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細胞検査士さま 投稿者:かすれ声 投稿日:11月30日(水)21時29分36秒
三十三才昨年ロホウ癌で亜全摘した男性です。右反回神経永続麻痺となり、大変な思いをしております。確かに営業職の反回神経麻痺は、大変です。術後一年
四ヵ月経た今でも大変です。しかし今でも、営業職です。術後半年は、悲惨でした。最近は、代償が進み何とか通常の会話に近いレベルまできました。サイズ
1センチ以上の取り残しリンパもあり、全摘→ヨード治療に両側麻痺のリスクで、前に進めない状態です。そんな中で、細胞検査士様の投稿は、いつも感銘
を受けております。これからも読ませていただきますので、時間の許す限り投稿下さいね。
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細胞検査士さんへ 投稿者:小心者 投稿日:11月30日(水)02時08分8秒
詳しいアドバイスありがとうございました。
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がんのすけさんへ 投稿者:みん 投稿日:11月29日(火)22時38分53秒
久しぶりにのぞいてみたら、がんのすけさんがおいとまされるとの事・・。
どこかお加減がよろしくないんでしょうか?
3年前に不安でしょうがなかった頃、がんのすけさんの力強く、はっきりとしてそれでいて
明るい励ましのお言葉になんど力を頂いたか・・。
ここにたまにくるのも、お元気だろうか、を知りたくてと、またがんのすけさんの力強いお言葉をきけると思ってでした。まだ見ておられますか?
みんは、脳梗塞からも立ち直り、健康の大切さを日々考えております。
いつかまた、ここでお話しできることをまっていますね。
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小心者さんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月29日(火)22時02分18秒
サイログロブリンが130ng/ml、細胞診がClassV、濾胞性腫瘍の臨床診断とのことですが、サイログロブリンは濾胞腺腫(良性)でも500とか
700くらいまで上がる患者さまは大勢いらっしゃいますので、この値からは良悪の推定は不可能ですし、細胞診のClassVは『異型細胞が出ているが良悪
の判別が困難』を意味しますので、細胞診の結果からも判定不可です。ゆえに濾胞腺腫か濾胞癌かの確率は全くの五分五分と判断せざるを得ません。腫瘍のあた
りが引きつるような感じがするのは、腫れた甲状腺(腫瘍)が皮下組織を圧迫しているせいと思われます。上を向いたときなど、首の皮を伸ばしたときに感じる
のではないでしょうか?
やはり選択肢は2つと思います。1つ目は、ひょっとして良性腫瘍かもしれないけれど、手術(亜全摘)して腫瘍を摘出して安心する方法。2つ目は、ひょっ
として悪性かもしれないけれど、手術せずにしばらく(半年〜年単位で)経過観察して様子を見守る方法。濾胞性腫瘍の場合、悪性か良性かは手術して摘出した
腫瘍を病理学的に検査しなければ白黒つきません。甲状腺の手術は傷跡も残りますし術後副作用も少なくなく、気軽に受けられるものでは決してありません。働
き盛りの男性ですので、例えば反回神経麻痺によって(数ヶ月間だとしても)声がかすれてしまう事態になってしまったら、営業職でしたら致命的でしょう。入
院期間も早くて4〜5日、通常は1週間程度は入院しますから、(私もそうですが)長期休暇をとるのも大変だと思います。
だからといって手術せずに経過観察することを選択した場合、もし悪性腫瘍だったら経過観察期間=放置期間となってしまう訳で、高率に頸部リンパ節転移を
起こしてしまうでしょう。また41歳という年齢を考えると、年々ヨード131の治療効果が減弱していくことになります。特に男性は女性に比べてヨード
131の取り込み能力が弱いとされていますので、放置していて万一悪性だった場合に後悔も大きいと思います。
しかし、最終的には小心者さんが決めなければならないことです。もし私なら、大きさが2cmもある訳ですし、今後も成長していくことを考えれば、結果的
に良性腫瘍であったとしても亜全摘術を受けると思います。もちろん、休暇をとるタイミングや万一反回神経麻痺を起こしたとしても大丈夫なように、あらかじ
め上司に相談しておくことは絶対に必要ですが。
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細胞検査士さんへ 投稿者:小心者 投稿日:11月29日(火)06時44分26秒
多分サイログロブリンだと思います。甲状腺の関連検査の中にある項目で下限が30以下と書いてあります。その下の欄にTgAbが書いてありそれは基準値で
す。私は41歳、男性です。首の腫瘍が引きつる感じがするのですが、医者はあまり関係ないということです。やはり心配です。
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小心者さんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月29日(火)00時12分21秒
投稿拝見しましたが、TgAgが130ng/mlとのことですが、TgAgというのがちょっとわかりませんでした。。。HTG(サイログロブリン)のこ
とでしょうか?(単位がng/mlで一致します) TgAb(抗サイログロブリン抗体)であれば単位はU/mlなのですが。。。
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細胞検査士さんへ 投稿者:小心者 投稿日:11月28日(月)22時10分10秒
初めて投稿します。一週間前に検査をして今日結果が分かりました。濾胞癌(悪性腫瘍)か濾胞腺腫(良性腫瘍)だそうです。大きさは21ミリで腫瘍は充実
性、細胞診の結果はクラスVです。TgAgが130ng/mlと高いみたいです。その場ですぐに今後の話になり手術をしたら良いか自分自身では分からず医
者の勧めで経過を見ることになりましたが今現在悩んでいます。何か良いアドバイスがあればお願いします。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ネネ 投稿日:11月27日(日)07時45分34秒
そうか、手術とは、関係ないのですね。何かあるとすぐに「手術したからなのかな?病気と関係あるのかな?」と考えてしまいます。心配性になってしまいまし
た。関係ないとのことなので、しばらく様子を見てみたいと思います。ありがとうございました!
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ネネさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月26日(土)00時38分14秒
やっと思い出したのですが、甲状腺摘出術の副作用として、手術した側の腕が上がらなくなるという症状を訴える患者さまがまれにいらっしゃいます。反回神
経を誤ってピンセット等で摘んでしまうと、3ヶ月間くらい声が出なくなってしまうのと似ていて、手術の際にどこかの神経(思い出せませんでした)を傷つけ
てしまうと腕が上がらなくなってしまう、というのを聞いたことがあります。しかしネネさんのお母様は手術した側と反対側の手で、しかも指のしびれとのこと
ですので、甲状腺摘出術とは無関係と考えます。
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のんたんさんへ 投稿者:らら 投稿日:11月26日(土)00時06分16秒
こんばんは。
久しぶりに、掲示板を見させていただきました。
のんたんさんへ>
気になる腫れがあるのでしたら、まずとりあえず病院にいかれてはどうでしょうか?
不安なままで過ごすより、
ちゃんとどちらにせよ結果が出ることは早いほうがいいと思います。
まずは診断を受けて、正しい情報をもらわれるのが一番安心な方法ではないでしょうか。
体がおかしいな?と思うのは、体からのシグナルなんだな〜と私は感じています。
心配なことは、放置せずに病院にいってもらえたらいいな、と思います。
ちなみに、私の自覚症状は、やたらに喉は渇いてお腹も減って、異常な量のゴハンを食べているのにやせていく!・・というものでした。
当時高校生の私としては、食べてもやせているのでかなり嬉しかったのですが(笑)
家族が、怪しんで病院に行き甲状腺のパセドウ&乳頭がんと診断されました。
でも、すっかり元気になって、毎日を平穏に送っています。
どうか、不安になりすぎずに、ひと呼吸して、まえに進まれてくださいね。
がんのすけ様>
モコさんのカキコをみて、がんのすけさんが「しばらくおいとま」されると知りました。
私もモコさんと同じく、病気に悩んでいた時にがんのすけさんに本当に助けていただきました。おかげさまで、無事に手術も乗り越え、変わらない毎日を過ごせ
ています。
本当にありがとうございます。また、この掲示板でがんのすけさんにお会いできるのを楽しみに待っています。
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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月25日(金)23時47分30秒
甲状腺が残っていれば通常は甲状腺ホルモンは正しく分泌されますが、血液検査をしていないというのは少し腑に落ちないですね。ご存知の通り、甲状腺ホル
モンは新陳代謝に深く関係するホルモンですので、血中濃度が低ければ(甲状腺機能低下症)、だるい・やる気がない・起き上がれない・手足が冷たくなる・生
理がバラつく、といった自覚症状が出ます。逆に血中濃度が高いと(甲状腺機能亢進症)、心臓の鼓動が早い・暑くもないのに汗をかく・そわそわして落ち着か
ない、といった症状が出ます。現在、微熱・吐き気を伴う風邪が流行っているようですので、風邪とはいかないまでも、体調がすぐれないのはそのせいかもしれ
ません。次回再診日まで体調不良が続くようなら担当医に遠慮なく症状を訴え、血液検査を行なってもらうように進言してみましょう。
また手術した側が痛むとのことですが、あくびをしたときに痛むようなら恐らく骨ではなく、筋肉やスジ(腱や結合組織など)から来る痛みと思います。骨転
移でないことは100%断言できます。手術をするということはメスで組織を切るという訳ですから、当然術後には切離した組織の再生が起こります。再生の過
程で組織が癒着することが少なくなく、あくびをした際に癒着部位が引っ張られて痛みを感じていることも考えられます。
いずれにせよ、次回再診日に不快な自覚症状は遠慮なく担当医に訴えたほうがいいです。諦めて放置してしまうと、治るものも治らなくなってしまいますか
ら。
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気になる腫れがあるのですが 投稿者:のんたん 投稿日:11月25日(金)22時36分26秒
はじめて投稿いたします。 以前からなんとなく首が腫れているような気がしていたのですが、
特に自覚症状もなく、自分でも忘れていたくらいでした。 病気に対しても無知でしたが、甲状腺腫瘍が女性に多いことを知り、もしやこの症状は!?と突然悩
み始め、ネットで検索を始めたところです。
コリコリしたよう感じでは全くなく、なんとなく柔らかく腫れているような感じで鎖骨上にある頚動脈の横が数センチ腫れています。 甲状腺癌や腫瘍を患われ
た皆さんの最初の首の感覚はどのようなさわり心地だったのでしょうか?
また、最初にかかる病院はどんな科が良いのでしょうか?
ぶしつけな質問を突然書いて、無知な人間と思われるのを覚悟して、大変焦って投稿してしまいました。
私は30代、まだ授乳中の小さな子どもが2人いて、夫は長期出張で実家からも離れたところに住んでいますので、
もし病気、入院と言うことになった場合のことを考えるとどうしていいのかわからず・・・
皆さんは具体的な自覚症状に乏しいようだったので、私もその症状かもしれません。
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yuyuさん 投稿者:biyousi 投稿日:11月25日(金)14時31分24秒
はじめまして、今年4月に、全摘リンパ郭清して、
チラージン2錠とアルファロールと言うカルシュウムの吸収を良くする薬を飲んでいます
症状としては、緊張したり焦ったり、お腹がすき過ぎると手が震えます、
時々、心臓がドキドキします
はじめの頃は手に痺れもありましたが、今は有りません
夏場は新陳代謝が上がるため、「2錠を一錠半にしても良いよ。」と医者に言われました
が、そのまま2錠飲みました、汗はほんとにだらだら、ポタポタ凄くかきます
胸のドキドキも、夏場の方が多いかな。。。
そして冬、寒いです。。。何枚着てもゾクゾクします
寒い日は外に出たくないほど、寒がりになりました。
男性と女性では薬の量も微妙に違うでしょうが、更年期の私がカァ〜っと暑くてたまらなかったのに、今年はこんな具合ですから、甲状腺を取った性でしょう
ね。
寒くて動けなかったり、やる気が出なかったり。。。薬を増やせば良いもんでもないし
以前の書き込みに、きちんと数値を書き込んで下さっていましたね。。。もう一回見なくては。。。ご主人お大事に☆
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がんのすけ様 投稿者: モコ 投稿日:11月25日(金)10時41分6秒
遠くへ出かけていまして、しばらくのぞいてなかったら
がんのすけ様の「しばらくおいとまします」にビックリしました。
甲状腺全摘後、放射線外照射を勧められ、とても悩んで、初めて投稿した時、
お返事をくださったのががんのすけ様でした。
とてもうれしく、勇気づけられました。
このサイトで、がんのすけ様の書き込みを
熱心に読んでいました。
手術からもうすぐ一年、反回神経切断で出なくなった声も
90%くらいは回復してきました。
ホントに、このサイトで力を一杯頂き、おかげさまで毎日元気に過ごしています。
またがんのすけ様をお待ちしています。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月25日(金)01時34分46秒
最近になって、体調が悪くなってきました。(風邪をひいているわけでもありません)
私は甲状線が半分残っていますが、ホルモンバランスがくずれたりすることはないのでしょうか?手術前に主治医から「半分残すので、ホルモンにはなんの影響
もありません」と言われました。手術後3ヶ月たちますが、何の検査もしていません。(血液検査も)
あと、手術した側の鎖骨?が痛いのですが、なにか関係はあるのでしょうか?あくびなどをした時に痛みます。骨転移ではないですよね。。
体調が悪いと、憂鬱になります。。
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らんちゃんママへ 投稿者:あつこ 投稿日:11月24日(木)23時47分43秒
私も中部地方の大学病院で全摘手術を3年前に受けました。全摘術を基本としているので、手術には慣れているようで、副甲状腺も残せましたし、声がれなども
ありませんでした。数日間カルシウムを飲みましたが、その後はチラージンのみです。 私は血液検査でいい値になるようコントロールして飲む量を調節してい
るので、体調はとてもいいです。副作用も感じませんよ。
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全摘か部分切除か・・・? 投稿者:らんちゃんママ 投稿日:11月24日(木)12時01分18秒
はじめまして。甲状腺乳頭癌手術を数ヶ月後に控えている名古屋在住30代女性です。腫瘍は狭部やや左よりに最大径約11mmで存在し、当初は伊藤病院で狭
部から左葉の部分切除という予定でしたが、家の事情で地元の大学病院で行うことにしたのですがそこは全摘が基本的な方針です(勿論患者の強い要望があれば
部分切除でも可)。全摘した場合、チラージン内服で本当に本来の甲状腺機能が果たされるかどうか心配しています。代謝のみならず美容にも関わってくる重要
なホルモンだけに本当に全摘してしまってよいか悩んでいます。全摘しチラージンを長年内服されている方が多くいらっしゃるようですが、そのことによって何
か自覚される症状などありますか?
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教えてください 投稿者:yuyu 投稿日:11月24日(木)10時57分0秒
参考になるお話が多く、いつもじっくり拝見させて頂いております。今日は教えて頂きたく初めて投稿します、よろしくお願いします。主人ですが、今年4月に
乳頭癌で甲状腺全摘出、リンパ節郭清術を受け今のところ経過も順調です。ただ気になるのが、冬でも体がポカポカ火照るほどであったのにすごく寒がりになっ
て手足も冷たいんです。でも夏場は異常に汗かきでした。あと、髪の毛が薄くなってきたような気がします。現在、チラージン2錠でTSHも正常値範囲です。
これは、甲状腺を全摘した影響なのでしょうか?
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真理子さんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月23日(水)23時38分14秒
同じ検査項目であっても、測定値および正常値は病院によって異なるのが一般的です。というのは、採血した病院内で測定している場合にせよ、採血した検体
を検査センターへ依頼している場合にせよ、目的とする検査の測定方法によって測定値および正常値の範囲が変わるからです。ですので、血液検査値を読む医師
によって(つまり病院によって)、解釈が変わってしまうのはよくあることです。
カルシトニンの正常範囲は、10〜70pg/mlの前後だと思います。真理子さんの場合、術後1回目の値=89pg/mlは高値ですが、2回目・3回目
は正常範囲内に落ち着いています。サイログロブリンにせよ、カルシトニンにせよ、1回・2回の測定だけでは再発等に関しての判断価値はあまりありません。
再診の度にカルシトニン値の測定を行って、長期的な値の変動から再発の兆候を掴むことになりますが、(個人的には)同じ医師に経過観察してもらうのがベス
トな方法と思います。
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みかんさんへ 投稿者:すん 投稿日:11月23日(水)22時38分46秒
私は10月にここで「良性だけど大きいから手術したほうがいいと言われたけど、症状がないので、どうしようか」と相談したものです。
実は、ちょうど2週間前に手術をしました。手術室担当の看護師さんにも「気持ちは変わりませんよね?」なんて、念をおされました。やはり症状がないのに手
術をする、ということに不安を感じている方は多いようです。
特に私は主治医から「急がなくていいよ。ゆっくり考えて。」と言われたのですが、ぽよさんと同じで、この先生にお願いしようと信頼しました。正直その先生
の腕はわかりませんでしたが、ほんと直感でした。その先生でよかったです、感謝しています。
私が入院したときも、良性の方も悪性の方、たくさんいらっしゃいましたがほとんどの方が手術したとは思えないくらい元気で、お互い励まし合いながら、入院
生活を送っていました。ただ、やはり悪性ならば、手術はしたほうがいいと思います。そしてできれば専門の病院があれば、そちらに行かれるのもいいですよ。
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みかんさんへ 投稿者:ぽよ 投稿日:11月23日(水)19時49分43秒
私も同じ思いをしました。本当に健康だった私は、まさか甲状腺に癌があるなんて思いもよらなかったのです。たまたま主人とのじゃんけんで勝った私が
PET検査を受け、極小の腫瘍が見つかり病院へ、そして乳頭がんという診断ということになりました。こんなに元気で自覚症状もなく、さわってもわからない
ほどの腫瘍。甲状腺の癌は大きくなるのもゆっくりで、もしかしたら一生悪さをしないかもしれない。と先生に言われ、だったら手術する必要も無いのではない
か、なんて思いました。手術をする事によってせっかく健康だったものが、手術によって調子を崩すことになるなら何のために手術するのか?悪さをするまで観
察すると言う手は無いのか?色々思い悩み、この掲示板でぐずぐずぐちぐち言っていました。そんな私にここの皆さんは色々相談に乗ってくださり、色々アドバ
イスを受けました。畑内科クリニックの甲状腺タウンで先生に相談に乗っていただいたりもしました。畑内科クリニックの先生は「私が同じ立場なら手術を受け
ます。身内でもうけさせます。」というお答えだったと思います。主治医の先生にも私の不安疑問をどんどんぶつけました。そんなこんなで、私は手術を受ける
決心をして、今に至ります。今は良かったと思っています。決心した一番のポイントは、やはり癌であったということです。そして、たまたま、こんな偶然の集
まりのようなかたちで見つかったと言う事は、早く取りなさい。と言う事だ、と思ったのです。そして、先生と話をするうち、この先生にお願いしようという信
頼感が決め手だったのかもしれません。本当に感覚的なことで、みかんさんの答えになっているかはわかりませんがこんな感じです。結局は自分自身が納得のい
く答えを出して進むしかないのですからね。私もジタバタしながら進んできました。本当の答えはまだまだわからないでしょうが、早く見つかって私は運がい
い、これからも運が良いぞ!と思っています。儲けもんの人生だから、がんばるぞ!と思っています。
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細胞検査士さんへ 投稿者:真理子 投稿日:11月23日(水)15時25分57秒
こんにちは。早速の回答ありがとうございました。私の場合カルシトニンなんですね。
術後、カルシトニン89・・2回目57・・3回目65・・・という結果ですが正常範囲内なんでしょうか?
術後、精神的からだと思いますが血圧が高かった為、最初に癌告知された病院(その後セカンドオピニヨンをしました。)で見てもらっている主治医が血液検査
の結果を見せると「少し高いな。」と言っていて、現在かかっている主治医は正常と言います。医師によって判断が違うものなんでしょうか?
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(無題) 投稿者:ネネ 投稿日:11月22日(火)21時47分44秒
2日連続の投稿になりますが・・・。ちょっと気になったので、質問させていただきます。2,3日前から母が、右手の指先がしびれていると言うのですが、手
術したのは左なのですが何か関係はあるのでしょうか?同じような経験をされている方おられますかね?
