2014 年 2 月

2014年02月28日

オーケストレーションについて考える

昔、「題名のない音楽会」の司会が黛敏郎だったころだと思う。なぜか、ジュディ・オングの「魅せられて」がヒットした理由について解説した番組が放映されたことを覚えている。3種類のアレンジが紹介されて、1つはあまりに歌謡曲ぽく、別の1つは逆に歌謡曲から離れていて、結局今の、歌謡曲の中にもエキゾチックな雰囲気が漂うイントロが採用されたことがヒットにつながった、とするものだった。

数年前、筒美京平の特集がNHKであった。このときに取り上げられた曲に「魅せられて」があった。当時、筒美はオーケストレーションは他の人に任せていたが、この「魅せられて」のオーケストレーションは自分が担当したということだった。あのアレンジは歌謡曲の中で随一のものではないかと思う。

ここで言いたいのは、アレンジ次第で曲はどうにでもなる、ということだ。
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2014年02月27日

ジョイス・ハット事件を思い出す

音楽における捏造ということで思い出すのは、ジョイス・ハットというピアニストの録音のことである。このピアニストが録音したとされるCDのかなりのものが、他のピアニストの演奏だった、というのだ。なんということだろう。俺はこの事件が明らかになったときも傍観していたが、佐村河内の話題が出てくると気になって調べるのだった。
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2014年02月26日

音楽療法を考える

音楽療法、というものがある。私は音楽を愛してやまないものであるが、音楽が病気を軽減させたり、予防させたりする効果があるかということについては懐疑的である。音楽のおかげで今まで生きてこられたということは認めているが、それがすべての人に対して当てはまるとはとうてい思っていない。
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2014年02月25日

音楽における独学を考える

佐村河内守氏の話題を続ける。佐村河内氏は自己紹介で独学で作曲を学んだ、と書いている。これに関して、作曲など独学で学べるわけがない、と反論する人がいる。どうなのだろう。

独学で作曲を学んだ人といえばまず思い浮かぶのが伊福部昭である。また、武満徹も独学で作曲を学んだと紹介されることがある。ただ二人とも、完全な独学ではなく、「ほぼ」の独学であろう。おそらくは、音楽の師やプロとの交流はあったに違いない。そうでなければ、曲など書けないだろう。

すぎやまこういちも、独学者と聞いている。いきなり「夜のヒットパレード」の音楽を書けと言われたらしい。すぎやまができたのは、それまで古典派の交響曲を多く聞いてきて、そのスコアを研究したからという。

そのほか、独学で作曲を学んだとされる人はいるが、やはりなにがしかの先生との接点はあるようだ。どこまで完全な、人を介さない独学が通じるかどうかは全くわからない。

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2014年02月24日

クライスラーの話を思い出す

佐村河内の話題に関連して、いくつか音楽の話題を続ける。
フリッツ・クライスラーという有名なヴァイオリニストがいた。「愛の喜び」、「愛の悲しみ」、「美しきロスマリン」ほか、ヴァイオリンの愛らしい小品を数多く作ったことでも知られるが、同時に過去の作曲家の作品を編曲して聴かせることも多かった。ところが、編曲であるからには原曲が出てこないことに気付いたある人がクライスラーに追及したところ、実は自分が最初から作ったものであることをクライスラーが明かしたという。***の様式による%%%という曲が多いのは、作曲家***の編曲としてクライスラーが奏したときの名残である。

俺が好きなのは「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」だ。これも「***の様式による%%%」に近い作り方で、実際のベートーヴェンの主題をクライスラーが広げた曲で、佳曲というにふさわしい。
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2014年02月23日

なまりうたを聴く

今年の1月1日、テレビ朝日でなまりうたという番組があったので録画した。一か月以上たった後で聞いてみた。地方にいるのど自慢の素人が、おくにのなまりで有名な歌を翻訳してうたうというものだ。これがなかなか面白かった。まず、素人だがうまい。最近、昔の歌手が今頃出てきて自分の持ち歌を歌うという番組があるがこれが下手なので耳を覆ってしまうことがほとんどなのだが、それと比べると素人のほうが格段にうまい。そして方言がえもいわれぬ雰囲気を出している。これはいい番組だった。

結果は、決勝で熊本の男性二人組が広島の女性を破って二度目の優勝をしたのだが、結果はどうでもいい。14の道と県から参加された皆様に感謝する。
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2014年02月22日

佐村河内守の話題が出る

八重洲室内アンサンブルの練習があり、高井戸の地域区民センターに行った。反省会は西永福の魚民で行った。そのとき、ついにというべきか、佐村河内守と新垣隆の話題が出た。指揮の先生も、団員も、それぞれの思いを持っていることがよくわかった。
ある団員の方が言われたのは、だれが作ったのであろうと、交響曲第1番「広島」には感動した、ということだった。私は、佐村河内守名義の曲を全く聞いていないので何もいうことができない。あとで聞いてみたい。
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2014年02月21日

