテープを使ったのですが、それより糊状のブラシで塗るタイプがあると思うのですが、ドラッグス トアーや100円ショップに売っています。あれの方が便利でした。自分で少しつり上げたい部分の少し下に塗ればいいのです。試してみてください。
音声外科、行ったら又報告しますね。
このサイトに書込みを始めてから少しだけ声を出すコツが分かってきたような感じもします。ただ、相変わらず通る声ではありませんが…手術は踏み切れるかど うかまだ分かりませんが、大分前向きになってきていると思います。
モコさんや皆さんのおかげです ♪☆♪☆♪☆




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細胞検査士様、ちょっと教えて下さい 投稿者:やまと  投稿日: 3月 5日(日)18時00分54秒

細胞検査士様
ちょっと教えていただきたいのですが、最近低下症になり、甲状腺関係の書物を読み漁っておりまして、「バセドウ病橋本病になったらこんな病気にも注意しま しょう」との見出しがあり、それには、アレルギー系の病気でアトピー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、慢性じんましん、と甲状腺疾患の発病率に関連性があ る。
あと副腎の働きが弱くなる、口のまわりや指がひりひりする、こむらがえり、けいれん発作、貧血、悪性貧血、若白髪(これは病気ではありませんが)、あと難 聴、などに注意とありました。
これらをてらしあわせてみて、私には、難聴、貧血、若白髪、口のまわりじゃなくって目のまわりがじんじんする原因不明の症状があります、格別いますぐ治療 しなくっちゃみたいな症状では無いので医者へは行ってないのですが、やはりこれらの症状をおこす原因は甲状腺低下症となんらかの関係があるのでしょうか? もし御存知なら教えて下さい、お願いします。




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chiiさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 5日(日)12時05分6秒

 遅くなりまして申し訳ありません。甲状腺ホルモン剤は服用を始めて2,3ヶ月程度経たないと十分な効果を発揮しないことが知られています。手足の冷感は 甲状腺を全摘したことによる代謝活性の低下が考えられますが、chiiさんは術後2ヶ月程との事ですので、チラージン等を服用しているにもかかわらずまだ 効果が現れていないことが考えられます。特に冬は人間ならばだれでも新陳代謝が低下する時期なので、より甲状腺ホルモン剤の効果が現れにくいのかもしれま せん。半年くらいを目処にホルモン剤の服用量が決まれば大丈夫でしょう。これから春に向かって暖かくなってきますので、手足の冷感や全身倦怠感などの症状 も少しずつ薄れてくるはずですので、今後に期待しましょう。
 なお、病院によって異なるところではあると思いますが、当院では診察前に採血をして至急扱いで甲状腺機能検査(F-T3, F-T4, TSH)および血清カルシウム検査を行い、その結果が出てから患者さまが診察室に呼ばれ、ホルモン剤等の服用量を変えたり今後の生活指導等をしています が、中〜小規模病院では検体検査は外部委託していることも少なくありませんので、次回再診時まで結果が判らないことになります。
 また、耳鳴りは原因が様々で、聞こえの神経(内耳神経)が原因か、三半規管(鼓膜の奥にある平衡感覚を司る器官)が原因か、脳(中枢神経)が原因か、検 査しないとわからないことが多いですし、大病が潜んでいることが少なくありませんので、甲状腺と直接関係があるか否かは何とも言えない状況ですが、いずれ にせよ耳鳴りや難聴などの”聞こえずらさ”の症状の放置は厳禁ですので、可能ならば耳鼻咽喉科で受診することをお勧めします。その際、甲状腺の手術を受け ていることと、服用している薬剤の種類・量をメモしていくことが肝要です。



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カノン様 投稿者:マリー  投稿日: 3月 4日(土)22時04分48秒

カノン様
本当にありがとうございます。
正直《マレ》な病気との事で本当に資料が少なくて…細胞検査士さんに教えていただいた事だけがすべてみたいな感じでした。
なので、 カノンさんの旦那さんが前に同じ病気になったのに、とても元気に働いてらっしゃる事を伺って大変嬉しかったです(>_<)
これからもよかったらいろいろ相談に乗ってもらえたら嬉しいです。よろしくお願いしますm(__)m




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細胞検査士さんへ 投稿者:Pledge  投稿日: 3月 4日(土)18時08分12秒