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細胞検査士さんへ 投稿者:ネネ 投稿日:11月21日(月)23時41分47秒
心強いお言葉(メール)ありがとうございます!担当医の先生の話だけでは、そこまで解釈できなかったので、細胞検査士さんの分かりやすい説明で、納得する
ことができました!これから、長い付き合いになるとは思いますが、定期検査をしっかり受けさせ、再発しないことを祈って前向きに家族みんなで頑張っていこ
うと思います。細胞検査士さん、いつも丁寧な説明本当にありがとうございます!ここに、投稿してくるみなさん(私も含めて)細胞検査士さんの存在を心強く
思っていると思います!これからもまた質問させていただくと思いますが、よろしくお願いします。本当にありがとうございました!!
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真理子さんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月21日(月)21時33分29秒
真理子さんの場合、定期検査で最も重要なのは血液検査(カルシトニン)だと思います。画像に関しては、CTは主に肺を目的とし、エコーは主に残存甲状腺
と頸部リンパ節を目的とします。CTの撮影方法は一般的には5mm間隔(スライス)で撮影しますが、エコーは頸部を広範囲に連続的に観察しますので、エ
コーのほうが局所再発のチェックには断然有用です。1年に1回程度CTを依頼する医師もいますが、真理子さんの場合はカルシトニン値が上昇してこない限
り、まず大丈夫と考えます。
触診してシコリが動く、ということでしたが、それは頸部リンパ節のことです。甲状腺に出来た腫瘍は触診で動くことはあり得ませんので、シコリが動くとい
うのは、甲状腺から突出した”腫れもの”ではなく、(転移により腫大した)頸部リンパ節がある、ということを意味していると考えます。ですので、動く・動
かない、が直接的に予後に関係するものではありませんから、大丈夫です!
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ネネさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月21日(月)20時20分58秒
年齢=50歳、組織型=乳頭癌、頸部リンパ節転移=あり、遠隔転移=なし、とのことですのでステージ3となりますが、ステージはあくまでも臨床的な進行
を考える上での数値ですし、十人十色の病状をたった4つ(ステージ1〜4)に分類されるわけです。例えば100人の人間を、A型・B型・O型・AB型の4
つの血液型だけで性格分類するのと同じで、当てはまる人間と当てはまらない人間が出てくるのは当然です。担当医がおっしゃられた「あまり年齢は関係ない」
というのは、ステージを分類したところで予後にはほとんど差はない、という意だと思いますし、私もそう思います。今後の定期検査で異常が見つからなければ
健常者と全く同じ生活を過ごすことになりますし、たとえ頸部リンパ節へ再発したとしても、再手術(恐らく残存甲状腺全摘および頸部リンパ節郭清)して再び
経過観察すれば予後にはほとんど差はありません。
担当医がおっしゃったように、「定期検診をしっかり受けていけば、大丈夫」です。万が一、遠隔転移を起こしたとしても(=ステージ4)早期に発見し、早
期に治療すれば大丈夫ですので、定期健診だけはきちんとお受けになるように、お母様をしっかり監督してあげてくださいね。
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う・うれしぃ 投稿者:みゃあみゃあ 投稿日:11月21日(月)18時53分15秒
分かってくれる人がいるって・・・。こんなに嬉しいものなんですね。KOHさん、ちゃたさん、ありがとうございます。同じように、しんどい思いをしている
人がいると思うだけで励まされます。きっとホルモンの影響なんだとは思うのですが・・。近くにわかる人がいないし、ホルモン値に異常がないみたいだし。も
う少しくわしく次の診察時に聞いてみます。お仕事がんばりましょう。ご助言ありがとうございます。m(._.)m
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みゃあみゃあさんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月21日(月)09時42分7秒
はじめまして。ちゃたと申します。私も同じく乳頭癌術後&橋本病持ちです。
私も術後、体がだるくて眠くてしんどくて、その後の定期健診で主治医より「こないだの血液検査を見るとホルモン値が下がってる。だからかな?」と言われま
した。で、チラージンが25mg→50mgになりました。でも未だにだるいし眠いししんどいしという感じです〜(m~-~)m
ご存知かも知れませんが、橋本病の症状には「やる気がおこらない」というのがあるようです。「病気のせいなのか?最近仕事がダルくってぇ〜」と主治医に話
したところ「病気は関係ないやろ。仕事が嫌なだけやろ?」と言われてしまいました。・・・そうかもしれません(笑)
だけどこの線引きが難しいと思うんですよ。「やる気が起こらないのは病気のせいなの?」「ただ単に仕事が嫌なせいなの?」と。これは数値に頼るしかないの
でしょうか?私も知りたいところです。次回の健診が1月なので聞いてきて(ここで)報告しますね!(^ー^)
何だかお役に立てないレスでしたが・・同じような症状の人もいるってことでσ(^_^;
お互い頑張りましょうね!(^ー^)
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細胞検査士さんへ 投稿者:真理子 投稿日:11月21日(月)01時12分41秒
こんばんは。髄様癌について色々教えていただいた真理子です。
術後1年経ち来週超音波検査なのですが、CTじゃなくても大丈夫なんでしょうか?主治医は超音波だけで十分だよとおっしゃるのですが・・・
あと気になる事があるのですが、まだ手術前、触診してシコリが動くから・・・と言っていたのですがシコリが動くと予後とか影響があるものなんですか?勝手
な質問ばかりですみません。
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病理組織検査の結果 投稿者:ネネ 投稿日:11月20日(日)23時16分47秒
こんばんは。18日に検査の結果を聞いてきました。乳頭がんで、リンパへの転移は、6個でした。大きさは、1.5cm、肺への転移は今のところ見当たらな
い。今後は、定期検診を3ヶ月ごとに受け、悪い所が見つかればまた手術だそうです。私の、質問が悪かったかもしれませんが、「年齢によって違いがあると聞
いたのですが、母は、どうなんでしょうか。」と聞いたら、「あまり年齢は関係ない」と言われてしまい、アレッ?て感じでした。私的には、「ステー
ジ・・・」が聞きたかったのに。おちびちゃんを連れて行ったので、騒ぎ出してしまいしっかり聞けなかったので残念でした。でも、最後に主治医に、「定期検
診をしっかり受けていけば、大丈夫ですよ!乳頭がんで亡くなる人はほとんどいませんから。」と言われました。なんか、ホッとしたような、本当に大丈夫か
な?と思いました。来年の1月に、検診があるので、また、疑問に思ったことを聞いてこようと思います。
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細胞検査士 さんへ 投稿者:ぶぶ 投稿日:11月20日(日)22時12分35秒
アドバイスありがとうございました。
>サイログロブリンが4桁(異常高値です)という点と、エコーで濾胞性腫瘍の疑い、とのことで悪性の可能性を考えてしまいます。最悪の場合、肺などへの遠
隔転移巣がCTで見つかるかもしれません。担当医としても手術を強くお勧めするのが妥当と思われます。
ドキっとしました。良性であるように願っていますが、今度のCTで転移と言われる
かもしれないということを頭において検査しようと思います。
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カルシウム 投稿者:KOH 投稿日:11月20日(日)19時55分26秒
みゃあみゃあさん、びっくりさせてしまってすいません。
カルシウムは副甲状腺関係です。術後低カルシウムになる人がいてほとんどは回復するのですが、私は運悪く副甲状腺が働かなくなり、低カルシウムになってい
ます。
これのせいで、ずっと3ヶ月に1度受診しています。
昨日書いた文章ではありませんが、術後4ヶ月もすれば数値が落ち着くと言うことは、
みゃあみゃあさんはまだ数値が落ち着いていないのかもしれませんね。
慢性甲状腺炎については私には分かりませんが、血液検査の結果だけでは判断できない症状は結構あると思います。(これは私の経験からです。)
私の主治医は幸い私の訴えを聞いてくださるので、薬の量とか自由に飲ませてもらっている部分もありますけど、ここにたどりつくまでにはやはり年単位かかり
ました。
・・・と言っても私の場合は特殊例ですけど。
慢性甲状腺炎との関連を主治医に質問されては如何ですか?
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慢性甲状腺炎って 投稿者:みゃあみゃあ 投稿日:11月19日(土)23時27分47秒
KOHさんありがとうございます。経験者の声にはかなり励まされます。それと、カルシウムの量というのは関係があるのですか、知りませんでした。血液検査
で異常がないといわれたのですがその中にあったのでしょうか?
私は癌で入院して、その時に、もともと慢性甲状腺炎があるといわれました。退院して、本を読むと機能低下症の症状はほとんどあてはまるように感じました。
が、近所の内科医に、よほどホルモンの値が低くないと低下症の症状は出ないだろうといわれました。体のだるさと眠気は慢性甲状腺炎とは全く関係がないので
しょうか、精神的なものでしょうか、ご存じの方お教えください。
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みゃあみゃあさんへ 投稿者:KOH 投稿日:11月19日(土)22時06分47秒
はじめまして。私も仕事復帰してしばらくは夕方になると傷口が赤くなって痛んだり、
のどが痛かったりしました。疲れもひどくて眠かったりしました。
その時、先生と話していてストレスが溜まるとホルモンを使うと言われました。
先日も定期健診で、「普通術後4ヶ月もすればホルモンもカルシウムも安定するのに、こういっちゃなんだが勉強させてもらうなー。」と言われました。
忙しかったりいろいろあると、ホルモンの量も不安定になるし、カルシウムも上下が激しく、全くそのとおりと思いました。
数字だけでは見えずに体に感じる症状はあると思います。
私の場合は亢進気味で10年以上過ごしたせいか、亢進気味の方が精神的に調子が良いみたいで、先生にもそれを言ったら「そういう事もあるかも」と否定はさ
れませんでした。
体がだれているなんて、どーゆー意味なんでしょうね。
術前のホルモン値に近い数字になっているのか確認しては如何でしょうか?
術前のホルモン値より低くなりすぎていて体に違和感がある場合もあるかもしれません。
・・・と言っても私も患者ですから、患者の独り言でした。
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ぶぶさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月19日(土)20時21分18秒
エコー検査において、乳頭癌は特徴所見がありますので診断することが可能なケースが多いです。濾胞癌(悪性腫瘍)か濾胞腺腫(良性腫瘍)なのかをエコー
で判別するのは多くの場合不可能です。なぜなら、摘出した甲状腺組織を『顕微鏡で観察して』はじめて診断がつくことがほとんどだからです。ですので濾胞性
腫瘍という臨床診断名を用いて、確定診断は手術後に、というケースが通例です。
ならば、同じ顕微鏡で観察する細胞診で診断できるのでは?と疑問に感じると思われますが、濾胞癌か濾胞腺腫かの診断は組織構築の違い(被膜浸潤の有無、
脈管侵襲の有無、転移巣の存在)により判別されるので、細胞一つ一つをみる細胞診では診断がつかないのです。細胞診の判定ですが、クラスTとUは良性、ク
ラスWとXは悪性です。クラスVaは異型細胞が出ているけれども良性を考える細胞、クラスVbは異型細胞が出ているけれども悪性を考える細胞、そしてクラ
スVは異型細胞が出ているけれども良性か悪性かも判別できない細胞、と解釈してください。
サイログロブリンが4桁(異常高値です)という点と、エコーで濾胞性腫瘍の疑い、とのことで悪性の可能性を考えてしまいます。最悪の場合、肺などへの遠
隔転移巣がCTで見つかるかもしれません。担当医としても手術を強くお勧めするのが妥当と思われます。
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(無題) 投稿者:がんのすけ 投稿日:11月19日(土)19時32分29秒
リンパ節に再発せずに肺に転移しているので、今は私の癌は濾胞癌と主治医から言われてますが。
濾胞癌の診断ってしにくいんですね。私の場合手術中に病理検査の結果が出たと言うことなので、手術後12年も経ってから手術当時のことをまとめてもらった
文書をもう1度よく読んでみると、手術中乳頭癌の腫瘤を認めたとありました。当初の診断も乳頭癌。ってことは私の癌は乳頭癌と濾胞癌の混合型なのかなぁ?
ま、今となっちゃーどっちでもいいんですけど。転移してしまったら病名なんてあんま関係ないですね、もう。
めっちゃアバウトでイイ加減ですね(笑)
それにしても、手術当時から転移するまで、癌であることを内緒にされていたのはほんと痛い。ついでに、当時PCを持ち、ネット環境が整っていれば、今とは
少し違っていたかもしれないなぁ。改めて思うと。
ま、どっちにしても今更言ったところで仕方ないんですけどね。
あ、私事ですが、しばらくおいとまさせていただきます。
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ねむけってありますか? 投稿者:みゃあみゃあ 投稿日:11月19日(土)16時46分43秒
初めて投稿します。さきほどチャットのところに変な書き込みをしたのは私です。すみません。8月の末に甲状腺の乳頭癌で亜全摘と右頸部リンパ節郭清術をし
ました。10月の初旬より、仕事に復帰。最初は昼過ぎや夕方になると、しんだくて、あくびを連発するようになりました。今では少しましになりましたが、や
はり眠気があります。ホルモン量が減っているのかと思いましたが異常はなく、下限ぎりぎりですが正常の範囲内ということで、薬は飲んでいません。先生に訴
えましたが、体がだれとんじゃと言われました。こんな症状がある方はいらっしゃいませんか。また、どうしてなんでしょうか?お教えください。
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手術をしない選択もあり? 投稿者:みかん 投稿日:11月19日(土)11時47分24秒
はじめて投稿します。低下症で腫瘍が1cmあり定期検査をしています。
半年前のエコーでは良性で指針も良性でしたが、
今回エコーできわめて悪性に近く、指針を2箇所の病院で診断してもらった結果、
総合病院で良性。専門病院で悪性と診断がつきました。
乳頭癌です。
手術をすすめられていますが、
今現在、首もはれておらず、体調はきわめていい状態なのに、
手術を本当にしなければならないのか、大変迷っております。
多分低下症の定期検査で病院に行っていなければ
気づかない癌でした。
現在もチラージンを飲んでいるので、術後もかわりないと言われますが、
やっぱりホルモンの調子がおかしくなり亢進症のほうになったり
自律神経がおかしくなったりすることもあるのではないかと不安です。
また専門病院のほうでは大分のN病院をすすめられました。
せっかく手術するのならオペ数の多い病院でと。
甲状腺の専門の病院をみてみると、N病院系列とそうでない系列とあるのでしょうか?
あまりオペ数が多いと、流れ作業のようになり、
きちんと見てもらえないような気もするのですが、どうでしょうか?
わたしの疑問がこちらで不適切でしたら申し訳ありません。
ご存知の方教えてください。
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ぽんすけさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月19日(土)01時13分35秒
癌細胞は、もともと正常であった細胞が遺伝子の変異によって「永遠のいのち」を獲得してしまった状態であり、一方、子宮内膜症というのは、子宮内膜と同
じ性質を持った細胞が子宮内膜以外に自然発生的に出現してしまう病気で、原因は不明です。内膜症が厄介なのは、生理の周期に従って内膜症の病変部でも同様
に増殖・出血を起こしてしまうため、それに関連する痛み=生理痛を覚えることです。
濾胞癌は、確かに癌細胞一つ一つを見れば正常濾胞上皮細胞と区別が難しいです。正常濾胞上皮細胞も濾胞性腫瘍細胞も、それぞれコロイド(甲状腺ホルモン
がプールされたもの)を作りますので、コロイドを中心にその周りを囲むように正常濾胞上皮細胞もしくは腫瘍細胞が複数集まって「濾胞構造」と呼ばれる形を
作ります。その濾胞構造の作り方が、正常と腫瘍では異なりますので、顕微鏡で組織標本をみたときに正常か腫瘍かは簡単に判別がつきます。しかし、濾胞腺腫
か濾胞癌かは、顕微鏡で観察して「被膜浸潤」か「血管侵襲」か「リンパ節転移」のいずれかがあるか、ないか、で判断されるものですので、エコー検査にて濾
胞腺腫か濾胞癌かを判別することはほとんどの症例で不可能です。
肉眼的に被膜は明瞭に観察できますが、進行した濾胞癌であれば肉眼的に被膜浸潤が観察可能ですが、ほとんどの症例では肉眼的な判別は不可能です。また、
手術中に癌か良性かを判別することは可能ですが、その場合、乳頭癌か進行した濾胞癌でなければ無理です。
当院での術中病理組織診断の方法を紹介します。甲状腺を摘出したら直ちに病理検査室へ搬送し、まず病理医が被膜を中心に正常甲状腺組織と腫瘍組織の両方
が一度に観察できるように(1センチ大くらい)切り、我々技師が液体窒素などを用いて急速凍結させ、専用の機械で薄く(5μm=1000分の5ミリくらい
の厚さ)切り、病理組織標本を作ります。その標本をもとに病理医が組織診断を行ない、癌組織の部分が乳頭癌であればその場で乳頭癌と診断します。しかし濾
胞性腫瘍の場合は、被膜浸潤が明らかであれば濾胞癌と診断しますがそのようなケースはほとんどなく、「濾胞性腫瘍ですが、良悪の判別は手術後の通常の病理
組織診断で報告します」と手術室へ伝えます。ちなみに検体提出から報告まで約30分です。手術で摘出し、術中病理組織診断が終わった甲状腺組織はホルマリ
ン固定され、通常の病理組織診断が行なわれます。当施設では提出された甲状腺は全量を標本にするため、ごく一部分に被膜浸潤があったとしても高率に見つけ
られるようになっています。通常の病理組織診断の結果は、手術後、早くても1週間〜10日くらいはかかりますので、結果が出る頃には既に退院されていると
思います。
癌細胞の取り残しの件ですが、甲状腺亜全摘(正常甲状腺を一部分残して、あとは摘出する手術)の場合でも、ほとんどの症例で心配無用です。というのは、
腫瘍がある側は正常甲状腺組織を含めてすべて切除するからです。再発を起こす場合もありますが、その原因のひとつは、既に手術前に癌組織からリンパ管や血
管を介して甲状腺内のほかの部分に転移(腺内転移と呼ぶことがあります)していた場合が考えられ、濾胞癌に多い傾向があります。他の理由として、切除した
腫瘍とは全く無関係に、手術で残した正常甲状腺内に別の癌が発生する場合で、乳頭癌に多い傾向があります。いずれにせよ、再度被膜を形成して増殖するケー
スがほとんどと思いますし、手術してから何年も経過しないとエコー検査でもわからないくらいゆっくりだと思います。
ご心配されている通り、甲状腺亜全摘後に気付かずに肺や骨へ転移するケースもありますが、極めてまれです。そのために、再発を容易にチェックするために
甲状腺全摘を勧める医師もおり、あおいさんのケースがまさにこれに該当します。ですので、亜全摘か全摘かは究極の選択であり、最終的には患者さまの意思が
尊重されますので、それこそ前日まで悩んでも悩みきれないことと存じます。
PET検査は甲状腺癌の検査ではあまり多用されないのが現状です。というのは、ある程度転移巣が大きく(1センチくらい)ないと偽陰性になることがあり
ますし、本来、癌細胞の活動性の強さをみる検査なので、おとなしい甲状腺癌が正しく反映されるかどうかは疑問が残ります。CTやヨード131シンチにて転
移巣かどうか判別できないときに、PETを実施することがあるかもしれませんが、第一選択肢にはなり得ないと思います。CTの被爆量ですが、胸部単純X線
撮影に比べてはるかにたくさんの放射線を浴びることになりますが、1年に1回のCTであれば全く問題ないです。MRIも用いられることがありますが、撮影
時間が非常に長いのと、機種によって仕上がりの像がかなり異なったりするので、やはり第一選択肢にはなり得ないと思います。
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私も濾胞癌でした 投稿者:あおい 投稿日:11月18日(金)20時13分54秒
こんばんは。確かに濾胞癌というのは、とてもわかりにくいようですね。私は、昨年の5月に濾胞癌で甲状腺全摘と前のリンパ郭清をしました。甲状腺専門病
院でしたが、それでもなかなか診断がつかず、繰り返し検査をしました。(細胞の形が?で、乳頭癌ではないが、髄様癌か濾胞癌か区別がつかなかったようで
す。ほかに原発があるかもしれないとのことでしたし。検査の結果、髄様癌の可能性が否定されて、濾胞癌であろうと診断がつきました)
甲状腺も、半分とるか、全摘にするか、前日まで迷っていました。さんざん迷ったあげく、やはり術後のチェックもしやすいし、もう一度首を切るなんて考え
られないし、副主治医のような方の薬を飲むのはそこまで手間じゃないという言葉などなどによって、全摘に決めました。今でも全摘で良かったと思っています
けど、私は今30代なので、先々のことを考えるとうんざりすることもあります。でもまあ、今元気で幸せだし、とりあえず毎日楽しくすごそうと思ってます。
仕事もとっても忙しいんですけど、それも逆に気鬱にならなくていいかなと。
今は術後1年半ですが、先月、術後初めて肺のCTを取りました。(術前は色々疑われてたので、2回もCTとりましたが)半年前は首のエコーでした。CT
は1年に一回くらいなのかな、なんて自分勝手に思ってました。主治医はそんなにしょっちゅとるもんでもない、とはおっしゃってましたが。被爆量とかCTの
頻度は、私もとても気になってはいますが、主治医を信頼してますし、言われる時にとろうと思ってます。
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細胞検査士様 有難うございます。 濾胞癌という奴は・・・ 投稿者:ぽんすけ 投稿日:11月18日(金)13時13分0秒
細胞検査士さん、お返事有難うございます。お忙しい中、変な質問に丁寧にご
回答してくださって感謝です。
ご回答をもらってから色々調べ、考えたのですが、濾胞癌というのは?な奴です。
印象ですが、子宮内膜症に似ている気がします。あれも、内膜(似た)細胞が卵巣
等にくっ付き増えてしまうものですよね。でも、癌という病名が付かないというのは
やっぱり、VEGFというタンパクを出さないからでしょうか?不思議です。
通常の濾胞細胞と見分けがつかず、脈管か皮膜に浸透していれば癌なんですよね。
某大学の病理写真をネットで見ましたが、確かに乳頭癌とは違って普通の細胞で皮膜
があり、その皮膜から外の部分に染色上、色が濃く見える細胞があるものが濾胞癌と
題してありました。この皮膜への浸透は肉眼で見えるものなのでしょうか?というか、
目に見えるまで浸透しているならばエコーで判断ついていますよね。(境界が曖昧、
凸凹してるという状態ではないかと) と、すると、手術中に「癌とわかりましたので、
全摘します」「ハイ、お願いします」(←局部麻酔なので意識はある予定です)とはならず
やっぱり病理検査待ちですよね(._.)
