私は常々、どんな曲でも弾けるのが理想のピアニストだと思っている。 しかし今まで「どんな曲でも」といったときの「どんな」の幅がどの程度か、 私にはつかめなかった。そんなとき、2004年4月11日に、 テレビ朝日の「題名のない音楽会21」で、 「東京の街角で聞いた好きなピアノ曲ベスト30」が発表されていた。 そこで、これらのメモを取っておいた。 その勢いで、 ピアニストとしての自分がどの程度理想に近付いているかを診断し、 チェックできる「理想のピアニスト判定クイズ」を作った。 30 曲に対するかかわりの程度を「かかわり」欄のラジオボタンで入力し、 下の「理想度判定」ボタンをクリックすると、 理想のピアニストの程度を解析し、採点する。最高点は100点、最低点は0点である。 漢字の意味は、弾:弾ける、歌:歌える、知:知っている、無:知らない、以上である。 ラジオボタンのどれもチェックしなければ、無と同じとみなす。ではどうぞ。
いかがであろうか。日本の、この時代という限定はつくが、 理想の程度は場所と時代で変わるからむしろ当然だろう。 ちなみに、私は63点だった。今の日本で、満点がつく方は1万人はいると思うが、 どうだろうか。
これら30曲を羽田健太郎ほか、稲葉瑠奈、榊原大、松浦健次の3人のゲストの方々が弾いていた。 ちなみに、「題名のない音楽会21」のホームページによれば、 ゲストの3人はそれぞれビジュアル系ピアニスト、マルチピアニスト、 クラシックピアニストだそうで、そうすると羽田健太郎は、おやじ系ピアニストなのだろうか。 なお、榊原大は以前、第 3 回で話題に出した「G-CLEF」の中心メンバーだった。
追記:今から振り返ると時代を感じる。セナのテーマはテレビドラマ「ロングバケーション」で有名になった。 表題は "Clost To You" とするのが正式ではないかと思うが、どちらにしろ俺は聞いたことさえない。 他の曲もポピュラー系は知らないのばかりだ。ただし、Waltz for Debby は Bill Evans の CD を持っているし、たまには聴いている。弾けないけれど (2016-03-26) 。
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