やさしい曲

作成日: 2007-02-13
最終更新日 :

2007年02月13日

やさしい曲

私が小さかったとき(十歳ごろ)、いろいろな曲を弾きたいと思ったのに、難しくて弾けない曲が多かった。今でもときどき、そのときの悔しい感情を思い出す。変ホ長調という調性でさえ、フラットが3つもあることで怯えていた。

そして、都合のわるいことに、近代の作曲家は、自分の書きたいように書く。だから、ピアノも難しい曲が多い。フォーレのピアノ曲も、易しい曲は少ない。

フォーレのオリジナル曲を易しく書き直したい、と思っている。歌曲は手頃だろう。「リディア」、「秘密」などが候補だ。

また、弦楽用の「夜想曲」もいいだろう。それから、合唱曲。

時間があるときに、手掛けてみたい。フォーレの曲を弾けるようになった人は、また一つ、世界が広がるだろうから。
posted by まりんきょ at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | フォーレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大学のゼミのレポートで「中学生対象の授業用リコーダー曲の編曲」をやることになりまして、フォーレの曲を3曲アレンジしました。「パヴァーヌ」「シシリエンヌ」「夜想曲(シャイロックの)」でしたが「パヴァーヌ」は2本のアルトリコーダーとピアノに編曲をしました。提出用に音も必要でしたので、友達に付き合ってもらい録音しましたが、あまりの難しさに丸1日かかって録音し、友達の貴重なレポート作成の時間をつぶしてしまったのを思い出しました。
Posted by Pierre at 2007年02月17日 09:57
Pierreさん、こんばんは。
パヴァーヌは、譜面は易しく見えるし、テンポもゆったりしているし、なんといっても有名な曲ですし、弾き易いのではないかと思っていました。

しかし、いざ弾いてみると、難しい曲だということがわかりました。なぜ落差があるのだろうか、と思うと不思議な気がします。
Posted by まりんきょ at 2007年02月18日 21:22

MARUYAMA Satosi