「まえがき」から引用する。
(前略)おそらく、将棋は居飛車有利なのだ。しかし、筆者は振り飛車は大いに有力な戦法だと考えている。(中略)本書は、そうした振り飛車の苦悩や可能性について、大いに考察を深めた内容である。 読者の皆様にとって、本書が将棋の知見をより深めるものになれば、著者としては喜ばしい限りだ。
本書の題名から期待する限り、絶望と希望が同等程度あるように思える。しかし実際に本文を読んでみると、 絶望が9割以上あるように思える。本書によれば、振り飛車で一時代を築いた大山康晴が、「(振り飛車は)むしろ、いくらか悪い手」と言っている。 それでも大山が勝利を積み重ねられたのは、独特の勝負術によるものだろう。私はその勝負術をいつか極めたいと思っている。
p.40 下段右から5行目囲いが未完性なので
は、正しくは《囲いが未完成なので》だろう。
書名 | 現代振り飛車の絶望、そして希望 |
著者 | あらきっぺ |
発行日 | 2023 年 12 月 31 日 初版第1刷 |
発行 | マイナビ出版 |
定価 | 1200 円(本体) |
サイズ | |
NDC | 796 |
ISBN | 978-4-8399-8522-6 |
その他 | 川口市立図書館で借りて読む |
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