以前サイログロブリン値について質問させていただきました。その節はありがとうございました。今回、またいくつか質問させてください。
先日診察に行ってきました。今回の血液検査の結果、サイログロブリンはまた少し減少していて、400ng/ml(測定単位は間違っていませんでした)をわ ずかに切っていました。主治医に、サイログロブリン値が高い理由を尋ねたところ、「甲状腺は気管にくっついている臓器なので、全摘してもその跡のようなも のが残ってしまい、それで値が高くなっているのではないか?」という風に言われました。主治医の様子からはこの値に関してそれほど気にしているようには思 えません。以前質問したときに言われたのですが、私以外にも全摘したのにサイログロブリンが高い人が時々いるそうです。そこでお聞きしたいのですが、
 ・主治医の説明の”甲状腺の跡”というのは、細胞検査士さんが仰っていたサイロイドベッドの  ことでしょうか?
 ・”跡”なのであれば、なぜサイログロブリン値が変動するのでしょうか?(主治医に尋ねたと  ころ、「分かりません」と言われました。)
また、私の場合カルシウムの値が低く、主治医はサイログロブリンよりもそっちの方を気にしているようです。カルシウム値は以前から低かったのですが、最近 1年ほどはさらに低下していて、血液検査の結果を見て主治医も驚いていました。積極的にカルシウムを取るようにしてはいるのですが(乳酸カルシウム以外 に)、吸収率が悪いようで改善しません。そこでまたお聞きしたいのですが、
 ・吸収率が悪いのは体質が原因なのでしょうか?それとも病気が原因なのでしょうか?
 ・カルシウム値が低いということは、後々骨粗鬆症になったりするのでしょうか?
質問ばかりしてすみません。診察時に疑問が湧いてこれば聞けるのですが、毎回診察後に”な  ぜ?”が出てきてしまいます。お忙しいと思いますが、どうぞ よろしくお願い致します。



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エコー検査に行ってきました 投稿者:ゆう  投稿日: 3月 4日(土)13時37分36秒

今日、術後はじめてのエコー検査に行ってきました。

私は右の甲状腺を取ったのに、なぜか左側ばかりエコーをかけているので???でした。
右側は見てくれないのかな?と思っている内に検査が終わりました。

結果は左側のリンパの腫れ?が2箇所あったとのこと。大きさは6ミリで先生は「普通の人でもリンパは6ミリある人もいるから、大丈夫でしょう。1センチを 超えたり、増えてきたら、取って検査した方がいいでしょう」と言われました。

これは再発なんでしょうか??よくわかりませんでした。
しかも取った側と反対のリンパだし、左側の甲状腺は何もできていませんでした。
甲状腺ではなくて、他からのリンパの腫れなんでしょうか?
右側のリンパは見てもらえなかったのか、右は何も言われませんでした。

なんかすっきりしない結果でした。



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かりん様ありがとうございます! 投稿者:モコ  投稿日: 3月 4日(土)12時52分52秒

かりんさんがおっしゃってたアイテープ見つけました!たれたまぶたに貼ると、少し、目が大きく見えます!これからは夜眼帯して寝る事にします!まばたきで きないので、目を保護しないといけないですよね!私ももっぱら外出時はマスクやってます!!たくさんの情報ありがとうございました!とっても心強いです! かりんさんは4月に、音声外来に行かれる予定でしたよね!少しでも大きな声が出て、ご自分の声に近づいていきますよう願っています!お互い前向きに今を乗 り切っていきましょうね〜!



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モコ様 投稿者:かりん  投稿日: 3月 4日(土)00時17分15秒

モコさん ☆

 そういえば私もあの頃マスクをずっとしていました。食べる時以外…
確かに眼帯もしたいと私も思いました。モコさんの言うとおり一つに絞りました。
マスク!でした。
後で写真とか見ると相当ひどい顔をしていたのですが、そんなに気にはなりませんでした。今思うと不思議です。顔の事なのに…何でそんなに気にならなかった のか…
あの頃、ステロイド剤を使っていて、確か3月が発症月だったと思うのですが…(花粉症があるもので、その時の症状も花粉症が本格的に始まったかな?と思っ たものですから)
良かった事?と言ったら、その薬のおかげで辛い辛い花粉症が治ったかのごとく、全然楽に過ごせちゃったのでした ♪♪♪
でも、倦怠感も…私は元々何でも前向きなのですが、その時ばかりはちょっとした事で鬱に入っていましたね。これも薬の副作用のようでした。
だけど、前向きな私でも声の事は本当に自分でストレスと感じられる位…しんどいですね
でも今は、こういうサイトがあるから…元気になれますよね。
モコさん ☆
麻痺している側の目、気をつけてくださいね。多分、瞼が閉じる神経がやられているので閉じ方が遅いのだと思うのですが、普通の感覚で目を触ろうとしたり… なんていうかとにかく目のそばに指を持っていったりした時に目の中に指が入ってしまったり…と言う事が多々あるのですよ。今でもあるのです(笑)
お化粧とか気をつけてくださいね。
寝る時の眼帯は目を疲れさせなくて(目も乾きませんし)いいかもしれませんよね。私はそのまま寝てましたけど、今思えばして寝た方が良かったかもと思えま す。