すると、やはり心配なのは、癌細胞を取り残してしまった場合の話ですが、残った癌細胞
はまた皮膜を作って腫瘍を形成し始めるんでしょうか?形成しないのであれば、私は血液
検査の数値は今でも正常なので、もし、癌であれば、取り残しが増殖し、転移して肺等に
症状が出ない限り発見されず、放置してしまう可能性があるのではと恐ろしくなります。
PET検査は有効でしょうか?毎年肺のCTを受けるのは被爆量が多すぎますか?
MRIでは発見できないのでしょうか?
また質問の嵐となってしまい恐縮ですが、お暇なときにご回答いただければ幸いです。
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濾胞腫瘍と言われました 投稿者:ぶぶ 投稿日:11月17日(木)20時04分34秒
はじめまして、初めて書きこみさせていただきます。
2年前に甲状腺が腫れていると皮膚科で指摘されて
前病院ではエコー、細胞診をしても経過を見るでした。
先月から甲状腺の専門医のいる病院に移りましたら
腫瘍は2、5センチほど
血液検査では機能障害に関わる2つの数値は正常ですが
サイログロブリンが1990の高値。
そして今日細胞診の結果でクラス3でした。
先生は濾胞腫瘍、クラス3、サイログロブリン1990、この3つがあるので
手術をしましょうと言います。
経過を見るではダメですか?と聞くと、細胞診でクラス3が出てるので
したほうがいいと言います。
覚悟はしていましたが、心配です。
来週、CTです。
濾胞腺腫が正しいと思いますが、先生は濾胞腫瘍と言い、主人に話すようにと
メモにも濾胞腫瘍と記入されてます。
違いは何でしょうか?
淡々と書いてしまってすみません。
よろしくお願いします。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ペス 投稿日:11月16日(水)23時11分5秒
ペスです。
喘息のリスクに関するアドバイスありがとうございました。
おかげで術中の不安が軽くなりました、ありがとうございます。
しかし、術後を考えると総合病院のほうが安心できそうですね。
なるべくリスクを減らしたいので、大学病院でお願いしようと思います。
お仕事もお忙しいところ、暖かな心遣い大変感謝してます。
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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細胞検査士さんへ 投稿者:リコ 投稿日:11月16日(水)19時00分41秒
とても感謝しております。本当にありがとうございます。
甲状腺全摘後白く硬い部分が乳頭がんといわれ、私は遠隔転移しているので濾胞癌と思っていましたが、先生には確認しておりません。
別掲示板にて元気でいらっしゃる管理人さんと症状が違っており此方に細胞検査士さんという専門の方がいらっしゃたのでご質問をさせていただきました。とて
も分かりやすく理解できました。家族を力づけてくださるお言葉うれしくて何度も読ませていただきました。
寒くなってきましたのでお体気をつけてください。
>natsuさん
ご親切にありがとうございます。
こちらのホームページは以前に知って管理人さんに相談したことがあります。母は今のところ切った肋骨や腰に違和感が時々あるといいますが、普通の生活がで
きることに、いつも感謝しています。ただよく痰が出ることを心配しています。natsuさんもお体気をつけてください。
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細胞検査士様。感謝します。 投稿者:みおつくし 投稿日:11月16日(水)16時35分42秒
こんなに早く、お心の籠もったご回答を頂けて、心より有り難く厚くお礼申し上げます。こういう類の「掲示板」は初めての体験で、うっかりメールアドレスを
入力してしまい、後で確認して真っ青(?)になっております。アドレスは打たなくて良かったのですね。さて、「腫れ」に付いては【時間とともに絶対に腫れ
は引くはずです】とのご返事で、ほっと致しました。物を飲み込む事の「つっぱり感」も、【数ヶ月の単位での経過観察が必要】とおっしゃって下さいましたの
で、その内改善する事と、期待をもって毎日を大切に過ごしたいと思います。次回の診察と血液検査は12月5日ですので、その時にまだ辛いようでしたら、我
慢せずに担当医の先生に相談させて頂きます。それと、ご回答下さった通り、手術をなさったお方の色々なご意見も、今後ネットで参考にさせて頂きます。この
度は大変有難うございました。感謝致します。
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みおつくしさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月16日(水)15時47分35秒
良性腫瘍との事でよかったですね。5〜6cmのサイズまで成長してしまうケースも少なくありませんが、やはり長い間、大きな腫瘍が頸部を圧迫していたわ
けですから、みおつくしさん自身が頸部の違和感を感じていた以上に、腫瘍のまわりにある組織は悲鳴を上げていたはずです。術後の腫れというのは主にリンパ
液の循環障害が原因ですから、時間とともに絶対に腫れは引くはずです。しかしまだ術後1ヶ月との事ですから、皮膚のつっぱり感はまだまだ残ると思われま
す。失礼とは存じますが、回復を遅らせるファクターとして年齢は重要と思われますので、リンパ液循環の自然回復や皮膚(その下の結合組織も含む)の癒合に
は数ヶ月の単位での経過観察が必要と考えます。また皮膚が上手く癒合せずに瘢痕化してしまう可能性もあり、術後のQOLの低下につながりません。なので、
手遅れにならないうちに飲み込みづらさというのは遠慮なく担当医に訴えて欲しいと思います。医者は、患者さまから訴えが無ければ「大丈夫だろう」と考え、
わざわざ聞いてこない事が少なくありませんから、遠慮することは結局はご自身のQOLを損ねることになりますので、ご注意ください。
実際の術後の経過については他の方からのご意見を賜ることを希望致します。
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ゆうさんへ 投稿者:サンウ 投稿日:11月16日(水)14時58分24秒
質問に答えてなくて、ごめんなさい。私は、チラージンを今は3錠飲んでます。初めは1錠でだんだん増えました。が、体調はとても良いです。TSHの値が、
0.03です。3ヶ月に一度の血液検査で薬の量を決めるようです。首の痛みも違和感も、私は1年ぐらいして良くなりましたので、だんだんに良くなるろ思い
ますよ。
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細胞検査士さんへ 投稿者:みおつくし 投稿日:11月16日(水)14時24分42秒
初めて投稿させて頂きます。今回、甲状腺腫瘍の手術をしたばかりの63歳の女性です。術後の状態で、少々不安な点があり、PCを検索しておりました処この
サイトに出会いました。ご回答頂ければ幸甚でございます。丁度二年前の今頃、風邪を引いた為、近所の内科医を受信しました処、自分では気が付かなかったの
ですが、甲状腺が腫れているので大きな病院を受診しなさいと言われ、国立病院で一通りの検査をして頂いた処、約3cmの良性腫瘍と診断されました。そし
て、例え良性でも腫瘍が大きいので、手術しましょうと言われたのですが、その時はのっぴきならない個人的な事情で、気にはなりながらも二年間放っておりま
した。すると、自分でもはっきり解るくらいに段々大きく腫れてきて、前に突き出すようになったのと、とても苦痛になった為、万障繰り合わせて去る10月
18日手術をして頂きました。結果、4.7cm×2.7cmの良性腫瘍(右半分だけ)でした。この11月3日に、術後初めての外来診療で、順調に回復して
いるとの事で、大変感謝している処ですが、ただ、食事や唾液を飲み込むのが、つっぱってとても苦痛なのと、傷跡のすぐ上に幅4cm×縦2cm×厚み1cm
位いの腫れが残っているのが気になります。先生は「日にちが薬です」と仰いましたが、大体どれくらいの日数で良くなるのでしょうか?ケースバイケースで
しょうが、こういう状態が1年も続くようであれば、楽しみな筈の食事が苦痛になり、ストレスが溜まって参ります。「腫れの残り」に付いては、二年間放って
おいた所為と関係があるのでしょうか?外来の度に余り多くの質問をするのも気が引けますので、この二点に付いてご回答の程、何卒宜しくお願い申し上げま
す。
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細胞検査士さんへ 投稿者:サンウ 投稿日:11月16日(水)11時42分26秒
いつもお仕事でお疲れのところ心温まるメールを頂きありがとうございます。寒くなりますのでお体には充分気をつけられて下さい。私もこのサイトで元気を貰
い前向きで楽しい日々を過ごす様努力していきます。本当にありがとうございました。
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リコさんへ 投稿者:natsu 投稿日:11月16日(水)08時10分45秒
お母さんの事で心配されているのが 痛いほど伝わってきます。
先に送ったリンク先は、甲状腺濾胞がんで骨転移をして、それを克服
された方のホームページです。リコさんのお母さんとは状況が違うかもしれませんが
実際に その治療を受けてこられた方でもありますし
掲示板もあります。
一度訪問されてみてはいかがでしょうか。
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(無題) 投稿者:natsu 投稿日:11月16日(水)08時01分11秒
http://www14.plala.or.jp/gouya/
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サンウさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月15日(火)22時57分37秒
取り残しの状況、よくわかりました。術後1ヵ月後に、しかも別の検査目的で判明したというのは、確かに、取り残しという感じですね。。。親類にも甲状腺
疾患の方が多いとのことですが、今は患者さまが病院を選ぶ時代となりつつありますので、親類の方も含めサンウさんも、今後はネットなどで調べて、優秀な甲
状腺外科医が常勤されている病院(大学病院など)を紹介(つまり転院)してもらうなどして、満足した医療をお受けになることも今後の選択肢として重要かと
思います。ただ、今回の手術自体に関しては、一般的な方法ですし特に問題ないと考えます。
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ペスさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月15日(火)22時39分1秒
今日、会う機会がありましたので呼吸器外科の医師に聞いてみましたが、喘息患者さまの全身麻酔は、術中は特に問題ないそうです。というのは、気管支を拡
張する薬剤を使用することが多いので、喘息の発作が術中に出ることはないそうです。しかし、術後の喘息発作はやはり注意が必要だそうで、気管を刺激するよ
うな処置が少なくないそうなので、ステロイドを投与して発作を最小限に抑えるなどの対策がとられるようです。
また何か疑問等ありましたら質問してくださいね。。。
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リコさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月15日(火)22時34分1秒
投稿者名と題名を入れ間違えました・・・ごめんなさい
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細胞検査士 投稿者:リコさんへ 投稿日:11月15日(火)22時33分8秒
最初は病的骨折か何かで骨に異常が見つかり、生検か手術をして転移性悪性腫瘍と判明し、原発部位(転移元の発生部位)を探していたら甲状腺に小さいけれ
ど癌が見付かった、という症例がまれにあります。そのような、先に転移先の癌が臨床的に見付かって、あとから原発の癌が見付かる状態を『ラテント癌』と言
います。ラテント癌の代表的な腫瘍が甲状腺癌で、甲状腺のほうは癌があるにもかかわらず症状が出ないので、気付かないうちに転移を起こしてしまうのです。
リコさんのお母様もラテント癌に属するものでしょう。
「骨」に関係しそうな甲状腺癌といえば髄様癌が考えられますが、髄様癌が産生するホルモンはカルシトニンといって、骨からのカルシウム溶出を防ぐ役割が
ありますから、骨が溶けるということはないはずです。なので、甲状腺癌の種類によって骨の状態が変わることはないと思います。例えば骨粗しょう症を合併し
ていると骨が溶け、疎になった部分に転移した甲状腺癌が増殖する可能性もありますが、実際のところはわかりません。一般的に、病的骨折を起こす原因で年齢
的に最も考えられるのは骨粗しょう症なので、骨が溶けた状態となりますが、甲状腺癌の転移による病的骨折であれば、結果的には腫瘍細胞が増殖している状態
となるのだと思います。
ヨード131の内照射治療(アイソトープ治療)は、もちろん骨へ転移した癌細胞の治療効果はありますが、肺に比べたら悪いです。以前にも書き込みしまし
たが、転移先の癌組織のサイズが大きいと、ヨード131の取り込みに『ムラ』のようなものが出来てしまい、結果的に取り込んだ細胞から放射されるβ線の分
布にも『ムラ』が出来てしまって、癌細胞を完全には破壊することが難しくなってしまいます。結局、破壊しきれなかった癌細胞が再び増殖して…の繰り返しに
なってしまいますので、治療が難しいのです。一方、肺転移のほとんどの症例は『びまん性転移』であり、ひとつの転移巣が小さい(数ミリ)ので、それらが肺
にたくさんあって胸部レントゲン写真で真っ白く写ったとしても、ヨード131の治療効果が高いのです。
残念ながら甲状腺癌自体の治療を難しくする理由のひとつに、年齢というファクターは無視できません。若い患者さま(大体30歳代までと考えます)ほど、
癌細胞のヨード131の取り込み能力が高いのは事実です。10歳代で甲状腺癌を発病する患者さまも少なくありませんが、実はその方たちは進行が早く、8割
の症例で頸部リンパ節転移があり、肺転移も少なくないというデータがありますが、内照射治療が非常に有効なため、(甲状腺全摘というハンデを一生背負って
いかなければなりませんが)生涯を通じて甲状腺癌が原因で亡くなる方はゼロに近いです。
一般的に甲状腺癌の骨転移の治療は難しいですが、しかし、骨肉腫などの骨を原発とする悪性腫瘍に比べたらはるかに予後はいいです。ちなみに(一見、矛盾
しているようですが)甲状腺癌の骨転移が原因で亡くなる方は、肺転移のそれに比べればはるかに少ないです。あまりこの掲示板の趣旨にふさわしくない話題な
ので避けたいのですが、甲状腺癌の末期の状態としては、かなり進行した肺転移が原因の呼吸不全がほとんどです。リコさんのお母様は骨以外にも取り込みが見
られたとのことで、どの臓器へ転移しているかが問題となりますが、少なくとも骨への転移が進行したとしても痛みをコントロールできていれば、五年十年なん
て全然大丈夫です。完治は難しいかもしれませんが、進行を抑えるつもりで今後もきちんと治療を続けていけば、未分化癌へ変異する確率もゼロに近いくらい抑
えられますし、全く問題なくお過ごし頂けることは保障できます。
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細胞検査士さんへ 投稿者:サンウ 投稿日:11月15日(火)13時53分6秒
細胞検査士さんへ
お忙しい中、ありがとうございます。取り残しの件ですが、主治医の先生は、言われてませんが、7月に手術して、8月に右の唾液を出す所辺りが痛くなり、診
察を受けた際にCTで分かりました。はじめは、右半分とリンパ節を取り除く予定でしたが、左の3分の2も摘出になりました。リンパは左に2か所あるそうで
す。手術後1ヶ月もたたないうちに見つかったのですから、私は、取り残しだと思っています。甲状腺専門の病院ではなく総合病院なので、後でかなり後悔しま
した。母も伯母2人従姉妹1人も甲状腺の病気なのです。(遺伝とは考えたくないけど)娘たちには、専門医に行くように話しをしています。
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ありがとうございます^^ 投稿者:ゆう 投稿日:11月15日(火)00時39分31秒
☆マムさん、kazuさん、koikeさん、うちの主人も皆さんの旦那様と同じであまり感情表現がうまくない人なので、表には出さないのかもしれませ
ん。。私がこんなにつらいのに。。と1人で被害者ぶっていましたが、皆さんの書き込みを見てきっと主人もつらかったんだろうなと思いました。
☆ぽよさん、退院おめでとうございます。ゆっくり休んで下さいね(^−^)
私は退院後、しばらく実家にいましたが、誰も気にせず普段通りでした。でもそれが家族のやさしさだったのかなと今になって思います。今じゃ誰も病気の話は
しません。私が1人でリンパが心配だの傷が痛いだのとさわいでいるだけです。。(* ̄m ̄)
ここでたくさん勇気をもらって一緒にがんばりましょう!
☆サンウさん、そうですね。病気のことなんか忘れて今を楽しむことが大事ですね!
最近、たくさん買い物をしました!主人には何も買ってあげてません。。(; ̄ ∇ ̄)
鬼嫁ですね。。
☆ネネさん、ネネさんがおっしゃる通り、家族もつらいですよね。私が癌だとわかった時、母は泣いていました。私が「これからまたいつ癌になるかと思いなが
らビクビクして生きていかなければならないんだ」と言うと、母は泣きながら「そんな事を言っていると本当に病気に負けてしまうよ!」と言っていました。母
もつらかったと思います。主人はなにも言いませんが、きっと母と同じ思いをしていたのかもしれません。
皆さんの書き込み、本当に嬉しかったです。こんな思いをしているのは私だけじゃないんだと思い、涙が出そうになりました。これからも皆さんと一緒にがん
ばって行きたいです!
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細胞検査士さんへ 投稿者:ペス 投稿日:11月14日(月)23時41分59秒
非常にわかりやすいアドバイスありがとうございました。
術中、術後の発作の可能性も考えて、大学病院も候補にもう一度考えてみようと思います。
先生に頼るだけではなく、患者側もできる限り努力して(免疫力をあげるなど)、
できる限りリスクを除いて手術に臨むことが大事ですよね。
妻と一緒に前向きに頑張ろうと思います。
いろいろとありがとうございました。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ネネ 投稿日:11月14日(月)22時47分24秒
丁寧なお返事ありがとうございました!セカンドオピニオンについては、これから必要があれば考えていきたいと思います。気長に・・・とは分かっていても気
持ちばかりが先走ってしまいま
た。18日しっかり聞いてきます!
ゆうさんへ
私の父も、母の前では、ゆうさんのご主人と同じような態度ですよ!娘の私が、甲状腺の本を買ってきても、見てもくれません。母の前では、病気の話しはほと
んどしません。母が病気の話しをしても「そうか〜」とか聞いていてホントに心配してる?って思ってしまいます。娘の私ですらいろいろ調べてるのにーと。で
も、だれよりも一番心の底から母のことを心配しているのは父だということも分かってしまうので、何も言いません。表面に出てくることだけが本当のことでは
ないと思います。すいません。なんか分かんなくなってきましたが。
本人が一番、つらくて大変だとは思いますが、家族もまたつらいのです。一緒に頑張っていけるのも、家族だと私は思います!!
