眼科に行って検査を受けてきた。異常はないようだ。まずはほっとする。
ところで、少し前にある眼科医が書いた本を立ち読みした。内容はいろいろあったが、面白いなと思ったことがある。
それは、言葉遣いに関するものだった。眼科医は眼医者と呼ばれさげすまれているが、そんなことはない、という主旨だった。
私の語感では、眼医者と呼んでもさげすんだ感じとは思わない。眼医者という呼称は患者にとっての身近な存在であり、親しみがもてるものだから来ているのだと思う。むしろ誇らしいと思ってほしい。
〇医者がというのは他には歯医者ぐらいだ。他の標榜科は堅苦しい言い方しかないではないか。内科医、外科医(だいたい「げか」と読むこと自体、能力がいる)、耳鼻科医、整形外科医、耳鼻科医(耳医者とか、鼻医者とか、喉医者とか呼びたくとも呼べない)、皮膚科、などなど。
エスペラントでも、眼科は oftalmologio というおそらくは由緒正しい、そして目を意味する okulo からは導出困難な語彙がある。そんなことを思い出した。
posted by まりんきょ at 23:00| Comment(0)
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