箱型図とはデ−タの分布を表す図の一種であり、広く用いられている。 箱型図を描くには、五数要約による中央値、ヒンジ値を求めるほか、 ヒンジ散布度 h (=上ヒンジ - 下ヒンジ)や内境界点とよぶ値を求める必要がある。 内境界点の定義は次の通りである。
内境界点=上ヒンジ + 1.5 * h (上ヒンジから外側の場合)
内境界点=下ヒンジ - 1.5 * h (下ヒンジから外側の場合)
基本となる箱型図は、次の要領で記される。
SVG で書いた箱型図があるので、 興味のある方はごらんになるといいだろう。
文献1)渡部ほか「探索的データ解析入門」朝倉書店 33ページ