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細胞検査士さんへ 投稿者:リコ 投稿日:11月14日(月)22時34分3秒
こんばんわ、リコと申します。私の母は骨腫瘍手術後甲状腺癌と分かり全摘、数ヵ月後一度目のアイソトープ治療後骨シンチで他の部位に取り込みがあり現在が
んと共存しながら治療を続けています。高齢、長期温存と悪い条件の中でもう少しで一年経ちます。怖くて先生に伺うことができない質問があります。
骨が溶ける場合と腫瘍になる場合と甲状腺癌の種類によって違うのでしょうか?
骨は、I131を取り込みにくいのでしょうか?勿論突然細胞が変異することも十分ある母ですが、五年十年を目標にして前向きに生きています。
お分かりになる範囲で細胞検査士さんのご意見をいただきたく書き込みさせていただきましたよろしくお願いします。
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サンウさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月14日(月)22時22分1秒
リンパ節の取り残しのことですが、担当医からその旨を宣告されたのでしょうか? 術中に腫大していることが判れば、必ず郭清してくるはずなんです
が。。。大きさが7ミリというのは非常に微妙なところですね。エコーでははっきりと写りますが、かといってエコーガイド下による穿刺細胞診を施行するには
小さすぎますし。やはりそのリンパ節の大きさが経過観察と共に大きくなっていくか、変わらないか、で判断するしかないと思います。再手術をするかしないか
ですが、転移を疑うリンパ節がある程度(せめて1センチ大)腫大してきて、穿刺細胞診によって甲状腺癌転移の診断がついたら、ほぼ確実に再手術だと考えて
頂いて間違いありません。
サンウさんの場合、頸部リンパ節への転移は1個だけでも100個あっても、たとえ取り残しがあってもステージは3です。腫瘍の大きさがあまり大きくなけ
れば、(担当医の判断にもよりますが)いきなり甲状腺全摘をすることはないと思いますし、遠隔転移の所見がない段階でいきなりヨード131の内照射治療を
見据えた治療方針を立てることはしないと思います。担当医の仰るとおり、甲状腺を残すことが患者さまのQOLを高めることになりますので、今回のサンウさ
んのお受けになった手術法は間違っていないと考えます。
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ペスさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月14日(月)21時56分8秒
私は専門ではありませんが、喘息の程度の差はあれ、やはり喘息の患者さまの全身麻酔は危険が伴います。例えば麻酔薬自体に過敏な方や、気管挿管の刺激に
よって術中に発作が出たりすると危険です。しかし世の中には喘息患者さまがたくさんいらっしゃいますが、その方たちがみな全身麻酔を必要とする手術を受け
られないかというと、もちろんそうではありません。きちんと管理できていれば大丈夫です。ですので、例えば手術を予定していたけれども、喘息の発作が出て
しまったら手術延期とか、麻酔薬を過敏反応の出にくいものを使う等で対処することにより、危険性を最大限回避しながらの手術となるはずです。甲状腺摘出術
は長くて6時間くらいは掛かり、手術としては長い部類に入りますので、担当医とよく相談の上、手術に臨まれるとよいと思います。乳腺が専門のような病院と
いう点や、喘息持ちという点から、例えば術中の容体急変に対応できるような設備の整っている大学病院などで手術を受けるのも、安心を買う意味でひとつの選
択肢に考えてもよいかな、と(個人的には)思います。
また川崎病の件ですが、ご存知の通り子供が発症する原因不明の病気であり、心臓に栄養を供給する血管が冒される病気ですが、発症した頃に完治していれば
大丈夫と言われています。大人になった今、他の方よりも動脈硬化などに注意する心がけは必要と思いますが、手術を受けること自体には問題ないと思います。
また術前には心電図検査も行いますから、その時に異常がなければ問題ないはずです。しかし申し訳ありませんが、私はそちらの方面は専門ではないので参考に
ならないかもしれません。
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細胞検査士さんへ 投稿者:サンウ 投稿日:11月14日(月)14時07分39秒
ステージの説明とても分かりやすく理解出来ました。先生のお話は、結果しか言ってもらえず、納得できないままでした私は遠隔転移はないので、ステージ3と
いうことになりますね。でも、取り残しのリンパが2つあるのでステージ3.5?ですか?取り残しのリンパが見つかってから先生に「どうして全摘してもらえ
なかったのでしょう?」と聞いたら「全摘すると後々大変ですからね」と言われましたが、全摘なら、アイソトープもできるのに、もう一度手術なんて、、、今
は考えられません。1年半たちやっと、声も出るし、締め付けもなくなったこの頃です。CTは半年ごとエコーも半年ごとで、リンパの大きさを見ています。大
きさは7ミリ?ぐらいです。これがどのくらいになれば、再手術を考えたらいいのでしょうか?今は薬で大きくならないことを、願うだけです
>ぽよさん、ゆうさん
私の主人も、マイペースの人で、先生に「ステージ4です」といわれたときも「あんたは、大丈夫あと50年生きる」といいました。これを、そのまま先生に言
うと先生も「そりゃあ、分かりませんよ」と言われました。確かに分かりませんが、、、50年も生きると、100歳ですよ。まあ今は、「元気なうちに好きな
ことをさせてもらいます」と、旅行にも行ったりして楽しむ事沢山×2してます。
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ありがとうございます 投稿者:ぽよ 投稿日:11月14日(月)11時42分18秒
色々なアドバイスありがとうございます。私も少し張り切りすぎているかもしれません。昨日あたりから、ごそごそ動きはじめ、苦も無く動けるものですから
だんだんエスカレートしています。皆さんの言うとおり、ゆっくりやっていかないといけませんね。家族も私が元気なものですから、気にしなくなっています。
(早々と!)少し、大袈裟くらいにアピールして家族に手伝ってもらうようにします。
>ゆうさん 私も主人に対して同じ思いがありますよ。私の病気のこと本当に心配しているのかしら?とムッとする事の多い事多い事。病気になってからも
心配して情報集めとかして一生懸命妻のために動いてくれるか、とおもいきやマイペースの日々でした。でも、koikeさんが言われるように、うちの主人も
口数の少ない、どちらかと言うとマメじゃない不器用タイプで、心配はしているけどそれをうまく出せないのではないか、と思います。これは性格だから仕方な
いのでしょう。とあきらめ、私もこの掲示板で色々な思いを聞いていただき、気持ちを発散し明るくやってこれています。一緒に愚痴を言いながら、がんばって
いきましょうね。よろしくおねがいします。
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アドバイスお願いします 投稿者:ペス 投稿日:11月14日(月)01時27分41秒
今回、はじめて書き込みさせたいただきます。
今月初めに、妻が乳頭がんであると診断されました。それ以降、様々な本やネットでの情報集め、自分なりに勉強しました。
その時このサイトに出会うことができ、細胞検査士さんの的確であたたかいアドバイスや、同じ病気を患う方同士のやさしいやり取りなど、非常に参考になり心
強く感じました。
妻の場合、25mm程の大きさのがんが見つかり、手術で切除すると言うことでした。
しかし、妻は数年前から喘息を患っていることと、子供の頃(20年位前)に川崎病にかかったことがあり、このことが手術に影響しないか(術中および術後の
発作など)非常に心配です。
現在の先生にはこれらの病気のことは伝えてありますが、手術・入院する病院が乳腺系の専門病院であるため、不安な気持ちがあります。
万一のことを考えて、呼吸器系の科もあるような総合病院の方がいいのではないか?などと迷っております。
どうか甲状腺がんの手術に喘息などがどの様なリスクとなるのか、アドバイスをいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月14日(月)01時08分50秒
甲状腺亜全摘後に、もし頸部リンパ節に転移してきたら、通常は残った甲状腺の全摘および頸部リンパ節の郭清を行い、後にヨード131の内照射治療を行な
うのが一般的です(特に若い患者さまほど)。なぜかというと、癌細胞が亜全摘した部分の中だけでは済まずに、結果的に甲状腺の外に癌が流れ出ていってし
まった状態なので、ヨード131の内照射治療の対象となるからです。というか、ヨード131の治療をきちんと行なうことによって、10年生存率が98%以
上という予後が保証されるのです。前にも書き込みしたように、正常甲状腺が残っている患者さまにヨード131を投与しても、正常甲状腺がほとんどヨード
131を取り込んでしまって、癌細胞までヨード131がまわらずに治療効果が期待できないからです。また、ひとつでも頸部リンパ節に転移すると、その他の
頸部リンパ節にも転移している可能性が出てきてしまうので、今後の再発をサイログロブリンの測定で行なえるように、残った甲状腺を取る必要があるのです。
しかし、患者さまが甲状腺を残したままフォローアップしたい、と強く希望すれば、腫れてきたリンパ節だけを摘出する方法で経過観察することもあります。
ゆうさんを始め、皆様の投稿を拝見していると、旦那さんがうわべだけで心配していて、本当は興味ないんじゃないか?というような雰囲気を感じてしまいま
すが、同じ男性として弁護させて頂きますと、きっと余計な心配を掛けたくないと思って「大丈夫」と言っているんだ、と思います。。。だって一緒になって不
安がってしまったら、ますます患者さま本人が不安になってしまうじゃないですか。きっと皆さんの旦那さんはシャイなんですよ。
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ネネさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月14日(月)00時46分49秒
病院というのはどこでも同じだと思いますが、やはり患者さまお一人に掛けられる時間は短いのが現実ですよね。。。小さなノートにあらかじめメモを書いて
おいて、再診時にそれを見ながら医師に質問したり、医師から伝えられた内容をメモしたり、ということは病気が病気だけに大切だと思います。
また、ネネさんの場合は18日に病理組織の結果が出るのですよね? 今回のネネさんの場合のセカンドオピニオンは、「ご自身(お母様)に下された診断結
果や今後の治療方針に納得できない場合に、その検査材料(手術の病理標本や画像など)を持参して他院の医師の意見を聞く」というものですから、次回の再診
時にいきなりセカンドオピニオンの話を切り出すのは、正直、やめたほうがいいかなぁと思います。。。まずは次回再診時に検査結果や今後の治療方針を担当医
からお聞きになった上で、ご家族などで話し合い、納得できればセカンドオピニオンは不要ですし、納得できなければ次々回の再診日に担当医と相談されるのが
ベストと思います。通常の甲状腺癌であれば、気長にフォローアップしていけば大丈夫な病気ですので、じっくり時間を掛けて結論を出していけば大丈夫でしょ
う。また、甲状腺を全摘しないくらいですから遠隔転移していないはずですし、術前に肺の単純X線検査やCT検査のみ行なうのが一般的です。肺に転移巣を作
らずにいきなり骨や肝臓に転移するケースは非常に少ないですので、まずは肺をチェックしておけば大丈夫と思います。
石灰化ですが、乳頭癌の場合に高率に砂状石灰化と呼ばれる画像所見がみられます。石灰化とは、カルシウムの結晶が大きく成長した状態のものです。細胞診
でも、石灰化は乳頭癌の重要な所見のひとつとなっています。超音波は骨や石灰化の部分は透過しないので、その部分で強く反射されてそれ以上奥の組織が写ら
ない、「後方陰影」と呼ばれる画像所見を呈します。しかし、石灰化にもいくつかパターンがあり、良性腫瘍や非腫瘍性病変でも石灰化像を示すことがあります
が、砂状石灰化であれば、まず甲状腺乳頭癌で間違いありません。
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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月14日(月)00時16分28秒
甲状腺の細胞診穿刺針は通常の採血用と比べればずっと細いものですが、誤って動脈に刺してしまえば多かれ少なかれ出血します。しかし個人差(動脈硬化の
進んでいる方、出血傾向のある方、など)はあるものの、大出血というのは最悪の場合であって、その可能性もゼロではない、という意味ですので、あまり不安
にならないでくださいね。そもそも、超音波ガイド下の穿刺ですので動脈は見えていますから、誤って刺す可能性は低いはずです。また、穿刺細胞診で同意書を
取る施設はほとんどないと思います。
常々私は、医療というのは「効果」対「リスク」の天秤で量られているものだと感じています。いくら効果が高くても、リスクが大きければやはり積極性を失
わせる原因になります。また「今」やらなくてはならない検査は、多少リスクが高くても実施する必要があります。「なぜやってもらえないのか?」と疑問に感
じたとき、恐らくその天秤のバランスが釣り合っていないのだな、と思って頂ければ幸いです。
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ぼよさん ゆうさん 投稿者:kazu 投稿日:11月13日(日)23時19分3秒
退院おめでとうございます。
順調な回復よかったですね。皆さんのおっしゃる通りまだまだ無理をなさらないように、しばらくは家族に甘えてくださいね〜!!
私は術後3週間入院と言われているので、ぼよさんのスピード退院、羨ましいです。
ゆうさん
私も気持ちよーく分かります。私のダンナも気の利いた行動や言葉の言えない人でそれが原因でけんかになったり一人でイラついて“きーー!!”となったりし
ていました。ここ何年かは私が病気の繰り返しで結局頼るのはダンナしかいないと言う現実があって、自分でもダンナを理解し頼って、ちょっとは可愛い女にな
ろうかな?(全く私のキャラじゃないけど)・・なんて気持ちになったら少し気が楽になったような気がします。それまでは夫虐待?までは行かずどもかなりの
鬼嫁ぶりだったので夫も私のことを「強い女」と見ていたと思います。結婚ウン十ウン年ぶりに反省!。
それでも不満は一杯あります、Koikeさんのおっしゃる「リアクションの違い・・」でプッチ!!と来ることもしばし・・です。やっぱり病気のことは掲示
板で愚痴るのが一番かなと私も思うこの頃です。
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ゆうさん、ぽよさん、かわぐちさんへ 投稿者:koike 投稿日:11月13日(日)22時03分47秒
>ゆうさん
ご主人の態度、うちも同じでした。「大丈夫」って主人に言われても…なんか親身じゃないような、説得力のないような…とよーく感じてました。
手術前の検査もずっと一人で受けていろいろ報告はしたのですが、そのリアクションは期待していたものとは違ったし、術後のいたわりもあまり感じられず、体
のつらさもさることながら、心のつらさが大きかったのを思い出します。ふだんはなんてことないことも、体が弱ってると気弱になるんですよね。よく家族に向
かってヒスを起こしていました。今から思うと普段から口数が少ない人なので、きっと気の利いたいたわり方ができなかったのだと思うのですが、その当時は涙
が出そうになったことも多々ありました。
そんな時はこの掲示板に愚痴を言いに来てましたよ。近くの身内より同病者だとつくづく思いました。術後2年半たった今、夫婦喧嘩の折にはちくちくとあのと
きの冷たい仕打ちを訴えていじめています。
>ぽよさん
無事に手術終えられなによりです。いろんなことに頑張っていらっしゃるぽよさんですから、術後も頑張りすぎにならないよう、こんなときこそ周りに思いっき
り甘えてください。きっと元気になられたら、今まで以上にこきつかわれますよ。私も何事もなかったかのようにこき使われています。ゆっくりと養生なさって
くださいね。
>かわぐちさん
お母様ご心配のご様子、お察しいたします。でも細胞検査士さんが書かれておられたように、きっと大丈夫ですよ。私の術後に書いた過去ログにも登場します
が、隣の手術台で手術を受けられた方は75歳の方でしたが、6センチもの腫瘍、10時間もの大手術、気管切開にもかかわらず、術後2日目ぐらいからお元気
に歩きまわられてました。どうかお母様にも気持ちを大きくもって手術にのぞまれるようお伝えください。
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ぽよさんへ 投稿者:natsu 投稿日:11月13日(日)20時29分20秒
お帰りなさい。
順調な回復のようで 本と良かったですね。
でもね。あんまり 今から元気にしすぎると
後でしんどい思いします。
もうしばらく 家族を巻き込みましょう
できれば これを機会にみんなの持ち場を作ってしまうというのはいかがでしょう
とにかく ゆっくり ゆっくりですよ。
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おかえりなさい! 投稿者:森の娘 投稿日:11月13日(日)19時44分6秒
ぽよさん、おかえりなさい!
そろそろ帰ってくる頃かしらって思っていました。
無事に手術が終わってよかったですね。
しばらくはのんびりゆっくり、あんまりがんばりすぎないようにしてくださいね。
(私は最初の1週間ついつい気合が入りすぎちゃって次の週どっと疲れてしまいました)
体はちょっとずつですが、1日1日確実に回復していきます。
(私も実感しました。すごいなあって感動しちゃった。)
だからあせらず楽しい毎日を過ごしてください。
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ゆうさんへ 投稿者:マム 投稿日:11月13日(日)18時14分54秒
はじめまして。
わかります。ご主人が「大丈夫」しか言わないって・・・我が家もそうでした。
パソコンを使った仕事をしているのだからもっと調べてくれてもいいのに・・・なんて思ったこともありました。「私の傷の痛みなんてわからないでしょ!」と
八つ当たりをしたこともあります。
手術をしたものの日々募る不安や疑問。自分でもどうしようもないものですよね。
図書館に通いつめ本で調べても納得がいかず、結局私は苦手だったパソコンを頼ることになりました。そして、この掲示板に出会いました。今ではこの掲示板で
知識と勇気をもらっています。感謝。
冷静に考えれば情緒不安定な私を一番ハラハラしてみていたのは主人だったと思います。でも夫婦とはいえ同じ痛みがわかるのは同病者のほうかも。愚痴も泣き
言もここで吐き出してください。みんな読んでくれていますよ。
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ぽよさん、おかえりなさい 投稿者:マム 投稿日:11月13日(日)17時20分46秒
無事退院されたとのこと。よかった、よかった。
同じ場所を手術しましたが、私より回復は順調そうですね。
とはいうものの、あまり頑張りすぎないようにね。
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ぽよ さんへ 投稿者:Goiter 投稿日:11月13日(日)16時58分39秒
無事手術を終えられて、よかったですね。術後の経過も良いようで安心しました。
予後のよい病気ですから、不安は仕方ないこととして前向きにがんばれますよ。
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退院しました 投稿者:ぽよ 投稿日:11月13日(日)15時12分40秒
11日、退院しました。傷も痛くありませんし、体調もよく、傷跡辺りの違和感はありますが、とても元気です。
甲状腺左葉切除、気管傍リンパ節郭清いたしました。極小だったと言う事です。病理検査の結果は10日から12日かかるそうで、はっきりした事はまだ解り
ません。
術後の麻酔が切れたところで吐き気が出て、しばらくは辛かったですが、それが終わったあたりから元気を取り戻しました。皆さんが言われたとおり、怖くな
いし楽な手術だと思いました。食事が大変でしたが、それも2〜3日の事で、今はすっかり普通です。まだ喉の働きが悪いから食べるときは注意しなさいと言わ
れましたが問題ない感じです。声がれも少しありましたが、今はほとんどわからない感じです。
とりあえず無事終えることができました。手術室に入る時に、皆さんの名前と、不思議ですが姿が見えた気がしました。皆さんがついてくれるんだと思ったと
き、すごく落ち着いた気持ちになりました。本当にありがとうございました。病理検査の結果が出ていないので、まだまだ不安は残りますが、このサイトがつい
てくれていますし、細胞検査士さん、と言う強い味方もいらっしゃるので、前向きにがんばって行きたいと思います。
とりあえず、皆さんにお礼まで
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細胞検査士さんへ 投稿者:かわぐち 投稿日:11月13日(日)13時57分0秒
御回答ありがとうございます!
大変分りやすい文章で、母も安心すると思います。私も安心しました。
今週末に細胞診です。その結果をふまえて、またこちらで御相談させてもらいたいと思っています。特に手術となった場合、やはり年齢的にいろいろリスクがあ
りそうですね。
乳腺に腫瘤についても母と相談したいと思っています。この件の御回答もしていただき感謝です!
