ゴドフスキー ピアノ名曲解説

作成日:2013-08-04
最終更新日:

自作と編曲

レオポルド・ゴドフスキーはポーランドに生まれ、アメリカにて生涯を閉じた。 ゴドフスキーの名はピアニストとしても、また作曲家、編曲家としても知られている。 ここでは編曲を主体に紹介する

バッハ無伴奏曲

次の作品をピアノ独奏曲に編曲している。

私が特にすごいと思うのは、ト短調のアダージョとそれに続くフーガだ。

モーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァ

ゴドフスキーが残したモーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァは次のとおり。

シューベルトの歌曲

シューベルトの歌曲は、いろいろな人たちによって編曲されている。 ゴドフスキーによる編曲も多くある。

「美しき水車小屋の娘」より

なお、美しき水車小屋の娘の原題は Die schöne Müllerin であり、「美しき」は「娘」にかかっている。だから、「水車小屋の美しき娘」という訳でもいいだろう。

「冬の旅」より

「白鳥の歌」より

単独歌曲

シューベルトの器楽曲

ヨハン・シュトラウス二世の作品

ゴドフスキーは、ヨハン・シュトラウス二世のオーケストラ曲もピアノ独奏用に編曲している。

ショパンの練習曲

ショパンの練習曲による 53 の研究( 53 Studies on Chopin's Études ) という傑作がある。

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MARUYAMA Satosi