世の中の政治のニュースを聞いていると、とても論理というものを粗末に扱っているように思えてならない。しかし、論理というのは説得のうちの一手段でしかないと思うと、論理だけを大事に扱うのも少なくとも現実世界では実情にそぐわないように思う。
論理学では命題論理や述語論理を必須のものとして扱い、その後様相論理とか時相論理などを好き者が研究する、というような流れだと思っている。
ときどき、時相論理を知りたいと思うことがある。ただ、私は時相論理というものを知らない。ある人X氏がある時間tで「Aは正しくBは誤り」だと言ったとする。その後しばらくしてそのX氏が時間τで「Aは誤りでBは正しい」と言ったとして、それは時相論理として正しい場合があるのだろうか、ということである。もっとも、これは論理以前の問題かもしれない。
posted by まりんきょ at 23:00|
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