これからもよろしくお願いします。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月13日(日)13時21分32秒
再手術のことですが、リンパ節転移が見つかった場合、転移したリンパを取ればよいと思っていましたが、違うのですか?残った甲状腺も切除しなければならな
いということでしょうか?私は転移したリンパだけを取ればよいと思っていました。前回よりも簡単な手術だと。。やはり再手術にならないために前向きに考え
ていかなければなりませんね。
夫婦の問題ですが、おっしゃるとおり私は心配性のA型で、主人はAB型です。
主人は主人なりに心配してくれているんですね。わたしはわがままですね凹
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細胞検査士さんへ 投稿者:ネネ 投稿日:11月13日(日)12時17分19秒
今まで疑問に思ってたことが解決しました。ありがとうございました。18日、病院へ行くのでいろいろ聞いてきたいと思います。ただ、総合病院なので、一人
に対してあまり時間をかけていられないぞ〜という病院側のオーラを感じてしまい聞きたいことを要領よく聞けるか心配です。あと、セカンドオピニオンも考え
ているのですが、母は仕事を持っているのでなかなか話しがまとまりません。18日に、そのことも聞いてみようかなと思うのですが、担当の医師に失礼かなと
いう思いがあって迷っています。
癌が見つかった左なんですが、初めに石灰化したものが見つかりその下にあったのですが、石灰化ってなんなんでしょうか?
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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月13日(日)10時40分40秒
細胞検査士さんへ
大出血に対するリスクですか・・。穿刺で死ぬことってありますか?穿刺は同意書はなかったですよね?危険性は少ないという認識でよろしいでしょうか?とウ
ダウダ考えても仕方ないですね。やらなきゃならない時は、やらなきゃならないんですからσ(^_^;
ありがとうございました!次回検診あたりでまた書き込みさせていただきます。
それまではいっぱい美味しいもの食べて楽しみます(^ー^)
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かわぐちさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月13日(日)02時01分18秒
お母様の場合、以前から甲状腺に腫瘤があったはずと思いますが、触知できるまでに腫れてきたことで発覚したのだと思います。悪性か良性かは、とりあえず
細胞診を施行してみないと判断つきませんが、万一悪性だとしたら、64歳という年齢は少なからず予後に影響してきてしまいます。しかしCTを行った上で、
良悪の鑑別困難という状況であれば、未分化癌の可能性はゼロに限りなく近いです。なぜなら、未分化癌はCTを行った時点でほぼ推定診断がされるからです。
頸部リンパ節がゴロゴロ腫れてくるだけでなく、甲状腺は気管や食道、静脈、動脈といった組織がまわりにたくさんあるのですが、非常に短い期間に(数週間と
いうレベルで)それらに破壊的浸潤を起こすからです。臨床症状としては食事が飲み込みづらい、という症状を訴える患者さまが多いです。これは食道に未分化
癌細胞が浸潤して食道閉塞を起こしているからです。気管に浸潤すれば呼吸が苦しいという症状を訴えます。
ですので、かわぐちさんのお母様は未分化癌ではありません。安心されるようにお伝え下さい。しかしひとつ誤解しないで欲しいのは、「高齢者だから未分化
癌」というのではなく、もともと甲状腺癌があって、それを長年放置することにより徐々に細胞分裂を繰り返して増殖し、ある日、癌細胞のDNAのなかに突然
変異が起きて未分化癌細胞になってしまう、ということが一般です。ですので、正しく治療することにより未分化癌に変異してしまうことを最小限に食い止めら
れるのです。
また、毎年乳癌の疑いがかけられるとのことですが、乳腺に腫瘤があることは間違いないはずです。乳腺細胞診やエコー検査を行うことで否定されるのだと思
いますが、年齢から推測すると乳腺症が存在するのではないでしょうか? 乳腺症の中には将来癌化するものも含まれていますから、心配なようでしたら簡単な
手術で腫瘤摘出が出来ますから、(当然乳房に多少の傷がつきますが)安心を買うつもりで手術をうけるものひとつの手かなと思います。
最近、30歳代で乳癌、という患者さまが珍しくなくなってきてしまいました。最近、とても多いです。若い患者さまは乳腺に腫瘤が出来ることが多く、その
ほとんどは線維腺腫という良性病変で、放置していても大丈夫なものなのですが、中には悪性と鑑別が困難なタイプの乳腺症や、乳癌の症例もありますので、何
か自覚されたら早めに受診されることをお勧め致します。
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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月13日(日)01時25分24秒
再手術になった場合ですが、麻酔は通常全身麻酔で行います。手術時間は初回の治療時よりも長くかかることが一般的です。第一の理由は、前回の手術の影響
で組織が癒着していることが少なくなく、剥離するのに手間取るからです。第二に、甲状腺を全部取ってしまうと、副甲状腺(=上皮小体)まで一緒に取ってし
まうことになるので、副甲状腺を見つけて、それを細かく切り刻んで首か腕の筋肉に自家移植するという手術が増えるからです。副甲状腺はカルシウムの代謝に
大きく関与する臓器であり、これが体から無くなってしまうと大変なことになります。副甲状腺ホルモン(PTH)は、血中カルシウム濃度を高めようとするホ
ルモンで、副甲状腺が失われてしまうと低カルシウム血症となってしまって、痙攣を起こしたり、筋肉が動かなくなったり、最悪の場合は心臓が止まるなど、生
命に非常に危険です。チラージン服用による甲状腺ホルモンのコントロールの比ではないくらい、カルシウムの管理をきちんとしなければならなくなるからで
す。そのため、甲状腺全摘のリスクは、反回神経麻痺と副甲状腺の温存に尽きると思います。手術終了後、いの一番に血液検査にてカルシウムの測定をするはず
です。ほとんどのケースは手術が上手くいって大丈夫なんですけどね(^_-)☆
手術後の麻酔覚醒による吐き気や、血液を排出するドレーンチューブ管理等は前回と同じだと思います。痛みやしびれに関しては前回手術(葉切除)よりも平
気だったという患者さまもいらっしゃいますが、実際に関しては私の出る幕ではありませんので回答は控えさせてください。
やはりリンパ節転移に関しては、ゆうさんは凹へこんでいるようですが、そればっかりは今後の経過観察をしていかなければ回答は出ません。しかし、手術中
に肉眼的に腫大したリンパ節は無かったとのことですので、それを信じましょうよ。
さすがに夫婦関係のことまではアドバイスできませんが・・・ゆうさんは心配性のA型(血液型)ですか? ご主人は楽天家のB型ではないでしょうか? し
かし、ご主人は本当に大丈夫だと信じているから「大丈夫」としか言わないのではないでしょうか? もし、最愛のご主人が大丈夫だと信じてくれていなかった
ら、一体誰がゆうさんの事を信じてくれるのでしょうか・・・?
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ネネさん、サンウさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月13日(日)00時53分20秒
45歳を境に、全く同じ状態であってもステージが変わってしまうのは事実です。ステージとは臨床進行期分類のことで、予後と相関すると言われていますの
で日本でもよく使われています。初回治療年齢が45歳未満であれば頚部リンパ節への転移の有無は関係なくステージ1ですが、45歳以上ですと頚部リンパ節
転移があるとステージ3となってしまいます。遠隔転移(肺や骨や肝臓など、甲状腺から遠くはなれた場所への転移)があると、45歳未満ですとステージ2、
45歳以上ですとステージ4となります。ステージは1から4までで、甲状腺未分化癌の場合は例外なくステージ4になります。
なぜ45歳を境に変わってしまうかというと、乳頭癌や濾胞癌はヨード131の内照射治療が有効ですが、若い患者さまと年齢の高い患者さまではその効果が
かなり異なるからです。その治療効果は年齢が増すにつれて薄れてしまい、統計学的に45歳というボーダーラインの数字が算出されたのだと思います。ではな
ぜ治療効果が薄れていくかというと、癌細胞がヨードを取り込む能力が、年齢とともに低下していくことが経験上わかっているからです。しかし全くヨードを取
り込まないかというと、そうではありませんので、治療の必要が生じた場合は担当医の判断もしくは患者さまの希望により実施することも少なくありません。
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母が甲状腺がんの疑い 投稿者:かわぐち 投稿日:11月12日(土)21時14分49秒
こんな真摯な掲示板があることを知り、感動しています。
術後の書き込みが多く、躊躇していたのですが、どうしても母の心を落ち着かせたく書き込みました。
現在、64歳の母。昨日の検査時、甲状腺がんの疑いがあり細胞診をすることになりました。一年前の検査時にはなにもなかったのですが、先月に検査をしたと
ころ首に3センチほどの腫れを触診によって発見されたそうです。その後、エコー、CTで検査をしたのですが、良性か悪性が判断がつかづ、医師からは「五分
五分」と言われ、来週、細胞診をすることになったわけです。ネットなどで調べたところ、甲状腺がんはそんなに恐ろしいガンではないことが分かり、ほんの少
しですが安心しています。ただ、母が「自分は高齢だから、未分化癌ではないか?」と大変、心配しております(ネットに高齢者の場合は発病率が多いとあった
そうです)。細胞診の結果がでないと、きちんとした御対応ができないことは理解しているのですが、質問させてください。その未分化ガンですが、ネットで検
索したところ症例がすくないためでしょうか、細かい記述が発見できません。このガンの場合の初期症状はどのようなものでしょうか?母の場合、首の腫れ以外
には、咳きや撥音の変化のような自覚症状ないとのことです。体調も良好で、正直、甲状腺ガンの疑いがあること事体、信じられないほどです。ただ、以前、甲
状腺の異常はなかったのですが、人間ドックなどで検査するたびに毎度、乳ガンの疑いがかけられ、精密検査をしては異常ナシの診断をもらっていました。
本当に場違いな質問ですみません。息子としても正確な情報を知りたく書き込みました。すみません。よろしくお願いします!
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喉の周りがピリピリ 投稿者:ひろ 投稿日:11月12日(土)17時53分19秒
乳頭癌と診断され今年の4月に全摘手術(リンパ節転移6個+喉仏転移)で手術をし、現在、術後6ケ月経過でサイログロブリン値が6と比較的安定してい
ますが、喉の周りがピリピリ焼けるように痛いんです。ご飯を喉に詰めたような軽い違和感も常時あります。
病院の先生に聞くと術後の違和感と言いますが、ちょっと違う気がします。
ピリピリとは別に、皮や筋が張る感じがしますが、それは術後の違和感として理解していますが。
同じような症状の方いませんか?
こんな症状の方いらっしゃいませんか?
これは、病院の先生が言う、術後の違和感?
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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月12日(土)01時23分48秒
細胞検査士さん、ありがとうございます。やはりリンパのことが気になってしまいます凹
自分でもどうしていいかわかりません。。(><)でもリンパ転移が予後に関係ないことがわかり少しほっとしています。今日、本屋さんに行って甲状腺の本で
いろいろ調べてみたのですが、乳頭がんの場合90%にリンパ転移があるとありました。。でも、もしも甲状腺を摘出したあとにリンパ節転移が見られても、転
移部分をとれば、まったく問題ないということも書かれていました。あと、年齢で大きく変わるということも。。
もし、リンパ転移が見つかったら再手術ということになるんですよね?その場合、どのような手術になるのですか?時間や麻酔のことなどを教えて頂けたら幸い
です。
手術後、結構つらかったのでもうあんな思いをしたくないというのが、本音です。。
あと、もう1つ。。傷のことなんですが、2ヶ月半たった今もしびれが一向に良くなりません。たまにピリピリと痛むこともあります。主治医は「良くなります
よ」と言いますが。。ぜんぜん良くならず、むしろひどくなってきているような。。これはまだ時間がたっていないから仕方のないことなのでしょうか??
サンウさん☆ この掲示板は本当に勇気を与えてくれますね!この掲示板に出会えてよかったです。
サンウさんはリンパをとっていないのですか?なにか薬を飲んでいるのですか?
私はやっぱりリンパのことが気になってしまいます。。凹
ここからは愚痴になります。。 旦那のことなんですが、私が病気になって改めて夫婦(家族)について考えさせられました。私の病気のことも詳しくわかって
いるのかわかっていないのか。。さっぱりわかりません。私が、不安になっていることを伝えると「大丈夫」としか言いません。なにが大丈夫なの?私の病気の
こと本当にわかっていないくせに!と思ってしまいます。本当に心配なら、ネットや本などで調べたり、勉強してくれて一緒に考えてくれてもいいのではないか
と思いました。一番身近な人が親身になって考えてくれないことは本当につらいです。。私は1人で悩んでいかなければならないのかと涙が出てきます。。でも
この掲示板は、皆さん親身になって書き込んで下さるので本当に感謝しています。この掲示板に出会えて本当に良かったです。
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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月12日(土)00時49分26秒
腫瘍の反対側への頸部リンパ節転移がなさそうで、よかったですね! それならば、上縦隔リンパ節への転移もまずないでしょう。甲状腺手術の際には、首の
しわに沿って横方向に皮膚を切開するのが一般ですが、その切開した部分から手術器具を入れて組織を切除できる範囲(専門用語で頸部操作といいます)で、ぎ
りぎり届くリンパ節が上縦隔リンパ節です。そこまで転移があると、今後もっと大きな手術が必要になることがあり、傷跡もかなり目立つようになってしまうか
もしれません。しかしそこまで転移するのは滅多にありません。
血管ですが、例えば「腕頭動脈(わんとうどうみゃく)」という、大動脈から分岐する大きな血管のそばには甲状腺癌が転移しやすいリンパ節が存在します。
万が一穿刺針をその動脈に突き刺してしまうと、大出血を起こす可能性があります。リスクと効果のバランスを考え、担当医は今回はリスクを重視し、次回以降
腫れてきたら確定診断をする必要が生じるので、そのときに穿刺することを考えているのでしょう。もしちゃたさんが、「前回と比べてリンパ節の大きさがほと
んど変わっていないし、まだ小さいので穿刺しても診断がつくかどうかわかりません。太い動脈を誤って刺して大出血する可能性がありますが、それでもやりま
すか?」とストレートに聞かれた場合、ちゃたさんならどうしますか?? 恐らく担当医はそこまでリスクを負うよりも、長期予後に差はないのだから、今は見
守りましょう、ということを言いたいのだと思います。
この病気でなくても、人生は一度しかないのですから同じ人生を過ごすのなら楽しいほうがいいに決まってますよね! これからも可能な範囲でエンジョイし
ていってください!!
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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月12日(土)00時04分34秒
いつも丁寧なご指導ありがとうございます!
肉芽組織・・そんな難しい名前ではなかったような気が・・。
どうして「悪いものではなさそうな単語」と思ったかと言いますと「誰でもエコーしてみるとリンパ節って腫れている箇所があるものだから」という会話があ
り、「これも〜〜かもしれないが・・」という流れだったもので「癌じゃないかもしれないのね?!」と楽観視してしまい聞き逃してしまいましたσ(^_^;
■転移リンパ節がすべて左側頚部だったかどうか?
→これは多分左側だけだったと思います。元々右顎が痛くて病院に通っていたのですが、偶然左の甲状腺に癌が発見されました。その際に「右が痛かったんだか
ら右もしっかり見ておいてください!」としつこく訴えていましたので、開いた際にしっかり見てくれたと聞いています。ちなみに今日も「右はどうなの?転移
してないの?」と聞きましたら「右は大丈夫」とおっしゃってられました。
■上縦隔(じょうじゅうかく)リンパ節へ転移していたか?
→これは初耳な部位ですので次回忘れないように確認してみます!_〆(。。)
もう1つ質問させていただいてよろしいでしょうか?
「血管がすぐそばにあるのなら、やはり積極性を失わせる動機になるでしょう」とのことですが、どのようなリスクがあるのでしょうか??
免疫力を上げるように頑張ります!(最近忘れがちだけど)人参ジュースも作って飲んでいますし、緑茶も一日1リットルは飲むようにしています。次回の検査
までにTDSにも行きたいな〜と思っています!可能な限り楽しいこと良いことには積極的にチャレンジしていきたいです!(^ー^)こう思えるようになった
のは術後半年過ぎてからですけど・・。
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マムさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月11日(金)23時31分55秒
アミラーゼが若干高い、ということですが、アミラーゼが高いことがわかってからエコーを行ったとすれば、膵臓を主にみているのかもしれません。CEAと
CA19-9は、具体的にいうと、胃癌、大腸癌、肝臓癌、胆嚢癌、膵臓癌が主な対象です。しかしエコーでは、胃や大腸には空気があるためにエコーの対象に
は(ふつうは)ならず、業界用語で肝・胆・膵(かん・たん・すい)呼ぶこれらの臓器は、通常セットでエコー検査するので、それらをみているのでしょう。ア
ミラーゼというのは、唾液腺と膵臓から分泌される消化酵素で、糖を分解する酵素です。アミラーゼが高くなる病気としては、唾液腺の炎症や腫瘍、膵臓の炎症
や腫瘍が主です。たまに歯の治療後にも高くなります。マムさんはGOTとGPTが正常範囲内ですので、肝臓は正常でしょう。CA19-9が正常の上限値と
いうこと、アミラーゼが若干高いということで、膵臓の検査を行っているのかもしれませんね。しかしいずれにせよ異常値ではありませんので、今後も経過観察
はすると思いますが、心配無用でしょう。
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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月11日(金)23時03分53秒
再診の報告をありがとうございます! とてもわかりやすかったです。前回の診察時にリンパ節の大きさを測定し忘れていたのなら、どうしようもないです
ね。。。しかし、担当医のおっしゃるとおり緊急性はないと思いますし、逆に半年くらい間をあけないと、今日の測定結果と比較しづらいと思います(それくら
い、進行がゆっくりなのです)。また、血管がすぐそばにあるのなら、やはり積極性を失わせる動機になるでしょう。「腫れているものが悪いものではないよう
な・・・」ということですが、ひょっとしたら前回の手術のときに使った結紮糸(けっさつし;甲状腺を摘出する際に、甲状腺に通っている血管などを切断する
際に結ぶ糸のこと)が原因で起こった肉芽組織(にくげそしき)かもしれません。転移リンパ節だと思って摘出したら肉芽組織だった、ということが少なくあり
ません。
なお、もし次回に聞けるようなら聞く価値があると思いますが、ちゃたさんは左葉に癌があったのですが、転移リンパ節がすべて左側頚部だったかどうか、で
す。同じ「頚部リンパ節転移」でも、癌があった側の頚部リンパ節転移なのか、反対側の頚部リンパ節転移だったのか、でニュアンスが異なります。転移数が少
ない場合は十中八九、癌と同側の頚部リンパ節転移なのですが、数が多いと反対側の頚部リンパ節転移の可能性が増えてきます。もちろん長期予後には関係ない
のですが、癌と反対側のリンパ節にまで転移していたとすると、今後、リンパ節転移を繰り返す可能性が高いと思われます。また、上縦隔(じょうじゅうかく)
リンパ節へ転移していたとすると、これも若干ニュアンスが異なり、甲状腺からかなり離れた場所(肺のほう)のリンパ節で、だいぶ転移範囲が広がっていると
解釈されます。
担当医の「そんなに早くみても意味がない」というのは、2ヶ月後の再診でリンパ節穿刺をして再手術を行った場合と、半年後の再診でリンパ節穿刺をして再
手術を行った場合とで、長期予後(20年後、30年後・・・のレベル)には影響がないために、そのような発言をされたのだと思います。いずれにせよ数ヶ月
のちがいで、転移の範囲が変わってしまうことは、通常の乳頭癌ではあり得ません。1ヶ月、2ヶ月の差で転移先が増えてしまう甲状腺癌は未分化癌だけです。
半年の間にはクリスマスもあればお正月もあるし、桜の季節やゴールデンウィークもあります。お子さんと(もちろん旦那さんとも)過ごしているとあっとい
う間だと思います。楽しく過ごし、免疫力を上げて自然治癒力を高めましょう!
