日本応用数理学会誌2005年12月号

作成日:2006-08-18
最終更新日:

論文誌のとびらの言葉

わたしにとっての「応用数理」という表題である。

次の文がある。

残念ながら、 時代の流れはこの「基礎研究」を軽視する方向に流れているようでならないが、 その活動をどれだけ社会が理解し育成できるか、 それはその社会の文化的成熟度を測る物差しとなるだろう。

昔は基礎研究を重視していたのだろうか。それも私にはわからない。 私個人は、基礎研究は道楽だと思っている。 また、道楽が好きだ。だから、他人の道楽、基礎研究にも寛容である。 だから、どうして他人がその道楽を好きになっているのか、 知りたいと思う。しかし、学会誌に載るレベルの道楽は、 私には高度過ぎる。手が出ない。どうすべきか、自問している。

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MARUYAMA Satosi