年末に大きなケチがついてしまった。
こんなん見ると本当に将来働きたいと思えなくなる。 頼むからやめてくれ。 あなた達とは時代も何もかもが違うんだから。
コホート分析とは、着目している人間の集団(コホート)が他の集団と異なる性向をもつときに、その性向を調べる分析方法をいう。コホート分析の困難さは、ある性向が集団固有のものかどうかを、加齢に伴う性向や時代に固有の性向と識別しなければならないことである。解決策の一つとして、ベイズ手法を使うことがある。これを使えば、集団効果、加齢効果、時代効果のそれぞれを分離することができる。
さきほどの話でいえば「今の若い人はひ弱だね」という意見に対して、コホート分析を使えば、今の若い人固有の問題か、それとも加齢による問題か、さらには時代による問題かがある程度わかってくるのではないかと思える。もっとも、何をもってひ弱なのかという定義は残る。
たとえば、若年層と老年層を比べてみる。ひ弱ということばは、若年層にとってみればすぐ会社を辞めたりすることをいうのだろう。では、今の老年層がおかれているひ弱とは何か。老年層が若いときのことを見てひ弱だったか否かを思い出すことは意味がない。そして、今の老年層は働いていないのだから、辞めるものがないので、ひ弱を判定する材料にはならない。ひ弱の定義として、精神的に耐える力が乏しいこととすれば、公共の場所ですぐに切れる老年層はひ弱ではないかと思うが、あくまで私見である。そんなところにも、コホート分析の難しさがある。
ちなみに、私は「コホート分析」(あるいは、コーホート分析、コウホート分析とも)ということばを、統計数理研究所の紹介で初めて知った。この研究所は、5年ごとのコホート分析を行った結果を発表している。ひょっとしたら、ここを探せば、もう少しコホート分析についてわかるのではないかとも思う。なお、コホート (cohort) とは、帝政ローマ時代の軍隊の一個単位を表す。
私がいつも不思議に思い、かつ当然のこととして思うのが、技術は進歩して楽になると思うのだが、さらにそれでは満足せずに輪をかけて技術が進歩するので楽にはならない、ということである。あるときは電子メールが登場して生産性が向上する、という議論もあった。しかし、電子メールが増えたためにかえって処理しきれない業務が増えた。データベースマネジメントシステム(DBMS)が導入された直後は、高機能なシステムが短期間で作れるので、当初の見積の納期よりずっとシステムが早くに完成してしまい、本番リリースまでわざと寝かしておいたこともある、という話を技術者から聞いたことがある。今では DBMS を使ってシステムを構築するのは当たり前で、DBMS の大容量化や高速化で技術者は四苦八苦している。
ということで2017年も終わります。2018年もよろしくご愛顧のほどをお願い申し上げます。
NさんMさんUeさんに二番電車(だったと思う)まで付き合っていただきました。若者達は3時頃に居なくなり、タブレットの楽譜で限りなく弾き続けられるMさんが今年はアレでしたが、Ueさんも「もっと楽譜持って来るんだった」と言いながら暗譜で色々繰り出してくれました。 次の機会があれば是非最後まで・・・。 Posted by hashida at 2018年01月04日 00:20
そうでしたか、本当にブイブイといわしたのですね。ピアノの腕は落ちるし、睡眠時間がどんどん増えて夜に弱くなっていますが、まずは体力をつけて次の機会に備えたいと思います。 Posted by まりんきょ at 2018年01月04日 11:14
障子紙は日曜日に買ったもので、長さ 360 cm 、幅 95 cm の 4 倍強度と書かれている障子紙だった。他にもプラスチックのものとか、アイロンで貼れるものもあったが、高めなので遠慮した。糊は障子紙と一緒に買ったものだ。
さて、張替の手順を記す。
1. 古いタオルに水を含ませて糊が貼られている箇所を湿らせた後、今までの障子紙をはがす。障子紙の説明書には数分放置しておくように書かれているが、私たちはすぐに破ってしまった。その結果、糊がついたところに残った古い障子紙のカスをはがすのに苦労した。覚えられなくなってきましたですよ。 本年譜読みはいくつか仕込みましたが暗譜はしてません。 ・・・・・ 某所で29日確定のようです。 翌朝始発まではいかがでしょう? Posted by hasida at 2017年12月20日 23:17 hasida さんはしっかり仕込んでいるからうらやましい。私は仕込みさえできていないです。 某所で翌朝始発までは……体力が持つかどうか Posted by まりんきょ at 2017年12月20日 23:37
盤上の上ではといったらしい。