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細胞検査士さま 投稿者:マム 投稿日:11月11日(金)22時27分26秒
本当に丁寧な説明ありがとうございます。
サイログロブリンを調べていない理由もわかりました。腹部エコーで診ているのはまさしくおしゃったとおりの場所です。医師もまれに肝臓転移もあり得ると
いっていたので検査しているのですね。あらためて5月の検査結果調べてみたところGOT27,GPT26で正常範囲でした。気になることといえばアミラー
ゼが上限値170なのに私は191あったことですが、このことについては何も触れられませんでした。
あとはこれらの数値がどんな風に推移するかということですよね。
いろいろ教えてくださってありがとうございます。長くつきあう病気なので納得して検査も受けたいですものね。担当医師とも上手にコミニュケーションを取れ
るように頑張ります。これからもよろしくお願いします。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月11日(金)21時56分54秒
さっきのの訂正です。
今ふと思い出したのですが1cmのリンパ節の腫れは瘢痕ではなかったです。だって確か「前回郭清したのより上の場所」って言ってられました。ということは
瘢痕じゃないですよね?ただ悪いものではなさそうな単語だったのは確かだったのですが・・。
ま、どっちにしても今のところはどうしようもないですが・・。
お騒がせしてすいません。気にせずに次回の検査までは楽しく過ごしますσ(^_^;
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マムさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月11日(金)21時50分29秒
エコーのプローブを当てているところは、一番下の肋骨とヘソの間くらいの場所ではないでしょうか? もしそうなら、恐らく肝臓か胆嚢をみているのだと思
います。CEAとCA19-9は、消化器系の腫瘍の時に上昇してくるマーカーとして広く一般的に用いられているので、腹部エコーを行っているのならば説明
がつきます。CEAとCA19-9は特異性は低い(非悪性腫瘍でも上昇してくる)ものの、感度は高い(悪性腫瘍の時に有意に上昇してくる)ですので、マム
さんの場合はほぼ正常値であることから、消化器系の腫瘍ではないでしょう。
甲状腺癌が肝臓に転移することも稀にありますが、相当進行した状態か、悪性度の高い髄様癌か、未分化癌か・・・だと思います。マムさんの場合、甲状腺癌の
大きさが1センチで、しかも頚部リンパ節にすら転移していないので、肝臓に転移することはまずあり得ません。腹部エコーは毎回行っているのでしょうか?
血液検査の項目でGOPやGPTの値が高いということはありませんか? いずれにせよ、CEAとCA19-9は甲状腺癌とは無関係ですし、それらの腫瘍
マーカーは腹部エコーと関係のある検査だと認識して頂いて間違いありません。次回になぜ腹部エコーを行っているのか、担当医にさりげなく聞いてみるとよい
でしょう。
また、マムさんはサイログロブリンを測定していないのでしたよね? 勘違いしてしまいましたが、甲状腺を全摘した場合はサイログロブリンを測定するはず
ですが、マムさんは甲状腺が半分残っていますし、癌だった部分のサイズが小さいのでサイログロブリンを測定しないのだと思います。十中八九、サイログロブ
リンを測定しても正常範囲内の結果が出るはずです。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月11日(金)21時48分37秒
さっきのの訂正です。
今ふと思い出したのですが1cmのリンパ節の腫れは瘢痕ではなかったです。だって確か「前回郭清したのより上の場所」って言ってられました。ということは
瘢痕じゃないですよね?ただ悪いものではなさそうな単語だったのは確かだったのですが・・。
ま、どっちにしても今のところはどうしようもないですが・・。
お騒がせしてすいません。気にせずに次回の検査までは楽しく過ごしますσ(^_^;
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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月11日(金)21時28分10秒
細胞検査士さんへ
先日はありがとうございました。本日定期健診(エコー)に行ってきました。
1.前回リンパ節への転移は10/18個転移と聞いていたが詳細は?
→リンパ5/10個転移、器官付近5/8個転移 = 計10/18個転移。浸潤傾向なし。
2.もし再発した場合は残存甲状腺全摘術および広域頸部リンパ節郭清をしヨード131治療を行うんですか?
→そのつもり(よく調べてるな(-"-;)という顔をされました。
前回のエコーで一ヶ所リンパ節が腫れている箇所があった件については、今回もやはり同じところの腫れが引いていないようでした。前回サイズを測る際に縦?
横?どちらかを測っていなかったため今回との差がハッキリわからないらしいです(前回は主治医が急用でいなかったため違う医師だったのですが・・ショッ
ク・・)。
(細胞検査士さんのご指導通り)穿刺して白黒ハッキリしていただこうとお願いしましたが、主治医曰く「前回とあまりサイズ(1cm)は変わっていないと思
う。〜〜(聞き損じ。瘢痕だったような?)かもしれないがこのサイズではわからない。穿刺するには血管のすぐ上にあるためリスクが大きい。リスクを犯して
までする緊急性はない。次回大きくなっているようなら穿刺する」とのことでした。
次回のエコーが半年後ということで「そんなに待てない!またあちこちに転移したら困る!二ヵ月後には見てほしい!」とお願いしましたが「そんなに早く見て
も意味がないから」と笑ってられましたが・・そんなものなのでしょうか・・?
とにかく次回のエコーまでに今ある影を自力で(念力で)消しておきたいな・・。と思っています。
これからも迷ったり不安に思ったりした際にはご助言いただけると心強い限りです。今後とも宜しくお願い致します。
以上、報告を終了いたします(^ー^)めげずに頑張りマース。
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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月11日(金)21時15分5秒
病気と向かい合うためには、やはり疑問や不安を抱えていてはいけませんので、少しでも疑問があれば書き込みして頂いて構いません。少しでも不安が解消され
るように、私の知っている範囲でよければお答えします。
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ゆうさんへ 投稿者:サンウ 投稿日:11月11日(金)10時44分4秒
はじめまして、ゆうさんはお若いから、リンパ節へ転移いてなかったので取る必要なかったのですよ。でも、リンパ節に転移していても、予後は、変わりないよ
うです。私は、専門医の所ではなく、総合病院で手術しましたから、今思えば悔やまれます。取り残しのリンパが薬でおとなしくしてくれていれば良いのです
が・・・私も不安なときもあリますが、プラス思考でいかなくちゃあ・・ね。落ち込んだときは、書き込みをさせてもらい、愚痴もこぼして下さい。同じ病気だ
から、他人にはいえないこともこの掲示板には、書き込みできますから、元気をもらえますよ。ホントに感謝感謝です。ゆうさんもネネさんも、辛いときは、書
き込んで、皆さんにアドバイスを頂いてください。前向きに頑張りましょうね
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サンウさんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月11日(金)00時41分27秒
はじめまして。私は今年の8月に乳頭がんの手術しました。右甲状腺を切除しました。リンパはとっていません。サンウさんのリンパの取り残しとはどういうこ
とですか?私は20代ですが、腫瘍が2cmもあったのに、まわりが腫れていなかったということでリンパはとっていないようです(><)いろいろ不安があり
ますが、私も前向きに考えるようにしています。が、突然不安になったりもします。。
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サンウさんへ 投稿者:ネネ 投稿日:11月10日(木)21時46分4秒
サンウさんありがとうございます!4年の差って何なんだろう〜ってますます疑問になりますね。でも、サンウさんの言われる通り、前向きに考え上手に付き
合っていくことが大事なんだなと思いました。今、母は家族の中で一番前向きに自分の病気と向き合っていると思います。家族の私たちが足を引っ張らないよう
にしなければいけないなと、改めて思いました。時々「いろいろ考えていたら眠れなかった」と母が不安を言うときがあるのですが、何も言ってあげられない自
分が嫌になるときもあります。弱い母を見たくないのかもしれません。すいません愚痴っぽくなってしまって。でも、本当にこういったサイトに出会えて救われ
ました!!ありがとうございます!
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ネネさんへ 投稿者:サンウ 投稿日:11月10日(木)14時28分16秒
私、ネネさんのお母様と同じ位の49歳です。手術は、昨年の7月で、48歳のときです。やはり年は関係あるようで、主治医から、44歳以下だと、ステージ
1ですが、48歳だからステージ4といわれました。4年の差はなんなのでしょうか?でも、綺麗に癌を取られたなら、定期的に検診を受けられていたら、44
歳以下と変わりはないのではないでしょうか?素人考えですが・・・私は、リンパの取り残しがあり、不安もあります。でも、前向きに考えるようにしていま
す。先日中学の同窓会がありました。奥様が乳癌が二人、大腸癌一人、そして私と四人も癌に関係していました。50歳にもなると、人生の半分は過ぎたわけで
すから、病気とも上手に付き合うことが必要になるのではないか、と実感した日でした。アドバイスにならなくてすみません。
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初めまして 投稿者:ネネ 投稿日:11月10日(木)00時09分23秒
こんばんわ。初めて書き込みさせて頂きます。
私の母50歳は先月甲状腺がんの手術をしました。手術前の説明で乳頭がんか濾胞がんのどちらかだと医師から聞かされました。超音波検査では、リンパへの転
移は見当たらないが腫瘍が10mmの大きさなので転移している可能性はあると思う言われました。手術は、左葉切除、左リンパ節郭清、
右には腺腫があったのでそれも摘出しました。医師の言われた通りリンパに転移していました。転移の数は、1つは確実で残りは検査にまわさないと分からない
そうです。術前に転移の事を言われていましたが、超音波検査では大丈夫だったので転移の可能性は0に近いな!と家族で思っていたので特に父は相当ショック
を受けていました。しかし執刀された医師が、転移しているところも含めてキレイにとることが出来、反回神経も残すことが出来ました。と言われ少しホッとし
ました。
しかし転移というのが気になって、甲状腺がんの本を読んだり、いろいろなサイトを見させていただいて勉強しています。こちらのサイトもよく見させていただ
いています。
質問なんですが、やはり年齢というのは大きく影響するのですか?本などでも45歳以下で・・・など書いてあるので心配になります。今のところ、肺、骨への
転移、遠隔転移などは言われてないのですが・・・(というか肺しか調べられていないのですが)
あと、11/18に手術の検査結果を母と聞きにいくのですが、どのようなことを質問として聞けばいいかなど皆さんの経験など聞かせてもらえたらうれしいで
す。お願いします!!パソコンは経験不足のため読みずライかもしれませんがお願いします。
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細胞検査士さま 投稿者:マム 投稿日:11月 9日(水)17時50分26秒
ありがとうございます。血液検査の結果をプリントアウトされても素人にはとんとわかりませんでした。来月半ば術後1年の検査があります。結果がでたら医師
にもう少し質問してみようと思います。
エコーで腹部も診るのですが乳頭癌が腹部に転移することもあるのでしょうか。医師は常に最悪のケースを考えていろいろな検査をするのでしょうが、検査を受
けるほうは結構不安でへこみます。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月 9日(水)02時14分14秒
定期的に検査して、もし頚部リンパなどに転移が見られても取ってしまえば大丈夫ということなのですね。お忙しい中、ありがとうございました!
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細胞検査士さま 投稿者:ぴぃ 投稿日:11月 9日(水)00時09分3秒
場違いな質問にお答えありがとうございますm(__)m 母の場合原発がどこだか特定できずやはり抗癌剤も効かずおっぱいが倍以上に腫れ肺もレントゲンで
みると真っ白になってしまいました 最後は呼吸困難になってしまうでしょうと言われました 苦しまないようにと自ら緊急入院したとき医師に頼み最初で最後
の大量のモルヒネをうったようです 治療方法がなく、なんでも試して同じ癌の人のタメにと自らモルモットになると医師にいっていました 初めて診察したと
きにすでに余命半年と言われてでも一年以上頑張ってくれました なのではやく医療が進み母の様な癌の方も治る可能性がほしいです 日本だとまだダメな薬が
多くて治る可能性もなくなってしまってるのが残念です・・・ ちなみに母の姉も妹も癌を患っていました イマは元気ですが バリバリ癌家系ですね(・
ω・;)
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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 8日(火)22時50分22秒
腫瘍が1cm以下の『微小癌』の場合、頸部へ転移する確率は3%ですので、微小癌の患者さまが100人いらっしゃれば3人は転移する計算になります。ま
た乳頭癌の患者さまの約6割は頸部リンパ節に転移するという背景を考慮すれば、ゆうさんの腫瘍の大きさは2cmですので、3%よりも高く60%よりも低い
確率である、ということになります。
統計学上は、頸部リンパ節への転移の有無によって予後に差が出てくるということはありません。臨床的には差(専門用語では有意差と言います)がないため
に、甲状腺癌取り扱い規約において、頸部リンパ節の転移の有無によってステージ分類(臨床進行期分類)が上がることはありません(ステージが上がれば予後
が悪くなります)。ちなみに「初期」=「ステージT」です。患者さま本人に教えない場合もありますが、その場合は癌であること自体を教えないケースで、ご
家族などに告知し、ご家族の判断で患者さま本人には本当のことは言わないという場合です。
年齢が45歳以下で遠隔転移がなければ、頸部リンパ節への転移があっても無くても、みんなステージTに分類されます。頸部リンパ節に転移したとしても外
科的にそのリンパ節だけを切除してしまえば予後に差はないのです。勘違いしてはいけませんが、頸部リンパ節転移の有無は予後に影響を及ぼさない、と言って
も、そのまま放置しても大丈夫ということではありませんよ。
セカンドオピニオンというのは、「転院」とはニュアンスが異なりまして、今後の治療計画がその病院(医師)の治療方針に納得できない場合や、ご自身の自
覚症状と医師から下された診断名とが合わずに納得できない場合などに、他院の意見を「聞く」というのがセカンドオピニオンの本来の目的です。基本的には今
の病院での検査データや放射線フィルムや病理標本などを持って、セカンドオピニオンを受ける病院に行くことになります。受診する訳ではないので、検査等は
しないのではないでしょうか? 医療保険が使えないはずですから、全額自腹だと思います。
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ぴぃさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 8日(火)22時32分47秒
ぴぃさんの母様は肺の非定型カルチノイドだったのでしょうか? 肺癌で最も多いのは腺癌で、次に多いのは扁平上皮癌、次に小細胞癌と続きますが、腺癌と
扁平上皮癌で肺癌のほとんどを占めてしまうくらいの頻度です。小細胞癌は3番目といっても非常に少数ですが、抗癌剤の効果がほとんど期待できず、肺全体に
広がる傾向があるので外科的に切除することも出来ない(呼吸確保のため)ため、悪性度は肺癌の中で最も悪いです。非定型カルチノイドは小細胞癌に類似した
性格をもつ悪性腫瘍で、頻度は非常に稀です。普通の「カルチノイド」という悪性腫瘍も存在し、それは頻度は多くて予後も非常に良いですが、非定型カルチノ
イドは普通のカルチノイドに比べると悪性度がかなり高く、転移しやすい傾向があり、進行してしまうと治療は厳しいでしょう。特に脳に転移してしまうと治療
は実質不可能です。小細胞癌に比べたら予後はいいですが、有効な抗癌剤も多くなく、強い抗癌剤を使うことで逆に寿命を縮めてしまうことも少なくありませ
ん。お母様の場合、癌の進行度がかなり進んだ状態だった可能性があり、モルヒネ投与による疼痛コントロールをするのが精一杯だったのかも知れません。
肺癌においては遺伝性と言われているものはありませんが、いわゆる癌家系というのはあります。血族に癌患者さまが多い方は用心したほうがよいでしょう。
これはやはり遺伝子に異常があると考えられ、どの臓器の癌に冒されるのかは予想できませんので、他の方よりも健康診断をこまめに受けることをお勧めしま
す。
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マムさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 8日(火)22時00分33秒
今週末の学会準備のため、回答が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
CEAおよびCA19-9の測定意義ですが、正確なところは担当医に聞かないと判りませんが、CEAとCA19-9は共に肺癌のマーカーとして利用され
ているので、例えばですが、胸部X線検査などで肺に何か異常陰影が見つかって、その陰影が甲状腺癌の転移によるものか、肺原発の癌なのか鑑別するのに使っ
たと仮定すると、CEAとCA19-9およびサイログロブリンの組み合わせ検査を行なった説明がつきます。いずれにせよ、甲状腺乳頭癌のマーカーでないこ
とは確かです。マムさんのCA19-9は上限ギリギリの値かなと思います。
TSHは脳の中にある下垂体というところから分泌される甲状腺刺激ホルモン(thyroid-stimulating
hormone)のことで、Free-T3およびFree-T4は血中に遊離している甲状腺ホルモンのことです。甲状腺濾胞上皮細胞で作られたT3やT4
(もしくはチラージンやチロナミンの服用からの各ホルモン)は、そのほとんどはアルブミンなどのタンパク質に結合した状態で血液中に存在しますが、アルブ
ミンなどのタンパク質に結合していない、遊離している状態の甲状腺ホルモンをFree-T3やFree-T4と呼びます。詳しくはわかりませんが、アルブ
ミンに結合したT3やT4は直接測定できないので、Free-T3やFree-T4を測定しているのだと記憶しています。血中を流れるT3やT4の量が多
ければ、「全身に甲状腺ホルモン(T3やT4)が充足しているな」と脳内の視床下部が判断して下垂体からのTSH分泌量を抑えます。逆に、T3やT4の量
が少なくなれば、「甲状腺ホルモンが不足しているな」と視床下部が判断し、TSH分泌量を増加させ、甲状腺濾胞上皮からのT3やT4の産生を促進し、血中
T3やT4の量を増やそうとします。当然TSHは乳頭癌細胞や濾胞癌細胞も刺激して増殖を促進させるので、TSHの値が高いと危険なのです。従って、ホル
モン剤を正しく服用し、TSHの分泌を必要最小限に抑える必要があるのです。T3とT4はほぼ正常範囲で、TSHは低値ですが甲状腺癌術後なのでその値で
大丈夫のはずです。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月 7日(月)04時58分5秒
細胞検査士さん、いつも丁寧な回答ありがとうございます。
腫瘍の大きさが2cmあっても、リンパに転移していない可能性はあるのでしょうか?
摘出した甲状腺の写真を見せてもらいましたが、甲状腺の真ん中辺りに黄色い塊があって
それが腫瘍だと言われました。
私は癌のクラス?ステージTなどは教えてもらっていません。教えない場合もあるのでしょうか?「初期です。」とだけ言われました。
私が一番心配なのは、リンパ転移が今後の予後に影響するかです。
甲状腺乳頭癌は予後が良いのはわかりましたが、転移、再発した場合は予後に影響するのかと心配です。不安で夜も眠れないとか、悩んでばかりとか、そこまで
考えこんではいないです。
以前のGoiterさんや細胞検査士さんの書き込みを見て、安心感がでて今の病院で見てもらって行こうと思いました。もし、セカンドオピニオンで他の病院
に行ったらなにか調べてもらえたりするのでしょうか?
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細胞検査士さま 投稿者:ぴぃ 投稿日:11月 7日(月)00時43分16秒
みなさんお久しぶりです 毎日のぞいていたんですが幸い今のところ乳頭癌術後から一年たったいまでも経過が順調でのぞくだけで大丈夫な日々をおくっていま
す 細胞検査士さまはじめまして24サイのぴぃと申します 甲状腺の掲示板で場違いとは思いましたがどうしても聞きたくて書き込みしてしまいましたm
(__)m母は去年の四月に癌でなくなったのですが非定型カルチノイドと言う稀な癌?でなくなりました 治療方法がなく最後は痛みを止めるだけのモルヒネ
を大量にうって一番母が嫌がっていた意識のない変わり果てた姿で他界してしまいました この癌は遺伝とかするのでしょうか?今の日本の医学では治療方法が
本当になかったのでしょうか?ネットで調べても詳しくはでてきません 一年以上たっても悔やまれてなりません 長文場違いな質問申し訳ありませんm
(__)m わかる範囲でいいんで教えていただけないでしょうか?
