2017 年 11 月

この日は某社の宴会のごちそうを食べ、その後でその某社関係の人たちと信濃町で飲んだ。おかげで帰宅が午後１１時を過ぎてしまった。これが私の家の門限なのである。

勤務先からの帰り、新宿駅西口の古本市で、ちくま学芸文庫から出ている、志村五郎の「数学をいかに教えるか」を買った。あいかわらずこの数学者は思ったことを正直に言う人だと感心している。

寒くなり、落ち葉が多くなってきたように見える。私もぬれ落ち葉などと陰口をたたかれないようにしたいが、どうすればいいのかわからない。部屋の整理をすることぐらいか。

紀伊國屋書店から出ている「理系のための線型代数の基礎」を買った。大学はとっくに卒業したし、今後新たに大学や大学院の入試を受けることも考えていないから、何のために買ったのか不思議に思う向きがあるかもしれないが、実は私にもわからない。この本は、代表著者として永田雅宜氏の名前がある。ひょっとして、この永田氏の名前にひかれて買ったのかもしれない。
昔、数学セミナーという雑誌に、永田先生が「エレガントな解答を求む」欄にある問題を出した。私がそれに応募したところ、応募したときの私の筆名を挙げて、「長い」解答と評した（長い、ではなかったかもしれないが、要はエレガントとは程遠い内容の形容詞だった）。そのころ、永田先生が数学者としてどのような業績をあげていたかは知らなかった。
そんな昔をことをふと思い出した。ちなみに、この本は難しい。

昼食はいつものスパゲッティの店で食べたかったが満員だったので別の初めての店へ行った。結果は失敗で、高くて量が少なかった。がっかりしたのでもうその店にはいかないだろう。
夕食はぎょうざの満洲で食べた。

この日は所用で千葉まで行き、飲み食いした。時間が気になって行きはタクシーを使ってしまった。今度はもう少し時間を考えよう。

この日は平日だが、わけがあって勤務先を休み、わざわざ電車に乗って某所まで昼飯を食べに行った。初めての店であり、こじんまりとしていてシェフが給仕も兼ねるなかなか大変そうな店だったが、味は満足いくものだった。また行きたいものだ。

この日は用があって京成青砥まで行き、３人でサイゼリヤで飲んだ。

寒くなってきたからだろうが、まわりで咳をする人が増えてきたようだ。また、マスクをする人も多く見かけるようになった。私も風邪をひかないように気を付けよう。

この週はせわしない週なのだ。今から気に病んでいてもしかたがない。開き直るしかない。

「今日は寒かったのでビール（もどき）を買うのを止めた」つれあいにこう言ったあとで「だから焼酎にした」買ってきたのは茜霧島であった。

この日は新宿までチェロの練習に行った。疲れた。

必要に迫られて、gimp を使うことにした。私には絵の才能がないことがいまさらながら分かった。

昼からワインを飲んだら眠くなり、寒い中昼寝してしまった。

朝はほとんど同じ時間に家を出る。そうすると、家から駅に向かうまでに出会う人はたいがい同じだ。いつも同じ人ばかり見るのはつまらない。そう思ってしたことは、多少遠回りの道を行くことだった。これをやってみると気分がよい。今日で３日めで気をよくしていたら、別の会いたくない人がその回り道を歩いてきたのだった。なんということだ。

私は毎月２回、勤務先で30分ほどの時間を使ってある人たちを対象に説明をしている。だいたい同じ内容である。今日はその説明をする日であったが、ある個所を飛ばした。すると、そのあとで説明を受けた方から質問があった。私が説明で抜かしていた個所だ。説明を受ける人はちゃんと聞いているのだ。

勤務先で疲れた。なかなか頭が回らないので困った。

最近、同じ曲ばかり思い出している。フォーレの弦楽四重奏曲の第3楽章だ。なぜだろう。

少し前に、帰り道で公衆電話がなくなったことを記した。残りは１つだけとなったが、その公衆電話のテレフォンカードが使えなくなってしまった。テレフォンカードが使えない公衆電話なんて意味がない。どうすればいいのだ！

この日、昼間はチェロの O さんとギターの N さんと３人で、北千住の某所にて音楽合わせをした。 その後Nさんとスリランカ料理の店でカレーを食べた。
北千住の駅でNさんと別れ、神保町に向かい書泉グランデで本を買った。そこからチェロをかついだまま文京シビックセンターまで歩き買った本を読んでいた。夜はオーケストラの仲間と弦楽合奏の練習をした。ヴァイオリンのリーダーから、丸山のとる音がみんな高すぎるといわれてショックだった。 フォーレと同じように聴覚が狂ってきているのだろうか。

埼玉県民となって20年たつが、まだ一度も十万石まんじゅうをたべたことがなかった。かねがね食べる機会を狙っていたが、なかなかその機会に巡り合わなかった。ところがこの日、南越谷イオン（旧ダイエー）の地下食品売り場を見ると、十万石まんじゅうが陸王とコラボレーションした企画のまんじゅうが売っていた。うれしくなって買って食べた。あっさりした漉し餡で、いくらでも食べられそうだ。

昨日会社の休みをとって今日行くと、メールがたまっていた。こなしたり放置したりするうちに日が暮れてしまった。疲れた。なんという日なのだろう。

この日は用事があり、会社を休んだ。つれあいと某所でスパゲッティを食べた。隣の席には女性が２人いて、そのうちの一人はスパゲッティを半分ほど残していた。もったいないなあと隣で見ていたら、残した人ともう一人がデザートをそれぞれ頼んでいた。罰当たりめ。

最近は物忘れが激しいし、仕事も手につかない。この年でそんなことを考えているのか笑われそうだが、実際そうなのだ。
フォン・ノイマンという天才科学者がいた。この人が亡くなったのは53歳だった。私はフォン・ノイマンより長く生きていることに気が付いた。だからといってどうしたらいいか、まったくわからない。

職場が今の新宿はずれに移ってから５年がたった。以前は職場から駅までの帰り道に、公衆電話が４台あった。今は１台しかない。それでも私は公衆電話を使い続けたい。安いからだ。

もとから調子がいい人間ではないが、月曜日だからか、前の日まで３連休だったか、前の日に帰りが遅かったから、この日は調子がよくなかった。

赤池弘次氏がGoogleのトップページに出てきたことに驚いた。どうやら、この日は生誕90周年らしい。凄い人を選んだものだと感心した。とはいえ、このトップページが表示されたのは、日本のほかインド、スウェーデンなどごく少数の国である。それが残念だ。
同じ日に過去トップを飾ったのがセサミストリート放映開始40周年で、このときはクッキーモンスターが出ている。

私は越谷市の住人だが、普段の行動範囲は狭い。特に越谷駅以北にはめったに行かない。ただ、この日は越谷駅に行く用事があったので出かけた。用事を済ませて新越谷駅に行き、別の用事を済ませて外に出たら雨が降っている。こんなはずではなかった。

前日酒が入ったからか、寝て過ごしていようと思ったが、いろいろ思うことがあり、つれあいと一緒に行徳に行った。初めての食堂でどんなものが出てくるか楽しみにしていたら、ロールキャベツのトマトクリームソースが出来た。少し塩辛かったがおいしかった。

この日は会社で酒を飲んだ。

11月はあっという間に来てしまった。ハロウィーンの飾りは取り払われ、おせちやクリスマス商品の売り込みが始まっている。しかし、私はクリスマスとは無縁である。