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マリーさんへ 投稿者:カノン  投稿日: 3月 3日(金)18時45分19秒

はじめまして。(こちらの掲示板へは前に一度書かせていただいてますが・・)
私ではありませんが、主人が髄様癌でもう8年前に手術で全摘出しています。まだ結婚する前の手術であったため詳しいことは本当によくわかりません。そし て、体のちょっとした変化などもあるのかないのかよくわからなくて、私ではあまりお役にたてないかもしれません。
少し前に本当にいろいろこの病気について調べました。あまりにも少ない病気であるために今もたくさん不安が頭をよぎります。主人の場合は遺伝性です。子供 二人を授かりましたが同じ病気になるのか、いつ検査をするべきなのか、そしてもちろん主人も転移など大丈夫なのか不安がいっぱいです。ですが、薬は毎日飲 んでますが本人は現在本当に元気にして働いてくれています(感謝です)。病気の名前のほうが間違っているのでは、と思うことも・・・。
私でよければまたよろしくお願いします。




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細胞検査士さま 投稿者:マリー  投稿日: 3月 3日(金)09時34分6秒

細胞検査士さま
せっかくお返事を頂いたのにお礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
ありがとうございました。
皆さんも同じだと思いますが(癌なってしまったものは仕方ないものとしてわり切っているつもりなのですが・・・)やっぱり私にとって一番の心配は【転移】 &【遺伝】についてでした。
私が原因でもしかしたら子供まで・・・という不安が消せなかったのですが、
細胞検査士さんにいろいろと教えて頂いたお蔭で、自分の病気が解ってきました。
知らないとか解らないのが一番不安で余計な事まで考えたりしちゃいますもんね。
本当に有難うございました。

また、chiiさんの様に同じ様な手の冷えを感じている方がいらっしゃる事や
ぷくさんの『薬を一生飲むのは苦になりません』の力強い言葉に、
私もがんばろうと思いました。勇気を出して投稿して本当に良かったです。

またまたいろいろ質問等をしちゃうでしょうが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。




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ぷくさんへ 投稿者:おいちゃん  投稿日: 3月 3日(金)09時04分32秒

乳頭癌で全摘、広域リンパ郭清して2年が経過していますおいちゃんです。私もチラージン50を3錠、アルファロール1ugを1錠です。私の場合もきざんで 乗せていただいた副甲状腺が2つ機能しているようで、3ヶ月に一度の血液検査でもCaはOkなのですが、サプリメントとしてアルファロールを続けていま す。アルファロールは飲み過ぎると、あっというまに腎不全を起こすこともあるようなのですが、テタニーも怖いので、血中Caを見ながら、一番あんばいのい い所を先生と話し合って決めていくのが良さそうです。ちなみに、もともと好きだったので苦もありませんが、日頃から青魚やキクラゲなどを食するように心が けてはおります。


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アルファロールについて 投稿者:ぷく  投稿日: 3月 2日(木)15時39分15秒

