2018 年 2 月

きのう電車に乗っていたら、イヤホンで何かを聞きながらケラケラ笑う若い女の子がいた。うるさく思いながらもほほえましく思っていたら、隣のオヤジが女の子をにらみつけ「うるさいな。電話するんじゃないよ」と文句を言った。私は驚いた。まわりの乗客も驚いた顔つきを見せた。女の子もびっくりしていたが、「ごめんなさい」と謝ったあとでしばらくおいて、「電話していたんじゃないんです。音楽を聞いていたんです」と釈明した。オヤジは「電話じゃないのか」とつぶやいた。女の子はさらに「迷惑をかけてすみませんでした」と重ねて謝った。しばらくすると駅についてドアが開いた。女の子はドアから降りた。オヤジもドアから降りたが別に女の子につきまとう風もなく、女の子を追い抜いて改札口に向かって行った。以上が一部始終である。

ところで、女の子はどんな音楽を聞いて笑っていたのだろうか。クレージーキャッツではないだろうし、スネークマンショーでもないだろう。俺にはわからん。

長年親しくしていた方が亡くなった。通夜が蒲田駅近くの葬儀場で行われたので行った。

標題の通り、時間がたつのはあっという間だということを痛感している。残された時間は短いが、だからといって何か集中的にやるということは考えていない。困ったものだ。
それでも、帰りがけに、ラヴェルのソナチネが弾けるようになりたい、と思った。第2楽章と第3楽章はまだ暗譜できていないので、これからだな。

この日は、午前中に税務署に行き確定申告の書類を出して来た。午後は、昔入っていた合唱団の練習があったので、千葉に行ってきた。埼玉から千葉までは往復の時間はかかるが、勉強の時間と歩いて足腰を鍛える時間と思えば惜しくはない。

確定申告の準備をした。例の国税庁長官がいる限り、納め過ぎた税金は返してもらわないといけない。

お世話になった方が、昨日突然亡くなったとの知らせが届いた。驚いた。

昼はカレーを食べた。チェーン店である。このチェーン店では、一定の枚数を集めるとトッピングと交換できるクーポンを配っている。２枚でコロッケか、ラッキョウかのどちらかが選べる。
さて、どっちがお得だろうか。ラッキョウのほうが好きだが、コロッケのほうが得な気がする。

サバ弁当を食べた。元気じゃないけれど。フランス語でのダジャレを言おうと思ったが、やめた。

つれあいに「ヤダアキコって知ってる」と聞いてみた。「えーと、テレビ局のアナウンサーだっけ」と答えたので「えっ、そうだったの」と驚いたら、しばらくして「あー、あれは八木亜希子だった」ということばが返ってきた。しばらくして「矢田亜希子はテレビに出てたよね、白い巨塔とか」と続けて、「なんで突然ヤダアキコって聞いてきたの」と尋ねられた。本当の理由は黙っていたが実はこうだ。最近私は老後の金のことを心配している。そんなとき思い出したのが「♪よーく考えよう　お金は大事だよ」というアフラックのテレビＣＭだった。確かこれに矢田亜希子が出ていたはずなので、いきなりヤダアキコのことを尋ねてみたわけだ。

私は人の顔の見分けがつかず、新垣結衣と波瑠の区別ができない。だから矢田亜希子とアフラックＣＭのことを尋ねたら笑われそうだから黙っていたわけだ。ところで、「ヤダアキコのことをヤノアキコと間違えなかった？」と皮肉っぽく聞いてみたら「間違うわけないじゃない」と言下に否定された。だから「じゃあヤダアキコとワダアキコは？」と聞いてみようかと思ったが、つれあいが怒りまくりそうなので黙っていた。

煮物弁当を食べた。二度目のポイントカードである。繰り返しになるが、消費税込みで216円から1ポイントが付く。それで煮物弁当は 429 円なので1ポイントしかつかない。悔しい。

縁あって、八重洲オッターバ（八重洲室内アンサンブルの別動隊、お座敷組）の練習に出かけてきた。練習後は某所で飲み食いしたが、料理が出てくるまで時間がかかったのにはまいった。そのせいで、飲みすぎにはならなかったのはよかった。

スパゲティを食べた。大盛ではなく、具沢山である。

つれあいが俺のことを気の毒に思ったのだろうか、今日の夕食は鶏の塊肉だった。おいしくいただいた。

通勤途中で、最寄りの駅の少し前で電車の席に座れることがある。ちょっとだけ寝よう、と思ったとたん、本当に寝てしまった、降りるべき駅まで目が覚めなかったことが何度もある。それどころか、目が覚めるのが乗り越した駅だったこともあった。気を付けよう。