新垣隆とフォーレを考える

一音楽愛好家として佐村河内事件に関する物言いは控えていた。かえって火に油を注ぐからだ。しかし、ある方から、なぜおまえはそのことについて書かないのか、と言われたので、ちょっとずつ書いていく。

新垣隆は、佐村河内守名義で発表した作品について、著作権は放棄したといっている。ただ、人格的著作権は残っているのではないかと思うが、法律的な解釈は私は素人なのでこれ以上の発言は控える。

著作権の放棄で思い出したのは、フォーレのヴァイオリンソナタ第1番に関するエピソードである。
この曲の楽譜を出版したいとフォーレはフランスの出版社に持ち込んだがどの出版社もそれを拒否した。しかし、ある人たちの口添えによりドイツのブライトコプフ&ヘルテル社が1876年に出版を承知してくれた。このときの条件は屈辱的で、この出版社が一切の所有権を取得し、しかもフォーレに対する報酬はなしというものだった。今でこそこの曲は複数の出版社から出ているが、フランスの精華たるこの曲がドイツで出版されたというのは驚くべき事実だ。そして、フォーレは報酬を受け取れなかった。それほどの不利な条件でも、フォーレは楽譜を出版したかったのだ。

だから、新垣隆の気持ちも私にはわかる。

ラベル:ヴァイオリンソナタ 第1番, フォーレ, 新垣隆
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2014年02月20日

音楽そのものを聴くことは難しいと思う

佐村河内守名義で発表された、新垣隆による交響曲の評価はどうなのだろうか。すばらしい、という人もいれば、大したことはない、という人もいる。ただ、新垣隆名義で発表された従来の作品と比べてどうか、となるとこれは私にはわからない。どちらも聞いたことがないからだ。

音楽が恐ろしいのは、様々な書法が可能なことだ。練達の作曲家は、どんな書法でも書くことができるのではないか。少なくとも、いわゆるアカデミックな音楽教育を受けた作曲家は、クラシックの数ある歴史の中で有名な作曲家をまねてそれらしく作曲することができるはずだ。

たとえば、フランスの作曲家、ラヴェルを取り上げよう。彼はちょっとした息抜きにピアノの小品として「ボロディン風に」とか「シャブリエ風に」という、他の作曲家のスタイルをまねたおもしろい作品を作った。これは別にだますつもりなどなく、純粋に楽しみのためだったのだろう。
ラヴェルといえば、「高雅で感傷的なワルツ」というピアノ曲に関するエピソードが有名だ。この曲は、作曲者の名を、演奏後に誰の書いた曲かを当てるという会で初演された。このとき、ラヴェルファンを公言するある評論家が「こんな曲はアマチュアが書いたものだ」と公言したという。

まあ、これから佐村河内名義、新垣の曲をしっかり聞いてみたい。
ラベル:新垣隆, ラヴェル
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2014年02月19日

原博の音楽を思い出す

原博という作曲家がいた。無調の音楽で賞をもらいながら、その後あれは間違っていたといって、調性に準拠した曲を書いた人だった。今でも原博の音楽をたまに聞くと安心する。
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2014年02月18日

細川俊夫氏の音楽を聴きたいと思う

きのうは佐村河内氏の話をした。ここで、本物の作曲家で広島市出身の細川俊夫氏に登場願おう。細川氏の音楽は、固い現代音楽である。スケートで踊れる音楽ではない。こんなときこそ、細川氏の音楽を聴く機会ではないか。私はそう思う。
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2014年02月17日

佐村河内氏の広島弁を期待する

いま、巷で佐村河内守のことが話題になっている。実は、同氏のことはよく知らない。独特の風貌と、広島出身ということは覚えている。
同氏の音楽は一度は聞いてみようかなと思ったことはあったけれど生まれつきのズボラが(幸い|災い)して結局今に至るまで聞いたことがない。
しかし、同氏の本(同氏を取材した本、というべきか)の本は立ち読みしたことがある。幼少期のころの記述を見たら広島弁が横溢していた。よっぽどこの本を買って広島弁を勉強しようかと思ったほどだった。

今思えば買わなくてよかったが、広島弁を話すキャラクターとして転身すれば達川光男以来の立ち位置ができるかもしれない。
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2014年02月16日

Windows8.1に翻弄される

新たに入れたWindows8.1で、プログラムを動かそうとしたら、エラーが出る。パスが誤っているのが原因だとわかり、その根本にあるのが「アカウント名を日本語で作った」ことだったことを知り愕然とした。仕方なく、今まで作った日本語のアカウント名はそのままで、ラテン文字でアカウントを作り直した。

