xargs だけの使い方はなかなかわからない。xargs は、他のコマンドとの合わせ技で力を発揮する。
grep, find コマンドと合わせて、 あるディレクトリからサブディレクトリを渡り歩いてすべての html ファイルをみつけ、 その中から特定の単語があるかを調べる、というときに使える。
$ find . -type f -name \*html -print | xargs grep "hogehoge"
実例1では grep をパイプの後段で渡していたが、パイプの前段で使う例を挙げる。 "hogehoge"が含まれていないファイルにそれぞれに関して、wc を行う。
$ grep -L "hogehoge" *.html | xargs wc
grep の -L オプションは、 hogehoge が出てこないファイルを一覧表示する、 という意味である。
上記の実例 1 に近いことを PowerShell を使って行なう
> Get-ChildItem . | ?{ !$_.PSIsContainer}| %{ Select-String -Path $_.FullName -Pattern hogehoge}