2015 年 1 月

土曜日は勤務先のグループ会社連合で作るオーケストラに出た。 いろいろあったがなんとか無事おわってほっとした。 打ち上げの席では私のとなりの若い人と私の向かいの若い人が手拭いをさながら雪合戦の雪玉のように投げ合っていてはらはらした。

晩にテレビを見ていたら、いかにも広島風の話し方をする医者がいた。 しかしその医者は岐阜県出身だった。 大阪からの距離が一緒だと話し方が似てくるのだろうか。

さて、ふとしたことで広島カープの３色ボールペンを見てしまった。 これ、３色といっても、色は赤と赤と赤である。 太さが違うだけのようだ。 これに関する話題がいろいろなところで見受けられるが、
「目の付け所がカープでしょ」
には笑ってしまった。
まだこの３色ボールペンは発売されていないようだが、３色ボールペンの入れ物と３種類の芯を買って、同じような赤だけのボールペンを作ることはできるはずだ。

全身マッサージを受けた。 上半身だけのマッサージは一回だけ受けたことがあるが、全身マッサージはこの年になって初めてである。
私の体は固いが、幸い今のところ骨や関節や筋肉の痛みはない。 ただ、最近、脚のつけねに違和感があったのでこの際何事も経験と勝手に決めマッサージを受けた。
マッサージ後、気になっていたつけねが楽になったような気がする。

「日本奥地紀行」をひとまず読み終えた。 今度は地図を参照しながら読んでみたい。

引き続き「日本奥地紀行」を読んでいる。 イザベラ・バードの通訳として同行した伊藤は、このときまだ18歳ということを知り、驚いた。

お誘いがあり、某所にて仲間たちが集結してピアノを弾いた。 それにしても俺は持ちネタがただでさえ少ないうえ全然広がらない。 昔よく弾いていたショパンのOp.45を久しぶりに弾いたら「丸山さん、芸風変えたんですか」と俺より少し若い衆に言われた。 私に言わせれば、変えたというより退化したというのが正しい。

オーケストラの練習に出かけた。 まだまだ自分の練習が足りない。 なお、当時の手帳には、森下 09:00 AV ホール → 清澄から 17:00 解散とある。たぶん、江東区の森下文化センターで練習したのだろう。 清澄というのは、地下鉄半蔵門線の清澄白河駅から歩いて向かった、ということだと思う。

チェロの練習をする。 俺だけ下手だとかっこ悪いからだ。

前日に引き続き、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読んでいる。 よくもこんな悪条件の中、旅行をやり遂げたと感心する。 それに比べて、俺は何をしているのだろう。

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読み始めた。 もともと、井上ひさしの「四千万歩の男」の一部に、バードのこの紀行文の一部が引用されていたことから気になっていた。 読むだけでハラハラする。

宮本常一の著作は多い。 そのうち、「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む」をこの日読んだ。 イザベラ・バードもすごいが、宮本常一もすごい。

尾辻克彦「父が消えた」に収められた短編のうち、「自宅の蠢き」と「お湯の音」を読んだ。 白昼夢を見ているような、シュルレアリスムの根源のような、それなのに妙に実感がこもった記述もありで、これは何度も読まないとわからない小説だと思った。

河出文庫から出ている「父が消えた」から、表題作のほか、「星に触わる」、「猫が近づく」の三篇を読んだ。 「父が消えた」が一番読みやすいが、それでも一筋縄ではいかない。 ほか２編も虚実がないまぜになっていて（いや、ほとんど実がないのだろうが）世の中はどういうことで支えられているのか疑わしくなってくる作品群だ。

きのうは疲れたので昼寝をした。

ダブルメジャーとは何のことだろうか。 ふつうは、大学生が２つの専攻を同時にとることをいう。 これを大学の専攻だけでなく、人生の仕事として２つの違った分野で同時に成し遂げることと解釈してはどうか、という議論がある。 この日は、ダブル・メジャーの時代（http://www.olis.or.jp/hfea/program/pro20150117.html）と題された講演に行ってきた。 ここでは、アメリカの保険ビジネスマンであり作曲家であるチャールズ・アイヴズをダブル・メジャーの典型例として講演と実演がなされた。 アイヴズの曲は理解されにくいが、味がある。 ぜひとも聞いてほしい。

