三輪 哲二、神保 道夫、伊達 悦郎:ソリトンの数理 |
作成日:2004-12-21 最終更新日: |
ソリトンの数理は難しいという印象がある。
まえがきでは予備知識としては微積分と線形代数, および初等的な複素解析(留数解析程度)の知識があれば読めるように配慮したつもりである.
と記されているが、どうか。 一番必要なのは、抽象化に対する理解ができるかどうかだろう。
本書2ページで、『円の対称性は,2次元空間の変換という実体をも離れて,群の積規則のみに抽象化され, 純粋化されてしまう.』と解説されている。 私はここで挫折した。
p.4 で、線形空間を `frg` で表している。ヒゲ文字は読みにくいから、通常のアルファベットと対にして示しておく。
`a b c d e f g` | `h i j k l m n o p` | `q r s t u v` | `w x y z` |
`fra frb frc frd fre frf frg` | `frh fri frj frk frl frm frn fro frp` | `frq frr frs frt fru frv` | `frw frx fry frz` |
どうやら、リー代数を表す空間はヒゲ文字(フラクトゥール)で表すのが慣例らしい。
数式表現は ASCIIMathML を、数式表現はMathJax を用いている。
書 名 | ソリトンの数理 |
著 者 | 三輪 哲二、神保 道夫、伊達 悦郎 |
発行日 | 199* 年 ** 月 ** 日 |
発行元 | 岩波書店 |
定 価 | 円 |
サイズ | |
ISBN | 4-00-******-* |
NDC |
まりんきょ学問所 > 数学の部屋 > 岩波講座 応用数学 対象 > 三輪 哲二、神保 道夫、伊達 悦郎:ソリトンの数理