週刊金曜日を読む 2018-11-23
小室等は「なまくらのれん」で、「カタカナ英語、多すぎない?」と嘆いている。 小室によるカタカナ英語とその訳語を見てみる。
- バリアフリー(物理的、精神的障壁のない)
- プラットフォーム(コンピュータ利用の基盤となる環境、これ僕には難しい)
- インクルーシブ(包括的)
- デザインラボ(デザイン研究室?)
- アライアンス(企業連合)
- シナジー(共同作用、相乗作用)
小室が苦心するのはわかる。プラットフォームは基盤環境でいいと思う。デザインラボのデザインは、 カタカナのままでもやむを得ないだろう。おそらくこの場合は設計研究室でいいと思うが、 デザインは意匠の意味で使われることが多いので注意すべきである。
私が嫌いない外来語は「コミュニケーション」である。自分が「意思疎通」が苦手だからというのと、 うっかりすると「コミニュケーション」と言ってしまいそうになるかである。 「シミュレーション」を「シュミレーション」と誤っていわないためには、「模擬実験」といえばいいのと同じだ。
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