昼は煮物弁当を食べた。煮物の具はいくつかある。鶏肉は共通しているが、ほかにはニンジンやレンコン、サトイモ、コンニャク、ダイコンなどから２種類が入っている。今日は、レンコンとコンニャクの組み合わせだった。煮物は体によさそうな気がするが、どうなのだろう。

最近、黒塗りだらけの報告書がよく「のり弁」と揶揄されるが、のり弁がかわいそうだ。
それはともかく、きょうは海苔弁当を食べた。いつも不思議に思うのだが、海苔弁当には海苔以外のおかずがある。私が食べたのは安かったが、それでも鶏のから揚げとウィンナーがついていた。なぜ、唐揚げ弁当でも、ウィンナー弁当でもないのだろうか。

この日の昼は、某チェーン店に行き、肉を食べた。どんな肉を食べたかというと、内緒である。というのは嘘で、二日後の水曜日にこれを書いているのだが、どんな肉を食べたか忘れてしまっているのだ。この店はハンバーグが主力商品なのだが、ハンバーグは頼まなかったと思う。私はこの店で鶏肉を頼むつもりだったが、鶏肉も思ったより高かったので避けたはずだ。では、ハンバーグでも鶏肉でもない肉はなんだったのだろう。牛肉のステーキでもなければ、豚肉のステーキでもない。
ここまで来て思い出すのをあきらめ、某チェーン店のメニューをインターネットで調べた。俺が頼んだのはやはり鶏肉だった。なぜ鶏肉でないと思い込んだのかというと、私が頼んで食べたのは野菜を含んでいる切った鶏肉だったのだが、自分が食べようと事前に思っていたのは大きな塊肉の鶏肉だった。メニューを見て、塊肉もあったが「野菜入りが健康的だな」と思い直して野菜入りのにしたのだった。恥ずかしいなあ。

スパゲティを食べた。具沢山のスパゲティで、麺は普通盛である。
その後本屋に行く。この本屋は３月で閉店すると書いてあった。いまさらながらではあるが、腹を凹ます本２冊と、数学の雑誌１冊、独学の本１冊の計４冊を買った。

この日の昼はチェーン店でカレーを食べた。マイルド、中辛、辛口が選べるので、辛口を選んだ。しかし、思ったほど辛くはなかった。味覚がマヒしているのだろうか。

この日の夕食はラーメン屋の油そばだった。汁はないので汁を飲み干す必要性はない。したがって健康的であると思いたい。ただ、ふつう盛と大盛の値段が同じだったので、おもわず大盛を頼んでしまった。これではメタボ健診でまたひっかかってしまう。後悔して店を出た。

歩行者が渡ろうとしているのに横断歩道で止まらない車が多い。俺は嫌いだ。

仲間にはピアノを弾いている人が多い。そんな人たちは、ピアノを弾いている自分の姿をインターネット上で見せている。しかし、私がピアノを弾いている写真は数えるほどしかない。単に、ピアノを弾く機会が少ないということなのだろう。

昔の写真がない理由を考えた。答えはすぐに出た。写真をとる人たちとの付き合いがなかったからである。とくに大学時代はそうだ。仲間はみな、写真機を持たない（持てない）人たちばかりだった。

故あって昔の自分が写っている写真を探した。しかし、ない。あったとしてもあほ面ばかりだ。何でこんなことになったのだろう。

寿司を食べた。回転していない寿司を食べるのは何年ぶりだろうか。
今年は金がないので、寿司は今日限りだ。回転しない寿司も回転する寿司も我慢しよう。

スパゲッティを食べた。今日頼んだのは具沢山だが麺は普通盛のものだった。大盛はこれからも昼も夜も食べないようにしよう。

南部図書室で本を４冊借りてくる。「行列プログラマ」、「Haskell」、「微分幾何」、「アンデルセン物語」である。題名はうろ覚えだ。

帰りにケーキを買った。私は酒が好きだが、甘いものも嫌いではない。つれあいと二人でケーキを食べた。
ケーキは甘くておいしいので、ついつい買ってしまいそうになる。ただ、ケーキは高いし、太るから、おいそれとは買えない。あした以降はケーキを買うまい。

医者に行ってきた。医者に行くということは病気になっているということだからあまり大きな声でいうものではない。
午前と午後でそれぞれ別の医者に行く。別の病気だからだ。
午後の医者で薬を増やされる。一過性のものだといいのだけれど。