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細胞検査士さま 投稿者:マム 投稿日:11月 7日(月)00時24分22秒
さっそくのお返事ありがとうございます。
5月にうけた血液検査の中の「免疫」という項目にCEAとCA19-9の数値がのっています。それぞれ2.0と36です。内分泌に関するものはTSHが
o.019,FreeT3が3.54,FreeT4が1.87となっています。
実は手術をしたあとで甲状腺専門病院のことやサイトのことを知り、今このままでいいか思案しているところです。手術した大学病院は地域医療の一環でかかり
つけ医から紹介されました。当初良性腫瘍1つしかないと軽い気持ちでみてもらったら大学病院で悪性腫瘍がみつかったのです。その時点でセカンドオピニオン
をすればよかったのでしょうがそんな心の余裕もありませんでした。手術そのものには後悔はないのですが専門医でないためにさまざまな不安や疑問がでてくる
のが現状です。
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マムさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 6日(日)23時44分34秒
血液検査で行なっている腫瘍マーカー(?)の種類を教えて頂ければ幸いです。ひょっとしたら甲状腺疾患に関する生化学的検査等の名称を腫瘍マーカーと混同
している可能性があります。基本的には甲状腺乳頭癌の患者さまはサイログロブリン以外に有用なマーカーはないと思います。サイログロブリンは甲状腺濾胞上
皮細胞の中にのみ存在する、甲状腺ホルモン(T3やT4)を合成するのに必要不可欠なタンパク質です。サイログロブリンの意義・変動等に関しては過去の私
の書き込みをご覧頂けますと嬉しいです。
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細胞検査士さまへ 投稿者:マム 投稿日:11月 6日(日)23時06分41秒
いつも丁寧な回答読ませていただいています。教えてください。
昨年の暮れに甲状腺乳頭癌のため左葉切除と左リンパ節郭清を行いました。甲状腺の2センチの良性腫瘍の後ろに1センチの悪性のものが隠れていました。手術
の所見は癌のクラスはX、ステージはTということで、リンパへの転移もなかったようです。術後の経過も若干の声枯れ以外良好です。TSH抑制のためにチ
ラージンを服用中です。
半年に一回CT検査、超音波検査、血液検査、胸部X線撮影をおこなっています。ここで私が疑問なのは血液検査で他の腫瘍マーカーでみているようなのですが
サイログロブリンの検査をしていないことです。知り合いの医師に相談してみるとサイログロブリンだけが腫瘍の目安になるわけではなく他の腫瘍マーカーや他
の検査との総合的なものでみているのでは、との話でした。
夏に顎のリンパが腫れたので別の甲状腺専門病院で検査したときにサイログロブリン以外の腫瘍マーカーは無意味だといわれました。幸いリンパの腫れは癌とは
関係のないものだったのですが、そのときの「無意味」という言葉が今でもひっかかっています。
今更ながらサイログロブリンていったい何なのでしょうか。またその数値を調べる必要は本当にないのでしょうか。今調べているほかの腫瘍マーカーは本当に無
意味なものなのですか。
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ありがとうございました。 投稿者:みゆう 投稿日:11月 6日(日)22時57分42秒
細胞検査士さん。 実は今日で術後丸3年になります。 全摘しても声もまったく変わらず歌を歌ったり、スポーツを楽しんだりしている反面、心配性の私はの
どがつかえたり、咳が続いたりするたび転移ではないか・・・と不安になったり、といろいろな思いで過ごした日々でした。 病理検査書のことはどんな解釈な
んだろうと思いながら医師になかなか聞けなかったことなので、今回「高分化乳頭癌」と教えていただきありがたい気持ちでいっぱいです。 かよさんの投稿を
読んで質問することできました。 かよさん、ごめんなさいどころか感謝しています。 私もこちらの掲示板にどれだけ助けられたかわかりません。 みなさん
ありがとうございます。 そしてこれから手術をされる方へ 私は全摘しました。癌の場合は全摘する方針の病院でした。 最初はとても不安でした。 でも慣
れた医師にしていただいたので術後もぜんぜん大丈夫でした。 チラージンもとても安い薬で一カ月500円くらいなので経済的負担もそんなにないです。朝食
後に飲むだけですし、めんどうでもないです。 いろいろ考えて最良の方法でがんばってください。
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ゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 6日(日)20時47分55秒
通常、腫瘍の大きさは術前のエコー検査で測定したサイズ、もしくは病理組織診断書に記載されているサイズをもって『腫瘍の大きさ』としています。病理組
織診断書には、ホルマリン固定されて病理検査室に提出された甲状腺を病理医がナイフで切った際に、肉眼的に(普通のものさしで)測定したサイズを記載しま
す。顕微鏡をみながら癌の部分だけの大きさを計る、という訳ではありません。というか、顕微鏡にはものさしに相当する目盛りは付いていませんし、同一の被
膜の中でもどこからどこまでが癌細胞なのか明確な白黒をつけることはできません。
担当医から伝えられた「全部ではなく、1部に癌細胞がみつかった」という解釈は、上記のようなニュアンスのことかな?と思いますが正確な解釈は難しいで
す。いずれにせよ、甲状腺の断面(専門用語では割面(かつめん)と言います)を観察した際、正常甲状腺の部分と腫瘍の部分とは肉眼的に明らかに違いますか
ら、「肉眼的に測定した大きさ」が「1cm以下のものは微小癌と言われ、…」と解釈してください。
なぜ甲状腺の割面を目で見ただけで、正常甲状腺の部分と腫瘍の部分との違いがわかるかというと、正常と腫瘍では細胞の密度が全然違うために色調が明らか
に異なるからです。もちろん腫瘍のほうが密度が高いので、正常甲状腺よりも明るく見えるのが一般的です。その両者を境界しているのが被膜で、顕微鏡的には
膠原線維で出来ています。ちゃたさんのような被膜がはっきりと見えない症例では、正常甲状腺と腫瘍との境界部分が滲んだような感じに見えます。しかし顕微
鏡でみると程度の差はあれ被膜は観察されます。甲状腺自体を包んでいる膜は漿膜(しょうまく)と呼ばれ、癌細胞がこれを破ってしまうと筋肉や結合組織へ浸
潤することになります。
手術時に良性腫瘍を第一に考えていたとしても、リンパ節が明らかに腫れていれば郭清するのが一般的です。しかし、術中に癌と判明したとしても、手術前に
サインした手術同意書には「甲状腺亜全摘」と記載されているはずですから、医師独自の判断で全摘してしまうことはありません。なぜなら、全摘してしまうと
ホルモン剤を一生飲まなければならなくなるので、同意書にその旨を盛り込んでいない限り勝手な術式変更はできないのです。ゆうさんの場合、リンパ節を切除
してくれなかったことに不安を抱いているようですが、私の施設でも甲状腺亜全摘だけでリンパ節を郭清しない症例は多いです。もし不安感があまりにも強いよ
うでしたら、甲状腺専門病院のような施設をセカンドオピニオンとして紹介してもらったほういいでしょう。甲状腺の病気ではなく、心の病にかかってしまうほ
うが身体には絶対悪いですよ。
なお、頸部リンパ節は皮膚から近いところに位置するものもあるし、気管支の脇や筋肉の奥のほうに位置する頸部リンパ節もあります。これらは転移したとし
ても小さいうちは触診では触れません。エコーでは、リンパ節の縦の大きさ(最大縦径)と横の大きさ(最大横径)を測定して、その比率から転移の可能性を推
測する(ぺったんこに近い形ほど転移を考えず、丸に近い形ほど転移を考えます)ので、これも転移初期の小さいうちはわかりません。どうしても初期の転移を
知りたいというなら、残ったほうの甲状腺をすべて切除し、ヨード131のシンチを行なうしか方法はないかもしれません。
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ありがとうございました! 投稿者:かよ 投稿日:11月 6日(日)04時35分10秒
細胞検査士さん ありがとうございました!
悶々としていた気持ちが整理されました★
大腿骨に所見があるので…とりあえずもう1度骨シンチをして頂きますね。
ちゃたさん の言われる通り、こちらのHPに出会えた事を感謝しています!
みゆうさん ごめんなさい…私の書き込みで不安にさせてしまいました。
細胞検査士さん ありがとうございます!
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細胞検査士さんへ 投稿者:ゆう 投稿日:11月 6日(日)01時23分45秒
こんばんわ。私の場合なんですが、手術前に「腫瘍が結構大きいから、良性であっても取った方が良い」言われて手術をしました。腫瘍は2cmくらいあると言
われていました。
「甲状腺癌の大きさが1cm以下のものは微小癌と言われ、ほとんどの症例で頸部リンパ節への転移はみられません」とありますが、1cm以下とは腫瘍そのも
のの大きさなのでしょうか?以前、主治医に「腫瘍全部が癌だったんですか?」と聞くと、「全部ではなく、1部に癌細胞がみつかった」と言われました。詳し
い大きさは聞いていないのですが、私の場合はリンパを取っていないので、心配になってしまいます。ちゃたさんの場合の皮膜がなかったとはどういうことなの
でしょう?
また、不幸にしてリンパに転移していた場合、リンパが腫れてくると触診かエコーでわかるものなんですか?
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みゆうさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 6日(日)00時36分53秒
甲状腺癌取り扱い規約上、摘出された甲状腺癌組織を顕微鏡で観察した際に、一部でも乳頭状構造を示していれば「乳頭癌」と診断されます。通常、同一患者さ
まであっても乳頭癌の癌組織がすべて同じ組織型を示していることはほとんどなく、ある部分は乳頭癌の形(乳頭状構造を示す)、別の部分は濾胞癌の形(濾胞
構造を示す)、というように混在しているのが普通です。濾胞型乳頭癌は、すべての部分において濾胞癌の形を示しているけれども、核の所見が「すりガラス状
核と核溝を有する」ような乳頭癌の特徴を示しているものを言います。
ですので、みゆうさんの病理検査書を判読すると、極めて典型的な高分化型乳頭癌の所見、といえます。「すりガラス状核と核溝を有する細胞」を持つ乳頭癌
は、高分化型乳頭癌の特徴的所見ですので、乳頭癌の中でも非常にタチの良い癌と断言できます!
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細胞検査士さんへ 投稿者:みゆう 投稿日:11月 6日(日)00時04分42秒
こんばんは。以前細胞検査士さんに質問し、アドバイスをいただいた者です。 その節はありがとうございました。 最近こちらの掲示版で「濾胞型乳頭癌」と
いう言葉をはじまて知りました。 私の病理検査書には「すりガラス状核と核溝を有する細胞が乳頭状ないし濾胞構造をとってしばしば核内封入体を認める。乳
頭癌」とあります。 濾胞構造とありますが、これも「濾胞型乳頭癌」なのでしょうか? お忙しいところすみませんが、教えていただければうれしいです。
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細胞検査士さんへ & Miloさんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月 6日(日)00時00分7秒
丁寧なご説明ありがとうございます。
微小癌で頸部リンパ節に転移する確率は3%なんですか!今さらながらにビックリです。私って稀な症例だったのでしょうか・・。
「今後もし早期に再発するようでしたら、残存甲状腺全摘術および広域頸部リンパ節郭清をし、年齢の若いうちにヨード131による内照射治療を受けること
も、今後の治療候補のひとつとして・・」
今までいろんなサイトで勉強しましたが、細胞検査士さんと同じようなことを書かれているサイトが多かったように思います。もし再発した場合にはご指導いた
だいた内容を主治医に話して検討していただきたいと思います。本当にありがとうございました。
いつもは 考えても仕方ない!
と思っているのですが、たまに再発の不安から抜け出せなくなってしまう時があります。そんな時はこのサイトをのぞいて「みんな頑張ってる!」と勇気付けら
れています。こんな素晴しいサイトを運営してくださっているMiloさんに心から感謝致します。本当に本当にありがとうございます!
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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 5日(土)23時35分27秒
ちなみに通常の乳頭癌の患者さまが頸部リンパ節に転移する確率は40-60%くらいと言われていますが、微小癌の患者さまが頸部リンパ節に転移する確率は
3%程度と言われています。今後、再発・転移する確率は他の患者さまよりも高いことが予想されますが、通常の乳頭癌と同様、頸部リンパ節への転移の有無は
予後には関係しませんし、統計学的に微小癌の患者さまが(表現が悪いですが専門用語を用いますと)癌死される確率は限りなくゼロに近いです。治療に時間が
かかるかもしれませんが、正しく経過観察されていれば予後に関しては心配ご無用と思いますので、「一日でも長く」という表現はご家族のためにも今後必要な
いでしょう。
被膜が見られない乳頭癌は確かに珍しくはありませんが、やはり少数派と感じます。また、健常者が橋本病を患う比率に比べると、甲状腺癌の患者さまが橋本病
を併発する比率のほうが若干高いという報告もあります。なお、甲状腺全摘術を受けた後に抗サイログロブリン抗体ができることはありませんから、全摘前に橋
本病を併発していなければ、全摘後にサイログロブリンは有用な腫瘍マーカーになり得ます。
転移先の癌総量のほうが多い患者さまに気をつけて欲しいのは、転移することにより癌細胞が活動的になるケースの可能性が考えられるからで、他の患者さまよ
りもより慎重に経過観察することを希望致します。ちなみに、頸部リンパ節に転移・再発すれば再手術することになると思いますが、手術をしたという刺激に
よって、顕微鏡的なごく微小な転移リンパ節が急に増大(手術後数ヶ月しか経ってないのにエコーではっきり写るくらい)してくることが少なくなく(理由はわ
かりません)、再手術を何度も繰り返す患者さまも中にはいらっしゃいます。ひとつの考え方ですが、ちゃたさんが今後もし早期に再発するようでしたら、残存
甲状腺全摘術および広域頸部リンパ節郭清をし、年齢の若いうちにヨード131による内照射治療を受けることも、今後の治療候補のひとつとして挙げられるか
なと思います。もちろん一生ホルモン剤を飲まなければならなくなるし、内照射治療による肉体的・家族計画的な副作用も十分考慮した上で、じっくり時間を掛
けてご自身の今後の治療方針を考える必要があると思います。
なお、肝臓に血管腫を持っている患者さまは結構多いですし、遺伝性のことが少なくないように思えます。ひょっとしたらちゃたさんのご両親にもあるかもしれ
ませんね。しかし肝臓血管腫が血管肉腫に変わってしまうことはほとんどありませんので、これも心配ご無用です。
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細胞検査士さんへ 投稿者:ちゃた 投稿日:11月 5日(土)22時41分20秒
早速のご回答ありがとうございます。助かります。
確かに甲状腺左葉内の癌よりもリンパ節の癌総量の方が多いように感じますね。なるほど。。
甲状腺癌の人は橋本病を併発されている方が多いと聞いたのですが、そうでもないのでしょうか?
又「被膜はなかった。でも特に珍しくはない」と言われましたが、これは普通の乳頭癌に比べて生存率は下がるものなのでしょうか?再発率は上がるものなので
しょうか?
穿刺ですね。わかりました。次回の診察時にちょっとでも異常があればお願いしてみます。(でもあれ嫌いです(T_T))
顎痛の検査をしている時に偶然見つかった甲状腺癌です。最初は「微小癌だから心配することはない」と言われましたが、まさかこんなにたくさん転移している
なんて思ってもいませんでした。それでも偶然早く見つかったわけですから、病気に負けずに頑張ります!ちなみに私は脳腫瘍(血管腫)の手術も経験していま
す。現在は肝臓に血管腫を持ったまま経過観察しています。こんな私ですが、一日でも長く子供たちの為にも、そして自分のためにも健康で長生きしたいです。
これからも宜しくお願い致します。
また検査が終わったら報告させていただきます!ありがとうございました!
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ちゃたさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 5日(土)21時50分58秒
甲状腺癌の大きさが1cm以下のものは微小癌と言われ、ほとんどの症例で頸部リンパ節への転移はみられません。ちゃたさんの場合はわずか7mmなのに18
個のリンパ節のうち10個に転移を起こしているという状態ですよね。転移リンパ節の大きさがどれくらいかはわかりませんが、恐らく甲状腺左葉の中にあった
癌組織の全量よりも、転移先の癌組織の総量のほうが多いような気がします。
顕微鏡的には被膜は硬い膠原線維で出来ているものですが、ちゃたさんの場合は被膜の厚さが非常に薄かったか、もしくは癌組織が被膜を超えて甲状腺内に浸潤
増殖している可能性もあります。そう考えると頸部リンパ節へ多く転移していることも説明がつきます。
さらに橋本病を併発しているとの事で、もう勉強済みと思いますが、橋本病の患者さまのほとんどは抗サイログロブリン抗体を持っているため、癌が存在しても
見かけ上、サイログロブリンが正常範囲内で推移してしまいますので、アテにならないといわれる由縁です。不幸にして今後再発・転移を起こし、残ったほうの
甲状腺を全摘したとしても、サイログロブリンでの再発チェックが行なえないので注意が必要です(抗サイログロブリン抗体は血液中に一生存在するため)。
以上の状況から考慮すると、ちゃたさんは今後の経過観察をより慎重に行なったほうがよさそうな気がします。例えば、残った甲状腺右葉への再発や、頸部リン
パ節への転移の丁寧な観察をお勧めします。なお、初期の肺転移は非常に小さな結節ですから、肺X-P検査では初期の肺転移はみつからないと思います。CT
でさえ初期の肺転移は確定できないくらいですから。。。しかし、CT検査は放射線被爆量が相当なものですから、頻回に行なえるものでもありませんので、転
移が疑われた際に行なうのが一般的かもしれません。
頸部リンパ節の腫れは、エコー検査だけでは確定できないことが少なくありませんから、次回再診時に、エコーガイド下リンパ節穿刺細胞診を実施してもらうこ
ともひとつの手かもしれません。
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教えてください 投稿者:ちゃた 投稿日:11月 5日(土)19時41分13秒
細胞検査士さんへ
はじめまして。いつも丁寧な回答に私も勉強させていただいております。誠に勝手ながら来週再発チェックがあるため教えていただきたいことがあります。
今年三月に甲状腺乳頭癌で左葉とリンパ節郭清を行いました。
甲状腺癌:7ミリ リンパ節:10個転移/18個切除
術前の検査はサイログロブリン(異常なし)・肺X-P(異常なし)・穿刺(クラスX)
術後の検査はサイログロブリン(異常なし)・骨シンチ(異常なし)
甲状腺癌は7ミリだったのに皮膜がなかったため、リンパ節へは思いのほかたくさん転移していたようです。主治医は術後「予想外だった」と。今回甲状腺癌が
発覚した時に橋本病も併発していることがわかりました。橋本病を併発している人はサイログロブリン値はアテにならないと聞きました。実際私も検査は正常値
のままでした。この場合、肺などへの転移のチェックは定期的なレントゲンのみで良いのでしょうか?ちなみに肺CTは撮ったことがありません。術後に私がう
るさく言って骨シンチをしていただきましたが異常なしでした。
術後三ヶ月目のエコーで「リンパ節に一ヶ所腫れがある。癌じゃないとは言いきれない」と言われ、来週再エコーをすることになっています。
主治医に質問する内容としては「肺転移への今後の検査方法について」をうかがうつもりをしていますが、何か他に聞いておいた方が良いことはありませんで
しょうか?
お忙しいこととは存じますがご指導いただけると非常に心強いです。宜しくお願い致します。
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かよさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 5日(土)16時01分39秒
濾胞癌も乳頭癌と同様に頸部リンパ節に転移しますが、頻度は乳頭癌よりは低いと思います。乳頭癌よりも若干予後が悪いと言われているのは、乳頭癌よりも血
行性転移する確率が高いため、肺や骨などへの遠隔転移を起こしやすいからです。しかし、これだけは誤解のないように理解してほしいのですが、『乳頭癌と濾
胞癌を比べた場合、濾胞癌のほうが遠隔転移を起こしやすい』という意味であって、「濾胞癌と診断されたら遠隔転移する」という意味ではありませんし、他の
臓器の癌と比べたら遠隔転移する確率はずっと低いです。また、乳頭癌が頸部リンパ節に転移する確率よりも、濾胞癌が肺や骨へ遠隔転移する確率のほうがはる
かに低いんですよ。
濾胞型乳頭癌が取り扱い規約にて独立して分類される前は、病理組織標本にて濾胞腺腫だと診断されていたのにリンパ節転移を起こし、しかも転移先のリンパ節
では乳頭癌の組織所見(乳頭状構造)を示している、という症例が少なくなく、これが濾胞型乳頭癌の一種と考えられています。しかし濾胞型乳頭癌が分類され
るようになってからまだ歴史が浅いため、(何十年後というレベルでの)長期予後や生存率に関するデータが揃っていないのが現状です。しかし、乳頭癌よりも
悪く、濾胞癌よりも良い、というのが一般的な解釈です。
乳頭癌も濾胞癌も、甲状腺の中で被膜を作ってその中で増殖しますから、甲状腺亜全摘の手術ではその被膜のあるほう(=腫瘍のあるほう)を切除しますので大
丈夫です。手術のムンテラ時に、甲状腺の中にカプセル状に包まれた腫瘍を見た患者さまもいらっしゃると思いますが、そのカプセル状のものが被膜で、その中
が癌組織です。濾胞癌は正常甲状腺の濾胞と同じような形をしているという表現をしましたが、これは『被膜の中で増殖している癌組織の(顕微鏡的な)形態
が、正常の濾胞と同じ形』という意味です。ですので濾胞癌という名前が付いています。被膜の中で増殖する癌組織が乳頭状であれば乳頭癌になります。乳頭癌
は微小石灰化を起こしやすいので、エコーでみると被膜の中が白く写るので診断できることもあります。なお、エコー検査で被膜の大きさを計って、あなたの腫
瘍は3cmです、とか言われる訳です。
ですので、かよさんが今後、濾胞細胞からミクロレベルで被膜浸潤するかもしれない、と心配されている部分に関しては一切心配無用ですので安心してくださ
い。写真やスケッチを提示しながら説明することが出来ませんので上手く伝わっていないことも多いと思いますが、私の知っている範囲であればお答えしますの
で、納得できるまで遠慮なくご質問下さい。
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すみません 投稿者:子連れの母=かよ 投稿日:11月 5日(土)09時01分21秒
投稿者名をそのまま書いてしまいました。
子連れの母=かよです。
よろしくお願いします!
