木村 一基:木村一基の初級者でもわかる受けの基本

作成日:2020-07-08
最終更新日:

概要

「はじめに」から引用する: 「受け」という行為がゲーム性に深みを与えているのです。 どうか食わず嫌いをせずに、本書に取り組んでみてください。

感想

p.85 に次のことばがある。

受けで大事なのは、方針を徹底すること。 「歩1枚なら損してもいいか」などという安易な気持ちではいけません。

これから将棋を指すときは、このことばを胸に戦おう。そして次のことばにも心打たれる。

形勢が苦しくても僅差であれば、逆転のチャンスは訪れます。

なお、p.203 では、自身の実戦譜を次のように紹介している。

これまでの手をもう一度見てください。 攻めの手はゼロ。 でも敵の攻め駒を正しく攻めれば、投了に追い込めるケースもあるのです。

この攻めればは、責めればとするのが、本書 p.109 などと整合性があってよいと思う。

書誌情報

書 名木村一基の初級者でもわかる受けの基本
著 者木村 一基
発行日2014 年 10 月 15 日 第 1 刷
発行元NHK 出版
定 価1200 円(本体)
サイズ
NDC796
ISBN978-4-14-016230-9
その他越谷市立図書館南部図書室で借りて読む

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MARUYAMA Satosi