源氏物語を少しずつ読んでいる。 色男で金持ちだった光源氏のことを読んで、うらやましいと思うようになってきた。

逆問題の本を読んでいる。 しかし、以前にもましてぼけてきた。 感想がかけるか心配になってきた。

あるビルにCDを買いに出かけたら、そのビルにはもうCD屋がないことに気付いた。 仕方なく本屋に行った。 逆問題の本があったので買ったが、読めるだろうか。

昼飯はカレー屋でナスのカレーを食べた。 肉はなかったし、辛かった。

某所にオーケストラの練習に出かけた。 チェロのソロを弾いていたらあまりにもひどい音で恥ずかしかった。 正面のヴァイオリンのトップが笑っていたけれど、これは仕方がないよな。
家に帰ってから少しだけ練習をした。

つれあいと私で、あるお宅を訪ねた。 たまたまドイツの話になったら、そのお宅のかたが「ぜひ元気なうちにドイツにいってらっしゃい」と勧めてくれた。 どうも私は面倒が先に立つのだが、ドイツもいってみたいとは思う。 まず、パスポートをとらないといけないな。

私は以前から八重洲室内アンサンブルの有志のオッターバという仲間に入っていたが、いろいろな事情により一年間休みをとることにした。 それを聞いた他の仲間がＬ邸という場所で慰労会を設けてくださった。 このたびは、私のあとでピアノを弾いてくださるＳさんも参加して、和気あいあいとして楽しんだ。
休みの間はいろいろと英気を養って、また一年後には復帰したい。

古い雑誌をスキャナーに読み込ませた後、捨てるためにひもで縛っている。 もっともっと捨てないのと行けないのだろうな。

きのう、大塚ひかりの源氏物語3を買ったので、少しずつ読み始めている。 それにしても、光源氏って、いやらしい男だ。 そして、このような小説だったらとっくの昔に映画化されていいはずなのだが、果たしてあっただろうか、という疑問がわいてきた。 インターネットで調べることにする。

今年はどんな本を読もうか考えている。 去年の暮買った「ガリア戦記」は最初の３ページしか読んでいない。 ほかにも、下巻だけあって上巻がないドストエフスキーの「悪霊」もある。 どこかの大学生は、４年間で１００冊を読むような運動をしているという。 この１００冊には大学の専攻で読む本は除いているので、それはきついだろう。 俺は１年間で１６冊ぐらいにしておこう。

勤務先には、取引先から頂戴したカレンダーが置いてある箱がある。 その箱の持ち主に断って、壁掛けカレンダーをいくつか持って帰ろうとしたら、近くの事務担当者に言われた。
「丸山さんはカレンダーが好きなんですね。 カレンダーをかける壁がそんなにあるんですか。 丸山さんの家は豪邸なんですか。 」
これには笑うしかなかった。

昼は食欲がないので、スーパーマーケットでおにぎり一個だけ買って職場に向かった。 その途中で道を聞かれた。 外国人だったが、日本語で話しかけられた。 「マクドナルドはどこにありますか。 」「ちょっと、ここにはないですね。 」「じゃあ、セブンイレブンは近いですか」「うーん、そこの道を歩いて１０分ほどかかります」「わかりました。 ありがとうございました。 」以上、うそは教えていない。
マクドナルドもセブンイレブンも行かないことにしている。 マクドナルドは生涯に一度しか入ったことがない（買ってきたのを食べたのは何回もある)。 セブンイレブンは年に１回程度しかいかないが、去年はもののはずみで２回も行ってしまった。 尋ね人は希望を実現できなかった。 私に聞いたのが敗因であろう。

よく昼食を食べに行く飲食店で、ふだんは食べないデザートを食べた。 甘くておいしいが、毎回食べると太るだろうな。

上野駅にある、かつくら（アトレ上野店）というトンカツ屋でトンカツを食べた。 驚いたのは出された京番茶で、第一印象がスモーキーな香りだったことだ。 ほうじ茶のバーボンかと思ったほどだ。 驚きはともかく、俺はおいしくいただいた。
ロースのトンカツもおいしく頂戴した。

休みとなると、やはり寝てばかりいる。 これではいけないなあ。

トルストイの「復活」をやっと読み終えた。 最初は気がのらなかったが、だんだん引き込まれていった。 作者が思想を語るところが古風なのだが、俺にはそれがかえってよかったようだ。