道徳の問題

週刊金曜日を読む 2018-11-16

作成日:2018-11-16
最終更新日:

道徳の時間

道徳ではじまる心の支配、という記事がある。道徳は悩ましい。 私の中学生時代、道徳の時間というのがあったように思うが、 教科書でない、B5 4枚ぐらいの教材が配られて、それを読んで感想をいうような授業だったように思う。 それで道徳の時間は何を覚えているか、というと、まったく覚えていない。 覚えていることは、どんな教材かは忘れたが、「亘!」というセリフが出てきたことだけである。 なぜそんなことだけ覚えているかというと、クラスに「亘」という名前の男がいて、みんながどっとわらったからである。

個人的なことはともかく、この記事では、ある道徳の教材をめぐって問題提起がされている。 そして、その教材に関連して、日本大学のアメリカンフットボール部選手一同の声明文の抜粋が掲載されている。 この声明文は、同部の一員が悪質タックルを監督やコーチの指示を受けて行なったことを受けてのことである。 文意が通るところは本誌を参照してもらえばよいし、またインターネットで見ることもできる。さて、 その声明文にこんなところがある。 また、監督・コーチとの間や選手間のコミュニケーションも十分ではありませんでした。 スポーツをやる人たちならばコミュケーション力は高いのではないか、というのが、 私の思い込みであった。私の思い込みは間違っていたのだろうか。

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MARUYAMA Satosi