以前、再発について書き込みしたぷくです。私の場合は乳頭癌で全摘、リンパ郭清です。薬は現在チラージンs503錠、アルファロール1ug1錠(先月まで 2錠)飲んでいます。術後10ヶ月間は、乳酸カルシウムを1日18g、9g、3gとだんだん減ってきて、今は飲まなくてもよくなりました。
先生の説明では、チラージンは一生飲んでいただく事になります。たぶんアルファロールも飲んで頂く事になりますという事でした。
私の場合は、副甲状腺は残っていると思うので、アルファロールも飲む事になったのはどうしてなのかな?と思います。
先月の検診で、カルシウム値が高めなのがずっと続いているので1錠に減らしました。
マリーさんへの回答を見て、アルファロールが厳重な管理が必要なのだという事がわかりました。
何よりも薬は飲んでいますし、定期検診に行くのも楽しみの一つです(笑)。
チラージンは一生飲む方が多いように感じますが、私のように一般的な乳頭癌でアルファロールも飲む方は少ないのかな?と思うのですが…。薬を一生飲むのは 苦になりませんし、がんばります。
これらの薬は、その人の症状に合わせて適量を決めていくのだと思いますが、体重の方も量を決めるのに関係しているのでしょうか?。ちなみに、42歳(女) おチビな軽い肥満系です。
前に先生に、動悸、しびれ、(ありませんと答え)体重減少…と言われた時は、残念ながら…と答えてしまいました…。
ちょっとした事が疑問に思ってしまい、前の先生に聞けず、今のいろいろな先生方にも聞けずですみませんが、お教えください。










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はじめまして。 投稿者:chii  投稿日: 3月 1日(水)23時56分3秒

去年12月に乳頭がんで甲状腺全摘、頚部リンパ郭清しました。皆さまの書き込みを読むだけで今まで随分と励まされ勇気付けられました。今回初めて書き込ま せていただきます。
細胞検査士さまの書き込みで、手足の冷えについて書いてありましたが、私もこの頃手足の先端が氷のように冷たくなり痺れや痛みもあり、ホルモン値の低下な のかと心配になりました。
2月はじめに2ヶ月目の検診で血液検査しましたがホルモンなどの結果が出るのは次の検診の時のようで、その日は術後1ヶ月検診時の検査結果で薬が処方され ました。つぎは3月9日に受診です。1ヶ月前の検査結果でホルモンの異常がなければ薬の量は同じになるのでしょうか?それとも症状を訴えれば薬の量を増や してくれたりするのでしょうか?1ヶ月前の結果で薬の量を決めるのが??なんですが・・・。
現在1日に、チラージン2錠、ワンアルファー3錠、ムコスタ3錠、メチコバール3錠、アスパラca15錠、服用しています。手術後から変わりありません。
副甲状腺は2つ自家移植しました。
後、この頃耳鳴りが多く気になります。
うまく文章で伝えきれ無いのですが、
細胞検査士さま、皆さま、よろしくお願い致します。



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マリーさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日: 3月 1日(水)23時52分50秒

 甲状腺髄様癌についてはすでに勉強されていると思いますが、甲状腺傍濾胞(ぼうろほう)細胞という細胞から発生する悪性腫瘍で、この傍濾胞細胞からは 「カルシトニン」というホルモンが分泌され、血中カルシウムのコントロールに関わるホルモンです。一方、乳頭癌や濾胞癌は甲状腺濾胞上皮細胞という細胞か ら発生する悪性腫瘍で、濾胞上皮細胞からは甲状腺ホルモンが分泌され、これは細胞の新陳代謝に関わるホルモンです。ですので、通常の甲状腺癌(乳頭癌や濾 胞癌)とは由来が異なり、頻度も非常に少ないのが現状です。
 甲状腺をすべて摘出したことにより甲状腺ホルモンが不足してしまうので、チラージンSを服用することで甲状腺ホルモンを補います。甲状腺ホルモンが不足 すると、だるい・やる気が出ない・朝起きられない などのネガティブな症状が出ますので、これらの症状を感じたならば、担当医に申し出てチラージンの増量等を検討する必要があります。
 また、副甲状腺もすべて摘出したとのことですが、副甲状腺からはパラサイロイドホルモン(PTH)が分泌され、これはカルシトニン同様、血中カルシウム のコントロールに重要な働きを持つホルモンです。ちなみにカルシトニンとパラサイロイドホルモンは互いに拮抗するホルモンですが、後者のほうが重要ですの で、アルファロールや乳酸カルシウムの飲み忘れには注意してください。今後の注意点としては、カルシウムを効率的に身体に取り入れるために1日に1回(数 十分程度)は太陽の日を浴びるように心掛けること、骨粗しょう症には十分注意し定期的に骨密度検査を受けるように心掛けること などです。
 髄様癌は遺伝性の場合が少なくありませんが、マリーさんの場合は片側だけとのことですので、状況的には遺伝性の可能性が低いです。ちなみに遺伝性の場合 は甲状腺の両側に発生することが知られています。また、遺伝性の場合には甲状腺髄様癌だけでなく、副腎(腎臓の上にある小さな臓器)にも腫瘍が出来やすく (褐色細胞腫)、高血圧などの症状が出ることがあります。マリーさんはご両親や親類関係に髄様癌を患う方がいらっしゃらないようなので、まず大丈夫と思い ますが、もし心配ならば担当医に相談して遺伝子検査を行なうと簡単に判別できます。検査は通常の採血で実施可能のはずです。マリーご自身が遺伝性髄様癌で なければ、将来子供が産まれても遺伝することないので心配無用です。しかし副甲状腺のことがありますので、特に妊娠中のカルシウム管理は非妊娠時に比べて はるかに厳重に行なうように心掛けてください。
 なお、先述のカルシトニンは甲状腺傍濾胞細胞および髄様癌細胞のみが分泌するホルモンですので、マリーさんの場合は甲状腺を全摘していますので、身体の 中に髄様癌細胞が残存していなければ血液検査にてカルシトニンが検出されないはずです(実際には再発・転移がなくても微量のカルシトニンが検出されること が少なくありませんが)。ですので、今後は担当医に言われたとおりに定期検査を受け、血液検査にてカルシトニン値を測定することで転移・再発の有無を チェックしていくことになると思います。



