箕輪登のこと

週刊金曜日を読む 2018-09-14

作成日:2019-11-03
最終更新日:

佐藤博文氏へのインタビュー

同期は安倍首相がキライ、というシリーズの第三回である。佐藤博文氏は北海道の弁護士である。 氏と箕輪登との出会いについて最初に書かれている。箕輪登は自由民主党の代議士であり、 現役当時はタカ派として知られていた。1990 年に政界を引退したその箕輪が、 2003 年、札幌弁護士会にこう電話してきたのだ: 「箕輪登という者だがイラク派兵をやめさせたい」。その後は本誌を読まれたい。 自民党にも、こんなに気骨のある人がいたのだ。

こんなエピソードが紹介されている。

箕輪は 1924 年、小樽の下町で生まれた。(中略)父は「医者になれ、貧乏人の味方になる医者になれ」と言い遺して死んだ。 (中略)後年、小樽に委員を開業し、社会保険庁が監査に訪れた時の話だ。「箕輪先生は、下町のお生まれですね。」 「そうです。」「朝鮮人の女の子がいじめられているのをよく助けましたよね。今、私の妻です。 お話はよく伺っています。今日はもう終わりです。帰ります」


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MARUYAMA Satosi