淡交フィルハーモニー管弦楽団第51回定期演奏会を聴きに行った。
曲目は次の通り。
・W.A.モーツァルト 歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲
・W.A.モーツァルト 交響曲第38番ニ長調「プラハ」
・P.I.チャイコフスキー 交響曲第3番ニ長調「ポーランド」
モーツァルト2曲のうち、序曲のほうはほとんど聞く機会がない。
今回聞いたのが初めてだと思う。
よくできた曲だと感じた。
交響曲は有名でこちらは何度も聞いている。
名曲といいだろう。
演奏は細かな部分はいろいろあったにせよ、全体の曲のとらえ方はよかったと思う。
チャイコフスキーは、モーツァルトの序曲と同じく、今回が初めてだった。
初物はつい敬遠してしまうのだが、今まで聞いてきたチャイコフスキーならではの節回しも半分ぐらいあり、それはそれでなかなか聞ける。
後の半分はまだこなれていないのだろうか、とも思う。
技法としては第1楽章と第5楽章がかなりいい線をいっていて、第3楽章がそれに続く。
第2楽章と第4楽章はまだ固いところがあるという印象だった。
演奏は、後半になって慣れたことがあるのだろうか、だいぶ音が出てきていたようだ。
第3楽章のホルンの響きが印象に残った。
アンコールはチャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」から「ポロネーズ」であった。
posted by まりんきょ at 21:26|
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