文房具集め

作成日 : 1998-12-26
最終更新日:

文房具の定義

エスペラントの辞書で「文房具」を何というか調べてみると、 skribilo (単数形)だった。字を書く道具、という意味である。 すると、鉛筆やクレヨン、クレパス、ペン、筆しか文房具でないのだろうか。 そんなことはないだろう。

文房具の種類

鉛筆

私は今でも鉛筆を使う率が人より多いのではないかと思う。鉛筆を使ってメモやノートを書くことが、 今頃になって病みつきになっている。

むかし、鉛筆を作っている会社はこの3社しか知らなかった。

今でも三菱鉛筆とトンボ鉛筆は存続しているが、コーリン鉛筆は廃業したはずだ。

2018年8月12日、ある青年から鉛筆をたくさんもらった。どんな鉛筆だったか。

追って調べていこう。

ちびた鉛筆の使い方

下記のページは、短くなった(ちびた)鉛筆を、長い鉛筆や長い棒に接合して長くして、極限まで芯の部分を使おうとする試みである。 これを、芯の鉛筆道といわずして、なんと言おう。

この中のいくつかのページでも触れられているのは、中島重久堂が販売している「TSUNAGO」という鉛筆削り器である。 これは鉛筆の芯を削るだけではなく、短い鉛筆の尾部を円錐状にくりぬき、長い鉛筆の先部を円錐状にとがらせる機能もある。 これにより、接着時の接触面積を広くとって、より接合部の強度を増そうとするアイデアだ。

私が試しているのは、二つの鉛筆を特別な形状に加工することなく、単に接着剤で接合する方法である。

第1に挙げたあちゃぴーさんは、最初はコニシ木工用ボンドをつかっていたが欠点があったため、Titebond という木工用接着剤を使っている。 第2の記事の記者は、どの接着剤を使ったかは文章中では明言していないが、写真によれば「ブラシタイプ瞬間接着剤」が写っている。 類似写真の情報と合わせれば、100 円ショップダイソーの商品であるらしい。成分はシアノアクリレート 100% だから、 強力接着剤の元祖、アロンアルフアと同じ成分であろう。 第3の記事の記者、のほほんさんは、単に瞬間接着剤とのみ記している。 第4の記事の記者は、2つの鉛筆の接合部から鉛筆の芯をくりぬいて、くりぬいた穴に木工用ボンドを埋め、 つまようじを接続物として接合するという方法を披露している。

消しゴム

鉛筆といえば消しゴムである。そんな当たり前のことをなぜ書くか。大学に行って物理実験や化学実験をしたのだが、 そのときノートの取り方で注意されたのだった。 鉛筆で書いた値や字、図は消さないこと。誤りとわかったらそれとわかるように二重線で打消し、 正しい(新たな)値や字、図を書くこと。誤った値などでもその誤りには意味がある(かもしれない)から、 ということだった。

筆箱

筆箱、あるいは筆入れは、長持ちしているものがない。 小学校 1 年生のときは蛙の絵がある、ファスナー付きの平たい筆入れだった。 その後、マグネットを使った筆入れにしたが、 その後のことは大学生まで覚えていない。 大学 4 年生のとき、筆箱が壊れてしまって、ようかんが入っていた空き箱を輪ゴムで止めたものを使っていた。 あるときこの筆箱でアルバイト先の塾に行ったら、塾長が妙にこの筆箱に感心していた。

その後、社会人生活でどんな筆箱を使ったか、まったく記憶にない。 最近使った(といってもたぶん 40 歳ごろ)筆箱で覚えているのは、 明るい空色の、やはり学生が使いそうな筆箱で、同僚からは弁当箱と呼ばれていた。 たしかに、正面は大きめのスマートフォンほどあり、厚さも 10 センチほどあったから、 本当に弁当を詰めることができたかもしれない。この筆箱はあまりにも空色が明るく、 そのために汚れが目につきやすかった。汚れが筆箱をむしばんでいく中、 2 本あるファスナーがどちらも布を噛んでしまって使えなくなり、引退させた。

今使っている筆箱は 2 種類ある。一つは手帳にゴムバンドで結わえる形の小ぶりな革でできた筆箱で、 筆記用具がせいぜい 3 本しか入らない。しかし、手帳と一緒なので重宝する。 もう一つは大き目の灰色の布でできた筆箱で、こちらは無印商品のものである。(2020-05-16)

ノート

高校生では 5 冊 100 円のノートを使い、大学生ではルースリーフを使い、社会人ではノートに戻った。 幸いなことに勤務先ではノートは支給される。 もちろん、社会人になっても自分でする勉強のときは、自分の金でノートやルースリーフの用紙を買う。

サインペン

サインペンというものはどこまでを指すか難しい。私は、水性インクのフェルトペンをサインペンと思っている。

ボールペン

ボールペンは昔から今まで、一番よく使っている筆記用具だ。

消しゴムで消せるボールペン

1981 年のころだ。友人が慶応義塾大学の法学部を受けた。友人がいうには、 小論文があるのだが鉛筆は使えずペンでないといけない、 という。しかし、ペンでは間違えて書いても消せない。友人が探し出したペンは、 一定時間までは消しゴムで消せるが、 その後は消しゴムでは消せなくなるというペンだった。今でも売っているのだろうか (なお、ボールペンではないかもしれない)。 ちなみに、この友人は合格した。

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MARUYAMA Satosi