近くの図書館に「フランス語で手帳をつけてみる」という本と「ドイツ語で手帳をつけてみる」 という本があった。両方の本を眺めてみよう。
俺がもっとも使うことばは「疲れた」だろう。ところが、ドイツ語で……のほうには載っていない。 少なくとも、さくいんに「つかれた」がない。これはおかしい、と思いもう一度本文を読み直すと 「どっと疲れた」という用例があった。こちらは todmüde ということばで紹介されている。 「どっと」と "Tod" (読みはトート)が似ているのが妙だ。 ちなみに "Tod" はドイツ語では「死」を意味する。
ではフランス語はどうか。こちらはさくいんそのものががなかった。ドイツ語と比べていいかげんなフランス語だけのことはある。 たまたま開いたページで「疲れやすい」に相当することばがあった。
je me fatigue vite
ちなみに、「疲れた」は Je suis fatigué. というのだろう。
エスペラントでは Mi estas laca. である。
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