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甲状腺 投稿者:ぱん  投稿日: 3月 1日(水)23時03分42秒

わかる人がいたら返事お願いします。
私は、右の甲状腺がはれていると整骨院に行ったときにいわれました。
甲状腺はホルモンの問題で、はれているからといって必ずしも癌や、
大きな病気ではないのでしょうか?
私は18歳で女性なのですが、わかる人がいればお願いします。



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マム様ありがとうございます! 投稿者:モコ  投稿日: 3月 1日(水)20時54分33秒

マム様!ご心配頂いて本当にありがとうございます!人生3つの坂の話は初めて聞きました!まさにその「まさか!!!」です!!悩みながらでも毎日歩いてい けば、本当にまた何かいいこと見つかりますよね・・・!私は口がよがむのでしゃべりづらくなりましたが、マムさんは声のトレーニング順調ですか?



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細胞検査士さま 投稿者:マリー  投稿日: 3月 1日(水)18時05分2秒

細胞検査士さま
お返事をいただいてありがとうございました。とっても嬉しかったです。
やっぱり髄様癌って【珍しい】になるんですね・・・資料があまりなくて医者の説明を耳で
聞いていただけでしたので、細胞検査士さんに頂いたお返事を、じっくり読み返す事で
ゆっくり理解出来ました。本当にありがとうございました。

副甲状腺については、甲状腺と一緒に(確か、転移の可能性があるからという理由で)全摘出しました。移植等のお話は一度も無かった様に記憶しています。
なので、これから一生お薬と生活しなければならない体になってはしまいましたが、
細胞検査士さんにアドバイス頂いた様にがんばってうまくつきあっていきたいです。

ちなみに、髄様癌は遺伝性のものがあると聞いたんですが、家族は大丈夫なのでしょうか?
(私は、右側に2cm×2cm×2.8cmの腫瘍だったんですが・・・片側だと心配ないのですか?)
そして将来、もし子供が出来たときに遺伝する可能性は高いのでしょうか?



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モコ様お大事に 投稿者:マム  投稿日: 3月 1日(水)17時08分1秒

ちょっと掲示板をのぞくのをさぼっていたら、なんだか大変そうですね。
若い頃「人生3つ坂があって、上り坂、下り坂、『まさか』」なんて誰かの結婚式のスピーチを他人事のようにきいていましたが、ほんとにこの3つ目の坂って あるんだなあというのが最近実感できます。病気にも事故にも遭わず、平穏に一生暮らせるのが一番ですがなかなかそうはいかないですよね。
私は子供の頃から病弱で病院と縁がきれないのですが(他人からはそうは見えないらしいです)、ここまでやってこれました。頑強ではないこの身体が自分のも のなら、うまく付き合っていくしかないな・・・と思っています。癌のことも声帯のことも不本意ではありますが、ひとつづつ出来る範囲でクリアして生きてい くしかない、というのが今の私の結論です。悩みながらでも1日づつ時は流れていくんだものね。毎日歩き続けていけば何かみつかるかもしれないし。よそ見を したら楽しいこともあるかもしれないし。

モコ様、置かれている環境は違っても私は応援してますよ☆どうぞお大事になさってね。


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