「はじめに」から引用する:
「受け」という行為がゲーム性に深みを与えているのです。
どうか食わず嫌いをせずに、本書に取り組んでみてください。
p.85 に次のことばがある。
受けで大事なのは、方針を徹底すること。 「歩1枚なら損してもいいか」などという安易な気持ちではいけません。
これから将棋を指すときは、このことばを胸に戦おう。そして次のことばにも心打たれる。
形勢が苦しくても僅差であれば、逆転のチャンスは訪れます。
なお、p.203 では、自身の実戦譜を次のように紹介している。
これまでの手をもう一度見てください。 攻めの手はゼロ。 でも敵の攻め駒を正しく攻めれば、投了に追い込めるケースもあるのです。
この攻めれば
は、責めれば
とするのが、本書 p.109 などと整合性があってよいと思う。
書 名 | 木村一基の初級者でもわかる受けの基本 |
著 者 | 木村 一基 |
発行日 | 2014 年 10 月 15 日 第 1 刷 |
発行元 | NHK 出版 |
定 価 | 1200 円(本体) |
サイズ | |
NDC | 796 |
ISBN | 978-4-14-016230-9 |
その他 | 越谷市立図書館南部図書室で借りて読む |
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