そのあと、日本語のアカウントで作った環境をラテン文字のアカウントに持っていくために四苦八苦している。不毛な作業に翻弄された一日だった。
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2014年02月15日

高井戸に行く

八重洲オッターバの練習に出かけた。場所は高井戸で、環状八号線のすぐ近くにある。この環八はすごく混んでいて南向きの車線はほとんど動いていなかった。

練習のあとは西永福に移動し、「おさかな道場」で飲む。
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2014年02月14日

早く帰る

この日は大雪の予報が出ていた。案の定雪がどんどん積もっていくのが見えた。昼飯はタイ料理の店で食べたが、雪が降る中タイ料理というのも乙なものだ。

さて、早めの帰宅が勤務先で出ていたので、その通り早めに帰った。無事帰宅できて一安心した。
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2014年02月13日

セキュリティの勉強をする

コンピュータのセキュリティに関して勉強している。しかし、ネットワークとデータベースがわからないとチンプンカンプンだ。今から両者を学ぶには遅すぎる。もう頭が固くなっていて新しいことが入らない。勉強をやめようかなと思うが、もうしばらく悪あがきを続けることにする。
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2014年02月12日

ケーキを買う

今朝、つれあいを怒らせてしまった。おわびにケーキを買ってきた。許してくれるだろうか。
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2014年02月11日

コンピュータの設定をつづける

コンピュータの設定を続けた。
1.MyMio CDN 850 で印刷できるように設定。
2.XP にあった WEB ページデータの移し替え
3.Caps Lock キーと Ctrl キーの入れかえ
下記ブログを参考にしました。
http://tkusano.asablo.jp/blog/2013/11/06/7043844
4.きのうの続き
 ScanSnap 1500 と Noteworthy Composer を移行したのだけれど、これが正常に働くかどうかの確認。
5.その他環境移行
 IME の漢字変換辞書、ローカルにたまったメール、ブックマークなど。
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2014年02月10日

パーソナルコンピュータを買う

Windows XP のサポートがもうすぐ切れるので、Windows 8.1 のコンピュータを買った。NEC の LaVie で、赤い。以下、やったことを書いておく。
続きを読む……
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2014年02月09日

雪かきをする

つれあいと俺が住んでいるコンクリート長屋にも雪が積もった。廊下に雪があると歩きにくいので、少しではあるが雪かきをした。雪国の人には申し訳ないぐらい簡単だが、それでも疲れた。
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2014年02月08日

雪が降るなか床屋に行く

髪がぼさぼさになっているので雪が降っているなか床屋に行った。
9時15分に着いたのだが、既に先客がいた。さすがだ。
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2014年02月07日

トンカツを食べる

昼食は外で食べることにした。初めて入った店で、カキフライを頼むつもりだったが、トンカツ定食に変えた。トンカツはこのところあまり食べていなかったが、久しぶりに食べるとおいしい。これであと半年ぐらいは食べずにいよう。
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2014年02月06日

桜の木が切られているのに気付く

朝、最寄りの駅へいく途中にある交差点で、その一角が更地になっているのに気付いた。それと同時に、その一角にあった桜の木も切られていることがわかった。桜の木は2本あり、そのうち特に大きなほうは毎年春に見事な花をつけていて、見るのが楽しみだった。

おそらく、家主が土地を売ることにしたのだろう。売るときには更地にしないといけないのだ。どんな思いだったのだろうか。
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2014年02月05日

サバ弁当を食べる

昼はコンビニエンスストアでサバ弁当を買った。魚は好きだ。
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2014年02月04日

中華料理屋へ行く

昼は中華料理屋へ行く。ここは、スープやサラダ、麻婆豆腐、はるさめがとり放題である。もっとも、前回来たときははるさめのかわりにチャーハンになっていたので気になったのだが、今日ははるさめに戻っていた。安心する。
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2014年02月03日

おでんを食べる

昼はおでんを食べた。コンビニエンスストアで三品をとって、家から持ってきたごはんと合わせて食う。これで食費が少し浮いた。
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2014年02月02日

昼寝をする

昼飯を食ったら眠くなってきたので寝た。こんな怠惰なことでいいのだろうか。
さすがにそれだけではなんなので、関数解析を勉強しようとしたが、何もできなかった。
それでも、少し学んだ。
http://livasperiklis.files.wordpress.com/2014/01/acid-bath-offers-easy-path-to-stem-cells_nature-news-comment.pdf
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2014年02月01日

八重洲に行く

久しぶりに八重洲に行く。ドヴォルジャークの曲を練習するが、なかなかうまく弾けない。飲み会は相変わらずである。
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