越谷のサンシティ小ホールで小菅優ピアノリサイタルが行われるたので聴きに行った。プログラムは次の通り。
・L.V.ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番ホ長調
・F.ショパン:夜想曲ホ短調(遺作)
・F.ショパン:夜想曲嬰ハ短調(遺作)
・F.ショパン:バラード第4番ヘ短調
(休憩)
・西村 朗:カラヴィンカ
・L.V.ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調
ベートーヴェンは久しぶりに聴いた。ホ長調のほうは、そこでアクセントを強烈に入れるのか、などと感心するしきりだった。変イ長調のほうは、各楽章の性格付けがきめ細かく、特に最終楽章の盛り上がりが印象に残っている。
カラヴィンカは、演奏者の意図通り、ピアノからこんな響きが生まれるのかと驚いた。ソステヌートペダルを用いて共鳴させる手法はよく用いられるが、ここまで徹底して使われた曲を私は初めて聴いた。
アンコールの要望にはためらっていたようだが、1曲だけ、F.ショパンの練習曲Op.25-1変イ長調を披露してくれた。プロの技芸を感じた。
posted by まりんきょ at 20:48|
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