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ありがとうございます! 投稿者:かよ 投稿日:11月 5日(土)07時27分51秒
細胞検査士さん ありがとうございます!
『濾胞性腫瘍』として経過観察となったことは仕方がないと納得しています!
術前に頸部リンパ節に転移している疑いが出たときに、『濾胞癌』を疑っておられたDrは首をかしげておられました。(濾胞癌ではリンパ節転移はめったにお
こさないと言われていたので)
「OPして病理標本を作って顕微鏡で検査しても『濾胞癌』とはなかなか診断されないけど…
癌やと思っておいて!!」とムンテラされていました。(今回知り合いのつてで、Drが替わり触診された段階で、Drは確定診断はできないだろうけれど癌だ
と確信されていたようです)
今回私の病理標本は濾胞構造の細胞のなかに、ほんの数個強拡の顕微鏡で『乳頭癌』の核所見があったため『濾胞型乳頭癌』と診断されたようです。
今の診断は『濾胞型乳頭癌』ですが…今後濾胞細胞からも被膜浸潤(ミクロレベルで…)していく可能性もあるのでしょうか?
私の場合の『濾胞型乳頭癌』というのは…
リンパ節に転移しやすい乳頭癌を1部持った濾胞癌かもしれないし
予後の非常に良い乳頭癌と比べると、骨・肺などの血行性転移を起こしやすいかもしれない『濾胞型乳頭癌』
つまり濾胞癌と乳頭癌と両方の特徴を兼ね備えている可能性がある『濾胞型乳頭癌』と細胞レベルでは考えられるのでしょうか?
実際に病理標本を検査して頂いたわけではないので、何ともいえないかもしれませんが…
その辺の辺りご存じでしたら教えて頂けるとありがたいです!
(医学書やネットでも調べられる範囲で調べましたし、Drの診察時間にはなかなかそこまで教えて頂けなくて…)
自分の体なのでしっかりと向き合っていきたいのでお願いいたします。
今後の定期受診・治療についてはここの掲示板で勉強させていただいましたので、了解済みです!
みなさんに感謝しています★
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教えてください 投稿者:みぃたん 投稿日:11月 5日(土)02時44分18秒
初めまして。1ヶ月前に甲状腺乳頭ガンで全摘手術を受けた2児の母です。
専門病院での手術ではなかったためか、リンパ節転移を取り残しています。先日、専門病院で診察を受けたところ、左反回神経が麻痺しているので右反回神経近
くの転移をとると気管切開の可能性が高いと言われ、ショックを受けています。気管にチューブを入れてまで手術が必要なのでしょうか?麻痺している神経が回
復する可能性はないのでしょうか?5ヶ月後に再手術と言われています。それまで、こちらで色々勉強させてもらおうと思っています。どうぞ皆さんの意見を聞
かせてくださいね。宜しくお願いします。
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ぽんすけさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 4日(金)23時42分42秒
確かに、セカンドオピニオンは高いですよね。。。患者さまが気楽に他院の意見を聞くことを拒むかのような仕組みであるのが現実です。
癌の転移の考え方としては、ぽんすけさんの表現方法をそのまま引用させてもらうと、
「 A → A' → 転移 → B+ A' (Bは段々消滅) 」
というのが正解です。
甲状腺癌が肺転移を起こす場所は、「肺胞」と呼ばれる、酸素と二酸化炭素を交換する小さな部屋です。ここには毛細血管が発達しており、肺胞のまわりを取り
巻いている毛細血管に赤血球が通過する際に、赤血球が保有している二酸化炭素分子を放出し、代わりに酸素分子が赤血球内に結合して全身の細胞まで運ばれま
す。ちなみに二酸化炭素や酸素が結合する赤血球内のタンパク質をヘモグロビンといいます。血をなめると鉄くさい味がするのは、ヘモグロビンの中に鉄イオン
が存在するからです。鉄が錆びると赤っぽく見えますが、ヘモグロビン内の鉄イオンに酸素が結合した状態が「錆び」と同じ酸化状態で、酸素の豊富な動脈血は
赤く、二酸化炭素を結合した静脈血はドス黒く見える由縁です。余談が過ぎましたが、この毛細血管に癌細胞が引っ掛かりやすく(毛細血管は赤血球1個がやっ
と通れるくらいの細さですが、癌細胞は赤血球よりも数倍大きいため)、転移初期は肺胞の壁に沿うような形で癌細胞が増殖します。しかし、癌細胞の数が指数
関数的に増えて転移が進行してしまうと、癌細胞自身を養うために血管が癌細胞のほうへ発達してしまって(癌細胞からVEGFというタンパクが分泌され、癌
細胞自身へ通う血管を新たに作ってしまう)栄養のほとんどが癌細胞にとられてしまい、元々そこにあった正常の細胞(この場合、肺胞の細胞)が消滅してしま
うのです。ですので、結果的には正常細胞が消滅し、癌細胞に置き換わってしまうのです。
通常の濾胞癌であれば増殖・進行が遅いですから、不幸にしてそれが肺に転移したとしても当然、肺での増殖も遅いです。しかし乳頭癌や濾胞癌は、脳下垂体か
ら分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)によって増殖が加速されますから、正しくフォローアップしないと転移・再発した甲状腺癌細胞を不必要に刺激して
しまうことになりますから注意が必要です。
サイログロブリンの値で癌か良性腫瘍かの判別は不可能です。サイログロブリンの上限値は30ng/mlですが、正常範囲内でも癌のことは少なくありませ
ん。現在のぽんすけさんの値は20ng/mlとのことですので、例え濾胞癌だとしても活動的ではないと思慮されます。3ヶ月後に手術して濾胞癌だとして、
さらに不幸なことに数年後に再発・転移を起こしたとしても、ぽんすけさんはまだ30歳代前半ですので、ヨード131による内照射治療による効果が非常に期
待できますから、甲状腺全摘術の再手術を受けることにはなってしまいますが、予後にはほとんど影響しません。
ちなみに、壊死性リンパ節炎は若い女性の頸部リンパ節に頻発する病気なのですが、これは甲状腺とは全く関係がありません。ですので、壊死性リンパ節炎を起
こしたとしてもサイログロブリンが変動することもありません。甲状腺炎や甲状腺腫でもサイログロブリンはすぐに軽度上昇してしまいますから、その当時にサ
イログロブリンが高かった原因が癌由来なのか否かは残念ながらわかりません。
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子連れの母さんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:11月 4日(金)22時50分47秒
ご質問頂いておりましたが、遅くなってしまい申し訳ありません。濾胞型乳頭癌(Papillary carcinoma, follicular
variant
(type))というのは、以前は濾胞性腫瘍として扱われておりましたが、十年以上前に甲状腺癌取り扱い規約が改訂された時に、特殊な乳頭癌として分類さ
れるようになりました。
手術で摘出した甲状腺腫瘍から病理標本を作製し、拡大倍率の低い顕微鏡レンズで観察(この業界では弱拡と呼びます)したときに、腫瘍がすべて濾胞構造(正
常甲状腺の濾胞と同じような形)を示していることが第一条件で、次に拡大倍率の高い顕微鏡レンズで詳細に観察(強拡と呼びます)して、細胞一つ一つの
『核』(DNAの存在するところ)が乳頭癌の特徴(コーヒー豆のような‘いびつ’な形をしていたり、封入体を持っていたりなど)を示している場合、『濾胞
型乳頭癌』と診断されます。ちなみに取り扱い規約上、腫瘍のほとんどが濾胞性腫瘍であっても、ごく一部に乳頭状構造を示していれば『乳頭癌』と診断されま
す。写真等でお示し出来ないので申し訳ないですが、弱拡では『濾胞性腫瘍』だけれども、強拡で『乳頭癌』の核所見を示しているのが『濾胞型乳頭癌』という
訳です。核に異常所見のない通常の濾胞性腫瘍でしたら、被膜浸潤があれば『濾胞癌』、被膜浸潤がなければ『濾胞腺腫』と診断されますが、濾胞型乳頭癌は被
膜浸潤の有無に関わらず『癌』と診断されます。
つまり、顕微鏡で詳細に観察して初めて「濾胞型乳頭癌」と診断される訳ですから、超音波検査では当然「濾胞性腫瘍」と判定されます。しかも腫瘍が明らかに
被膜浸潤していない限り、超音波検査では濾胞癌か濾胞腺腫かの鑑別がつきませんから、子連れの母さんの場合、長い間
濾胞性腫瘍として経過観察してきたのだと思います。当然、良性の「濾胞腺腫」がある時を境に「濾胞型乳頭癌」に変わる訳ではなく、最初から「濾胞型乳頭
癌」として増殖してきた訳で、結果的には癌を長年放っておいたことになってしまうのですが、現在の医療技術では仕方のないことです。
予後に関してですが、乳頭癌の10年生存率が約98%、濾胞癌の10年生存率が約95%と言われていますが(双方とも高分化型として)、濾胞型乳頭癌は両
者の中間くらいと言われています。ですので、乳頭癌よりも若干落ちるけれど濾胞癌よりも若干高い、という具合です。しかし乳頭癌にしても濾胞癌にしても非
常に予後がよいので、当然、濾胞型乳頭癌も予後が大変良いです。
また今後の治療に関してですが、子連れの母さんの場合、甲状腺亜全摘術とのことですから、今後は残ったほうの甲状腺に再発がないかどうか、頸部リンパ節に
転移がないかどうか、サイログロブリンが正常値を超えて推移しないかどうか、という通常の乳頭癌や濾胞癌のフォローアップと全く同じです。不幸にして再
発・転移を起こしてしまったら、残ったほうの甲状腺を摘出してヨード131による内照射治療を行うと思います。これも通常の乳頭癌や濾胞癌と全く同じで
す。なお、大腿骨の腫瘤ですが、甲状腺を全摘していない限り正確な診断は出来ないと思いますので、炎症によるものかどうかを含め定期的に観察することが肝
要です。
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レス有難うございます。セカンドオピニオンの件 投稿者:ぽんすけ 投稿日:11月 4日(金)19時08分9秒
がんのすけさん、細胞検査士さん、レス有難うございます。
色々調べて進展があってからと思っていたら返事が遅くなってしまいました。
セカンドオピニオンを受けようと色々調べてみたのですが・・・高い!!
保険が適用されないとか。30分1万円、ある大学病院は2万円!!
患者が持ってきた検査資料やX線写真などから意見をしてくれるみたいですが、
現にある検査結果についてのアドバイスならネットでも情報は集められますし、
細胞検査士さんみたいなプロの人からの話も聞けるわけです。お金だけの問題
ではなく、余り期待できない気がします。新たに細胞診やカラードプラーを高
水準の熟練検査技師が検査してくれるというなら話は別ですが。
ところで、転移について疑問があります。私は癌細胞というのは無制限に増殖
する細胞で甲状腺にできれば甲状腺癌、肺にできれば肺癌、つまり1種類という
かその壊れてしまった状態だと思っていたのですが、どうやら違うみたいです
よね?例えば甲状腺正常細胞を「A」、甲状腺の癌細胞を「A'」、肺の正常細胞を「B」
、肺の癌細胞を「B'」とすると
甲状腺細胞が癌細胞になり、それが肺に転移するのを上の記号で表すと
A → A' →転移→ B → B' ではなく、
A → A' →転移→ B+A'(Bは段々消滅) なのですか?
白いオセロが黒いオセロになる(朱に交われば赤くなるの様に)のでは
なく、将棋の様に敵陣から駒に攻め込まれ自分の(正常な)駒を奪われ
てしまうようなかんじなのでしょうか?甲状腺細胞に由来する癌が肺に
転移したら、甲状腺細胞由来の癌ゆえ、進みがゆっくりだということで
しょうか?
何を訳の解らない事を長々と書いてるんだとお思いでしょうが、お暇な
時にでも、ご回答をいただければ幸いです(._.)
それとこの前、サイログロブリンは正常値だと書きましたが、5年前は44で
した。その後34ぐらいに下がってきて、今は20です。高かったときは亜急性
壊死性リンパ節炎にかかってたので高かったのでしょうか?この数値は気に
するべき物でしょうか?
(10代後半から1cm以下の小さなシコリは在りましたが、リンパ節炎にかかっ
たときに甲状腺腫瘍も腫れて大きくなりました)
手術日まで後3ヶ月余りですが、ネットやこの掲示板で勉強しながら納得して
臨もうと思います。これからも宜しくお願いいたします。
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未分化癌の治療 投稿者:まーちゃん 投稿日:11月 3日(木)23時27分47秒
私の母が、今年7月に甲状線全摘出の手術をして、乳頭癌ですと診断されていましたが、手術後1ヶ月ぐらいから頚部にまたしこりができそれが1ヶ月後には複
数になり、細胞を取り検査をしたところ「未分化癌」に急変していますとの事!いろいろ調べても治る治療がないと聞き大変ショックを受けています。1日から
再入院して放射線療法と化学療法をしていますが、ほかに何か治療はないでしょうか?免疫療法(活性化リンパ球療法)というのがあるそうですが経験のある方
がいらっしゃいましたら教えてもらえませんか?なにぶん発生確率の低い癌でどんなことでもかまいませんので何か情報をお持ちの方お待ちしています。
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首の違和感 投稿者:ゆう 投稿日:11月 3日(木)02時55分12秒
おいちゃんさん☆ 首の違和感は仕方がないのですね。。だいぶ慣れてきたのですが、一向に良くならないのでカキコしました。
気にしないようにしないといけませんね!ありがとうございました。
がんのすけさん☆ 縦切りと横切りと言われて、なるほど〜と思いました(笑)
去年、母が胆のうの手術をしたのですが、術後のしびれや痛みはあまりなかったと言っていました。少しツッパリはあったようですが。。
なので、私は母よりも傷が小さいのに手術後2ヶ月たってもしびれが治らないので、いつになったらもとに戻るのだろう?と思っていました。首はお腹などより
も神経が集まっているのかな?などと考えたり。。切り方なんですね!
違和感は仕方がないのですね。。だいぶ慣れてきましたし、日常の生活にはなんの問題もないので、皆さんのように前向きに行けたらなと思っています。
今シーズンの冬はたくさんスノーボードに行こうと思っています。
友達とやっているバスケットにもそろそろ復帰したいし。
今年ももう残りわずか、早かったです。。
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首の違和感 投稿者:がんのすけ 投稿日:11月 2日(水)17時48分49秒
>ゆうさん
お腹を切るのに縦切りと横切りの違いについて医師に聞いたところ、横切りは筋肉の繊維を切断するので後々違和感が残るよ、と。そりゃまんま首の傷やん!と
心の中で突っ込む私(笑)。わかってはいましたが改めてすごーく納得しました。
術後15年、痛みはさすがにありませんが、未だにリンパ郭清した首の右側中心に違和感があります。爪の先で首をつつくと全然違う場所がチリチリ反応した
り、蚊に刺されると鏡を見なければ刺された場所がわからなかったり(違う場所がかゆくなる)。
個人差はあるかもしれませんが、ある程度の違和感は目をつぶるしかないのかもしれません。そのうち慣れっこになって普段は忘れているようになりますよ。
こっからは独り言(愚痴とも言う)です。少し前に細胞検査士さんが
>20歳代頃に発見された甲状腺癌というのは、産まれたときからすでに存在していたのではないかと考えられます。
とおっしゃっていましたが、ずばり20歳頃に首の腫れを指摘された私は、やっぱり母親のお腹の中にいた頃から甲状腺癌細胞を持っていたんでしょうか。だっ
たらほんとに運命と言うしかないのかな?
甲状腺癌って何が原因でできるんでしょうね。不思議ですね。
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細胞検査士さんへお願い 投稿者:子連れの母 投稿日:11月 2日(水)16時41分5秒
細胞検査士さん、いつも貴重な情報をありがとうございます!
5年ほどまえより甲状腺の腫瘍を定期的に検査していただいていたのですが、昨年?あたりくらいから悪性の可能性を指摘されるようになりました。(腫瘍の大
きさは直径3cmくらい)
10/4に濾胞癌の疑いで甲状腺の亜全摘と頸部リンパ節(2個)1部郭清をしたものです。
本日OPの病理の結果を教えていただきました。
新しい??分類みたいですけど…濾胞型乳頭癌とのことでした。
とっていただいたリンパ2個からは、ともに悪性の結果だったとのことです…。
術前の骨シンチで大腿骨遠位部に小さな影もあって、MRIで確認もしていただきましたが、転移したものか?炎症性のものなのか?診断がつきませんでした。
乳頭癌は予後がいいと一般的に言われていますが、私の場合術前診断がつきにくく5年以上も前から癌を持っていたことになり…また濾胞型乳頭癌とはどういう
ものかわかりません。
これからの予後・治療など教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします!
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行ってきます! 投稿者:ぽよ 投稿日:11月 2日(水)00時43分51秒
kazuさん、ありがとうございます。ちょうど一ヶ月お先の入院です。すっきりさっぱりしてまいります。気の利いた言葉以上の気持ち、いただいてます。
がんばってきます!
子連れの母さん、ありがとうございます!剣道なさっているんですか!感激です。仲間ができた気分でうれしい!今日はしばらくできない剣道の練習思いっき
りしてきました。剣道仲間には本当の病名は知らせていませんが、皆にがんばってね!と気合を入れてもらい帰って来ました。ご主人も剣道をされているそう
で、夫婦そろって良いですね。退院したらHPのぞいてみます!これで退院後の楽しみもできました。
行ってきます!!
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ゆうさんへ 投稿者:おいちゃん 投稿日:11月 1日(火)11時37分25秒
全摘+リンパ郭清して2年になります。傷部分に感覚がないとか痛みは、3ヶ月くらいでなくなりました。数人の外科医に聞きますと、術後6ヶ月経過して残る
症状の回復は望めないと言われ、私もその通りでした。時折、喉に団子でも詰まったような圧迫感というか違和感は、今でもありますが、いずれにせよ、時間と
ともに慣れてきますよ。よく他の方も書かれていますが、あまり考え込まず、前向きに楽しいことを考え、手術のことを忘れる(といっても私も忘れられません
が)ようにすることが一番の薬だと思います。
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ぽよさんへ 投稿者:子連れの母 投稿日:11月 1日(火)09時39分50秒
10/4に甲状腺のOPをした子連れの母です。
こちらの掲示板に書き込みするのは初めてですが、時々読ませて頂き元気を頂いていました★
ぽよさん明日OPですか?頑張ってくださいね!
ぽよさん、剣道されているんですか?
実は私も剣道をしております。
まだOPの病理の結果が出ていないので、剣道復帰はしていませんが…
主人も剣道をしていて剣道のHPも開いています!
また気晴らしに遊びに来てください!(http://www8.ocn.ne.jp/~togawa/)
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