1990年から毎年NYに行ってるが、夏に訪れたことがなかった事と今年はそこから航空券を買って マリックの故郷セネガルに行くつもりだった。が、あえなく企画倒れになってしまった。 以下は11日間NEWYORKはブルックリンにあるマリック&ユリちゃんのアパートに滞在した日記です。
人が居た為、約13時間のフライトはメチャクチャ疲れた。 もう勝手知ったるN.Y.空港を出てハワード・ビーチ行きの無料バスに乗る。ハワードビーチ駅で トークン(切符の代わりのコイン)を$1.5買い、Aラインで一路マンハッタンへ。 Aラインは滞在先のブルックリン、アトランティックAvもパシフィックSt.通らないので、一旦 マンハッタンにでて乗り換え戻ってくるしかないのだ。アトランティックAv.に着くまで1時間ちょい。 入国審査等考えて滞在先には遅くとも18:30には着くとメールを出しておいたのだが、アパートに 着いたのが18:20.我ながら自分ももうN.Yの達人になったのぉ〜とほくそえむ。 窓に向かってマリック〜と叫んだらすぐに下まで降りてきてドアを開けてくれた。去年の10月以来の 再会である。日曜だったためユリちゃんもいてくれた。しばらく談笑してヴィレッジ・ヴォイス を見てる(N.Y.の情報が満載のフリーペーパー)とユリちゃんの友達がカップルでやってきた その後マリックの従兄弟エブライハム(彼はブルックリンでアフリカの打楽器ジャンベの店を経営) も来て皆で夕食を食べた。僕は日本から疲労を引きずってきたのと、飛行機で疲れてたせいか ソファーに横になって寝てしまい、あえなくダウン。 今回の休みを取るため、週休1日でづ〜っと仕事してたので、相当バテていたのは自分でもわかってた が、もう若くないなぁと少しショックを受けた。
昼過ぎまで寝てた、その後もソファーで横になってT.Vを見ながらマリックのたてるミシンの音を聞いて ダラダラ過ごす。マリックは今回日本のお店から十数個のバッグのオーダーを受けてるので、とても良く 仕事をしてた。こちらでもう3回も厄介になってるのだが、正直マリックが仕事してるところを見たことが なかった。やる時はやるんだねぇ〜。今日はとりたてて観たいライブもなかったけど、マンハッタンまで 行ってタイムズスクエアにあるB.B.キングのBarの下見をしに行った。 ここでロバート・クレイと云うブルースのギタリストが10日に、マイケル・マクドナルドが16日に出演する ので場所を見ておきたかったのだ。夜に備えて一旦ブルックリンに戻ったが、気力がなくてそのまま、 またダラダラ・・・・・ しかし、タイムズスクエア周辺の環境は随分変わった。一昔前まではポルノ映画館、覗き部屋、エロビデオ 薬の売人等、夜は物騒だったんだけど、今はそんな面影もなくなった。ジュリアーニ市長の政策には 賛否両論あるが、マンハッタンの治安が良くなったのは彼の功績によるところが多いと云う話だ。
またもや昼過ぎに起きて、マリックの作ってくれたメシを食ってゴロゴロ過ごす。今日は一歩も外に 出なかった。ユリちゃんに呆れられたが、体が言う事を聞かないのでど〜しょうもないのだ!。 外は日本並みに暑かったし、マリックが休みに来たんだから何もする事ないNoProblemだ!と言う 言葉に甘えて本当に何もしなかった。 あえてしたことといえば、ユリちゃんのパソコンを借りてEメールとインターネットくらい。 こちらのインターネット接続料は一回なんと10セント(切断しない限り)なんとも羨ましい環境だ。 アメリカが日本に接続料の引き下げを求めてくるのは当然の事の様におもえる。
今日はハイラム・ブロックとウィル・リーのライヴがあった。彼らはもう20年以上前になるか クロスオーバーとかフュージョンと言われてた音楽が流行ってた頃、24丁目バンドと云う バンドで主に日本で人気があった。もともとは、スタジオミュージシャンの集まりでマンハッタンの 24丁目界隈に住んでたのがバンド名の由来らしい。僕はハイラムのギターもウィル・リーの ベースも大好きだったので、イソイソとライヴハウスに向かった。セカンドショーが始まるPM11:00 に間に合わず、11:20到着。既に演奏が始まって盛り上がってたのであせったが、なんてことはない ファーストショウの最後だった。40分ほど休憩後セカンドショウがはじまった。 バンドは上記の二人と白人のドラム(名前は忘れた)のトリオだったが、めちゃカッコ良かった。 自分たちのオリジナル以外にSteelyDanやTowerOfPowerのカヴァーをやったりして大満足。 最後にルー・ソルフと云うトランペットの名手が出てきて、約2時間半みっちりみせてくれた。 ライヴチャージが$14でこんなにやってくれるなんて、本場は違うね〜と感心しきり。 店を出たのがAM2:20こんな時間に地下鉄乗って大丈夫かなと少し心細かったけど、行く前に マリックに聞いた「サマータイムだからノ〜プロブレムだ」と云う言葉を信じて地下鉄で帰った。 本当にノ〜プロブレムだった。
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Sorry 8月10日以降工事中です
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