ノートルダム大聖堂(アントワープ)

ヨーロッパの教会は歴史と文化の象徴だといわれます。各地の都市のツアーコースにも、必ず含まれています
最近 訪れて、強く印象に残ったのが、ベルギー・アントワープの大聖堂(聖母教会)です。写真と音楽で、感動のごく一部でもお伝えできばと思います
(写真と文 メイプル音楽堂スタッフS子)

♪大聖堂のオルガン演奏をストリーミング再生で聴きながら ご覧ください ⇒ or
(この街ゆかりの作曲家 レメンスのオルガン曲"ファンファーレ")

*写真の一部が表示されない時はDownload後に更新をクリックしてください   スライドショーもお楽しみください
   

ノートルダム(聖母)大聖堂はアントワープ旧市街の中心部にあり
14世紀半ばから230年かけて建てられたベルギー最大の大聖堂です
聖堂内部には、フランドルを代表する名画や名オルガンがあります

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ブラバン・ゴシック様式の建物で、ヨーロッパでも屈指の高い主塔が壮観です
塔の高さは、じつに123mあるそうです

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中央の祭壇には、17世紀の巨匠ルーベンスの秀作「聖母被昇天」が掲げられています

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その対面には、ブリュッセルのオルガン製作者ピエール・シーベンが造ったオルガンの名器が設置されています

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実演は聴けませんでしたが 1891年製だそうで
86ストップの色彩感豊かなロマンティック・オルガンです

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聖堂内は何十枚ものステンドグラスから幻想的な光が差しこんでいました
こんな空間で聴けば、オルガン音痴の私でも
何時間でも退屈しないでしょう

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ここでは観光客のざわめきさえもじつに美しく響きます
ここで聴けば、クラシック音楽は響きの芸術だということが実感できそうです

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それに、四方のステンドグラスが太陽の動きにつれて、微妙に色合いを変化させていく様は何時まで見ていても飽きません

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ずいぶん長居して、周りのステンドグラスばかり撮り続けています!!

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帰り際には、最初の写真の窓も、こんな鮮やかな色合いに変化していました

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絵画がお好きな方には、ルーベンスの祭壇画「キリストの昇架」が展示されています

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同じくルーベンスの代表作「キリストの降架」も飾られています
小説「フランダースの犬」にも出てくるおなじみの名画です

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来館記念に売っている大聖堂オルガンのCD
演奏はStanislas Deriemakerというアントワープのオルガニスト
教会事務所で、ホームページでの使用許可を拙い語学力で何とか取りつけました

   

      

   
Jaak Nicolaas LEMMENS(1823-1881)“Fanfare”

Stanislas Deriemaeker,organ
   
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